◆9月29日(火)の子どもたち
2015年09月29日 火曜日

今日はミッキー体操の前に靴下を履き、いつでもお散歩に出かけられるよう準備はバッチリ。これでミッキー体操が終わったらすぐにお散歩に出発できます。
ミッキー体操が終わると朝の集まり(名前を呼んだり絵本を見たり)が始まるのだと分かっている子ども達は保育士の周りに集まって来ていつも笑顔で楽しんでくれていますが、そんな子ども達は靴下を履いたら次に何があるのかも分かっている為、窓にペターっとくっつく子が続出。『靴下を履いたら次は外に行く』という日々のリズムが子ども達の中にはきちんと出来ているので今日は靴下を履いてもまだ外には出ず、むしろミッキー体操を踊ったので子ども達の頭の中にはハテナが浮かんでいたかもしれません。ですが、柔軟な子ども達は日々の変化にもすぐ対応してなんでも『楽しい』に変身させてしまいます。
先に靴下を履いたのも、すぐに外に出られなかったのもいつもと違うと思いながらも気持ちを切り替えどんな時でも笑顔を絶やしません。すごい力だと思います。日々の流れを子ども達が覚え見通しを持てるようになってきているという事は日々、子ども達は大人の行動もよく見て理解しようとしているという事。子ども達の見本になれるような行動をしっかり取っていかなくてはいけないなと気を引き締めた瞬間でもありました。
さて、今日は波羅蜜橋にお散歩。ふじ1くみのお友だちとお散歩カーを相乗りし気分も上々です。波羅蜜橋に着くとつぼみぐみは大好きなウッドデッキによじ登り始めました。何本かある柱の間を抜けようと試みたり、登れたのはいいもののウッドデッキから降りるのはどうも怖くてどうしたらいいかと考え込んだりと色々な姿が見られます。でも、今日はふじ1くみと一緒という事もあってかよく動くつぼみぐみの姿が見られました。
「よーい、どん!」と広い波羅蜜橋を走るふじ1くみの子どもたち。その後ろを嬉しそうな表情を浮かべて追いかける〇くん。その姿をみつけて遠くから追いかけはじめる△ちゃんと□くん。つぼみぐみも元気ですがふじ1くみの子どもたちはとっても活発です。その活発さに刺激を受けたようで今まで行かなかった植木の隙間や長い距離を走ったりとこんなにも子ども達は体力がついたんだなと感じる程でした。
また、ファミリースポーツデイも近いという事で「よーい、どん」とかけっこをしてみました。子ども達は『よーい、どん』の掛け声で走り始めるなんてまだしっかりとした理解は難しく、立ち止まる子もいたり笑顔で保育士の顔を見つめたりしていましたが目の前で「おいでー」と呼ぶとニコニコと自分のペースで進んでくる姿になんだか心が温まり、当日どんな姿が見られるのかな~と楽しみになりました。
日々の繰り返しの大切さ、子ども同士の刺激、大事な事を今日はたくさん見られました
K・E。

◆秋のお散歩(ふじ1)

今日はつぼみ組と一緒に波羅密橋にお散歩に行きました。
日差しは強く暑かったのですが、空を見上げるとトンボが飛んでおり、もう秋なんだなと実感しました。子どもたちはトンボを見て『これはなんだろう?』と不思議そうな表情です。
波羅蜜橋に着くまでには沢山の刺激があります。行き交う車に、風に揺れる木の葉に落ち葉、ヘリコプターの音など・・・この季節は落ち葉が沢山あり、子どもたちの目に留まります。
それらに対し子どもたちはすぐに反応を示し「あっ!うっ!」と声を発して、一生懸命に保育士に伝えようとします。その声も「あっ!ブーブ!」「はぱ(葉っぱ)」など以前よりもはっきりしてきました。
到着すると〇ちゃんが「ワンワン ワンワン」と指をさしながら訴えてきます。そこに犬はいませんでしたが、前回散歩に来た時に大きな犬に出会った事を〇ちゃんは覚えており、その事を伝えてきているのだと感じました。「前に来た時ワンワンいたよね」と返事をすると満足そうな笑顔の〇ちゃん。以前見た光景を覚えている事に驚かされました。
私たちが思っている以上に子どもたちは成長し続けています。
しゃぼん玉に大喜びして追いかけたり、「よ~いドン!」の声かけに笑顔で走ったり、ベンチに1人で上りちょっと休憩をしたりと、思いおもいに楽しみながらも、「あんなに走ってる!」「1人でベンチに上がれた!」など、沢山の驚きをくれる子どもたちでした。
O・Y


