◆10月13日(火)の子どもたち
2015年10月14日 水曜日
◆それぞれのタイミング(つぼみ)

子ども達が大好きな「だるまさんが」の絵本。
朝の集まりでよく読んでは子ども達と楽しんでいます。
子ども達が大好きなのでだるまさんのお面を作ってみんなで被ってみようと思い、用意してみました。帽子が苦手な子もいますので、ペンダントのように首から掛けるタイプも用意し、「見て~だるまさんのお面を作ってみたよ。」と保育士が被ってみると『ぼくも・わたしも~』とすかさず被りたいとアピールしてくる〇くんと△ちゃん。被らせてもらうと嬉しそうにお面を触っていました。〇くん達が被ったのを見て安心した様子の□ちゃんも二人を追って被り始めます。◇ちゃんは被るのは苦手だけど首に掛けるタイプのは積極的に被り喜んでいました。
お面をかぶりながら「だ・る・ま・さ・ん・が・・・どてっ」とみんなでだるまさんのストーリーに合わせて体を動かして楽しんでいます。子ども達は立ち上がったり、座ったままだったりと様々な体勢で参加していますが☆ちゃんはお部屋の隅っこにひっそりと佇んでいました。☆ちゃんはだるまさんがのお話が好きです。ですが、お面にはあまり興味を示さず、だるまさんがのお話にも今日は参加してきません。今日は気分が乗らなかったのかな?と思っていたのですが、急にうしろから「だ!」と大きな一言が聞こえてきました。
不思議に思って振り返ると背中を向けた☆ちゃんがお面を手に持ち、はっきりしないながらも「だ・る・ま・さ・ん・・・」と言って体を揺らしていたのです。続きの一言が出てこなかったので話の流れで「がー?」とこちらで言ってみると「どえ(て)」と言って倒れたのです。
☆ちゃんは今までも遊びの中で電話をする振りをしていて保育士と目が合うと恥ずかしくなってやめてしまう事が度々あったので今回も見ている事が見つからないようにこっそり様子を見させてもらいましたが、こんな風に自分でストーリーに合わるといった事をするなんて驚きでした。
また、みんながいなくなったらお面をかぶりたいと保育士に持ってきた◎ちゃん。
こちらがアクションを起こした時には反応がなかったとしても、みんなそれぞれ自分の『今』というタイミングで楽しんでいてくれたようです。
「あの子、あまり興味なかったな~」「被り物は苦手だったな」とその一瞬で決めてしまいがちですが、一人ひとりのペースで、一人ひとりの楽しみ方で参加していてくれたのを感じました。
みんな、保育士が起こしたアクションをしっかり受け止めてくれているようです。
K・E

◆心の栄養(ふじ1)

連休明けでちょっぴり疲れ気味の子どもたち。早めに園庭から戻るなど、子どもたちの体調を見ながら過ごしていきました。
『3匹のヤギのガラガラドン』のエプロンシアターを見ました。保育士がエプロンを着けていると、興味津々な表情で見つめます。何度目かのエプロンシアターの為、楽しい事が始まると分かるようで、期待を込めた熱い眼差しを送っていました。
ヤギが登場すると、「あっ!わんわん!」と声を上げる子が数人いました。まだヤギとは分からないようですが、思い浮かんだ動物を一生懸命声にしている姿が可愛らしいです。
中には『あれは何だろう?』といった顔で不思議そうに見つめている子もいました。
普段子どもたちは、絵本や図鑑に出てくる犬や猫、象を見て「ワンワン」「ニャンニャン」「ゾウさん」など、指をさしながら言えるようになってきており、新たなヤギとの出会いで、また絵本や図鑑を見る楽しみが増えました。
怪物のトロルが登場した時には、やはりこわいと感じるのか(見た目はモグラのような可愛いらしい姿をしていましたが)、側にいる保育士に抱き着いたり後ろに下がるなど、真剣な表情。
最後の見せ場である、1番大きいヤギとトロルとの対決では、みんな動きを止めてじっと見入っていました。
子どもたちの様子を見ていると、保育士の動きや声に反応し、物語を楽しんでいるのが分かります。
普段から絵本が大好きだったりと、お話に毎日触れている事もあり、感性の豊かさを感じました。今後も沢山の事を吸収して感性が更に磨かれていく事と思います。
様々な形でこれからも多くのお話に触れ、子どもたちの心の栄養に役立てていけるよう取り入れていきたいと思います。
O・Y


◆誰かな?&楽しい!(ふじ2)

