◆10月7日(水)の子どもたち
2015年10月08日 木曜日
◆ゴールはここだよ!(つぼみ)
ここだよ~
朝方や夕方からは随分冷えるようになりました。子ども達も、ニコニコの笑顔の中ではありますが鼻水が目立ちます。毎朝、体調面等諸々、保育者同士で共有するために声を掛けあっているのですが、今日は「〇〇くんと△くんと◇ちゃんと・・・鼻水が出ます」という言葉に、そこで一人の保育士が「ほとんどみんなですね」と一言。みんなニコニコと元気に見えますが、無理なく健康第一で過ごしたいと思っています。
今日は園庭で過ごした子ども達と散歩に出かけた子ども達と分かれて過ごしました。
散歩に出かけた子ども達はいつもの波羅蜜橋まで行ってきました。最近「よーいドン」の声かけに反応してくれる姿があります。今日は、☆くんにも「よーいドン!!」と声を掛けてみました。すると、ニコニコ笑って、違う方に歩いて行きました。なんでそんな行動をしたのかを考えてみたところ、園庭で走る時は園舎から門までとか、廊下で走る時は扉から扉までなど、それなりにゴールが見えていたり、見通しがついていいるのではと感じました。
波羅蜜橋は、大人の目で見ても距離が長く広いように感じます。「よーいドン!」と言わても、どこがゴールともイメージがつきずらいのかったのかもしれないと思い、今度は、保育者をゴールにして「☆くん!○○先生の所まで、よーいどん」と言ってみると、いつものニコニコ笑顔で保育者の胸に飛び込みました。
何事も見通しを持つことは、自信をもったりやってみたいと勇気が出たり大丈夫と思えたりすることに気づきました。それは、大人も一緒です。☆くんに教えてもらいました。 U・A

◆相手がいるからこその喜び(ふじ1)

気持ちの良い秋晴れとなりましたが、体調を崩しがちなこの季節、体調の変化にしっかり気を配っていきたいと思います。
少しずつ言葉が出始めた子どもたち。まだはっきりとした言葉ではなくても一生懸命伝えようとしています。
保育士だけではなく、お友だちにも自分の気持ちを伝えようと声を発する事が多くなってきました。
同じ絵本を見ている〇くんと△ちゃんは、絵や写真を指さしながら「あっ!~ね~。う~!」など言葉を交わしていました。お互いニコニコ笑顔でとっても楽しそう。
園庭では、滑り台に列を作って遊んでいる子たちの大歓声が聞こえました。お互いの声に反応し合い、集まってきたようです。
車の遊具では満員御礼状態でのドライブです。後ろを走る車の音に一斉に振り向き、「~だ!~ね。あっ!ブっブ~!」といった声が飛び交い、子どもたちなりに会話が成立しているようでした。
トンネル滑り台では△ちゃんと◎ちゃんが同時に滑り、笑顔でトンネルから顔を出します。こちらは言葉や声は発せず、顔を見つめ笑い合ってまた滑るなど、アイコンタクトを取っているかのよう。言葉はなくても気持ちはしっかり通じ合っているようです。
そんな子どもたちを見ていると、まだ認識はなくても、一緒にいる楽しさ、気持ちや言葉を伝える相手がいる嬉しさを感じているように思えます。
誰かがいる喜びを、子どもたちがより感じられるよう、そして絆が更に深まっていけるよう、今後の関わりも大事に見守っていけたらと思います。
O・Y


◆手をつなぐ (ふじ2)

朝のミッキー体操、なぜか手をつないで行おうとします。入園当初は、安心感を得るために保育士に手をつないでもらって体操する子どもたちがいましたが、今は『手をつないで踊る体操』を楽しんでいます。保育士とだけでなく、お友だち同士仲良く手をつないで体操をするのが流行っています。今日はほとんどのお友だちが近くに集まって、自然と手をつなぎ合って体操をしていました。
そして、今日は園周辺を『手をつないで歩くお散歩』を目標に散歩に出ました。手をつないで歩く子と、お散歩カーにのる子と順番に交代をしながら、中野車庫までを往復してきました。保育士と手をつないで歩くことは何度かしていましたが、お友だちと手をつないで歩くことに挑戦。みんな手を離さずに、とっても上手に歩いていました。歩くテンポの速いお友だちと手をつないでも、手を離さず合わせて歩いたり、急に立ち止まって気になった草などを触ろうとしても、一緒になって触ろうとしたり。
順番を待ちどおしく、「あるく~」とやる気を訴える子もいました。今日はみんなが順番に歩くことができました。腕を振って行進のように歩いたり、鼻歌を歌ったり。お友だちと一緒、歩くことは楽しいんだなあという様子が強く感じられた散歩でした。(Y.T)