◆拾って、こぼして、拾って、こぼして (ふじ2)

いつの間にか秋を感じる毎日です。
近所の公園のどんぐりはどうなっているかしら・・・と気になっていたのですが、先日ちょっと通りかかる機会があったので、見てきました。
落ちている落ちている落ちている。
これは早く拾いに行かなくちゃとチャンスを狙っていました。
今日は、日差しがさほど強くなく、暑すぎず、蚊もそんなにいないかも・・・
インスタントの鞄を作り、和田公園へ行きました。
公園の入口に近づくと、わんさか落ちているではありませんか。
これは、公園の中はどんなにわんさかしていることでしょう。
期待で心がわんさかです。
歩いて行った子は早速ひろいはじめました。
鞄を肩から掛け、しゃがみこんで拾って行きます。
しゃがんだままの姿勢で、少し前進。そしてまた拾う。
このくり返しで結構沢山拾いました。
姿勢が疲れてきたのか立ち上がる子が出てきたとおもったら、バラバラバラバラ・・・・
せっかく拾ったどんぐりが見事にこぼれてしまいました。
思わず、「あららら~」とつぶやいて、またせっせと拾い始めます。
そのうち拾って、こぼして、拾って、こぼしての遊びになってきました。
それもまた楽しいのです。
だんだん満足してきたのか、公園を探索し始める子が出てきました。
そっちは行かないでーという保育者の思いをよそに、何か楽しそう!とずんずん行ってしまいます。
当然です。楽しそうな遊具が一杯ですから・・・
どんぐり拾いはピリオドで、遊具で遊んできました。
園庭の遊具はまだ出来ない物が多いのですが、公園では自分の力で上ったり、滑ったりゆらゆらする所はしっかりつかまったりしながら遊べたので、とても満足したようです。
一杯遊んだ帰りなのに、足取り軽やかに歩いて帰ってこれた子もいました。
お友だちと手をつないで、立派な姿です。
今度はちゃんとした鞄を用意して、お散歩しようと思います。(N・S)


◆秋を感じて 「どんぐりつめたいよ」 (ふじ3)

秋を感じる今日この頃。
朝は昨晩のお月さまの話題でもりあがりました。
「おっきなおつきさまみたの」「ま~るいの」とみんなお月さまを見て驚きと感動でいっぱいだったんだなぁとお話しをする姿から伝わってきました。
秋を感じる中、今日は和田公園へどんぐりをひろいに行きました。
どんぐりあるかなぁ?と向かいましたが、着くとそこには、いちめんどんぐりが落ちていました。
どんぐり入れを渡すとさっそく拾いはじめました。
「あーどんぐり」「どんぐりあった」「こっちにもあったよ」とあちらこちらで聞こえてきました。
みんな夢中にひろっています。
少したつと〇ちゃんが来て、「どんぐりいっぱいだよ」と拾ったどんぐりを見せてくれました。「触っていいよ。」と〇ちゃん。
触ると、「冷たいでしょ。どんぐりつめたいよ」と教えてくれました。
集まったどんぐりを触ると確かにひんやりしていて冷たく感じました。
〇ちゃんはどんぐりを触って『つめたい』と感じ、それを教えてくれたこと、子どもの感性ってすごいなと感激しました。
他の子のどんぐり入れの中をのぞいてみると、△くんは木の棒も見つけて大事に入れ物に入れていました。◇くんはどんぐりの中にどんぐりの帽子がそれ以上に入っていました。
中には、こぼれてしまい急いで拾う子、どんぐりどれくらい拾ったかな?と見せ合う子など、どんぐり拾いを満喫しました。
〇くんはどんぐり拾いより遊具が気になるようで、少し拾うと遊具の方へ行き楽しんでいました。
どんぐり拾いを満喫した子から遊具へと遊びが変わっていき体を動かし遊びました。
どんぐりひろいを楽しんだ今日。これから、秋が少しずつ色濃くなっていく様子を味わっていけたらと思います。 t・s


◆地下鉄を見に行きました。(きく)

