◆9月25日(金)の子どもたち
2015年09月26日 土曜日
◆出口?入口? (つぼみ)
今日は、室内を存分に楽しんだつぼみぐみです。廊下にトンネルとすべり台の階段部分を、登るのも斜面にしたすべり台とジャンプ台も用意しました。沢山の経験の中から色々な成長ぶりを見せています。
トンネルの入口から〇ちゃんがやってきました。その後ろを、何人かの子ども達がやってきます。〇ちゃんは到着したほうからまたトンネルがくぐりたくなってしまったようです。入口と出口について、どうしたら伝わるのかなと考え、後から来る子ども達を”おいでおいで~ってするんだよ”と伝えると、トンネルの中を覗き込んで”~でえ”と声を掛けてくれています。そのうちに、友達がトンネルをくぐりきると”タッチ―”とハイタッチをしていました。
そして、〇ちゃんはまたトンネルの入り口側に駆けて行き繰り返しトンネルをしていました。
今日の、タイミングはこんな風に上手くいきましたが毎回そうはいきません。ひっくり返って、やりたい~と思いをぶつけてくれることもあります。そんな中でも、気持ちを汲みながら思いも伝えながら・・楽しい事を探して過ごしています。
今日は、廊下でふじ1くみの子どもたちと一緒に遊びました。1くみの子たちは、ふじぐみの中では一番つぼみぐみと月齢が近い存在になりますが、入口?出口?を伝えていたつぼみぐみとはまた違って、1くみの子ども達はそのルールはもう分かっている様子。すべり台の、到着点で揉めているような姿はありませんでした。それよりも、”はやくいって”の気持ちを表現していました。つぼみぐみでも、そんな姿を見せる子もチラホラ・・・これも大きな成長です。
保育室に戻ってからは、シール遊びをする時間も作ってみました。台紙から剥がすのも一苦労・・・ついつい口が開いてしまう姿もあります。
雨の日、なんだか外が一番楽しいような気がしてしまいますが、室内であそぶ姿の中に沢山の成長を発見できて雨の日もいいな感じました。 U・A


◆こんな姿やあんな姿・・・(ふじ1)

連休明けにまた様々な成長が見られるふじ1組ですが、今日も大きな成長を感じました。
廊下に滑り台やトンネル・マットを出しました。滑り台は、今までのように台を上って滑る方法ではなく、台を挟んで左右両方に滑り台を設置し、滑り台を上ってから滑り降りるようにしてみました。
嬉しそうに廊下に飛び出した子どもたちはどれで遊ぼうかとキョロキョロしています。
滑り台にチャレンジしますが、ほとんどの子が初めての上り式滑り台にちょっぴり苦戦しています。でもスムーズに上がっていく〇くんと△ちゃんを見て、やる気に火が付いたのか次々にトライする姿が・・・やはり子ども同士、刺激や影響を受け合い意欲が増していくようです。
反対から上ろうとしたり、中々上がれなかったりを繰り返していく内に、気づけば列を作って並び、「うんしょ!」と声をかけながら、滑り台の端を力強く掴んで上がってくる子どもたち。最初は恐る恐る上がっていた子たちも、途中で手を離して立ち上がり、笑顔で上がってきていました。
その意欲は大きな成長です。中にはこわい気持ちがあるのか、お友だちが滑る様子を近くでじっと見ている子や、滑り台に手をつくまではトライし、その後すぐ別の場所へ行って遊ぶ子もいます。まだ興味を持っていない・興味はあるけどこわいなど、その遊びをしない子にもその子なりの理由があります。その時々に合わせて背中を押したり、別の遊びを提供したりと、大事に見守っていき、それぞれ1人ひとりのペースで無理なく経験を積んでいければと思っています。
今後の様々な取り組みではどんな姿を見せてくれるか楽しみです。
O・Y

◆パネルシアター(ふじ2)

