◆10月15日(木)の子どもたち
2015年10月16日 金曜日
◆一人一人のペース(つぼみ)
今日は天気も良く、子ども達の体調も良かったため、中野車庫まで散歩に行くことにしました。
行く前から行く気満々な子ども達は、「帽子早くちょうだい!」と言っているように動き始めます。準備をして散歩カーに乗ったら出発です。天気も良かったので2人ずつ順番に歩いて行くことにしました。園を出発してすぐ、柵の所に着いているゾウやイルカのパネルに気付いて「あー!」と反応したり、いつもは散歩カーでしか行ったことがない道のりを歩いて行ったので、川があったり車がたくさん通ったり、バス停に着くとちょうど洗車しているのが見れたり、いつもとは違ったお散歩。片道15分くらいかけて行ったのですが、〇ちゃんは歩く事が楽しかったようで、飽きることなく手をつないでいる逆の腕をブンブン振りながら歩いていました。今日は順番に全員が歩いてみると、周りにある草花に触れてみたり、歩けることが嬉しくてすごいスピードで歩きはじめたり、センサーがついているかのように、普段の園生活の中では目にすることが少ない、ポストや自動販売機、床屋さんにあるクルクルに反応したり、子ども達それぞれが自分のペースで歩いていました。保育士と一緒に「あるこ~♪」と歌を歌ったり、散歩カーを一緒に押してみたり、楽しい散歩の時間になったようです。(K.E)


◆興味を惹くもの(ふじ1)

今日は暖かい日差しの中、園庭で遊びました。
園庭に出ると年長児がファミリースポーツデイの取り組みをしていました。
いつもと少し違う光景に子どもたちも見入っています。
何をしているんだろう?といった表情で見つめている子どもたち。
その中にも様々な姿が見られました。
ほとんど気に留める事なく砂場遊びをする子、気になるあまり動きを止めて見入る子、気になるけど近づいていけず、遠巻きに遊びながら見つめている子、興味深々で側に近づいていく子とそれぞれでした。
そんな中、〇くんはホール手前に置いてあったCDデッキとスピカーに興味津々。
触ったり、音が出ると驚いたり不思議そうな顔をしてその場から離れずにいました。時々音を止めてしまいますが、本人は気にする事なく笑顔のまま触り続けます。
音が聞こえなくなってしまう為、最初は私も〇くんの手を止めましたが、〇くんの表情を見ていると、楽しいものを発見したかのような笑顔をしており、〇くんが興味を示した事も大事にしたいと思い、幼児組の取り組みに影響がないよう気をつけながら見守る事にしました。
そこにあるものを触らないなんて、この時期の子どもたちには難しい事です。
〇くんは研究者のように、あっちを触りこっちを触りと、夢中になって楽しんでいました。
もちろん危険がある場合は、子どもたちが興味を示したものでも触れないよう気を付ける必要があり、危険なものは子どもの手の届く所に置かないなど配慮が必要になります。また、時には約束として、ここにあるものには手を触れないよう伝える場面も出てきます。その時々の場面、子どもの発達等によって必要に合った声かけや関わりをしていかなければと思います。
今後も子どもたちは、興味を惹かれるものとの出会いを沢山経験していきますが、その興味の芽がぐんぐん伸びていけるような関わりをしていかなければと、改めて思いました。
O・Y


◆やってみようかな (ふじ2)
今日は園庭で遊びました。園庭では年長が運動会の練習をしていました。その様子をチラリと時々気にしながらも、砂場など、園庭の周りで遊んでいました。
まずみんなが気になったこと(もの)は、幼児の先生がマイクで話をしていたので、その音の出るスピーカーです。音がすると、これは何だろうとスピーカーの前に集まり、じっと見つめていました。急に音がでてくると、びっくりして一瞬引いたりもしていましたが、音が出てくるところを手で触ったり、興味深く見たり触ったりしていました。
また、年長が跳び箱や鉄棒を始めました。その様子も見て、しばらくして用具が端に片付けられました。その用具が気になり、何人かの子どもたちが跳び箱のそばへ近寄っていきました。高いと思ったのか、目を見開いて驚いた表情をし、すぐ戻ってくる子どもたち、よじ登ろうとする子どもたちも見られましたが、みんな興味津々。他に可動式の鉄棒にも、近寄り、いつもの様にぶら下がるだけでは満足できず、よじ登ろうと足をかけ、更に上へ登ろうとしたり。また活発さが出てきました。その横では、小門から玄関にかけて、みんなで「よーいどん」とかけっこごっこ。手をちょこちょこ振って一生懸命早くかけていきました。何度も往復。いっぱい走り、運動会気分を味わいました。(T.Y)

◆みんなといっしょが楽しいな!(ふじ3)

