黒電話
2015年09月01日 火曜日
先日、娘と科学技術館に行ってきました。
5階までの建物の中に、たくさんの展示室があり多くの展示を触ったり試したり出来、実験ショーなども毎日行われています。
子どもの興味や関心を深められるように展示されていました。
その中で驚いたことがありました。
娘は、黒電話のかけ方を知りませんでした。
『かけてみてください』と展示してあった黒電話ですが、どうやって使うのかわからず、係のお姉さんに「数字の穴に指を入れてまわしてごらん。」と言われると受話器を持たずに回したり、回した後どうするのかわからなかったり・・・・・
昭和の時代とのギャップを感じてしまいました。
また、手に小さな器具を持ちタブレット上で方向を指示すると指でその方向を感じることが出来たり、磁石のような釣竿を使い、タブレット上で魚釣りが出来実際に釣れたような感覚を味わえたり、技術がどんどん進歩しています。
進歩は素晴らしいことだと思います。そして、進歩まで様々な経緯があったことがわかります。
電話に例えるなら、モールス信号、壁掛け式の電話、黒電話、公衆電話、ポケットベル、ファックス、コードレスホン、カード式公衆電話、携帯電話・・・
と現在に至るまでには様々な経緯があったことがわかります。
そして、時代時代に合った進歩をとげていることがわかり、娘よりも私の方が感動して帰ってきました。
育子園も進化をしてきていますが、進化までの過程・育子園の歴史を大切にしながら、社会情勢に見合った進化をすすめられるように心がけていきたいと思いました。
また、大正12(1923)年の今日、9月1日午前11時58分、震度7の大地震が関東地方を襲い、14万2807名の尊い人命を失いました。
日本の大切な歴史、忘れてはならないたくさんの歴史は心の中に留め、子どもへ孫へ・・・と伝えていかなくてはいけない!
と思わせていただきました。。
副園長
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