今日はふじ3くみと一緒に、パネルシアターを観ました。まずは、いつも給食やおやつを食べている場所で、いつものように好きな場所に座りました。そして前には白い大きなパネルが置かれ、みんなはそれを何だろうという感じで見ていました。まず、保育士が紙がくっつく不思議な白いパネルの説明をしました。みんながいっせいにパネルに注目。
『シャボン玉』という題の歌のパネルシアターが始まりました。いろんな動物がそれぞれの色のシャボン玉を吹くのですが、次々出てくる動物にみんな、指差し喜んでみていました。次は、『大きな大根』。大きなかぶのお話しは日頃絵本でよく見ていています。かぶが大根になりましたが、うんとこしょ、どっこいしょ、と大根を抜くフリをしたり、「まだまだ抜けません」とセリフに合わせて困り顔をし、手や顔を横に振ってみたり、それぞれ演技?をしながら見ていました。次は『はらぺこあおむし』。お腹はぺこぺこと、お腹を出したり、お腹をたたいたりして。こちらもそれぞれに表現しながら、歌に合わせてみんな楽しんでよく見ていました。初めてのパネルシアターでしたが、歌に合わせて身体を動かしたり、お腹を出してあおむしの気持ちになったり、それぞれ楽しみながら見ることができました。
パネルシアターを見た後は廊下に出て、すべり台や平均台を渡ったりして身体を動かして遊びました。静かに観ていた後は、みんな激しくすべり台を立ってタカタカと降りて行ったり、元気に遊んでいました。(T.Y)


◆大きなだいこん(ふじ3)

今日は雨のためお部屋で過ごしました。
ふじ2くみと一緒にパネルシアターを見ました。
お部屋で遊んでいたみんなは前に見たパネルシアターのあおむしをやると聞いてお片付けもはりきってしていました。
みんなが集まったところではじまりはじまり~。
はじめはいろんな動物たちがシャボン玉をするパネルシアター
「うさぎだよ」「パンダ―」「おおきいぞうさん」「わんわん」と動物たちの登場に大喜びです。
シャボン玉のパネルシアターが終わると△ちゃんが「じゃあ、あおむしみる」と一言。
あおむしのパネルシアターを見るのを覚えていたのと、「じゃあ・・・」と言葉の幅が広がっていることに驚きました。
あおむしはお楽しみにとっておいて次は『おおきな大根』を見ました。
内容は大きなかぶがおおきな大根になっただけでおじいさんとおばあさん、まご、いぬ、ねこ、ねずみが出てきてみんなでうんとこしょ・どっこいしょと抜きます。
おおきな大根が抜けたところで拍手が沸き起こりみんなで大根を食べました。
さあ、最後はまちに待った『あおむし』です。
歌に合わせてでてくるあおむしにみんなも身体をゆらしたり、口ずさんだり、食べる真似をしたり一緒に歌ったり盛り上がりました。
その後は、廊下とふじ2くみを開放しあそびました。
廊下で滑り台をすべったり平均台を渡ったり、
お部屋ではおままごとや積み木を重ねたり楽しみました。
おままごとで遊んでいた〇ちゃんが、「見てみて~」と持ってきたのは、、、
「大きなだいこんだよ。あまいよ。」と見せてくれました。
大きな大根を見てパネルシアターと同じと気付きを見せてくれた〇ちゃん。「甘いよ」と美味しさまで教えてくれるなんてすごいなぁと〇ちゃんの感性と伝える力に驚かされました。
お休み明け、たくさんの経験をした子どもたちの成長に驚きや感動でいっぱいです。
これからの成長も楽しみです。 t・s

◆雨の日はゆっくりとお部屋で。(きく)

今日も朝から子どもたちはせっせとおもちゃを並べて遊んでいました。相変わらず、お人形のお世話ブームで椅子をバギーに見立てて遊んだり、食材をバックに入れて持って、お人形の赤ちゃん片手に「ちょっといってくるね」なんてまるでお母さんになりきったような会話も聞こえてきます。
お友だちと一緒に遊ぶ姿も増えてきたので、同じような格好や持ち物を持ってままごとをしたり、一緒にブロックでおうちを作ったり、電車やブロックの車をつなげて一緒に走らせたりと、同じ玩具でもずいぶん遊び方が変わってきたなぁと思う事が多いです。遊びの中での言葉のやり取りや、子どもたちなりのコミュニケーションでお友だちとのつながりが深くなってきています。
今日はミッキー体操も朝のあつまりもお休みにして、好きな遊びをして午前中はのんびり過ごしました。先日購入したソファーが大人気でしたので、もうひとつ買って頂けることになり新しいソファーの入った大きな袋を保育士が持ってくると子どもたちは目がキラキラ。「なぁにこれー?」「プレゼント?」と興味津々。出してあげると、今までと同じものなのに新しいものが大好きな子どもたちはやっぱり新しいソファーに座りたがりました。新しいソファーのおかげか、今日はなんだか絵本コーナーがしばらく賑わって、ゆったりと絵本をみて楽しむ様子がありました。
のんびりと過ごした後は、きくぐみ恒例のライブタイム!今日も音楽を掛けてノリノリで踊りました。とても賑やかな掛け声と音楽に、隣のうみグループのお兄さん・お姉さんも遊びに来ました。手拍子や、Hey!という掛け声が毎度抜群に上手です☆
ダンスの後は、給食を食べました。比較的よく食べる子たちですが、段々食の好みが出てくるなか苦手な物もパクッと挑戦する姿も出てきています。一人が「みてて、食べるよ・・ぱくっ」と食べ「すごいね!!」と褒められると、次々に「見ててね!」「ねぇたべるよ!」とものすごいアピール合戦が始まります。そして、私達大人もものすごくリアクションして褒めてあげます。
今日はお皿がピカピカな子がたくさんいました。やはり、子どもたちは褒められることが嬉しいことが分かります。褒められた時の嬉しそうな顔が見ているこちらも嬉しくなります。ひとりひとりのペースに合わせながら、その子のやる気を引き出す関わりや、声掛け、そして出来たときには最大限に褒めてあげたいと改めて思いました。
(K*S)