本日は全員集合☆
子どもたちの体力が1年前より確実についてきたように感じる毎日です。
今日は、手を繋いで歩いてお散歩に出かけました。目的の場所は、みんなの大好きな地下鉄の車庫。〇ちゃんはお友だちと手を繋ぐと嬉しくて回ったり、ジャンプしたり体で喜びを思い切り表現していました。子どもたちだけで1列につながりどんどん門の方へ向かう姿もあり、久しぶりの散歩が嬉しいのだな~とひしひしと伝わってきました。
園を出ると色々な乗り物に出会います。「パトカーいたね」「バスいたね」「ダンプカーだ」「ワゴン車だよ」と少しずつ乗り物のの名前のレパートリーも増えてきているようです。
車庫に着くと整備待ちの3車両の電車が止まっていました。◇君は、「あっ。いたよ。お~い」と手を振りながら挨拶していました。きちんと座って電車が来るのを待ちます。
「ここから見えるかな?」「もうすぐ来るかな?」と期待がどんどん膨らんでいき、ゴーゴーと電車の音が聴こえてくると「きた~やった~」と喜びが爆発し、座っていたのに立ち上がって手を振る姿が見られました。次の電車を期待して、「こないね~」と残念そう。その間にピクニックのような気分が味わえるようにお茶を飲みホッと一息。しばらく電車の来る感覚が空くと、「電車こ~い~」とパワーを送り電車が来るのを待ちわびていました。
電車が来ると拍手喝采。電車がプシュ―と言う音を出すと子どもたちの中から「おかわりちょうだい」とのリクエストが飛び交っていました。発想がとても面白く保育士たちは大笑いしてしまいました。線路を歩く整備士さんたちが見えると「おはようございます」と手を振りご挨拶。タイミングかよかったようで、電車をたくさん見ることが出来ました。
給食では、今まで食べられなかったものが少しずつ食べられるようになってきた▽ちゃん。今日の給食で苦手そうな食材を見つけた保育士は▽ちゃんが食べられるか心配で少し減らそうか?と声を掛けましたが食べられると返事が返ってきました。その言葉を不安ながらも信じて食べ始め、しばらくすると「みてみて」と空っぽになったお皿をニコニコの笑顔で見せてくれる▽ちゃんがいました。
食べられたことへの達成感と自信が▽ちゃんをお姉さんにしていました。その姿を見た◎君も、苦手な野菜を自ら一口口の中に入れもぐもぐ。「たべちゃった」と照れ笑い。子どもたち同士で刺激し合い、共に成長をしていく姿がとても頼もしく感じました。
(K☆H)


◆「かじです!!じしんです!!」 (たんぽぽ)

朝晩と日中の気温差が出始めすっかり秋めいています。
子どもたちは元気いっぱい、自分たちで遊びを選択し想像して遊びの展開を広げて楽しんでいたので、本日も朝の会はお休み。
遊んでいる様子を近くで見守っていると・・・台に乗って「おーめでとーおめでとー」とスカートとマントでおしゃれした子どもたちが誕生日会を始めました。
そこに並んでいた〇ちゃんが「えんちょうせんせいのおはなしです」と司会者をやっていると何かを思い出したように、〇ちゃんが今度は「かじです、じしんです」と放送を始めました。
そこに保育者が「火事、地震大変だ」と言いながら防災頭巾を用意して被り出すと、次々に防災頭巾を被り座り出しました。
司会者役をしている〇ちゃんの方向を真剣にみている△君、そこで保育者が「なんで防災頭巾を被るか知ってる」と尋ねると◇ちゃんが「いろいろおちてくるから、あたまをまもる」と答えてくれました。
防災の総合訓練で消防車がきたことと、ホールで集まってお話を聞いたことが、みんなに大きな影響を与えているのだなと改めて感じました。
遊びがひと段落したところで保育者が音楽をかけると「みっきーきたー」と大興奮、いつも以上に体操に力が入るこどもたち、間を開けずに今度は‘わんわん‘の「わーお」を流すと益々部屋中が熱気に包まれました。
曲が終わって音楽を止めようとすると、◎ちゃんが「まだ、だんすしたい」とのリクエストがあり、2曲ほどかけると、額にじんわりと汗がにじむほど大はしゃぎでダンスを楽しんでいました。
それから園庭へ出て、太鼓橋にすべり台、かけっこに電車ごっこと、少人数のグループに分かれて楽しんでいました。
朝から違った雰囲気と盛りだくさんの1日、たくさん動いたので眠くなるかなと思っていましたが、食事中に寝る子はほとんどおらず、みんな体力がついてきたんだなと改めて、みんなの成長を感じながら、笑い合えて楽しい時間でした。
(M・Y)


◆エレベーターが3階に上がります(うみグループ)

