◆9月9日(水)の子どもたち
2015年09月10日 木曜日
◆やってみたい(つぼみ)

連日の雨ですね・・廊下で過ごしてみたりコンビカーで遊んでみたりして過ごしてしていますが、今日は室内でふじぐみさんと一緒に過ごしてみました。プラステンというおもちゃを出してみました。棒に5円玉のようなコインをさしていくのですが、今日は初めて触れてみました。
様々な姿がある中で、〇○クンはコインを1つぽとっとはめてはかたっと鳴る音を楽しんでいるようでわざと鳴らしてみたりしながら楽しんでいます。△ちゃんはなかなかうまくはめられず悩んでいましたが、一度保育士と一緒にやってみると手を払いのけ『じぶんでやってみる!!』とばかりにやりはじめました。
☆くんは、棒に上手くコインをはめられないでいました。△ちゃんの様に一緒にやってみたらいいのかな・・とおもって一度一緒にやってみたのですがなんだかとっても不満そうな表情でした。
自分でやりたいのかなあ・・と思いちょっと様子を見ていると手でかちゃかちゃと音を鳴らしてみたり、コインを覗いてみたり、棒にさしてみたり・・色々と研究しています。そのうちに、☆くんと目があいました。ニコ~と何とも良い表情。
どんな時でも、子ども達と関わる時は何か思いがあるのですが、思ったとおりに伝わらない時もあります。そんな時は、今どう思ってるのか、こうしたかったのか・・などいろいろ考えたりします。遊びの中でも一緒なんだと感じました。このおもちゃはこうやって使うんだよと伝えたい。でも、☆くんがやりたい事はそうではない。☆くんにとって、このおもちゃとの出会いをいい出会いにしたい・・と思っていたので☆くんの大研究も楽しむことが出来ました。次に☆くんがこのおもちゃに出会った時どんな姿か、楽しみにしています。 U・A

◆夢中で遊ぶ(ふじ1)

昨日に引き続き、今日も10人全員が登園しました。
笑顔いっぱいの子どもたちですが、少し夏の疲れが出てきている様子が見られます。体調の変化等、今後も気をつけて見ていきたいと思います。
今日はつぼみ組と保育室を繋げました。何度目かの行き来な為か、子どもたちは慣れた様子でつぼみ組に入っていき、好きな玩具を見つけ遊んでいました。
いつもつぼみ組さんを見つけると、頭を撫でてあげている〇ちゃん。
今日もやさしい表情で何度も撫でていました。
ふじ1組のお友だちの頭を〇ちゃんが撫でる事もありますが、〇ちゃんの表情を見ていると、ふじ1組とつぼみ組では、〇ちゃんの表情に違いが見られます。
つぼみ組に対しては、顔を覗き込み気遣いながら頭を撫でているように見え、相手を自分より小さい子だと認識している姿が伺えます。こんな所にも成長はしっかりと芽生えており、今後の関わりがますます楽しみになります。
机上遊びではプラステン(棒に5円玉のような形のコインをはめる玩具です)などを楽しみました。
初めてのチャレンジでしたが、保育士の手を借りる事なく次々に棒にコインを落としていきます。そして思った以上に集中して取り組んでおり、ここでも成長が感じられました。
じっくり取り組み満足すると別の遊びに移り、次にプラステンで遊びたい子は、じっと遊びを観察し順番を待ちながら、「う!う!」と保育士に気持ちをアピールしていました。
保育士の声かけに耳を傾け、順番を待てるようになった事も新たな発見です。
1つの玩具で遊ぶ時間が長くなった事と共に、様々な成長を実感した1日でした。
これからも子どもたちの成長・発達に合った遊びを提供し、子どもたちの変化に伴って環境を考えていき、落ち着いて遊び込める空間を保障していきたいと思います。
O・Y


◆新聞、ビリビリ パラパラ(ふじ2)

雨、台風と、お外に中々出られない日々が続きます。今日もいつものように朝の体操をし、絵本を見て。その後は、新聞紙遊びをしました。前回行ったことを覚えていたのか、新聞を渡すと、自分から両手、指を使って新聞をどんどん破っていて、ほとんどのお友だちが、上手に破ることが出来ていました。そして、自分から、落ちて散らばった紙を、ワーイと言ってまき始めたり、散らばった紙の上に寝っ転がったりして楽しんでいました。
◎ちゃんは、机の上に破いた紙をのせていくのですが、側にいた△ちゃんは、その紙を手ではらって床に落としていたり、しばらく、それを繰り返していました。破いた紙を束で持って、いろんな所へ運んで遊んだり、運び屋さんもたくさん見られ。また、紙を握っておにぎり作りも始まり。また、保育士がパラパラ紙を投げると、目を細めて頭の上に落ちてくる様子を見て、また感じて。しばらくそれぞれに楽しんでいると、今度は、保育士の頭の上に紙を置いたり、かけたりしてきました。保育士のまねをしていました。、
その後は、廊下で、鉄棒、すべり台、平均台などをして身体を動かしました。雨続きの成果か、平均台も上手にわたれるようになったり、活発になりました。(T.Y)


◆こどもの想像力と行動力(ふじ3)

