◆9月11日(金)の子どもたち
2015年09月12日 土曜日
◆なんだかドキドキ!(つぼみ)

雨が続いていた一週間でしたが、やっといい天気の一日となり、少し気分も晴れやかになりました。
そんな今日は、つぼみぐみ初めての保育士体験で〇ちゃんのお母さんが来てくれました。なんとなくいつもとは違う雰囲気を感じるのかなと思いましたが、子ども達は「知らない人」ではなく「〇ちゃんのおかあさん」ということを分かっていて、人見知りすることなく過ごしていました。朝も〇ちゃんママ先生が「だるまさんが」の絵本を読んでくれたのですが、いつも通り揺れたり真似をしたり、むしろいつもよりノリノリで参加していました。
久しぶりの天気だったので、波羅蜜橋まで散歩に行くことにしました。〇ちゃんはいつも何でもしようとするのですが、お母さんがいていろいろと甘えたくなります。行く前も「やってほしい」という気持ちがあり、保育士が靴下を「どれかな?」と差し出すと嫌がり、お母さんが差し出すと、すんなり取ろうとする姿が見られました。よく園と家では全然違います。と聞くことがありますが、環境(人や場所)が違うといろんな事が違ってくるようです。
お母さんが離れると泣いてしまっていた〇ちゃんでしたが散歩カーに乗ると落ち着き、お母さんが距離を離しても、存在を確認しながら機嫌よく乗っていました。近くにいるだけで安心できるお母さんの存在は本当に子どもたちの安心材料なんだなと感じました。
波羅蜜橋でも〇ちゃんも子ども達も〇ちゃんママ先生と一緒に歩き回ったり、シャボン玉を追いかけたり、散歩の行き帰りの道も楽しんでいました。
散歩も一緒に行けて、ご飯も隣で補助してくれたり、普段見られない姿など見られたのではないでしょうか。今日は本当に保育士体験ありがとうございました。
(K.E)


◆
◆お友だちと手をつないて歩く (ふじ2)

久しぶりの晴れのお天気。今日は電車を見にお散歩に行きました。手をつないで歩く子、お散歩カーに乗っていく子と、分かれて出発しました。久しぶりのお外でウキウキなのか、歩く子は、自然とお友だちと手をつないでいました。園の外へ出て行くと、更に足取りが軽くなり、そのうち自然とリズムよく、足を1、2、1、2、体も横に振ってにこにこ嬉しそうに歩いていました。一人がやると、みんなつられてやりだし、みんなで楽しく歩いていました。
地下鉄が見えるところに近付きました。今日は、既に止まっている電車があり、指をさしたり、目を見開いたりして、電車を見つけたことをそれぞれ表現していました。そして到着すると、今度は電車が、動いて出てきました。手を振って電車を迎え、ゴーという音にびっくりしながらも、また手を振って笑顔で電車を見送っていました。近くにはねこじゃらしが生えていて、それを採ったり、お茶を飲んだりして、次の電車を待ちました。
ねこじゃらしをお友だちの顔にコショコショとして、触れ合いも楽しみ、次の電車を見て帰りました。帰りは、歩く子とお散歩カーに乗る子を、行きと交代をして帰りました。手をつないで歩くことも自然と行い、一段とお友だちとの関わりを意識してきたんだなあと感じました。(T.Y)


◆ありがとう、のお返し(ふじ3)

今日はようやく青空が見え、なんだかこちらの気持ちまで晴々となるような晴天でした。
「今日はおひさまニコニコだからお外に行けるね!」とお話しすると手を叩いたりジャンプしたりくるくる回ったりと身体全部を使って喜びを表現する子どもたちでした。
朝、お部屋で遊んでいたときのことです。泣いていた△くんを見つけた□くんは、すぐさまティッシュを取りに行き、△くんの涙を拭いてあげていました。涙も止まり再び遊び始めたのですが、しばらくすると今度は□くんが泣いてしまいました。すると今度は△くんがティッシュを取りに行き自分が拭いてもらった時のように拭いてあげていました。
自分が優しくしてもらったことがしっかりと心に残っていたのでしょうね。優しさのお返し、自然とでた行動、本当に素敵で心があたたかくなりました。
さて、今日は久しぶりに晴れたので電車を見に行ってきました。久しぶりにお外に出れるだけでなく電車を見に行けるということで靴下を履くのにも気合いが入る子どもたち。
いざ出発すると早速横を通っていくバスやいろいろな乗り物に大興奮で、お散歩カーから身を乗り出すようにして見つめていました。
このあいだ電車を見に行ったときに音が怖くて顔を手で覆っていた◇くん。今日はどうかな・・と思って見てみるとすでに顔を隠していました。そんな◇くんを見て真似をして一緒に顔を隠してみたり、「でんしゃ こわくないよ!」と声をかけてあげたりといろいろなやりとりが見られました。
最後は顔を隠さずにみんなで「ばいば~い!またね!」とまた会いに来る約束をして保育園に戻り、たくさん水分補給をして園庭でも思いっきり遊び、久しぶりの戸外遊びを満喫しました。
そして今日は〇君のお母さんが保育士体験に入ってくださいました。大好きなお母さんと一緒だからかちょっと照れくさいような表情で朝は緊張気味の〇くん。他の子たちは「〇くんママ!きょうはせんせいなの?」と大喜び。
優しくあたたかな関わりをしてくださり、すぐにママ先生の元には子どもたちが集まり、お洋服や作ったものを見てほしくて持っていったり、たくさんお話をしていました。今日はどうしているのかな?という不思議よりもママ先生という存在が嬉しくて嬉しくて仕方なかったようです。〇くんも大好きなお母さんにぺったり甘えて、いつもとはまた違った表情も見れ、嬉しく思いました。本当にありがとうございました。
S.S