朝の会の後にベランダで、育てている野菜や捕まていたミミズを観察しました。
〇くんが「ミミズが沢山いるー。すごいねどうやって捕まえたんだろう。」と言うと、△ちゃんは「△ちゃんね、ミミズ触れるよ、ほら!」と小さい虫を優しく手で包んで見せてくれます。
ゆり組さんを中心に「〇〇へ上がります」というアナウンスが聞こえてきます。ベランダの階段でエレベーターごっこをしています。一人がボタンを押す係り。一人はドア係り。他のお友だちはお客さんになっていました。◇くんは「このエレベーターは3階に上がります。降りましたら、お客様は321に行ってください。」と、お出かけ先で乗ったエレベーターやエレベーター係りさんの真似を上手にしていて、見ている側もウキウキします。
ファミリースポーツデイに向けての取り組みもしました。もも組さんは園庭で元気いっぱいに体を大きく使ってダンスをします。ゆり組さんはホールでバチを使いながら曲に合わせて音を鳴らします。ひまわり組さんはうみグループで鉄棒や跳び箱の見せ場の前にするダンスをみんなで意見を出し合って考えました。曲のリズムに合わせて腕を大きく動かし、とびっきりの笑顔で練習していました。
運動会に向けてワクワクしながら準備する子ども達と気持ちを共有させてよりよい準備期間にしたいと思いました。
K.S


◆自然な手助け(にじグループ)

今日は運動会の練習をそれぞれに行いました。
ひまわり組はホールやお部屋で練習を、もも組は園庭でダンスを踊り、ゆり組はホールでみんなで集まり練習を行いました。
それぞれに楽しそうに練習していたので、このまま期待の気持ちを持ちながら練習を行っていきたいと思います。
園庭では、もも組の男の子と女の子で犬の石像にえさをやっていました。
草をネギに見立てて「ねぎもってきたよ」と言ったり、キノコをあげたり、それぞれに見立ててあげている様子はなんだか可愛らしかったです。
今日はいつもより給食を食べ始めるのが遅くなってしまいました。
そして1人だけ欠席と人数も多かったので、今日はひまわり組はみんなで食べているランチルームとは別の、机上遊びのテーブルで久しぶりにひまわり組の子どもたちだけで食べました。
するとテーブルごとに雰囲気も様々です。
男の子は楽しく笑いながら話し、女の子は「しずかに、しゃべらないゲームをしてるの」と言ってとても静かに食べていました。でもところどころでコショコショ話で話し笑い合い、大きな声にならないように気をつけながら話していました。
自然と男女別に座るところも、おもしろいものです。
ひまわり組の早く食べ終わった子が、ランチルームの片付けを手伝ってくれました。
今日は率先して何も言わずに手伝ってくれていました。
今日はいつもより時間が遅かったことを感じとっていたのか…ベッドを敷くのも数人でやってくれ、とても助かりました。
子どもたちは私たちの気づかないところで何かを感じ、また助けようという気持ちが自然と出て行動してくれる姿にあたたかさや優しさを感じました。
いつも大人が手を差し伸べているようで、子どもたちに助けられています。
感謝です。
(H.K)

◆好きなことを見つけて…。(そらグループ)

朝の集まり後、それぞれが好きな遊びをしています。
昨日保育室で一生懸命縄跳びの練習をしていた〇くん。縄を前に持ってきて跳ぶことを繰り返していました。ジャンプをするたび前に進んでいたのですが、今日はその場で跳び、さらに跳ぶ速さも速くなっていました。好きだなと思って楽しく取り組むことや、やってみたいという気持ちが強いとぐんと上手になり達成感を味わっているようでした。
日頃、挑戦する中で出来るようになったことを是非お家の方にみて頂きたいと思っています。マットや跳び箱、縄跳びなど、さまざまな経験を通して「私はこれが得意になった。」「僕は、これをいっぱい練習したから見てほしい。」など今までの積み重ねをファミリースポーツデイで披露できたらと思っています。
年少児、年中児、年長児に分かれて披露する時間があるため、学年ごとに集まる機会があります。集まって練習したあと、園庭で好きな遊びをしました。普段グループの中で、仲の深まったお友だちと一緒に遊ぶことが多いのですが、練習をきっかけにグループを越えて同じ学年のお友だちとイメージを膨らませてごっこ遊びを楽しんでいる姿が見られました。
一緒に遊ぶことが楽しいなと思ったり、遊びの幅がより一層広がって夢中になれるくらいの好きなことを見つけていけたらいいなと思います。(K.Y)


Posted in 園のこだわり