◆なつの次はあき。(たんぽぽ)

ひまわりやすいか、暑い時は夏といって、どんぐりやきのこ、ちょっと涼しくなって長袖を着るようになってきた今は秋っていうんだよ。と朝の会で話をすると「なつの次はあきだよね」と要約してくれた◎くん。
久し振りに小麦粉粘土をやりました。以前は楽しんでいたのに久しぶりということや、粉に徐々に水を入れて混ぜて保育者の手につく様子が気持ち悪かったのか、「やらない」と選択する子どももいました。そんな子どもたちにも秋の制作としてきのこの形に切った画用紙にシール貼りを用意しました。保育室に飾ってあるので見てみてください。とてもよく個性がでています。
小麦粉粘土はというとちょっと触って「もうおしまいにする」という子どもと1時間もずっと集中していた子どもに分かれました。私自身もこんなに小麦粉粘土を楽しめたのは初めてでしたがこどもたちの発想には驚かされることばかりでした。
はじめは粘土で見立てる代表選手としてパンやクッキー、ヘビを作った子どもたち。次第に頭の中でいろいろ考えながら作るのでしょう、「これお肉」「ちょうちょ」「ウインナー」「ゆびわ」などなど思い思いのものができ上がりました。
保育者も意識して「〇くん、半分ちょうだい?」「大きいのと小さいのどっちがいい?」などいま生活の中に取り入れている「いっぱい・ちょっと」に結び付けた声をかけていました。すると子ども同士でも「はんぶんこにしたの」「こっちは大きいお団子、こっちは小さいお団子」など、聞いたものを自分の作っているものに結び合わせているような言葉が良く聞かれました。
透明のプリンカップに(ご家庭からたくさん持ってきていただいたおかげで遊びに使わせていただいています。ご協力ありがとうございました)粘土を小さく切ったものをいっぱい入れたものと少し入れたもので「どっちがいっぱい?」と聞いてみましたがほとんどの子どもたちは理解してきているようです。
先日の日誌を読んで、おうちでも意識して「いっぱい・ちょっと」を取り入れてくださっているというお話をきかせてもらい、こうやって子どもたちのなかに浸透しているんだなあと日々の積み重ねを感じます。
今日は粘土を楽しみながら、それぞれの世界に入っているのですが半分分けてあげたり、友だちのつくったものを「それすごいねーおもしろい」と褒め合っているような姿を見て『大きくなったなあ』としみじみ感動してしまいました。たんぽぽ組で過ごして半年。今しか見られない子どもたちの姿を是非、保育士体験でおうちの方にも見て頂きたく思います。ご参加お待ちしております!(kh)

◆体育遊び(うみグループ)

今日は交通安全教室がありました。
ゆり・ひまわり組の子ども達でホールへ行き、おまわりさんの話を聞きました。
ひまわり組は信号の渡り方、「みぎ・ひだり・みぎ・わたる・てをあげて」を合言葉にして、お友達と一緒にホールに用意させた横断歩道を渡る練習をしました。
その間、もも組のいるうみグループの保育室では鉄棒や巧技台を持って来て体育遊びを楽しみました。
はしごにつかまりながら登ったり、降りたり、鉄棒にぶら下がったり、回ってみたり、雨の日でも体を動かして遊ぶのが大好きです。
ひまわり組はホールでピラミッドやおうぎをした後にお部屋へ戻ってくると、お部屋に鉄棒や巧技台が用意してあり、とても嬉しそうでした。
登り方も皆で合わせて同じようにやってみたり、一番上に登るとポーズをとったり、自分達でルールを決めながら遊ぶ姿がありました。
それぞれの発達が見られ、年長になると団結力も見受けられるようになったなと感じました。
今日は雨でしたが、秋の気候の良い中で体を沢山動かして遊ぶ楽しみを子ども達と一緒に味わっていきたいなと思いました。(B・K)