◆あおむしさん、こんにちは!(ふじ3)
朝のお集まりで紙芝居『ぴったんこってきもちいいね』を読みました。
「ぴ~ったんこぴったんこ な~にとな~にでぴったんこ♪」
「おててとおててでぴったんこ♪」
歌と絵に合わせて隣のお友達と手と手を合わせたり。おでことおでこをくっつけてみたり。足のうらと足のうら・・うーんむずかしい・・。だけど、お友達と手を取り合って息を合わせながら足を出してみたり。きれいに重ならなくても、『足がくっついた』ということが嬉しいようで顔を見合わせてにこにこな子どもたち。
ぴったんこしながらも、ほっぺのときは「やわらかいね!!」おでこは「かたーい!!」、あしは「くすぐったい!!」といろんな言葉で感触を教えてくれます。紙芝居の台詞の中ででてくるので、きっとそれを覚えていたのかもしれませんが、子どもたちの吸収力には本当に驚かされます。今日は△ちゃんのお母さんが保育士体験に入ってくださっていたので、ママ先生ともぴったんこができてとても嬉しそうでした。
今日もとってもいい天気なので園庭に出て遊びました。今日も発見でいっぱいの子どもたち。
「こっち」と言う〇くんに着いていくとひとつのプランターでした。
お花を見せたかったのかな?それともアリがいたのかな?と思ってみてみると、本当に小さな小さなあおむしがいました。みんなで観察タイム。プランターで囲んでのぞきこむ子どもたち。中には触ろうとする子も。「はらぺこなのかな。ご飯たべてるのかもしれないからそっと見ててあげようね」と声は掛けてみたものの、あおむしに夢中の子どもたちは前のめりになって見たくて見たくてとにかく必死な様子でした。
その場を離れしばらくしてからあおむしさんどうしてるかな?と見にきた□くんと◇くん。触ろうと手を伸ばす◇くんに□くんが「びっくりしちゃうよ。そっとだよ。やさしく」「いま、ねてるよ。」と教えてあげたのです。その言葉に◇くんは手を引っ込め、二人で「ねてる?」「ごはんたべてる?」と聞き合いながら仲よく観察をしていました。
大人が言っていることをきちんと聞いていて、それをお友だちにも同じように伝えてあげられることができるってすごいなと思いました。子どもたちの素敵な感性が感じられた一日でした。
S.S

◆キラキラ・・・!?現る。(きく)

