◆9月18日(金)の子どもたち
2015年09月19日 土曜日
◆今日は盛りだくさん(つぼみ)

朝のお集まりで子ども達に今日は総合訓練があることを伝えてみました。消防士さんや消防車が来る事も話し、ちょっと窓の外を覗いてみるとちょうど園庭に消防車が到着したところでした。「みてみて!消防車が来てるよー!」というと子ども達は『なになに?』と言った感じで窓の外に釘付け。絵本や道路で見たことのある消防車を覚えていたのでしょうか?窓にくっついてとても嬉しそうに目をキラキラ光らせて覗き込んでいました。まだまだ見ていたい〇ちゃんは窓から離れがたく、まだ見たい気持ちを泣いて訴える程。窓際に子ども達があんなにも並んで見ている姿には驚きです。大人が興奮する位なのですから子ども達にとって消防車は本当に魅力的なのでしょう。
無事、避難も終わりみんなで廊下で遊びました。子どもたちはどこかで楽しそうな事が始まるとその楽しさを求めて移動開始。そうなるとみんな一か所に集まり始めます。気づけばほとんどの子が集まっている状態になりますが、以前と違うのはみんなでいるから楽しいという感情が見える事です。今までも一か所に集まることはありましたがそれは見慣れた保育士がいたからだったり、その玩具を求めてなど一つの物に向かってみんなの気持ちは一直線でした。今でもそういった姿はもちろんありますが、集まった先で楽しそうな玩具や遊びで楽しみながらもお友だちとの関わりが見られ、その関わりを楽しむようになっています。お友だちがやっている事を一緒に笑ったり目を合わせてみたりとそんな姿を良く見かけます。
今日、小さなボールプールに何人ものつぼみぐみさんが集まっていました。時間が経てば少しずつ騒ぎ出すものの、しばらくの間は和やかな雰囲気で保育士やお友だちのやっていることを真似て、そんな中でお友だちにボールを渡してあげたり背中をトントンと叩いてあげたりと体の触れ合いがあったり。また、ソフトマットでちょっとぶつかってしまった△ちゃんと□ちゃん、怒ったりするかな?と思ったのですが二人は怒るどころか笑い合う結果に・・・そういった関わりすらも今は楽しいと思えるようになってきているようで、全部が全部そうではありませんがそんな姿が見られるようになった事が素敵だなと感じています。
これからもっと子ども同士の触れ合いが増えていくのが楽しみです。
また、今日は☆ちゃんのお父さんが保育士体験に来てくださいました。☆ちゃんはというとお父さんがいることに安心しきっており、普段の姿のまま一日を過ごしていました。でも、いつもと違うのはお父さんが絵本を読んでくださった時間です。いつもは保育士の膝に座ってキョロキョロしたり玩具が気になる姿が目立っていましたが、今日はお父さんが読んでいる絵本を最初から最後までじーっと集中してみていた☆ちゃん。ご家庭で絵本を読んでいるというお父さんなので、そんなお父さんの姿を見てどこかで安心感を感じていたのでしょう。こんなに絵本に集中している☆ちゃんの姿を見せて頂けるなんてラッキーな事でした。つぼみぐみさん達とたくさん遊んでくださり、お父さんが移動しようとすると遊びたくて泣き出す子が出る程、人気者のお父さん。沢山関わってくださりありがとうございました。
消防車が来たりパパ先生が来てくださったりと盛り沢山な一日でした。
K・E

◆訓練から(ふじ1)

今日は、総合訓練でした。
放送が入り、地震と火災を想定して、ホールに避難しました。
避難をする時、特別泣きだす子どもも見られず、落ち着いている姿を見て、私たち大人も冷静に避難できるようにしなければいけないなと改めて思い直すことができました。
防災頭巾も自ら被ったり手に持ったりしながら、中には被ることを嫌がる子どももいましたが無事に避難できました。
今日は年に1度の総合訓練だったので、消防署の方も来てくださり、消防車も来たので、子どもたちは消防車の前まで行き、興味津々で見ていました。(写真参照)
天候の変化によって、長い時間見ることはできませんでしたが、保育室に戻ってきてからも外の消防車を見ようと窓の所でじっと見つめる子どももいました。
緊急時、いかに子どもたちを安全に避難できるかは大人次第です。
訓練ですが、大人同士で確認し合うことはその時その時で変化します。いかに臨機応変に対応できるかが問われると思うので、その時の子どもの様子を把握した上でより安全に避難できる方法を今後も引き続き大切にしていきたいと思います。
少しずつでも、子どもたちも一度の経験から、また積み重なっていくことを大切に、安心して過ごせるようにしていきたいなと訓練を通して感じました。(M・T)


