◆10月14日(水)の子どもたち
2015年10月15日 木曜日
◆きょうみ(つぼみ)

今日も見事な秋晴れでした。雲ひとつない青空の下で子ども達は元気にあそんでいました。
園庭に出て〇くんが興味を示したのは、ふじ組が用意した平均台です。
平均台の上にちょこんとまたがって座っている〇くん。
保育者が最初に行動したのは「危ない」と思って〇くんを平均台から降ろしたことです。
しかし、〇くんは自分が出来ることで平均台にチャレンジしていたのだから、安全を確保しつつもう少し経過を見守ってあげることが出来ればよかったのかもと思いました。
〇くんが出来そうなあそびの提案を、見本を見せつつ一緒に楽しめることが出来たらもと楽しい経験が出来たのではと感じました。 反省を胸に平均台に誘いましたが、もう違うあそびに興味を持っていました。
次に〇くんが興味を持ったのは巧技台でした。今度は様子を見つつ安全にと関わり、巧技台のすべり台を登ったところで保育者が手をつなぐと、〇くんはゆっくりと慎重に巧技台を降りました。〇くんのチャレンジする気持ちを大切に出来たかなと思いました。Y.N

◆電車!電車!(ふじ1)

今日は地下鉄を見に行ってきました。
時間によってはたくさん見られる時もあるのですが、今日は少し見てから園に戻り、園庭で遊ぼう!ということで少しだけ見てきました。
数名は歩くことの経験をしながら、無理なく楽しく歩いて、途中バスが通ると「バス!バス!」と指差して教えてくれたり、散歩カーの中で、場所の取り合いをして押し合ったりもしながらなんとか無事に到着。
目の前で電車が見えると、びっくりして泣き出してしまう子どももいました。子どもにとっては大きすぎて怖い!という感情もあるのでしょう。子どもによって表し方は様々でした。
帰ってきてからは園庭で過ごしましたが、子どもたちもそれぞれ砂場や体育遊びですべり台を上って手をつないでジャンプしたりして、楽しく過ごしました。
木の枝を手にして保育室まで持って来たり、「おかえり!」と保育室に入ってきたので、「ただいま」って言うんだよ、と伝える会話があったりして、成長している姿を見ることができ微笑ましく、こちらの気持ちも和やかになります。
今週は天気も良さそうなので、元気いっぱい遊ぶことができるよう、体調管理をしながら見ていきたいなと思います。(M・T)

◆跳ぶ (ふじ2)

お散歩から帰って来ると、園庭に準備されたものがありました。
既に、2歳児がやっていました。
それは、巧技台を上ってそしてジャンプです。
始めは3段からです。
室内でも何度もやっているものの、靴を履いているといつもよりやや大胆になるようです。
上るスピード感は室内とはちょっと違います。
スタスタスタスタ・・・
上まで行くときっちり立ち止まり、下を見て高さの確認をしました。
行けるいけると思う子は、ぴょーんとジャンプします。
少し躊躇する子は、保育者の手を借りてやったつもりジャンプ。
不安に思った子は、手をついて向きを替えて足からそっとおりました。
その挑戦の中で、素晴らしい姿を見つけました。
①順番を守るための列が出来ていること。
②やっている子の姿を見て、「すごい、すごい」と拍手をしながら応援していること。
これは本当にふじ組なんだろうか・・・と考えてしまいます。
その時の表情は、まさに豆菩薩。
真心を感じました。
さて、今日の活動は 来たる『ファミリースポーツデイ』のお楽しみになりそうです。
楽しく気持ちを高めてジャンプです。
(n.s)

◆園庭で体育あそび(ふじ3)

いつも、廊下やホールでやっている平均台や巧技台を、今日は園庭に出してやることにしました。
初めは全く巧技台などが目に入らなかったのか、いつも通りに砂場などで遊び出す子どもたち。
そこで、保育士が「見ててね」と声を掛けて、子どもたちの注目を集めて、実際にやってみると、次々に「やってもいい?」と後に続いてやり始めてくれました。
いつもは裸足でやっていますが、今日は靴を履いています。砂もついていて滑りやすくなっていましたが、子どもたちは自分でしっかりバランスをとったり、足を踏ん張ったりしながら上手にこなしていきました。
ジャンプが苦手で慎重派の〇くん。
低い段でもジャンプで降りるのは苦手で、お尻をついて降りるのですが、今日はやる気満々。
「〇くん、ジャンプだよ」と声を掛けると、勢いよくジャンプ。
見事、一人で巧技台からジャンプすることが出来ました。
みんなから拍手をもらい、嬉しくなった〇くんは、自信がついたのか何度の挑戦し、最後には巧技台5段(高さにして50㎝くらい)をクリアーしていました。
幼児用の平均台にも挑戦。
初めは「手、つないで」と言っていた子どもたちも自然に「ひとりで」とスイッチが切り替わり、横歩きでバランスを取りながらゆっくりを進んでいきました。
最後までたどり着くと、「出来たよ」と嬉しそうに教えてくれる子どもたちの笑顔は最高です。
園庭で遊んでいるのはふじ3組だけではありません。
つぼみ組から年長まで、たくさんの子どもたちが遊んでいます。
幼児組の子が立って坂を登る姿を見て、支えなしで登ろうとする子がいたり、平均台を前を向いて渡っている姿を見ると、マネをしようと保育士の手を借りて前向きに渡ろうとしたりと、いい影響がたくさん見られました。
また、つぼみ組の子が坂を登ろうとすると、近くで応援したり、坂に一緒に横になって顔を覗き込んだり、優しくて頼もしい一面も見ることが出来ました。
同じ体育あそびでも、やる場所や条件を変えることで、子どもたちにとってはいい刺激になり、私たち大人も子供たちの笑顔や発見がたくさん見ることが出来るので、子どもたちの世界がドンドン広がるような関わりをしていきたいと思いました。(E.Y)


