◆10月2日(金)の子どもたち
2015年10月02日 金曜日
◆見つけたのは足元から(つぼみ)

雨上がりの外は少し風が強く吹いていましたが、大きな雲が動いて太陽が出たり隠れたりして、心地の良い一日となりました。
そんな今日は久しぶりに地下鉄車庫まで散歩に行くことにしました。立ちの散歩カーでも上手に立って乗り、周りの景色をみて「あ!あ!」と声を出して反応している姿も見られます。
何度かお話しているように、ほとんどの子ども達は歩行も安定してきて、室内でも園庭でもたくさん動き回っています。そのため何人かは散歩カーから降りて手をつないで歩いて行くことにしました。大人の歩幅に比べてまだ歩幅が小さい子ども達はゆっくりゆっくり進んでいきます。
〇ちゃんと手をつないで歩きはじめると、園前の発祥の地の壁のぼこぼこになっていることに気付いたようで、指でさわったり、横断歩道を赤で止まっていると、大きなトラックがブーンと通って行くのに驚いていました。もうすぐ車庫に到着するという曲がり角を曲がると、道の端をジーッとみつめる〇ちゃん。四葉のような葉っぱをみつけ「これみて!」と言っているように保育士にアピールしていました。
〇ちゃんがいろんなものを見つけながら進んでいた為か、前を進んでいた△ちゃんと□くんが「おいでおいで!」と待っているかのように手招きをしていました。いろんなものを見つけたり、お友だちを気にしてみたり、いろんな気づきが車庫までの道のりの中でありました。いつもなら大人の足で10分ほどで着いてしまう距離ですが、今日はゆっくりゆっくりと子ども達のペースで行けたことによって、発見があったのかなと感じました。
止まってみなければわからず気付けないこともたくさんあるからこそ、今日子どものペースに合わせて歩けて、せかせかしすぎず、余裕をもつことが大切だなと改めて感じることができました。
たくさん歩いて、園庭に帰ってからは砂場に集中して遊んでいました。
(K.E)


◆わくわくする場所(ふじ1)

園庭のコンビネーション遊具の中には、色々なしかけがあります。
一辺が5㎝ほどの三角や四角の穴からのぞくことができたり、声を出すと、離れた場所で声が聞こえる糸電話のような物があったり。背の高さからすると、ふじ1組の子どもたちにはまだまだ届きませんが。
その中の一つに土管を埋め込んだトンネルがあります。
入口出口の2か所からのぞいて、「おーい!」と呼ぶと顔を出す子ども。「あれっ?どこから聞こえるんだろう?」と何度も覗き込み、友達が見えると嬉しそうに笑っていました。
今日は、砂場で遊び満足すると土管に行き、土管のトンネルを潜り抜ける子どもや、道路に面した築山(緑色の)の斜面を色々と試しながら上り下りを楽しみ、時にはできる!と思うけれどツルっとなってストーンとバランスが崩れ泣いてしまう子どもも見られましたが、上りたいという一心で何度も何度もチャレンジしていました。
どのように子どもが考え行動していくのかを見ていると、本当によく考えていると気付かされることが多くあります。「さぁ、こんな時どうする?」とか「次はどうする?」というような視点で子どもたちを見ていくと面白く、発見も見られるのかなと思います。
こうしてはダメ、こうでなければダメ、ではなく、こうしたらどうなる?こうならなければどうなる?と子どもに任せていくことも大人には必要なのかもしれません。
今日の砂場で玩具を置いてみると、たっぷり遊び、その後には、子どもが自らカゴの中に玩具を片付けていて、大人の手がなくてもあっという間にきれいに片付けが終わりました。子どもたちに「きれいになったね。お片付けありがとう。すごいね」と声をかけると、走って行ってしまいましたが、近くで見ていた子どもは、カゴを少し持ち上げてアピールする子どもも見られ、褒めてもらうことって嬉しいんだなと思いました。
できたことを少々大げさであっても言葉にして相手に伝えていくことは大切だなと思ったので、今後も続けていきたいと思います。(M・T)
※ふじ組での生活も後半に入りました。お忙しいと思いますが、保育士体験にぜひご参加いただき、先生としての時間を共にできたらと思いますので、ご都合の良い日に掲示してあるカレンダーにご記入ください。よろしくお願いします。


◆素敵なところ (ふじ2)