◆あ、しょうぼうしゃ(ふじ2)

今日は総合訓練に参加しました。朝のお集まりの際、まず、地震の訓練のサイレンが鳴りました。みんなは保育士の話を聞いて、お部屋の真ん中に集まり、放送を聴いて落ち着いて座っていました。しばらくして、今度は火災の訓練のサイレンが鳴りました。防災ずきんをかぶり、ホールへ避難。ベランダへ出ると、消防車が停まっていました。「あ」と指差し。でも、避難が大切なので、後ろ髪引かれながらも、ホールへ。
ホールでは、園長先生などのお話しを聴いたりして、落ち着いて座って待っていました。最後に消防士さんが登場しました。いつも見ない人とわかってか、急に立ち上がってじっと見つめていたり、中には人見知りか、横目で消防士さんを見つめる子どもたちもいまいた。
お話が終わり、外へ、消防車を見に行きました。「あ、バス」などと言う子もいましたが、消防車を指差し、みんな興味を持ってよく見ていました。
雨が降ってきたので、急いで写真を撮って、ふじ3くみのお部屋へ行き遊びました。お部屋には偶然、消防車の写真がロッカーに貼ってあり、「みたね~」とその写真と外を指差し、同じものだと教えてくれました。目の前のことだけではなく、今経験したことを、言葉でお話できるようになって、また成長を感じました。(T.Y)


◆あ!消防車がきてるよ!(ふじ3)
今日は総合避難訓練が行われました。
朝の会の途中で地震の放送が入り、放送が聞こえてくるとピタッと話すのをやめ、放送に耳を傾ける子どもたち。「じしん・・?」と不安そうに聞いてくる子もいましたが、泣いたり慌てたりすることなく、防災頭巾を被ってきちんと座っていることができ、とても頼もしかったです。
お部屋で遊んでいると、今度は火災ベルが鳴り、避難してくださいとの放送がありました。再び防災頭巾を被ってテラスへ。靴を履こうとすると、来ていた消防車に目を奪われて靴を履くことを一瞬忘れていた子どもたちでしたが、保育士の声が聞こえると、見ていたい気持ちを抑えながらも素早く靴を履いてホールへ避難できました。
ホールで園長先生・消防士さんの話を聞いたあとは、消防車を見に行こうと思ったのですが、雨が降ってきてしまいテラスから見ることに。少し離れていたり木があったりと、あんまり見えないかな?と思ったのですが、子どもたちは食い入るように見つめていて、テラスの縁に手をかけて一生懸命背伸びをしている子もいるほどでした。
消防車に近づきたくて仕方がないという様子のみんな。乗り物が大好きなふじ3くみ。育子園に来てくれたみんなの憧れの消防車を間近で見せてあげたいなぁと思い、雨が少し上がった時に消防車の近くまでレッツゴー!
いざそばにいくと、興奮というよりは、本物を近くで見れた迫力にまさに圧倒されているような反応が多かったです。
前も横も後ろもよーく目に焼き付けて、消防車にバイバイと別れを告げ、ふじ2くみのお部屋をお借りして遊びました。ふじ2くみの絵本コーナーには乗り物の写真の本があり、早速さっき見たばかりの消防車の写真を見つけた〇くん。お友だちに見せてあげたり、「さっきみたね」とお話ししたり。
また違う本の消防車の写真を見つけた△くんは「じゃじゃ~ん!でってこーい! しょうぼうしゃです!!」と本を出してみたり。ブロックを積み上げて消防車を作ったり。
今日の消防車との出会いが本当に嬉しかったようで、子どもたちの心にしっかりと刻まれたようでした。
S.S


◆消防車がやってきた。(きく)