◆夏晴れ(きく)

やっと外で遊べました。長がった~。子どもたちは「晴れたよ」「今日は雨じゃないよ」とソワソワ。ミッキー体操を早目に行い朝の会も前倒し。「今日は、外で遊びま~す」「わ~い」と準備も素早く、園庭に飛び出して行きました。
◎ちゃんは、お兄さんの中に入り真剣に地面を見ていました。何をしているのだろう?と近付くと木の棒でミミズを突っついています。突っつくたびにぐにゃぐにゃ動くミミズに興味を抱き、お兄さんの手元を真似しながら真剣な表情をしていました。雨続きでミミズも出てきていたようです。
わ~いと飛び出した先には、砂場があり、ひとまず砂場に立ち寄る子どもたち。
保育士が大きな山を作り始めました。1つ作って周りを掘り川にすると、一緒にやると傍で観ていた子どもたちが参戦しました。
◇君も一緒にやると保育士の傍で土を下から上へ積んでいました。何ができるのか、ワクワクと期待に満ちた楽しそうな笑顔をみせていました。
▽ちゃんがなんと、ロッククライミングをスイスイ登り、吊り橋をスルスル渡っていました。いつ練習したのかしら?その姿を見ていた子どもたちも保育士たちも驚き、「すごーい」拍手喝采。それを見ていた子どもたちもやってみると意欲が出てきて、ロッククライミング待ちの列ができていました。
▽ちゃんは、何度も何度も登り、渡りを繰り返し、出来た喜びをかみしめていました。時には挑戦中のお友だちにやり方やコツを教えてくれていました。
久しぶりの園庭遊びでパワフルに遊び、お昼寝はあっという間に夢の中へ。
沢山成長を見ることのできた園庭遊びでした。
(K☆H)


◆「おひさまきらきら」(たんぽぽ)

今日は久しぶりのお天気に子どもたちの表情も心なしかワクワク、週末金曜ですが元気いっぱいに部屋を動き回るみんな、ミッキー体操も待ちきれない様子だったので、みんなが大好きな曲をかけてダンスを始めると、楽しくて大笑いしたり、ジャンプして全身で喜びを表現しました。
朝の会では、早く園庭に出たい様子だったので、絵本を省略して、曜日とお天気の確認、「今日のお天気は」と問いかけると、「おひさまきらきら」と〇ちゃんその前では◇ちゃんが「はれ」と教えてくれていました。
思い思いの言葉や動作で、お外が晴れている喜びを表してくれていました。
久し振りの園庭に気持ちもはやり、早くにお支度を済ませベランダへ柵から園庭の様子を覗き込んでいました。
階段を降りる足取りも軽やかで、ロッククライミングに挑戦したり、やってみたくて保育者の手を引き手伝ってほしいと伝えていたり、築山滑りや、転がってみたりと全身を使って楽しんでいた子どもたち。
砂場の方へ覗きに行ってみると、全身泥だらけになるほど、水や砂の感触を感じて楽しんでいました。
その横では、ゆりかごスイングに乗り「●せんせー」と保育者を呼び、「おおきくやって」と揺らしてほしいことを伝えていた△ちゃんと◎ちゃん。
約二週間分の、園庭で遊べなかった思いを発散して、大喜びでニコニコ笑顔の子どもたちをみて、本当にお外遊びが大好きなんだなと改めてじっかんしました。
これから、晴れの日が続いてたくさん園庭で遊べるといいなと願うばかりです。
(M・Y)


◆傘袋ロケット作り(うみグループ)

今日は、月曜日からうみグループに入っている実習生のお姉さんが紙芝居を読んでくれたり、新しい遊びを提供してくれました。
傘袋でロケット作りです。
制作が好きな子ども達は、実習生が朝のお集まりで飛ばして見せてくれたので、興味が湧き沢山の子ども達が集まって、ロケット作りをしました。
ハサミの使い方は、もも組も線に沿って切るのがとても上手になっていました。
普段は自分の好きなものを想像してつくっていますが、出来あがりを見ているので、それに近付けるように丁寧に行っている児が多くいました。
袋をふくらます時には、子どもが口に着けると床に着くほどの長さの物で、沢山空気を入れると、必死で袋の口を閉めて「先生、閉めて!」と輪ゴムをもってきました。
自分で結んだ児もいたのですが、徐々に空気が抜けてしまい、「先生手伝って」と一緒に行う部分も多くありました。
普段は、子ども達の想像を形にできるようにサポートしている物や子どもが自分で部屋にある材料を用意しながら作り上げていくものを、今日は保育士と子ども達が協力し合いながらロケットを作ることができて、一人ひとりの成長を改めて感じながら一緒に楽しんで関わる事が出来てよかったと思います。(B・K)