今日は、年中・年長達のピクニック遠足の日です。
なので、色々プランを考えました。
その1:園の周辺をお散歩してから園庭で遊ぶ
その2:園庭で泥んこをする
その3:きく組(2歳)で遊ぶ
その3のプランが濃厚なのですが、それにはきく組の子がピクニック遠足でお留守になったお部屋で遊んでくれるのが前提なのです。
内線で何度も相談をし、きく組がお部屋を貸してくれることになりました。
いつもの事ですが、行くよ~の言葉と同時に帽子をかぶってしまうのですが、今日はちがうのよ・・と廊下に出て、階段の所まで誘導したところで遠足組が上から嬉々と下りてきたので、「いってらっしゃーい」とお見送りをしました。
さて、階段を上って、こちらも負けない位嬉々とした表情です。
初めての子もいますから、保育者もどんな顔するのかなって楽しみになりました。
こっち、こっちと誘導し、一つ引き戸を開けた所にきく組はありました。
自然と部屋の中心に引き込まれて行く感じで、「どうぞ」と声をかけると一斉にあちこちと散りました。
おままごとが、ふじ組よりちょっとリアルです。
早速女子会が開かれました。
ソファーに寝そべって、絵本を見ている子もいます。休日のお父さんのようです。
蛇口をひねってみたり、パズルをひっくり返してみたり、本当にここはすてきなところのようです。
楽しい時間はあっという間に過ぎ、もうそろそろ給食の時間です。
一人一人、皆んな満足したのか、もっと遊ぶーーと言うこともなく、お片付けをして帰ってきました。
階段下りる足取りも調子よく、寄り道せず、迷子にもならず無事帰ってきました。
楽しかったようです。
つぎはどこに行こうかなとプランを練ってみようと思います。(N・S)


◆いざ!たんぽぽ組へ!(ふじ3)

今日は、たんぽぽ組のお部屋に遊びに行くことにしました。
「出発!」と玄関まで行くと、遠足に出かけるゆり組・ひまわり組に遭遇しました。
自分の兄、姉を見つけて大喜びで手を振ってお見送りし、たんぽぽ組へ。
階段を上がっていくと、図書コーナーがあり、みんなは吸い寄せられるように本棚へ向かっていくため、「たんぽぽさんの前に、うみグループさんも寄ってみる?」と話をすると、「行く!」と大興奮でうみグループに向かいました。
実際に入ってみると、雰囲気の違いに圧倒されていましたが、提示してある電車の写真や飾ってある作品に見入っている様子でした。
ちょっとした探検を終え、たんぽぽ組に到着すると、いつもと違うおもちゃや絵本、いつもと同じだけどたくさんあるおもちゃに大喜び。
いつもならトラブルの原因になる電車やままごとも、十分すぎるくらいあり、また、お部屋も広いので、どんなに動いてもぶつかることがなく、子どもたちが集中して遊ぶことが出来ました。
男の子たちに人気だったのは電車。
いつもよりも線路を長くつなげることが出来、ぶつからないように遊んでいました。
女の子に人気だったのは、おままごと。
少し大きめのスカートをはいて、ふじ組にはない冷蔵庫から食べ物や飲み物を出してきて、お友だち同士でご馳走し合ったり、本格的な蛇口のついたシンクで洗い物をしたりと、お母さんになりきっていました。
今日の子どもたちの様子を見て、頭では日々子どもたちは成長していると分かってはいるのですが、実際に関わる私たちはどうだったかなと反省させられました。
子どもたちは、環境が変わり、満足のいくおもちゃや絵本があったからこそ、集中できたのではないかと思います。
成長に合わせて環境を整えたり、遊びを提供・保障しなくてはいけないのに、それが出来ていなかったと子どもたちを通して痛感しました。
子どもたちの様子を見ながら、日々変化をさせていき、また、刺激を求めにたんぽぽ組に遊びに行きたいと思います。(E.Y)


◆お兄さんお姉さんの、お部屋へ。(きく)

