◆9月26日(土)の子どもたち
2015年09月28日 月曜日
◆幼児組さんと (つぼみ・ふじ)

雨も上がり、今日は園庭で遊びました。
今日は砂場用具を出してみました。用具の入ったかごを出すと、みんなすぐに集まってきて、次々用具を出して遊び始めました。カップなどの容器に一生懸命にシャベルで砂を入れたり、保育士が砂をカップ型に作ると、それを手でつぶして楽しんだり。中には、自分で砂を入れたカップをひっくり返して、型を作って並べて楽しんでいる子もいました。
ジョーロもあったので、水を入れて砂場まで持ってきて、砂にかけたりしていました。◯ちゃんは「お花にあげる」と言って、花壇にまでお水を運んでかけていました。しばらくすると、幼児組も出てきて、砂遊びを始めました。幼児の子どもたちが砂を掘って穴を作り、そこへ水を入れ始めました。興味をもった子がそばに寄ってきました。その様子を見ながらも、たまった水をシャベルですくったり、逆に砂をその穴に入れていくお友だちもいたり。水の中にいつの間にか入っている子もいました。でも、幼児組の遊びに参加し、つぼみ・ふじぐみなりに楽しくあそぶことができました。
砂場横では、幼児がだるまさんがころんだをしていて、ルールはわからないながら、一緒にくっついて行ったり来たり、参加している子もいました。(T.Y)


◆子どもたちの心の奥にあるもの(2歳・幼児グループ)

今日はいつもの土曜日より少したくさんのお友達と過ごした土曜保育。
お部屋では、うみグループで過ごすので、にじ、そらグループ、またきく・たんぽぽ組の子ども達にとってはいつもと違う遊びができる、楽しみな時間のようです。
ウノをやるのにも、いつも一緒に遊んでいないお友だちとやるので、ウノが大好きなゆり組の〇くんはぼくもやりたいと来たもも組のお友達に「これできる?」とその子がどれくらいその遊びを知っているかを知るところからコミュニケーションを取ってやっていました。
知らないことがわかると、ちゃんと説明してあげ、またやっていく中でも何を出したらいいのかを教えてあげていました。
子どもたちの関わり合いは、いつも一緒だからこその、理解をして関われることもあれば、あまり遊んだことのないお友達でもその場でコミュニケーションを取って仲良く遊べる。これは大きくなっていくのに必要な能力であり、それができる環境があること、また自然と行っていることも当たり前でなく大切なことだと感じさせられます。
雨上がりの園庭でも遊びました。
砂遊びをしたり、だるまさんが転んだをしたり、それぞれに遊んでいきます。
そんな中、フウセンカズラを見つけた子がいました。中を開けてみるとハートの付いた種があります。それを見た子がぼくも欲しいと寄ってきて、何人かで採り、採ったものを開けては種を集めて喜んでいました。
またそれぞれのグループに戻ったときにも共有していけたらと思います。
音楽がなり、片付けをしてお部屋に帰るとき、一つのトラブルがありました。
一見、見ただけの様子では、男の子が女の子のお花を取ってしまい、女の子は嫌なので男の子を押し、するとまた男の子は怒ってやり返す、という感じなのですが、これをよく、話を聞いてみると…
男の子は女の子がお花をお部屋に持って行こうとしていたので、「持って行ってはいけない」、ということを伝えたかったようなのですが、うまく伝えられずにそれが「お花を取る」という行為になってしまったようなのです。
見ただけの様子だと、その男の子を叱って終わりという形になりがちです。でも、もちろん、いけないところはいけないことを伝えていきますが、その良くない行為の奥には、その子が女の子にいけないことを教えてあげようという伝えたかった気持ちがあることに気付くと、叱るだけではなく、その気持ちは受けとめてあげることの大切さに気付かされます。
日々、保育をしている中で、いろいろな子どもたちがいる中、それぞれにいろいろな気持ちを抱きながら関わり合って生活をしています。
そこで、そばにいる私たち保育士が、どれだけ子どもたちの心の奥にあるあたたかい気持ちに気付けるかというのは、とても大切な鍵となってくるのだなということを改めで実感しました。
これからも、そんな子どもたちの心に気付けるよう、心で関わり合いながら生活していきたいと思います。
(H.K)


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