◆10月6日(火)の子どもたち
2015年10月07日 水曜日
◆いろいろ伝えたいから(つぼみ)

朝、つぼみぐみの担当保育士が徐々に部屋に来て集まってくると子どもたちは『あっ、これからおやつだ!』と思うようで、ピンクの扉に集まってきます。今日もそんな姿が見られましたが一向におやつは出てきません。
『なんでだろう・・・食べたいなぁ』と思っているはずですが、今日は歯科検診なのです。
歯科検診の前はおやつは食べず終わってから。『食べたいよー!』と扉をバタバタさせる子もいましたがお茶を飲んで深呼吸。子どもたちの気持ちは落ち着いてきたようです。
歯科医が来ても『誰かなぁ~』と覗く程度で珍しく怖がらない子どもたちでしたが、ベッドに寝転んで歯を診てもらう時には硬直する子も。「お口開けられるかな?」と言われても『んー!!』と絶対に開けないぞという姿がなんとも微笑ましかったですが、自ら「あ~ん」と口を開けたり笑っている子もいて驚かされた瞬間もありました。笑いあり涙ありの歯科検診でしたが、みんな無事に受けることができました。
さて、園庭で道路側にある赤いトンネルすべり台に今日は数人チャレンジしてみました。その際、トンネルの入り口まで行き「滑ってみる?」と聞いてみました。トンネルなのであまり明かりが入らないという事と下が見えないという事もありちょっぴり怖くなったのか「ヤヤヤ」と滑りたくない思いを首を振り言葉で表現してみました。「そっか。じゃやめようか」というと「うん」と今度は首を縦に振って言葉で伝えてくれました。
また、食事の際には△ちゃんに「おつゆのおかわりいる?のむ?」と聞くと「のむー」。□くんはおかわりしたい食べ物のお皿を持って「てんてーい!」と呼んでくれたりと初めて聞く言葉(単語)を今日はたくさん耳にしました。こちらが問いかけた言葉に答えてくれるのも嬉しく、また、自らせんせいと呼んでくれた事もとても嬉しかったです。
きっと日々の中で子どもたちは私たち大人に何かを伝えようともっともっと思いを発しているのかもしれません。いつでもキャッチできるように気持ちをしっかり近づけて過ごし、子どもたちの気持ち(ことば)を大切にしていきたいと思います。
K・E

◆お口をあーん(ふじ1)

今日はホールで歯科検診でした。
ホールに入っても泣くことなく、先生の前でごろーんと仰向けになると、口を閉ざしたり、何が何だか分からない様子でいたり、泣いたり、口をあーんと開けたりと様々でした。
ただ、あっという間に検診が終わってしまうので、泣いていた子どもも「あれっ?!」っいった感じで先生をじっと見ていました。
ホールから保育室に戻るときには、泣いている様子も見られず、園庭に行くよ!と声を掛けただけで、帽子をかぶる姿に、ちゃんと聞いて分かっているんだなと思うと、ちゃんと分かっているからこちらも話し方、伝え方を気にしていかなくてはいけないなと思いました。
園庭に出ると、砂場の横にある坂道を上って下って楽しそうにしながらも、下りのところで後ろから友達を押したり、前の子どもは押されても押し返して互いに負けじと頑張っていました。
砂場の玩具も、友達と引っ張って取り合いますが、途中でどちらかがあきらめて他の玩具で遊んだりもしていて、それぞれが満足して遊ぶことができていたように思います。
園庭から室内に戻るときも、名前を呼んで声を掛けるだけで子どもたちにも伝わっているなと感じます。にこにこ保育室の前まで来て、わざと大人の表情を見ながら、駆け出していってしまう子どもも見られるほどです。
今後も、子どもたちとの距離感を大切に保ちながら、かかわっていきたいと思います。(M・T)


◆上手だね&おにぎり(ふじ2)