爆弾低気圧は去りましたが、お天気は曇りぎみ。子どもたちが「おひさま、かくれんぼしてる」と教えてくれました。
今日は4,5歳の子どもたちが遠足へ行くためお部屋が空くので、幼児組(そらグループ)のお部屋まで遊びにいくことになりました。朝の会でお兄さんお姉さんのお部屋に遊びに行く話をしてみると、みんなワクワクな表情。「どきどきしちゃう」と言って胸を弾ませている可愛らしい姿もありました。
初めて幼児組へ行くので、お約束をしてみました。歩いて行くこと、小さな声で歩くことを伝えるとみんな真剣に聞いている様子でした。移動が始まると、少しの緊張とお約束が頭にあるのか、ゆっくり人差し指を口にあてて忍者のように歩いていました。
そらグループに到着すると、3歳の子どもたちが朝の会をしていました。そして急遽、朝の会に入れてもらうことに。いつも使ってるものよりひと回りくらい大きい椅子やテーブル。全身で椅子によじ登って座ると、3歳のお兄さんお姉さんの後ろで保育士の話を聞き、いつもより長い紙芝居をよく観ていました。その後ろ姿を見ていると体も心も成長しているんだなぁとしみじみ感じました。
朝の会が終わると自由に遊ぶことのできる時間です。きく組の2倍くらいの広さのお部屋でそれぞれ好きな物を探しに行きました。
お店屋さんのカウンターのようなところには色とりどりのジュースがありました。やはりそこは人気で、すぐに「いらっしゃいませー」とジュース屋さんごっこが始まりました。たまに取り合いにもなりますが、その都度話しをすることでお互いの思いを知ることができました。
お姫様のようなドレス、スカート、ジャケットなどの変身グッズも豊富で、目をキラキラさせながら着替えては「しゃしんとってー」「はろうぃんぱーてぃー」「ぱれーどしてるの」と言って、ノリノリな気分の子どもたちでした。
細かいブロックもあり、幼児組の子どもが作った作品(家など)が飾られています。それが魅力的だったようで手に取ってみたり、同じものを作ろうと試みてみたり。いつか作ることができるようになる日が来ると思うと、今の憧れを持つ気持ちやどうやって作るのだろう?と不思議に思う気持ちも大切にしたいと感じました。
他にも、少し大きめの電車や大量の積み木、見慣れたブロックもあり、それぞれに落ち着いて遊ぶことができました。
給食の時間が近づいてきたのでお片付け。名残惜しそうにしながらも、たくさん遊んで満たされたのか最後までしっかりお片付けをしていました。
給食中は「おにいさんおねえさんのおへやで〇〇をした」という話題で盛り上がりました。とても楽しかったようで、また行きたい!という声も多かったので、こういう機会をつくってあげるのもいいなと感じました。
(N.M)

◆お兄さんお姉さんの部屋へ・・・(たんぽぽ)

今日は、朝の会で「ぐりとぐらのえんそく」の絵本を読み、その話から、今日はお兄さんお姉さんが遠足へ行っているお話をしました。お部屋には誰もいないから今日は遊びに行けることを伝えるととっても嬉しそうです。思わず「やったーー!」「行こう行こう!」みんな大喜びです。行く時の約束もみんなで確認して向かいました。
にじグループへ着くと、奥の方のおままごとが人気です。小さい机と椅子があってそこへ自分で作ったものをおぼんに乗せて運んでいます。◎ちゃんは、お皿に食べもの、コップにジュース、スプーンをセットで「できたよ~!」となんだか店員さんのようです。向かい側に座った◇くんは、お気に入りの猫の人形を見つけ抱っこしながら、「食べる?」と人形に問いかけて◎ちゃんが持ってきた食べ物を食べさせてあげていました。おままごとコーナーにあるランドセルには、お気に入りの人形をいれてお出かけ。ランドセルが意外に人気でトラブルも・・・。「順番に使おうね。」と何回か声をかけていくと、「おわったらかしてね」「いいよ」というやりとりも多く気持ちよく貸し借りもしていました。
隣のクッションがあるスペースでは人形を抱っこしながら、ゴロゴロしてリラックスしている◇ちゃんと☆くん。人形を持って二人で楽しいお話の時間。いつもだと見られない関係性も、環境が変わってくるとちょっとしたキッカケで仲良くなってまた新しい一面も見られ新鮮でした。
絵本コーナーでは数字に興味がある〇くん。「100階建ての家」1.2.3・・・と数字が隣に書いてありどんどん数が増えるたびに上までいきます。一階ずつ住んでいる動物も違い、「次はカエルさん。」「今度は、ちがうね」と数の違い、そこに住んでいる動物もひとつずつ違って面白いです。二階の絵本コーナーにもあるので良かったらよんでみてください。
帰ってくると、お布団を敷いてもらうのを手伝ってくれました。「このタオルは△△くんのじゃないよ。こっちでしょ!」とまるでお母さんのような子どもたちでした。
(Y.E)


◆決めポーズ (もも組)