◆ひまわりとスイカと夏の終わり(にじ)

本当に久しぶりの晴れです!それにしても、よく雨が降りました。園庭のひまわりの種を取りたかったのですが、タイミングを逃してしまい、今日こそ!と朝の集まりで、話をしました。ところが・・・今回の雨は、ちょっと降りすぎたようで、ひまわりの花の部分がふやけてしまったり、黒っぽく、カビが生えてきてしまいました。
子どもが触れるのはちょっとよくないかなということで、残念ながら、今回は大人が。。採ったひまわりの花を容器に入れて、持っていると、子どもたちが集まってきました。「わー、ひまわりの種だ!」と触ろうとしたので、「ちょっとこれは触れないんだ。昨日、一昨日とたーくさん雨が降って、ひまわり、ちょっと腐ってきちゃったんだ。触ると体によくないかもしれないからね。ほら、ここ、黒くなってるでしょ。」と話すと、「ふうーん。」と見ています。
「ひまわり、かわいそう。。」と〇くん。「そうだね。かわいそうだね。でも見て。種はいっぱい入ってるよ。これを植えたら、きっとまた花が咲くね。」朝、読んだひまわりの絵本には、春に植えると、夏に花が咲くと書いてありました。「じゃあ、この種を植えるころには、私たちはもういくじえんにいないじゃん。だって、一年生だもん。」と言う△ちゃん。「そうか。じゃあももぐみさんとゆりぐみさんががんばって育てるから、夏休みにはひまわりを見に来てね。」と話すと、「うん!」とうれしい約束をしました。
一つの花から1000~2000個の種がとれるというひまわり。帰りの集まりでもまたみんなで見て話して、大切に来年につなげていきたいです。
月曜に作ったスイカのアイスキャンディーも、ついに食べるときがやってきました。全員分は作れませんでしたが、月曜に作ったときに参加した子たちを中心に、園庭で口の中にパクッ。「スイカの味がする!」と大満足の表情です。久しぶりの晴れた園庭で、夏の終わりも感じながら、子どもたちの最高の笑顔を見ることができました。
(T.M)


◆わくわくがお部屋いっぱいに。(そらグループ)

今日は久しぶりにとっても気持ち良いお天気。
「園庭に行けるね。」ととっても楽しみにしていた子どもたちです。
ほとんどの子どもたちが園庭に遊びに行きました。
こおり鬼をみんなでしたり、雨上がりの園庭で虫を探す子もいます。かたつむりを見つけた子もいました。
ひまわり組さんは昨日の絵の具遊びの続きをしました。
今日は昨日絵の具で描いた画用紙に実習生が用意してくれたクレヨンやマーカー、パステルで更に絵や色を重ねていきます。
特に子どもたちが反応を示したのはパステル。
チョークのような素材で描いた線を指や手でこするとぼやーっと色が広がっていきます。初めて体験した子が多かったので、まずは思う存分使って体験していきます。使っていくうちに要領がわかってきて、ここはマーカーで、ここはパステルっといった感じに描きたい雰囲気に合わせて使っている様子がありました。
完成した世界に1枚の素敵な画用紙を実習生に見せに行く子どもたち。
すると、「○○くんは、この素敵な紙にどんなものを包んでみたい?」と実習生が質問するのです。ピンと来ない子もいましたが、誰にあげたいのか、どうしてその人にあげたいのか等を子どもと対話していくうちに子どもたちは少しずつ言葉にして表現していきます。
子「ママにあげたい。いつもおいしいご飯つくってくれてありがとうって。」
大人「そうか。ありがとうって気持ちをこの紙の中に包みたいんだね。」
子「うん。ありがとうって気持ちが入ってるの。」
そして、そんな子どもたちの想いを包むと最後にリボンをしてお部屋に飾りました。包み方も、優しく折りたたむ子もいれば、くるくるっと丸める子もいます。リボンの結び方も一人ひとり個性が表れます。
飾った作品を嬉しそうに眺める子どもたち。もも・ゆり組さんも一緒に眺めていたり、今度は私たちの番だよね?と聞いてくる子もいました。
こんな風に自分の作った作品に思いを込めて、眺めると思わずにやけてしまうくらい大切にできる子どもたちの感性の素晴らしさを感じるとともに、子どもたちがそう感じられるような提供や声掛けをしている実習生もとても素晴らしいなと感じました。
子どもたちのわくわく感を引き出していけるような環境を私もデザインしていきたいなと思います。(I.E)


Posted in 園のこだわり