今日は朝から元気いっぱいのふじ2組の子どもたち。
朝の集まりのときに子どもたちのお名前を順番に呼び、「お休みのお友だちは誰かな?」と保育士が言うと考え込んでいます。ふと手拭きタオルの写真を見て分かったのか「◎ちゃん!」「△ちゃん!!」「□ちゃん」とお休みの子の名前が出てくるようになりました。
「みんなすごいね~」と褒められると得意げな表情を浮かべていました。
さあ、園庭に行こう!と外に行く準備をしてレッツゴー!
すぐさま■ちゃんと☆くんが行ったのはプランターの前。そこにはトマトやピーマンがなっています。花だったところにピーマンがなっているのを見て「あー!!」と嬉しそうな顔をしていた☆くん。■ちゃんはピーマンを優しく撫でてあげていました。
次はトランポリンへ。
お友だちがジャンプして楽しんでいるのを見ると自然と仲間が増え、トランポリンの上は満員御礼。うまく飛べない子も保育士の「1.2.1.2.」という掛け声に合わせて足踏みをしたり、ジャンプできる子はリズムに合わせてジャンプします。転んでも笑いながら立ち上がって何度も繰り返していました。
お友達と関わることが楽しくなってきたようで一人になる時間が少しずつ減ってきたふじ2組。一人で遊びたい時もあるかもしれませんがやっぱりお友だちと遊んでいる時の方が笑顔があふれています。
これからもお友だちと遊ぶ楽しさを感じられるような関わりをしていきたいと思いました。
(K.H)

◆みんなの笑顔 (ふじ3)
連休明けの今日、にこにこのみんなの笑顔に朝から心がほっこりしました。
今日もいい天気になり「園庭にいきまーす」と言うと「やったー」と嬉しそうに両手を万歳していました。
靴下を履くのもいつもより早く感じました。
なかなか履けない△くん。「できないから~やって」と靴下をさしだしてきました。
今まで「できない」「やって」と言ってた△くん「〇〇から~〇〇」と接続詞を使ってお話しするようになっていることに驚きました。
△くんだけではなく他の子もお話しがさらに上手になっていて驚くばかりです。
靴下を履いている隣で絵本を読もうとしている〇くんに◇くんが「絵本コーナーで読むよ」教えてあげていました。少し前に保育者が言ってたのを聞いていたのだと思います。やさしく絵本コーナーに誘いそのままふたりで読み始めました。
靴下を履いて園庭に行く準備をしていたのですが、ふたりのやりとりを見守ることにしました。ふたりはその後、みんながいなくなったのに気づき靴下を履いて園庭に行きました。
園庭で思いっきり遊ぶ子どもたち。
休み前に園庭で遊んだことの繋がりがあったり、平均台やロッククライミング、太鼓橋などお兄さんたちがやっていることに興味を持ちチャレンジしてみたり、裸足になって砂場で遊んだり園庭の砂の感触を楽しんだりと思い想いの遊びを楽しんでいました。
t*s


◆「よーいドン!」(きく)

連休明けはそれぞれお出かけのエピソードが多いようで、朝から子どもたちのおしゃべりが止まりません。子どもたちの様子を見ていると楽しかったことが伝わります。
今日は朝の集まりの時にもう少しでファミリースポーツデイがあることを話してみいました。カレンダーを指さしながら「もうすぐファミリースポーツデイがあるんだよ。お外で、ヨーイドンってかけっこしたりするんだよ」と話してみました。
「ふぁみりーすぽーちゅでい?」「みんなでよーいどんするの?」っとなんだか子どもたちなりに想像を膨らませていました。しばらく「ふぁみりーすぽーすでい」と繰り返し言う子どもたち。「今日は園庭でヨーイドンの練習したり、平均台の練習しようか!」と話すとやる気満々で園庭へ行く準備をしました。
靴を履いていると「ふぁみりーすぽーつでいはヨーイドンするんだよね」と確認する〇ちゃん。その隣で靴を履きながら「ファミリーマートしってるよ」と話す△ちゃん。思わぬ発言に笑ってしまいました。確かに似ています。
園庭に出るなり、玄関の近くに集まりかけっこの練習をしてみました。「よーいどん」のポーズはこうだよ。と教えるとなんともかわいいかけっこポーズ。線の所に並んで「よーいどん」の掛け声で走る練習をしました。楽しかったようで何度も「もういっかいやって~」っと繰り返し、沢山走りました。
平均台も出すと、初めは立って渡るよりみんな座ってでんしゃごっこのようにまたがって進んでいました。「カニさんみたいに歩いてごらん」と見本を見せると、プルプルしながらも一歩ずつ平均台を歩いて渡る姿がありました。上手に渡れると得意気な顔で「みて!できたよ」と嬉しそうです。
毎日の遊びの中に取り入れながらファミリースポーツデイに向けて「できた」の喜びを沢山共感しながら、たのしみに迎えられるように過ごしていきたいと思います。しばらくは「よーいドン」がブームになりそうです。 (k.s)


◆ラデッシュ植えました!(たんぽぽ)