今日はゆり・ひまわり組が遠足です。
そのため、もも組はうみグループに集まって遊びました。
お兄さん・お姉さんが大好きなもも組はベランダに出て、大きな声でお別れをしました。
いつも折り紙やチビブロックなどお兄さん・お姉さんに教えてもらっているもも組は少しさみしそうな雰囲気がありました。
そのため、今日はおままごとや電車遊びをする子が多くいました。
電車遊びでは、ひまわり組が積み木やカプラを使って車庫を作るのを真似してか、車庫を作る子がいました。
ファミリースポーツディも近くなって来たことを教え、踊りの練習をホールでしようと聞くと、「やるー!」と張り切って参加してくれました。
踊りの練習、掛け声の練習とやりました。
最後は決めポーズをとるんだよ、なにか好きなポーズある?と聞くと、「ニンニンジャ―!」「プリキュア!」「車掌さん!」と答えてくれました。
ゆり・ひまわり組がいないことによって、遊びを考えたり、遊び方を真似て遊んだりと、工夫して遊ぶ姿がありました。
また、他クラスとのもも組同士の関われていつもと違う楽しさも味わえたと思いました。
(A.Y)


◆みんな忍者になりきって…。(ゆり)

今日は待ちに待った遠足の日。
心配だった天気も皆で出発する時には快晴となり、元気よく新宿御苑へ向かいました。
電車の中では手すりにつかまったりお友だちとギュッと手を握りながら、乗っていました。少し緊張した表情をしながらもお友だちと顔を見合わせて笑いあったりもして楽しみだなという気持ちが伝わってきました。
新宿御苑へ到着し、しばらく歩くと芝生の広場に着きました。お昼ごはんの時間より少し早めだったのですが、お家で用意してきてもらったお弁当が楽しみだったようでふと見ると、レジャーシートを広げようとする子ども達。自分たちで持ってきたレジャーシートをお友だちとくっつけて仲良くお弁当を食べました。特別なお弁当をお友だちと見せ合ったり、保育者に見せたりとお腹はすいていたもののとても大事そうに食べていました。
お弁当の後はお楽しみの時間。最近忍者が好きで日頃の保育の中でごっこ遊びに取り入れて遊んだりなりきったりしているゆり組の子どもたち。今日は忍者から巻物が届いたという設定で、いくつかの項目をクリアしようというレクリエーションをしました。
ミッションは4つ。
1.しゅりけんを作って頭に装着する。
2.仲間を作る(数名のグループに分かれる)。
3.ゲームをしてポイントを獲得する。
4.(保育士が扮した)忍者マスターからのクイズに答えてプレゼントをもらう。
しゅりけんをお友だちと教え合いながら作り、頭に装着すると一人ひとりが忍者になりきっていました。
仲の良いお友だちと手をつなぎ、7人か8人のグループに分かれる時、仲の良いお友だちとなんとなくかたまるのですが、人数を上手く調整しなければならないことがありました。
グループを作れず戸惑っているお友だちに「〇〇ちゃん(くん)。」と自然と声をかけることが出来る優しさに感心しました。
一つ一つミッションをこなしていく中で、子ども達が気になるのは『忍者マスター』。
「どこにいるんだろう。」
「透明人間の術を使ってるんじゃないかな?」などさまざまな思いを巡らせて、最後にみんなで探しに行きました。
皆で探すと木の後ろに隠れている忍者マスターを発見。子どもたちの目がキラキラしていました。クイズにもはりきって答え、みごとプレゼントをもらうことができました。
楽しい時間もあっという間に過ぎて帰る時間に。
楽しい時間を皆と一緒に過ごすことができて、また一つ素敵な思い出が出来ました。
園の外を出ていつもよりも沢山気を遣って頑張ったことと思います。
ゆっくり休んで、また月曜日に会えるのを楽しみにしています。(K.Y)


◆ピクニック遠足(ひまわり)

