研修に参加して
2015年09月02日 水曜日
保育環境研究所ギビングツリー主催GTサミット2015が、8月24・25日と皇居近くの竹橋であり、参加しました。
全国から年に一度『見守る保育』保育理念を共有する理事長、園長が集い、ざっくばらんに経営と実践を語り合える会議です。GT東京でも2~3ヶ月に一度、会議の前にそれぞれの園を見学しその地域にあった園づくりをはじめ、周りとの関係育成など大先輩の園長先生から学びますが、その拡大全国版です。
4年前ドイツ研修で保育園、幼稚園、学童保育等、保育環境を中心に寝食共にしながら学んできた方々との情報交換もあり、同窓会のようです。年一度再会できて、全国各園の活動の様子を発表し学び合い、今後の活動へと繋がります。
この度は徳島での赤ちゃん学会の発表もあり、幼児がプラレールで遊んでいる様子を、1~2歳児の子どもたちが最初はじーっと見ている姿から、関わりを持とうと変化していく映像などを観させていただきました。
その後藤森先生から、0~2歳は、子ども同士の社会を作っていく大切な時期であり、幼児(3~5歳)へ繋がる準備期間であること、職員は、母親の代わりではなく、距離感をもって発達を見ていく事が大切であること、そして幼児の【人と関わる力】【集団に属する力】【人間関係を作る力】へと繋がっていくことを 学びました。
また、片付けの研修では、子どもは本来、人を助けようとする力を持っているため、一緒に遊んでいる大人と共に片付けることができ、また、手伝いの依頼に対して応えてくれることも知りました。
この時期を大切に、関わりをもつことで、3~5歳児の教育、更に就学前教育へと繋がり、その後の8歳までの準備期間が将来を左右する大切な時期になっていくこと学び、社会に発信していく保育士としての使命や人的環境の大切さを確認した研修でした。
保育者同士が、子ども一人ひとりの発達を共有し、チームで子ども主体、子ども中心の見守る保育を行うことで、子ども達の関わり、ドキメンテーションが見えてくること踏まえ、今後も子どもたちが楽しい園生活ができ、また保護者の方にも安心していただける【居心地の良い園】をめざして、日々振り返りをしながら進化した保育を展開していきたいと思います。
園長
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