天気が続いて嬉しいですね。連休たっぷり保護者の方々と過ごして沢山充電されて、子どもたちも元気いっぱいです。朝から、カバンやジュースを詰めて丸く囲んでなにやらお話・・・「なにしているの?」「お風呂ごっこ!」「温泉なのー。」ごっこ遊びが展開されていました。「ここにすわって!」「あったかいねぇ~。」とごっこ遊びを楽しんでいました。おままごとコーナーで遊びこともありますが、最近は、黄色と黄緑の柔らかい台を子どもたちで囲ってその中で遊ぶのがブームの様です。
そして今日はラディッシュの種をもらったので、みんなで植えることにしました。かぶの仲間で色がピンク。ネーミングも中々難しく・・・「ラディッシュ」小さい「っ」が言いずらいみたいで「ラデシュー。」保護者の方々、ぜひ聞いてみてください。小さい種なのでそーっとそーっと掘った穴に入れて、土をかぶせ水やりまでやってみました。最後まで興味をもってやっていた△ちゃんと、〇ちゃん、☆くん。お水をあげている最中に「大きくなってね。」と願いも込め成長が楽しみです。これからの成長をブログでお伝えします。
外では平均台にチャレンジする子が多く、横歩きする子、まっすぐ歩く子、様々でした。やってみたいけど「◎くん転ぶから。」とやりたいけど怖い気持ちが強く、近くにある丸太で練習しました。まっすぐ歩きと横歩きどちらとも練習を重ねるとスピードもあがり、最後はジャンプもできるようになってきました。「平均台でやってみる?」と声をかけたところ「うん!」保育士と一緒に手を繋いでやったのですが、途中まで一緒にチャレンジできるようになりました。「やったね!」と顔を見ると笑顔であふれていました。ちょっぴり自信に繋がって、なんだかたくましい一面でした。
(Y.E)


◆音楽クラブ(もも組)

今日は音楽クラブの日。
いつものように女の子と男の子に分かれて2列に並びました。
立って整列している所から、講師の弾くピアノの音で順番に座っていきます。
一番始めの端のお友だちが座っていく所を子どもたちはニコニコしながらよく見て自分の順番を待っていました。
今日はメロディオンに触れてみました。
以前の経験があったため、とても嬉しそうな子どもたちでした。どちらが表でどちらが裏かということや、扱い方などの説明を聞いた後一つずつ取りにいきケースの蓋を開きました。ホースを配ると自らつなぎ口に設置しフーッと吹き始めます。音がなることの面白さを感じ子ども同士顔を見合わせながら笑顔が綻びます。
講師に教わりながら鍵盤を弾いてみました。
目印として鍵盤にシールが貼ってあります。ドとソをゆっくり繰り返し弾いていきます。段々と上手になっていき皆の音が一つに揃っていく感じが分かり凄いと感じました。
さまざまな楽器に触れる中で「楽しい」「またやってみたい」と思えるように今後も関わっていきたいと思います。(K.Y)

◆音楽クラブ(ゆり組)

朝ゴーハン食べてきた人ー!「ハレルーヤ!」とピアノのリズムに合わせ元気よく答えてくれました。
今日はメロディオンを中心に行いました。
お母さん指をこんにちはさせて音を鳴らす、という説明を聞き、上手にできました。
[ド]くろ音符、[ミ]しろ音符、[ソ]はた音符、[ド]スキップ音符と音を出すだけでなく、リズムも合わせてやりました。
わかりやすいよう4チームに分かれて固まってやりました。
講師の弾いている音、リズムを聞き、自分だと思ったら吹くという遊びです。
少し難しいと思いましたが、慣れてくると「あっ!」というように反応して吹く子や周りをみて気づいて吹く子と耳だけでなく、目も使っていました。
間違って吹いてしまった子には「違うよ」と教えてあげる姿もありました。
また、自分の音だとすぐに気づき、吹けた子はチャンピオンになりみんなの前で名前をいい拍手をもらいます。
その子が同じチームの子だったからか自分のことのように笑顔で拍手をする子もいました。
友だち想いの姿に成長も感じます。
最後はお決まりの焼き芋ジャンケン!!
どの子も必死にジャンケンをする中、よく講師がホールの天窓からチャンピオンの神様が降りてくる、と話しをしているのを思い出したのか天窓の真下に行ってジャンケンをする子もいました。
(A,Y)


◆音楽クラブ(ひまわり組)

今日は音楽クラブの日。
ひまわり組は始まるとすぐにそれぞれ楽器の準備をしました。
自分の楽器は自分で出して、仕舞うまでやります。
まず、一度みんなで合わせてみました。
やってみると、まとまっているとは言えない様子だったため、一つひとつ、確認していきました。
鼓笛ではキーボードがメロディーを弾くのでとても重要な鍵を握っています。キーボード中心にたくさん練習しました。
次に、みんなで階名称(ドレミ)を歌いました。
始めは小さな声でしたが、だんだん自信がついてきて、みんなで声を出して歌っていきました。みんなの声が合わさると、一つになっていきました。
そしてもう一度楽器を持って合わせてみると、最初とは違います。音階を歌うことで声を合わせ、気持ちを合わせていくことは大切だと感じます。
また、練習を行うときにも、演奏するときにも、みんなのまとめ役となるのは指揮者です。指揮者の子どもたちが声に出して歌っていくことや、合わせて笛を吹くことで、みんなの心が合わさっていきます。
でも何といっても、どの楽器でも演奏する子どもたち一人ひとりが、みんなと合わせようという気持ちが大切なのだと感じさせていただきました。
ファミリースポーツデイ当日まで、練習を共にがんばっていきたいと思います。
(H.K)

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