今日は待ちに待ったピクニック遠足です。
昨日から明日晴れるかな?雨かな?と子供達も言っていましたが、大人と違うところが一つ。
それはどちらでも嬉しそうだという事です。
大人はどうしても晴れが・・・と思いがちですが子供達は遠足という事だけでも楽しめる純粋な心の持ち主であると感じます。
今朝はどしゃ降りで強風との天気でおもちゃ美術館かな?とも思っていましたが、次第に雨も上がってきて子供達の心はもう新宿御苑への「リベンジ」です。
朝の集まりでは颯爽と子供達がリュックと帽子をかぶり椅子に座って保育者の話を聞こうとします。
いつも以上にそわそわワクワクの様子です。
風がおさまるまで待機と判断したため、出発時間を遅らせ、子供達にそれまでは室内で遊んでいても大丈夫と伝えましたが「いい」「すわってまってる」と席を離れません。
そうこうしていると、出発の合図があり子供達は一斉に立ち上がっていました。
天は子供達に味方したようです。
いざ出発と園庭に集まり保育者とルールの確認をして駅に向かいます。
このルールの確認が特に必要です。
楽しい事はルールを守る事が大切であると日頃から伝えて行くことは大切です。
交通のルールに、社会的なルールであったり気遣いや優しさも備わっていきます。
電車に乗ると多少自覚をしながら、口を閉じてみたりじっとしてみたりします。
笑ってしまう事もありましたが友達同士話をしたり保育者との約束を守ったりと、いい「我慢」をしていたのではないかと思われます。ご家庭でも公共交通機関を一緒に利用して交通ルールを守るお出かけも面白そうです。
目的に着き、早くも散策ロードに入りました。
銀杏の匂いに立ち止まり・・・(くさいくさいと)
細長い綺麗などんぐりに立ち止まり・・・(なにこれ?レアだと)
泥にまみれた大量の小さなどんぐり(虫に見えたらしく)に立ち止まり・・・(虫を踏みながら歩きたくないと)
女郎蜘蛛だと立ち止まり・・・(妖怪ウォッチに出てくるらしく、本物だと喜んでいました)
そして、蜘蛛だと立ち止まり・・・(蜘蛛がたくさんいて)
お腹空いたと立ち止まり・・・(序盤からお弁当を食べたがっていました)
それでも、御苑の門をくぐる時は「何だか目がかがやいてきた〜」と素敵な表現をする子がいました。
芝生広場に着くと、職員が先に待機していたのを見て「先生すごいな〜。こんな長い道もう歩いてきたんだね〜」と呟く子供もいます。(車で先回りとは言えません)
一先ず集合写真を撮ると「お弁当〜」と子供達は座りだします。
皆で準備をし、皆でいただきますをして食べ始めました。
広い芝生広場に子供達の声が響き渡りなんとも清々しい瞬間でもあります。
食事中は弁当を見せ合う子供達。
あれもこれも一緒だという声が聞こえます。
お父様、お母様朝早くからお弁当の準備お疲れさまでした。
子供達は非常に美味しそうに食べていました。
食べ終わると走り出す子供達。ひとっ走りした後にレクリエーションが始まります。
最近は何かと忍者が流行っていた(子供達の遊びのなかで)のでテーマは忍者です。
保育士扮した、くノ一が巻物を司会の保育者に渡しました。
保育者がそれを開くと、なんと挑戦状が・・・。
「しゅんそくの術をみせてみよ」(くノ一とドロケイです)
「すーぱーにんじゃちーむをつくってみよ」(猛獣狩りのパロディです)
「いっぽんばしわたりをおこなってみよ」(くノ一とどんジャンケンです)
子供達はもう必死です。
しゅんそくの術はくノ一が大変そうでした。
チーム作りは上手に数を認識して友達を誘ったりとチーム作りを行っていました。
一本橋わたりは、くノ一が一人で人チームと勝負ですので大変そうでした。
結果、くノ一が完敗し子供達の勝利です。
バレバレの衣装で〇〇先生だ、△△先生だと言っていました。
ゲーム終了後しばらくしてくノ一役の保育者が着替えて戻ると、さっき先生だ先生だと言っていた子供が「あれ?せんせいどこいっていたの?」と可愛らしい発言をする瞬間、自分保育者の疲れが吹き飛んだように感じます。
まだまだお宝や、残りのイベントもありましたが今日はもう時間切れ・・・。
おやつを配り、木陰で休憩をしました。
「ね〜どれから食べる? 」
「いえでままとたべる」
「半分は弟で半分は僕」
「おねえちゃんとたべる」
とお菓子をもらってからの、子供達の行動の違いを目の当たりにし本当の幸せとはなにか?と考えさせられます。
帰りはクタクタです。
今度は空の雲を見て「いぬにみえる」「ひこうきにみえる」「てっぽにみえる」となんとか楽しいことを探しながら帰りました。
たくさんの木々や植物もありましたので園庭の木と比べたりもしました。
歩く時間も多かったのですが、そのなかで発見するものも沢山です。
園に着くと、レクリエーションの続きをやりました。
お宝をもらっていました・・・。(シール)
やっぱり嬉しいようです。
「もう疲れたみたいだけどもうまた来たい?」と聞くと「うん!!ぜったいに」「でも、育子園ではできないね。小学生だもん。楽しかったな〜」という子供もいました。
保護者の皆様のご協力と、子供達の沢山の思い出の一部になれた事に職員共々感謝をしたいと思います。
k★y
Posted in 園のこだわり