今日は月に一度の嬉しいお誕生日会です。朝から「おたんじょうびかい」「キラキラお姉さん」そんなワードを出すと「今日おたんじょうびかい?」「キラキラおねーさん来るの!?」っとなんとなくやる気を出したかのようにお片付けやトイレに向かう様子があります。
10月のお誕生児はきく組にはいなかったので、今日はたんぽぽ組のお友だちのお祝いです。朝の会で話題に上がるのはやはり「キラキラおねーさん」今日はどこから来るのであろうか、何で来るのか・・・いろいろと気になるところであります。毎度の保育士の寸劇をして電話を使ってキラキラおねーさんと連絡を取る演技をします。その時の子どもたちの表情といったら真剣に電話をする保育士を見つめます。「今お空から向かっているんだって!あと、きょうはお楽しみもあるんだって」そんな事を伝えると、ますます期待しながらたんぽぽ組へ向かいました。
たんぽぽ組のお部屋へ着くと、子どもたちはキラキラおねーさんはどこからくるのかと部屋中の入り口に注目します。扉の音がするたびに来たのか!と言わんばかりに振り向きますがなかなか現れません。そして、窓に人影が・・・・
現れたのはなんと「キラキラお兄さん」でした。子どもたちも意表を突かれたのか、いつも以上にぽかーーんとした表情で見つめます。毎回思うのですが、ものすごく期待しているのにいつも登場した瞬間のシーンとした子どもたちの表情に笑ってしまいます。
まさかのキラキラお兄さんの登場に初めは様子を伺っていましたが、どうやら楽しい人だと分かったようで、ケラケラ子どもたちも笑い始めました。魔法をかけられると、誕生日会が始まり、お楽しみのアトラクションではマジックショーを見せてくれました。楽しい時間はあっという間で、キラキラお兄さんのお別れを惜しみながらバイバイしました。
その後は、園庭へ行き遊びました。今日はビューっと風が吹いていたので、風になりきって両手を広げて走り回ったり、風が吹く度に「わーー」っと大喜びで走る子も。
築山では、バーベキューごっこ。と言って枝を持って来て遊んでいたと思ったら、今度は築山に寝そべって最近流行のレスキュー隊ごっこに変わっていました。枝を一本さし出しながら「てすけてー!」「だいじょうぶ!いまいくから!」という声が聞こえてきます。一人が遊び始めるとまた一人と増えていき、最近はお友達が遊んでいる所に集まって来るようになってきて、まとまった場所で遊ぶ事が増えてきたように思えます。
毎日一緒に過ごしていると見逃してしまいがちな成長もお誕生日会を通して、一か月一か月の子どもたちの成長を改めて感じる事や気付くことが出来る機会です。
(K*S)


◆キラキラお兄さんがやってきた!(たんぽぽ)

今日は、10月のお誕生日会でした。みんなの大好きなキラキラお姉さん!?と思いきや、なんとキラキラお兄さんが来てくれました。始めましてのキラキラお兄さんにみんなもびっくり、大きなマント、頭に手裏剣のカッコイイ帽子をつけてみんなを驚かせてくれました。
10月のお誕生日の〇くんと△ちゃんも、緊張しながらもお兄さんの質問に答え、素敵なカードももらってとっても嬉しそうでした。そのあとに、キラキラお兄さんからみんなに素敵な魔法のプレゼントもありました。このお話は、子どもたちに是非聞いてみてくださいね。
外では、最近高いところがあるとそこからジャンプしているのをよく見かけます。「いくよー!」と得意気に△ちゃん。それをみた◇くんもチャレンジ!ウッドデッキの隙間と隙間を両足ジャンプしています。距離が遠くなればなるほど、スリル満点のようで楽しんでいました。
トランポリンの裏のトンネルの上では、上にいたきくぐみのお友達が「おーい!」と下にいたたんぽぽ組のお友達を覗いています。下から上を覗いても見つからず・・・「あれ、あれ?いないね。どこいったの?」とずっと探している☆くん。隙間から〇くんを見つけたときに「いた!おーい!」と呼びあい、見つけた瞬間にゲラゲラ笑いあって楽しそうでした。
顔が見える場所に来ると「ぼくも!」とお友達を追いかけてどんどん遊びが広がっていくのを感じました。ちょっとずつ、きく・たんぽぽ組の枠を超えて一緒に遊んだり、その場に一緒にいるだけの時もありますが、なにかを一緒にやる。が増えてきたようにも感じます。
自然と関わり合う中から新しい関係が生まれたり、新しい経験をしていったりそんな姿も大切に関わっていけたらなと思いました。
(Y.E)


◆秋風 (うみグループ)
今日は10月の誕生日会がありました。
前日から10月のお誕生日の子たちは楽しみにしている姿がありました。
舞台の上にあがり、誕生日会が始まると表情が硬くなりながらもしっかり発言することができました。
聞く側も、聞くときは聞き、拍手するときは拍手をする、上手にしていました。
質問の好きな遊びや食べ物が一緒の子がいたりと共感をし合う場面もあり、お祝いされる側、する側はとても楽しそうでした。
誕生会の後のお楽しみは、にじグループによる合唱でした。
保育者のギターに合わせ上手に歌う姿に釘付けの子どもたちでした。
終わるとすぐに園庭で思いっきり走って遊びました。
「こおり鬼やろ!!」「警察ごっこやろう!」と、とにかく走る遊びが大好きです。
外に元気よく出た子どもたちの大半が「ちょっと寒いね」と秋風をひんやりと感じます。
また、年長組はリレーの練習です。
チャイムが鳴ってから、乳児組もお部屋に戻った後、広い園庭で練習をしました。
日に日にお祝いされる嬉しさ、お祝いする大切さ理解する子どもたちが見えます。
こうやってやってくれたら嬉しいなという気持ちでお祝いする姿もあり、成長を感じるました。
(A,Y)