今朝は雷が鳴ったり、晴れたり、また雨が降ったりと目まぐるしいお天気の変化でした。子どもたちは時折外を眺めて「あめふってる?」「え?きょうじてんしゃできたよ」そんな会話も聞こえてきました。
朝の集まりの時に、今日の紙芝居を選ぶのに少し子どもたちに座って待っててもらいました。「ちょっと数えてて」と一言言うと、子どもたちだけで「1・2・3・4・5・・・10」と10まで数えられるようになっていました。
さて、紙芝居を読もう!と読み始めて4行目くらいのところで、訓練のサイレンの音が。はっとして子どもたちは一斉に私の顔を見つめます。すぐに防災頭巾をかぶって放送を聞きます。避難が解除になったとき、お話をしました。
「地震や火事が起きたらどうするんだっけ?」と質問すると、「せんせいのところにいく」と日ごろよくお話を聞いてくれていたんだなぁと思いました。「おもちゃであそんでてもいく」「ちゃんとおはなしきく」など、小さいながらに子どもたちはよく理解しているなと感心と日ごろの訓練の積み重ねの大切さを感じました。
そんな話をしていると、もう一度訓練の音が。今度は火災でホールへ避難しました。実は今日は総合訓練の日だったので、園庭には消防車がきていました。避難しようとベランダへ出るとそこには消防車が!!
そんな光景を見たら静かにしていられるはずもなく、「ねー!消防車きてる!」「しょうぼうしゃ!」と大はしゃぎ。逸る気持ちを押さえながら、消防車を横目にホールへ。ホールへ行くと、消防士さんがいてお話をしてくれました。避難訓練がとっても上手に出来たご褒美に、お待ちかねの消防車の見学タイムとなりました。
少し小雨が降っていたので防災頭巾をかぶったまま外へ行き、近くで見る消防車に目がキラキラ。「これはなに?」と消防士のお兄さんに質問したり、普段触れない車体を触ったりと大満足の様子でした。
最後に記念撮影もして、少々名残惜しそうに消防車とお別れをした子どもたちでした。
(K*S)


◆「しょうぼうしゃ~」(たんぽぽ)

今日もあいにくの空模様ですが、元気いっぱいの子どもたち、朝の会でパンツの履き方について改めて確認しました。
「足が同じ穴に二つ入れてる子見かけるけど、しっかりズボンの穴を見て、ゆっくり履けば間違えずに履けると思うよ」と伝えたり、「どうしても出来なかったら、どうしたらいいと思う」と質問すると、〇ちゃんが「てつだってっていうんだよ」と教えてくれました。
そんなお話をしていると、「地震です」と放送が入り避難訓練がはじまりました。
放送をよく聞いているみんなは、素早く立ち上がり保育者の近くに集まり、防災頭巾を渡すと上手に被っていました。
避難が解除され、保育者が「上手に集まれて凄いね、お兄さんお姉さんみたいだね」と話した後に、「どうしてこの帽子(防災頭巾)被るか知ってる」と聞くと、◇ちゃんが「あたまにこつんていたくなっちゃうから」と答えてくれました。「そうだね皆の頭が怪我して痛くならないように、頭は大事だから被るんだよね」と保育者が話している横で、△くんが「おかし、おかし」と言ってくれていました。△くんは、避難する際の「お・か・し・も」の事をいってくれていたようなので、一文字ずつ説明をしながら、確認をしてしていきました。
その後ホールに避難し、消防署から消防士さんが来てお話をしてくれたのですが、真剣な表情で聞いていました。
消防車の前で記念撮影をしてお部屋へ、お部屋では「アナと雪の女王」ごっこやパズル、キラキラビーズ、ぬりえなどを楽しんでいました。
避難訓練での子どもたちの素早い動きと、真剣な表情にまた新たな成長を実感させてくれた機会でした。
(M・Y)


◆なに?なんで?(うみグループ)