今日は初めての歯科検診がありました。
朝のお集まりの時から保育士が「今日は、歯医者さんが来て、皆のお口の中を見てくれます。みんな、あーん!って大きなお口できるかな?」というと、「あーん!」と得意気になってやっていました。本番はホールに行って順番を待ちます。
お友だちがやっているのを見ようと座っていた子どもたちもどんなことやるの?と興味津々でやっている子の側に行き、観察を始めました。じーっと見つめて自分の番になり、先生に「あーんってできるかな?」と言われると目をつぶり大きな口をあける子、泣きながらも大きなお口をあける子、目をみて大きな口をあける子と反応は様々でしたがみんな上手に大きな口を開けて受診することができ歯医者さんに「上手だね」と褒めてもらいました。
歯科検診が終わり、お部屋に戻ってきてみんなで牛乳を飲んでほっと一息ついてから園庭に出て過ごしました。
園庭では、お兄さんやお姉さんが「よーいドン」とかけっこをしているのを見つけて保育士と一緒にかけっこをしました。「◎ちゃん、おいで~」と保育士が声をかけると笑顔で保育士のもとへいき、ぎゅっ!と抱きついてゴール。楽しいのか何度も何度もやってへとへとになるまでやり続けていました。
そして、そんな中、小石を見つけて「ハイ!」と保育士に渡す□ちゃん。「小さいおにぎりみたいだね。アリさんのおにぎりかな?」と聞くと頷く□ちゃん。一緒にアリを探しておにぎりを「どうぞ!」と渡しているとお友だちが来て一緒にあげだしました。さらに少し大きな石を持っていた□ちゃんは、葉っぱさんに食べさせてあげたいようで「どうぞ!」とあげる姿も見られました。
どんどん遊びが変化していく子ども達。これからも子ども達と過ごす中で色々な変化を楽しんで見守っていきたいと思いました。
(K.H)


◆歯科検診(ふじ3)

今日は歯科検診がありました。
朝の時間に歯医者さんごっこをしたりして練習もしました。
大きなお口はできるかな?
ライオンさん
かばさん
上手に口を開いています。
そして、エプロンシアターも行いました。
怪獣くんは食いしん坊です。
怪獣くんはなんでも食べますが、歯磨きをしなくて虫歯菌が出てきます・・・・。というようなストーリーです。
子供達は何でも食べる姿に笑っていましたが、ばい菌が登場すると、表情は曇り顏。
いたいいたいね〜。
と口々に言い、アンパンマンを呼び出す子供達(ばい菌をやっつけるのはアンパンマンという刷り込み)。
お医者さんが登場するとお薬をもらって元気になった怪獣くんに拍手をしました。
さぁ、次は子どもたちの番です。
練習の成果は見られるでしょうか?
少し小走りをしながらホール(歯科検診場所)に行きました。
いざ本番となると、静かに待ち泣く子もおらず驚きです。
朝の時間の歯医者さんごっこが効いていたのかもしれません。
保育者の膝の上で座って大きな口を開いていました。
このうような場面でも確かな成長を見せてくれる子ども達。
1日1日たくさん褒めていきたいと感じます。
k★y


◆バイキンいないかな?(きく)

今日は朝の会で「ばいきんこわいよ」という紙芝居を読んでみました。少し長いのですが、手を洗ってバイキンを退治しようというお話です。園庭から帰って来た時、トイレの後、食事の前に手を洗う習慣がついてきている子どもたち。お話しの内容に興味を持ってよく観ていました。
そして今日はホールで歯科健診があるので、どんなことをするのか伝えました。お医者さんが口の中にバイキンがいないか見てくれること、痛くないから安心してねということを伝えると、頭の中で想像しているのか真剣な表情でこちらを見ていました。みんなで口を大きく開ける練習もして準備万端です。
ホールへの移動もバッチリでした。忍者ポーズで口に手をあててゆっくり歩くことが出来ました。自分の順番が来るまで座って待ちますが、少しそわそわしてお医者さんの方へ見に行く姿もあります。友達が安心して診てもらう姿にホッとしている様子もありました。
練習したように口を大きく開けることができたり、不安になって涙する姿もあったり、それぞれの今の姿を見ることが出来ました。
歯科健診が終わると部屋に戻り、帽子を被って園庭に出ました。
いつもと違うドキドキを味わった子どもたちは、開放されたように体を動かして遊んでいました。
今日はいつも以上に心も体も動かして疲れたのか、いつもより早めに「おへやにかえるー」と言う子どもが多かったです。自分の体の様子をよく感じられているようです。ご飯もたくさん食べて、よく眠っています。
(N.M)