今日は久しぶりに大聖堂の屋上までお散歩に行ってきました。
朝のおやつを食べ終えた子にこっそり『今日はね、お散歩に行こうと思うんだ』とお話しすると、すぐにオムツを持ってきて自分からズボンを脱いでトイレへ行く子がほとんどで、ズボンを脱ぎながらも「おさんぽいくの?」「どこいくの?でんしゃ?バス?」と頭の中はお散歩への楽しみで広がっているようでした。やる気スイッチが完全にオン!になったようでとっても素早い子どもたち、とってもかっこよかったです。
ミッキー体操が終わるといつもは紙芝居・・なのですが、今日はすぐに靴下を履いて出発することに。これまた履き終わるのが早い早い。やる気スイッチ効果なのでしょうか、でも最近は一人でスムーズに履ける子が多くなり、本当に成長を感じています。
待ちに待ったお散歩へいざ、出発です!お散歩カーに乗っている時間もいろんなものを見つけては教えてくれます。
遠くに飛んでいる飛行機も子どもたちの観察力があれば見つけるのは一瞬。本当に小さくて雲がかかった空に紛れた白い飛行機、言われても見つけるのが一苦労・・なものでも見つけてしまうのですから本当に凄いです。
「もうちょっとで着く??」なんて途中で聞いてくるくらい楽しみにしていたようで屋上に到着すると大興奮の子どもたち。
見えるものすべて不思議でいっぱいなのか、「あれはなに?」「ライオンみたいだね」「あっちのは??」とたくさんの不思議が飛び交っていました。
そしてまたまた飛行機を発見。すると□くんが「どこいくのかなぁ・・」とまた不思議を口にしました。するとそれを聞いた〇ちゃんはすかさず「買い物にいってるんだよ」と答えたので、そんな可愛い発想に思わず笑みがこぼれました。
秋とはいえ、日差しに当たるとあたたかく、日陰の場所を見つけると、少し疲れたのか自分で座りに行った◇ちゃん。ごろ~んとすると、気持ち良さそう!と思ったのかみんな集まってきて隣にごろ~ん。日陰で涼むように寝転がる子もいれば、日向ぼっこをする子もいたり。自分で調節しながらひとやすみしたり、思いっきり身体を動かしたりして楽しむことができることも子どもたちの成長の証だなぁと感じました。
広い場所なのに、階段を登るのも降りるのも、広場を走るのも、一人がどこかへ行けばみんなが動き、ぼくも!わたしもー!とみんなが同じことをしようとして、みんなで笑い合っている姿を見て、ふじ3くみの深い絆が見え、とても嬉しく思いました。
S.S


◆ペタペタが得意です。(きく)

今日は朝から大忙し。ファミリースポーツデイで使うもの作りをしました。最近はお天気が続いていたので、お部屋で過ごすのは久しぶりです。
まずは、競技で使うハチマキ作り。緑色の帯状の紙にシールをペタペタ張ったのですが、みんなシール貼りはお手のもの。一人ひとりにいろんな色シールが入ったカップ
を配ると、迷うことなく夢中でペタペタ貼っていきます。貼り方もそれぞれにこだわっていて、個性的で色とりどりのハチマキが出来ました。シールを剥がした時にでるゴミもちゃんと入れ物に入れていました。世界に一つだけのハチマキを本番で頭につける姿を見るのが待ち遠しいです。
おひさまグループの旗も作りました。0,1歳児の手形スタンプの周りに足型スタンプをおしていきます。これが出来るのは一人ずつ。みんなはやる気持ちを押さえながら、友だちがやっている様子をじーっと見て待つことが出来ました。待つ時間が長ければ長いほど、自分の時間が来ることが嬉しくなります。順番が来た時の嬉しそうな笑顔には葛藤の末の大きな喜びが満ちているように感じました。
パンフレットには指スタンプでカラフルな模様をつけました。5人くらいずつ、一つのテーブルで行います。スタンプ台を人差し指で触ってみると「ふわふわしてる」「あったかーい」と嬉しそう。楽しくなった〇くんは、隣にいる△くんが取りやすいように近くにスタンプ台を寄せてあげ「いいよ」と言っていました。そんなふうに優しくしている〇くんが一番嬉しそうで、あたたかい関わりに心がほっこりしました。
ファミリースポーツデイまであと一週間ちょっと。少しだけいつもの日常と違うこの期間が、子どもたちにとって楽しい思い出になるように、工夫をしながら関わっていきたいと思います。
(N.M)


◆楽しみな気持ちと憧れ(たんぽぽ)