今日は総合訓練がありました。
朝の集まりで今日は、こーゆーのがきます、とジェスチャーで火を消す動きをすると「やったー!消防車!?」と大喜びです。
いつも通りお部屋で自由に遊んでいると、放送が流れ、地震とのことで机の下に潜りました。
毎月、訓練をしているからか頭を入れ、静かにできました。
放送ではなんと言ってた?と聞くと、「くんれん、じしんですっていってた」としっかり放送も聞いていました。
ホールに避難し、消防士の人の話を聞きました。
そのあと、みんなで消防車を見ました。
間近で見る消防車はとても綺麗で自分たちの顔が鏡のように見えたのにも驚いていました。
なんで消防車って赤なのかな、と聞くと、「あっわかった!火を消すから赤なんだよ!」と考える子や、「なんでだろう」と考え込む子といました。
すると、近くにいた消防士の方が「みんなに消防士が来たことを教えるために分かりやすい色の赤なんだよ」と教えてもらいました。
そのことをきっかけに分からないことを聞きます。
子「なんで丸いのついてるの?」 消「あれはホースだよ!それを伸ばして火を消すんだよ」
子「なにこの黄色いの?」 消「これで車を固定するんだよ」
子「このはしご登っていい!?」 消「危ないからだめだよ」
とたくさんの「なに」、「なんで」がたくさん生まれました。
また、ホールはAEDの訓練・園庭で消火訓練と職員がやりました。
興味ある子たちは静かに見ています。
やっていると「この人形さんのお母さんは?」と気になり、消防署にいるよと聞き、安心したようです。(AED訓練で人形を使用しました。)
消防車を見るときは少し雨が降っていましたが、気にすることなくみんな釘づけでした。
消防車は火を消す仕事だけではなく、車を固定することもできるなど学ぶことが出来ました。
(A,Y)


◆広がる遊び(にじグループ)

今日は、雨なのでお部屋で過ごしました。
ここ数日、雨の日が続きますが朝のお集まり、共有の時間から「昨日、〇〇やったから今日続きやる!」「昨日、縄跳びできるようになったから、今日もっとできるようになりたい!」など、遊びの意欲が高まる子どもたち。それぞれ思い思いの遊びを見つけ楽しみました。
今日も、子どもたちの意欲や興味をもとに鉄棒や縄跳びを行なえるゾーンを設定していきましたが、遊びの共有の時間があったこともあり選択する子が多くいました。
縄跳びで遊ぶ年長の〇〇ちゃんに「今日は、縄跳びやってみるんだ!」と「やってみる」という意欲に共感するように聞いてみると「うん!昨日、△△ちゃんができるようになったって言ってたから〇〇もやりたくなったの!」と、嬉しそうに教えてくれました。
ブロックゾーンでは昨日、ピダゴラスイッチのようなビー玉ブロックで遊ぶ子が数人いましたが、今日も「もっとすごいの作るんだ!」と、集中して遊びこんでいました。また、昨日は参加していなかった子も数人いて「僕たちもやってみたくなったんだ!」と、にっこり笑顔。
様々な遊びの場面で子どもたちの意欲や探究心に触れることができました。
こういった子どもたちの姿に触れられることは、もちろん嬉しいですが、同時に子ども同士の共有の時間の大切さに改めて気づくことができた瞬間でした。
これからも大切にしていきたいです。
T.N


◆避難訓練(そらグループ)

今日は総合避難訓練がありました。
子どもたちは保育室内で遊んでいたのですが、サイレンが鳴ると大人のいる所へ集まって話をよく聞いていました。
地震の後は火災が起きたことを想定し、保育室からホールへ避難しました。今日は特別に杉並消防庁の方がいらっしゃって消防士さんが子どもたちに話をしてくださいました。
地震や火災が起きた時に大切な「おかしも」について、自信を持って答えている姿がみられました。
訓練の後は園庭へ行って消防車を見学したり、大人がAED訓練をしている所を近くで見て応援していました。消防車を近くで見られる機会がなかなかないため、子どもたちは目を輝かせながら見ていました。消防士さんも優しく子どもたちにかかわって下さりとても嬉しそうでした。
AED訓練では、子ども用と成人用の模型が用意されていました。意識を確かめるために子どもの名前でその模型に呼びかけると子どもたちは親しみを持ちながらも真剣な表情で眺めていました。実際に模型に触れて心臓マッサージの練習もしました。
日頃の訓練が、いざというときに自然と身について行動に移せると思うのでこれからも皆で訓練を経験し大切な事を振り返る時間をつくっていきたいと思います。(K.Y)


Posted in 園のこだわり