◆ドキドキの・・・(たんぽぽ)
秋晴れでお天気の良い日が続きますが、日中と朝晩の寒暖の差は大きく体調を崩しやすい季節でもあるので、いつも以上に子どもたちの様子や変化を見逃さずに、見守っていきたいと思います。
今日は初めての歯科検診の日、「今日は歯の先生が来るからおやつは牛乳だけになります。」伝えておやつを貰いました。
いつもと違う雰囲気に、何人かはいつも通りにおやつを待っているこもいましたが、もう一度伝えると戸惑う様子も少なく受け入れてくれていました。
ミッキー体操を終えていつもの朝の会、あおむしの曜日確認と今日は何月何日というのも伝えてみました。その後「みんなに大事なお話があるんだ、今日はみんなの歯にムシムシバイキンがいないか先生が見に来てくれるからね」と伝えると「☆せんせいじゃない」と〇ちゃん、保育者が「ううん、☆先生ではなくて、お外の病院からみんなの歯は元気かなって見に来てくれるからね」と伝えるとみんなの表情は一変して、ドキドキの表情に変わっていきました。
続けて保育者が「先生がおくちを開けてくださいって言ったら、あーんとカバさんみたいな大きなおくちを開けるんだよ、やってみようか」と伝え一人ひとり声をかけて、お口を開ける練習。
数人は恥ずかしいのか、お口を開けずに見つめている子もいましたが、みんなとても上手に、お口の中を見せてくれていました。
お口を開ける練習をしてちょっぴり自信がついたようで、先ほどの緊張した表情は少しだけ和らいでみえました。
ホールへ行く前に、「廊下は走って良いんだっけ」と質問すると一斉に「だめー」との返答、「階段はどうかな」と質問すると、◇ちゃんが「だめだよ、つかまっておりるの」と教えてくれました。
「そうだよね、危ないから階段はつかまってゆっくり降りようね」と話して、「ホールに着いたら走っていいのかな」と質問すると「だめー」と皆で教えてくれました。
「歯のムシムシバイキンを先生が、無いかなーって見てくれてるから、静かに待ってるんだよね、みんなできるかな」と聞くと「できる―」と張り切っているみんな。
いざホールへ出発、前のお友達の肩に手を乗せ1列の列車になって、「いち・に」と言いながら歩いていました。
ホールについて中に入るといつもと違う雰囲気に再び緊張した表情になっていましたが、お友達がやっている様子を、観察しながらまっていたのと、出発前の練習の成果が出たようで、泣く子はほとんどおらず、大きなお口を開けて見てもらうことが出来ていました。
そのごはお部屋に戻り支度をして園庭へ、緊張感から解放されていつも以上に園庭遊びをたのしんでいました。
いつもと違った雰囲気と環境に触れることで、子どもたちの成長を改めて実感させてもらえた時間でした。
(M・Y)


◆虫歯撃退(うみぐるーぷ)