◆にじグループから誕生日プレゼント (にじ)

今日は10月の誕生会。今月はにじグループの担当だったので、7月に引き続き、素敵な誕生会になるよう、子どもたちにもお手伝いしてもらいました。
年長さん二人には、司会のお手伝いをしてもらいました。マイクを使って、一つひとつの言葉を、しっかりと言うことができました。二人で顔を見合わせながら、息を合わせて、話す姿がとても素敵です。
アトラクションは、歌のプレゼント。まずは、女子数人による歌です。西野カナの「ダーリン」という歌が、大好きな5人がステージの上で歌いました。昨日の午後に、ホールで秘密の練習をした5人。最後は、ジャンプをしてタンバリンを鳴らすなど自分たちで演出を考えました。
ゆりぐみの二人は、やりたい気持ちはいつも人一倍あるけど、同じくらい恥ずかしいという気持ちもあります。でも、頼もしい年長さんが一緒という大きな助けがあったことで、大勢のお客さんを前に堂々と歌うことができました。歌い終わって、ステージの袖に戻ると、「あ~緊張した!」と言いながらも、その表情は晴れ晴れとしていました。
2曲目は、にじグループ全員での合唱。曲は、グループで流行っている曲「Tommorow」です。これも、昨日の午後に、秘密の練習をしました。というかむしろ、ホールでの練習は、昨日の一回だけ。昨日の練習は、とっても上手でしたが、今日は、たくさんの観客の前です。正直、大丈夫かな~という気持ちもありましたが、にじグループみんなで歌ったことで、不安な気持ちはほとんどなかったようです。みんなで声を合わせて、堂々と歌う姿は、私たちの創造以上!本当に素敵で、感慨深い気持ちになりました。
うみグループとそらグループの子どもたちも、誕生日の子たちだけでなく、みんなが真剣に聞いてくれていました。よいプレゼントになったでしょうか。。
(T.M)


◆つながってる (そらグループ)

今日は、10月の誕生会をホールで行いました。
今月はそらグループではももぐみさんが1人でしたので、誕生日の〇くんは少し緊張ぎみ。
でも幕が開き、たくさんのお友だちの顔を見たら元気になり両手を一生懸命振っていました。
お祝いをする方の子どもたちも、元気な声で歌のプレゼントをしたり温かな誕生会でした。
そして、遊びの方では、ももぐみのブームはビー玉積み木と折り紙、ゆりぐみのブームは氷おにや〇〇ごっこ、ひまわりぐみのブームは恐竜の化石集めやパズル・絵本作りなどです。
そして、ひまわりぐみの子どもたちは本の読み方がとても上手になって、ひらがなやカタカナを読める子も少しづつ増え自分で読む事はもちろん、ももぐみやゆりぐみの子に紙芝居のように呼んで聞かせている事もあります。
あとは、図鑑の見方も以前と違うことに気づきました。以前は単純に絵をみたり文章を読んだりしていたのですが、今ブームの恐竜の化石集めで図鑑をよく見ているのですが、索引から見たい恐竜が何ページか探しながら見ているのには驚きでした。
どこで覚えたのだろうと考えてみると、以前ジャガイモの毒や[新]という漢字について子どもたちは辞書で調べていたことを思い出しました。辞書の引き方を覚えていた子どもたちがいろいろな本でも活用していたのです。これまでの積み重ねた体験がさまざまなところでつながりあって成長しているんだなと
しみじみ思いました。
どんな体験をするかは子どもたちにとってとても大事なことです。より良い体験や環境を提供いていけるよう努力していこうと思います。H・T

Posted in 園のこだわり