◆園庭へいざゆかん(きく)
園庭に行く時、子どもたちは、靴を履くとフェンスによじ登りました。前の交番のおまわりさんが表に立っていて「おまわりさんがいたよ~」と大盛り上がり。「おまわりさんおはようございま~す」と手を振ってご挨拶していました。
ファミリースポーツデーの話をすると、「よーいドンをする日」との答えが返ってきます。子どもたちの中では、よーいドンをする日を楽しみにしているようです。園庭に出るとたたきの所に向かい、子どもたちで同士でかけっこが始まりました。自分達でよーいドンと代わる代わる言い全速力でかけっこをしていました。その時の表情はニコニコの笑顔。全身で走ることの楽しさを感じているようでした。
園庭の端の固定車に乗っていた〇ちゃん。「どこにお出かけですか?」と聞いてみると「お弁当食べるところに行くの」とハンドルを動かしていました。「公園?」「違うよ~遠いの」としばらく走らせると「お弁当食べるところに着いたよ」と車を降り、実のなっている所に行き紫色の実を収穫してジャンプ台下のマットに座り、ピクニックしていました。〇ちゃんが今まで経験してきた事と園の環境がミックスした瞬間でした。
◇君、▽君、◎君は1つのフープに入り電車ごっこを楽しんでいました。3人で行くあてもなく園庭中をグルグル。川を渡ったり築山を登ったり、大冒険。◇君が躓いてしまうと大丈夫?と声を掛けながらもどんどん進んで行ってしまう▽君と◎君。しかし◇君は泣くでもなく待ってよーと怒るのでもなく、なんと笑顔で起き上がり走って追いかけ、笑顔のまま2人のいるフープの中に戻って行きました。
3人で遊んでいることが転んでしまう事より、おいて行かれてしまう事よりも楽しく、◇君の中で重要なことだったようです。純粋にお友達といることを楽しみ、ただ遊びを楽しむ。簡単な事のようですが、成長するに従い、難しくなることの1つですね。
(K☆H)

◆ファミリースポーツデイ?(たんぽぽ)

朝の会で『ファミリースポーツデイ』の話をしてみました。子どもたちは「〇くん難しくて言えないな」「△ちゃん言えるよアミリーなんだっけ?」とだいぶ苦戦しています。「ファミリースポーツデイはね、お父さんお母さんに、いちについて、よーいどんするところとか、はしごを登ったりジャンプしたりするのを見てもらう日のことなんだよ。お兄さんお姉さんになったんだよっていうところを見てもらいたいね。」と伝えると「ドキドキしちゃう」という子どももいました。
「今日はファミリースポーツデイの練習ともう一つやりたいことがあります。お部屋で育てていたどんぐりさん、もっと大きくなるためにもっと大きな入れ物に入れてあげたいと思います。」「えーやったー!やるやるー。」ノリノリな子どもたちに救われます。
園庭に出ると平均台やフープ、ジャンプ台などに挑戦したり、かけっこを楽しむ姿がありました。今まではこちらが環境として用意し、子どもたちにも慣れてもらっていましたが、『ファミリースポーツデイでお家の人に見てもらう』という情報を新たに加えると子どもたちも意識しながら「ママ見てくれるかな?」などという声も聞かれました。
何人かでどんぐりを植え替えてみたのですが、どんぐりの生命力に驚かされました。プラスチックのコップの形に沿って丸く根っこを張っていたのです。保育者の驚いた表情に子どもたちも「なにこれ?丸くなってるね。なんで?」と話が飛び交います。「きつかったのかな?」と△ちゃん。「もっと大きくなるんじゃない?」と〇くん。いつの間にこんな高度な話ができるようになったのでしょうか。
今日はいつにも増して「見て、お姉さんみたいでしょ」「お兄さんだからできるもん」といったような声が聞かれました。
その一つに着脱があります。子どもたちの体もどんどん大きくなり、小さいサイズのものや、首周りのきついもの、ボタンのものなどができず、悔しくて涙を浮かべる子どもがいました。できるようになったからこその悔しい思い。まだ生まれて3年もたたない子どもたちなのにそんな感情が芽生えています。
脱いだ服をひっくり返したり畳んだりも上手にできないと悔しいという子どももでてきています。(表現方法は様々ですが)個人差はありますが、今が子どもたちの「やりたい」と言う気持ちが高まっている時なのかなと感じます。半袖は上手にお着替えできるようになったのに次は長袖。季節の移り変わりとともに自然とレベルアップの時です。
私たちも一人ひとりに合った関わり、援助をしていきます。子どもたちの「やりたい」が伸びるよう、お洋服のサイズやデザインの見直しもおうちの方と一緒に考えていきたいと感じました。(kh)