今日は歯科検診です。朝の会で歯科衛生士さんから歯の磨き方を習いました。
歯科衛生士さんの紙芝居の後は歯ブラシを持って実際に上の歯、下の歯、内側とゴシゴシと磨きます。虫歯が増えないようにと子ども達は衛生士さんのお話し真剣に聴いています。
ホールで歯医者さんに歯を見てもらいました。どの子も大きく口を開けて見てもらっていました。
園庭ではひまわりさんが大縄跳びに熱中しています。どのぐらい長く跳べるかを競って、楽しんでいます。△ちゃんが一人用の短い縄跳びもとび、大縄も飛ぶ大技に挑戦しています。
大技が出来ると様子をみていた周りのお友達も「すごいね!」と大喜びです。
途中ふじ組のお友達が縄を手に取りへびのように揺らし始めました。遊んでいた〇ちゃん◇ちゃんは最初「続きがしたいのにー」と困っていましたが、小さいお友達の為にへびの上を飛んであげている
優しい姿があり、素直に小さい子に優しくできる心がすてきだなと思いました。
一人用縄跳びを持ってもも組の☆ちゃんが突然走り出します。トランポリンに乗り、縄跳びの取ってをトランポリンの隙間に挟みこみ、何をするのかなーと見守っていると、お姉さんたちの真似をして大縄を回しています。上手に回せるまで、納得いくまで、まわしていると☆ちゃん「よし!」と言って笑顔でお部屋に帰っていきました。
☆ちゃんのように、達成感を感じられるまで取り組む気持ちを大切にし、丁寧に関わっていきたいと思いました。
K.S

◆しかけんしん(にじグループ)

今日は歯科検診がありました。
ゆり・ひまわり組はその前に歯磨き指導があり、歯科衛生士さんから歯磨きの仕方を教えてもらいました。
歯の模型を持ってわかりやすく教えてくださいました。
もも組の子どもたちも見たいと興味を持って来た子は一緒に座って聞いていました。
歯ブラシの持ち方は、2つ持ち方があると教えてもらいました。「こんにちは」(歯ブラシが自分の方を向く持ち方)と「さよなら」(歯ブラシが外を向く持ち方)の持ち方です。
右の奥歯を磨くにはこんにちはの持ち方、などと模型を見ながら、一緒に子どもたちも磨いていきます。教えてもらった通りに真剣に磨く姿は、何とも可愛らしかったです。
最後はありがとうございますとお礼を言って、おしまいになりました。
その後は歯科検診です。
もも組から診てもらいました。「ぼくこわくないよ」と言っていた子も、お友達がやっている様子を見ると少し怖がる子もいました。でも、やってみると意外と大丈夫だったようで、「こわくなかったよ」と笑顔で教えてくれました。
ゆり組は名前を自分で言って、お礼まで言えるようにこちらも声をかけていき、言っていました。
ひまわり組では、自分からそれができる子が増えています。友達の言っている姿から言わないとと思って言う子もいます。
また、先に歯医者さんに歯を診てもらっているお友達の姿を見ると、少し不安になる子もまだいましたが、でも自分の番になると、しっかりと「がんばる」という気持ちを持って握りこぶしを作りながらもがんばっていました。その姿に成長を感じます。
歯科検診という一つのきっかけでしたが、それからさまざまな姿が見られました。
子どもたちの今の成長を見て、また先までを見通しながら丁寧に関わっていきたいと思います。
(H.K)

◆自分でやってみる(そらグループ)

今日は歯科検診と、ゆり・ひまわり組対象の歯磨き指導がありました。
歯科衛生士さんが各クラスに来て下さり、歯にまつわるお話の読み聞かせの後、実際に歯磨きの練習をしました。「お家ではいつも自分で磨いている。」とはりきって教えてくれた子どもたち。
可愛いマスコットを使って分かりやすく教えてくださいました。
鉛筆のようにハブラシを優しく持ってから歯磨きを始めます。
歯を磨く所を決めていつも同じ順番で10秒間磨くことが大切と衛生士さんとおっしゃっていました。前歯や奥歯など、10秒間数えながら歯磨きをしていきます。子どもたち一人ひとり真剣な表情で磨いていました。
今日、お家に帰ってから夕食後の歯磨きはいつもより上手になっていると思います。是非お家の方見てみてください。
給食の時間、保育士の所へきたもも組の〇〇ちゃんが「先生。床を拭く雑巾って何色だっけ?」と尋ねに来ました。床、椅子、棚の雑巾は色別に分けられているのです。〇〇ちゃんはお水を運ぼうとしていた時に床にこぼしてしまったのでした。
今までならどうしたらいいかわからず泣いていたのが、困ったら先生に自分から尋ね解決しようとする姿に感心しました。
自分で出来ることが一つひとつ増え、嬉しく感じています。(k.y)
Posted in 園のこだわり