◆あと少し!! (にじ)

最近は、街中でも秋の交通安全運動の真っ最中。今日は、育子園にもおまわりさんが来てくれました。年中、年長さんを対象に、ホールでミニ交通安全教室。身近な交通ルールのお話はみんな興味のあるところです。真剣におまわりさんの話を聞いていました。青信号がチカチカしたら、どうするか??横断歩道のどのあたりではどうするか?前に進むか、後ろに進むか、走ってもいいのか・・・などなど、特にこれから小学生になる年長さんは、為になるお話をたくさん聞くことができました。
実際に、横断歩道を渡って、実践もしました。
おまわりさんとのおやくそく・・・今日覚えたことを、おうちに帰ったら、おとうさんおかあさん、兄弟にも教えてあげることです。わかっているつもりでもできていなかったこともあります。ぜひこの機会に、ご家族でも再確認して、話してみてください。
交通安全教室のあとは、年長さんは、ファミリースポーツデイでやりたいことを決めました。それぞれに、これがやりたい!まだ、ちょっと悩み中・・・などの思いもあるようです。その中でも、ピラミッドがやりたい!と名乗りをあげた子たちは、ピラミッド作りに挑戦しました。一番下の子たちは、「重い~」「疲れる~」と言いながらも、ちょっと誇らしげ。自分たちでがんばる!と決めたこと、仲間や保育士と一緒に取り組み、喜んだり、悔しがったりしながら、期待を膨らませていきたいと思います。
ピラミッドのあとも、ホールに残った数名。「跳び箱やりたい!」とのことだったので、跳び箱を用意しました。重いマットも自分で運びます。ふじぐみが使っていたので、借りに行きました。「跳び箱をしたいので、マットを貸してください。」キチンと伝えることができます。マットの上から降りてくれないふじぐみさんにも、とっても優しい対応。うれしくなります。
跳び箱は、まだ跳べない子もいます。「手をもっと前についてごらん。」あと、十センチ!もう一回。。おしりがドンとぶつかります。「あーあと少し!。」「惜しい!」その声につられて、さらにもう一回。汗だくになって、何度も何度も挑戦する姿がありました。
『あと少し』少し先の目標が見えることで、挑戦する気持ちが育ちます。子どもたちの「あと少し」に共感することで、やってみよう!がんばってみよう!の気持ちが育っていくといいなあと思います。
(T.M)


◆交通ルールを学ぶ(そら)

今日は、ゆり、ひまわり組対象で杉並警察署の方から交通ルールについて教えて頂きました。
ホールで行われたのですが、そらグル―プの子どもたちがたまたま一番のり。
制服を身にまとったおまわりさんを見ると始めはちょっぴり緊張気味の表情でしたが、全クラス揃うといつも通りの姿に。
優しい婦警さんが信号の模型や大きなカードを使ってわかりやすく説明してくださり子どもたちも夢中になって話を聞いていました。
横断歩道の渡り方を知っているか尋ねられると「知ってる!」と一人ひとりがどうやって渡るのか言っていたのですが、横断歩道を渡る時の合言葉を子どもたちに教えてくださいました。
『右、左、右、渡る、手をあげて』
言葉と動作を合わせて皆でやってみた後、お手本を見てから実際にやってみました。
地域のおまわりさんに交通ルールについて教えて頂く経験をすることで、きっと心のどこかに残り、これからに活かしていけるのかなと思います。
保育室では、もも組の子どもたちで貸し切り。好きな遊びをして遊んでいました。
同じ空間で同じ遊びをすることが多かった子どもたち。最近はお友だちと関わりあって遊ぶ姿が増えてきました。
今日はロフトを使って数名のお友だちと一緒にままごと遊びを楽しんでいました。お父さんやお母さん、お姉さん、赤ちゃんなど役割を決めて役割を果たしながら長時間遊びを楽しむ姿を見て成長を感じました。
ますます楽しいなと思う遊びが展開されていくことが楽しみです。帰りの際、保護者の方に伝えていけたらと思います。(K.Y)


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