◆ダンス(うみグループ)

今日は年長の子ども達が鼓笛の衣装合わせをしました。
それを朝の集まりで伝えると、もも・ゆり組の子ども達は「年長さん何しに行くの?」と何度も聞いたり、「鼓笛だよね」と年長になったらできるんだと憧れの眼差しで見つめる子もいました。
朝のお集まりの後は遊戯のダンスをしました。
子ども達が「せんせい、曲ながして」と意欲的によくやっています。
昨年のドラゴンナイトも最近まで踊っていたほどダンスは好きな子が多く、新しく覚えたダンスは、もも・ゆり・ひまわり組関係なく、3曲すべて踊れる子も増えてきました。
特に女の子は鏡を見ながら、立ち位置や決めポーズをして自分がどのように見られているかをしっかりチェックしています。
カメラを向けると更に張り切っています。
異年齢だからこそできる関わりも見え、子ども達が楽しんで取り組むのを1番大切にしていきたいなと思います。(B・K)

◆考える(にじグループ)

朝の会で…。
今日お誕生日を迎えた〇君が、皆の前で発表されました。
呼ばれた〇君はちょっぴりドキドキしながら前に登場。
皆にお祝いされるのは嬉しいものです。
皆から質問が続々出てきますが、ハキハキと答える〇君。頼もしい姿を垣間見ました。
そして、今日のお当番発表。
「名前の一番下に[う]が付く人!」と聞かれ、考える子どもたち。
でもすぐさま「◇くん!」と答える速さに、ビックリしてしまいました。
次もまたその次も、お当番6人あっという間に当たりました(今日は男の子ばかりでした)お見事です。お当番さんも元気よく自己紹介もできました。
朝の会を終え、ひまわり組は鼓笛の衣装合わせ、ゆり・もも組はお部屋や園庭で遊びました。
鼓笛の衣装を合わせると、ファミリースポーツデイへの期待も一段と高まっているようです。
△君は「先生、みてみてー」と嬉しそうに衣装を見せてくれて、嬉しそうでした。
園庭では、久しぶりに砂場遊びが大盛況。
砂場の道具を使って遊ぶのも久しぶりです。
思い思いの遊び方を楽しんでいます。
砂を深く掘って友達の穴と合体させてみると、長い谷の様な形ができました。
それを見て、川の様に水を流してみたくなり、皆で水を運ぶことにしたようです。
それぞれカップを持ってせっせと水を運ぶのですが、すーっと砂が水を吸い込んでしまうので、残念ながら川のようには流れませんでした。
でもその湿り気のある砂を使って、後から来た児が型抜きを楽しむこともできました。
おかたずけの時間になり、もっと☆君は遊びたかったようです。
砂場の道具を砂でかぶせて隠していました。
必死の姿に思わず笑ってしまいました。
それぞれに、子どもたちは日々考えながら遊びを広げているのだなぁと改めて感じました。
これからも、もっともっと広げていきたいと思います。
(I.Y)


◆大好きな…(そらグループ)

園庭で好きな遊びに夢中になったり、ファミリースポーツディに向けてひと頑張りした後は、給食の時間。今日はカレーライスでした。
園庭から保育室に戻りたがらない児にひと言「今日はカレーだよ。」というだけで走って帰る程大好きなメニューなようです。
皆で揃って「いただきます。」の挨拶をした後は給食室の先生が毎日必ずメニューの紹介をしてくださいます。その時によって質問形式にしたり、これを食べると自分たちの身体にとってどのように良いのか伝えたりと工夫して子どもたちにとって伝わりやすいように工夫してくださいます。
毎日の積み重ねによって食材について詳しくなってきた子どもたち。年少児から年長児まで競い合うように質問に応えています。
振り返ってみると、自分で食べられる分量を伝え苦手な野菜も少量から挑戦していた年少児の4月。
今ではそんなに沢山食べられるの?と思わずこちらが聞いてしまいたくなる程の量をぱくっと一人で食べてしまう姿に感心しています。
大好きなお友だちと給食を食べられることの嬉しさがとても感じられた日でした。(K.Y)


Posted in 園のこだわり