過ごしやし秋の陽気が続いていますが、体調の変化は著しく咳・鼻水は絶えずで熱も出やすくなっているので、充分に体調の変化に気を付けて見ていきたいと思います。
ファミリースポーツデーまで約1週間ちょっとと近づいてきました。
当日に身に着けるグッツの製作をしたり、体育遊びをしたりしつつ、ファミリースポーツデーが楽しみになるよう、色んな場面でお話ています。
保育者の手を借りずに自分でできることがたくさん増えた子どもたち、靴下が一人で履けたことを喜んで「せんせい、できた」と教えてくれた〇くんに「さすがだね、ファミリースポーツデーに出るお兄さんはすごいね」と褒めると得意げな表情を見せてくれていました。
お片付けをして、「せんせい、ぴかぴかになったよ」と教えてくれた◇ちゃんにも「さすが、ファミリースポーツデーに出るお姉さんは素敵だね」と褒めると「うん」と満面の笑みを浮かべていました。
こんな感じで、ファミリースポーツデーが楽しみで、出たときの喜びが少しでも感じてもらえるように関わってみています。
今日は園庭で、ひまわり組のお兄さんお姉さんがファミリースポーツデーに向けての練習をしていたのですが、靴を履きベランダへ出るといつものように園庭を覗き込んでいた△ちゃん「せんせい、なにかやってるよ」とワクワクした様子で聞いてきたので、「お兄さん、お姉さんがファミリースポーツデーの練習をしてるんだよ」と伝えると、興味がわいてきたようです。「△ちゃんもでるの」と尋ねて来たので、「うん出るよ」と伝えると何だかうれしいようで、その場でジャンプしていました。
園庭に出て近くで練習の様子を見て、一緒に出れる喜びからの眼差しから、一瞬にしてお兄さんお姉さんへの憧れの眼差しに変わっていました。
どんなことをしているのか気になる様子で、釘づけになってじっくり見ていたり、ウッドデッキに座り鑑賞したり、「おにいさんがんばれー」と手拍子しながら応援していたりと、練習が終わりまでその場を動けないくらいに、衝撃を受けていたようで、みんなの心の中では、お兄さんお姉さんみたいになりたいな、出来るようになりたいなという気持ちが、よりいっそう強くなっているように感じました。
たくさんの人の前で走ったり踊ったりすることは、みんなにとって初めての事なので、緊張感や不安を感じることがあるかもしれませんが、今の楽しみと感じてくれている気持ちや、幼児さんへの憧れを大事に、当日が楽しい時間になるように、関わっていけたらと強く感じました。
(M・Y)


◆お散歩(もも、ゆり)

今日はもも、ゆり組合同で児童館公園にお散歩にいきました。お散歩に行けるのが嬉しくて準備する間もウキウキニコニコです。育子園を出発して、足取り軽やかにお散歩が始まります。〇ちゃん「手を上げて渡るんだよね。〇ちゃん、もうできるよ」と胸を張って手を挙げて横断歩道を渡ります。途中工事現場の横を通りました。そこで動いているショベルカーに子ども達は釘づけです。△くん「なんでお家壊してるのかな?」保育士「きっと新しいお家を建てるためなんじゃないかな?」△くん「そっかー」。と△くんは興味津々です。
児童館公園に着き、早速もも組のかけっこをします。「□□くんがんばれ!」とそれぞれのグループのお友達を応援する、すてきな気持ちのゆり組の姿がありました。全力疾走で駆け抜けるもも組、ゴールで待つ先生に抱き着く姿がとてもかわいいらしいです。
ゆり組のかけっこの後、△△ちゃん「△△ね、2番になったの」☆くん「がんばったら、1番になっちゃったよ」とそれぞれ頑張った気持ちを教えてくれるほど、うれしかったんだなと感じます。
朝の会の後や、おやつの後に毎日のようにダンスをしているので、違う場所でも上手に踊っています。きっとファミリースポーツデイ当日もかっこいい姿が見られるのではないかなと思いました。
一つの行事で年齢ごとに取り組む事が違っても、それぞれ興味を持ち楽しさを共有していける環境をこれからも整え、丁寧に関わっていきたいと思います。
K.S

◆がんばってます。 (ひまわり)

ファミリースポーツデイまであと10日。
ひまわりぐみの子どもたちは、お遊戯、リレー、鼓笛隊など、たくさんの成長を見て頂くので
今日は、園庭でお遊戯や体操の練習をしました。
はじめて全グループ揃っての練習で、始めに保育者が流れを説明し実際に音楽をかけながらやってみました。はじめは戸惑い気味の子どもたちも、鉄棒やなわとび、跳び箱をやっていくうちに笑顔になっていました。「この間は4段飛べたのに、飛べなかったよ。また練習しよう!」と言っていた子もいました。できなかったことができるようになる事も成長ですが、「できないんだからしょうがない。もういいや。」とあきらめていた子どもたちができるようになるまで努力ができるというのは、もっと大切な成長だなと嬉しく思いました。
そして、練習の後は英語教室の時間でした。練習でがんばった後、遊べなくても文句も言わず
楽しそうに一生懸命英語教室の時間を過ごしている、ひまわりぐみの子どもたちに「がんばったね。」と心から声をかけました。 H・T

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