台風が近づき、子どもたちも窓の外を見ながら「雨、いっぱいだね」「今日、レインコート着てきたの」と話してくれました。
大人にとっては、厄介な台風の上陸ですが、子どもたちには、いつもと違う様子でどこか嬉しそうでした。
今日は、廊下に鉄棒や滑り台、平均台を出して、体をたくさん動かして遊びました。
一番人気は滑り台。自分が先に!と子どもたちが押し寄せてきますが、「順番だよ」「〇〇ちゃんの次ね」とその都度伝えていくようにしましたが、まだまだ【順番】は難しいようです。
そんな中、〇くんは滑り終わると、そのまま滑り台の前に立ち止まり足を広げました。
〇くんはトンネルを作ってくれていたんです。
友だちや保育士が作っていたのを覚えていたのかもしれません。
その様子を見ていると、子どもの行動が2つに分かれました。
・面白くなって、何度も滑ろうとする子
・〇くんの後ろについて、トンネルを長くしようとする子
どちらも、大人が何かを言ったわけではなく、自然に起きた行動でした。
滑る子も滑る向きを考えたり、トンネルを作る子も友達の肩に掴まったり、足を大きく開いたりしていて、子ども達ながらに今まで見たことを思い出したり、考えたりしているんだと思うと感動的でした。
その傍らには、壁に着いている消火器を固定していたフックを見つけた◇くん。
保育士の側にきて一生懸命何かを訴えてきます。
すると近くにいた他の子が、「お顔みたいね!」と言っているのを聞いて、「もしかして、パパの顔だよって教えてくれたの?」と聞くと、嬉しそうにうなずいてくれました。
確かに留めてあるネジが目でフックが鼻と言われれば見えなくわない。
大人が見逃しているものをたくさん見つけて、色んな物に想像していける子どもの力にまたまた感動しました。
大人はどうしても決まった通りに見てしまったり、そうじゃないといけないと考えてしまいがちですが、子どもたちの行動力と想像力を見習いたいと思いました。
(E.Y)


◆うれしいおたんじょうび。(きく)

あいにくの雨続きですが、今日は9月のお誕生日会です。そんなことを察知してか、今日は朝からままごとをしながら「お誕生日会するよー」「せんせいのお誕生日パーティーするからおいで」と誘われたり、遊びの発想もストーリーも豊かになっていることを感じます。
朝の集まりで、今日はお誕生日会があることを伝えました。先日お誕生日を迎えた〇くんは、期待に胸を膨らませながら目をキラキラ☆そして、キラキラお姉さんの登場にみんなワクワクです。しかしながら、外は大雨。いつも外から急に登場するキラキラお姉さんを思い出すと、「きらきらおねーさんくるかな?」と心配顔に。「雨だからこれなかったらどうする?」と子どもたちに聞くと「えーやだー」とがっかり顔に。
それじゃあ電話してみる?と聞いてみると、電話しよう!ということになり別の保育士が電話する演技を・・・。子どもたちはいつでも本気で信じているので電話する様子を見守ります。そんな素直さがかわいらしいです。そんなキラキラお姉さんは現在こちらへ向かっている。という情報が流れ、子どもたちは一安心でお誕生日会の会場であるたんぽぽ組へ行きました。
誕生日会が始まる頃に、キラキラお姉さんが登場し子どもたちのテンションは一気にアップ♪お誕生日の〇くんはいつ呼ばれるかいつ呼ばれるかと立ち上がってキョロキョロしながら待っていました。みんなにお祝いしてもらうと飛び切りの笑顔でプレゼントを貰い、なんだか見ているこちらも幸せな気持ちになりました。
おたのしみは、保育士による即興3びきのこぶた劇場でした。楽しんでくれたようで「たのしかったー!」と喜んでもらえて何よりです。
月に一度のお誕生日会、年に一度のお誕生日。誰もが楽しみで、ワクワクする気持ちを大切にし、一人ひとりの成長を感じながらお祝いしたいと感じます。
(K*S)

◆ごめんなさいって言えるかな・・・?(たんぽぽ)

朝の会で、「ごめんなさいっていえるかな?」という絵本を読みました。普段遊びの中で、友達に悪いことをしてしまったり、わざとじゃないのにぶつかってしまったり・・・
よくあることなのですが中々この一言が言えなくて・・・泣いてしまったり、わかってはいるのに「ごめんなさい」が出なかったり・・・そんな状況になると子どもたちも子どもたちなりに葛藤する瞬間です。「ごめんなさい。」っていう言葉はお友達に伝えられると、仲直りしてまたお友達と楽しく遊べる「まほうの言葉」なんだよ。っとお話してみました。長くはお話しませんでしたが、子どもたちの中で何かを感じてもらえればなと思い話してみました。
そして、今日はキラキラお姉さんがやってくる日。朝から「きらきらお姉さん」の話題で持ちきり。たんぽぽ組は9月生まれはいないのです。朝の会でそのことを伝え「きく組の誰がお誕生日なのかわかるかな?」と聞いてみました。「◎◎ちゃん!」「△△くん?」ときく組の子どもたちの名前がいっぱいあがりました。
きく組のお誕生日の〇くんがやってくると・・・「お誕生日おめでとう!」と温かく迎えてあげていました。きらきらお姉さんが来ると同時に立ち上がって大興奮の子どもたち、大好きな気持ちがよく伝わってきます。アトラクションは保育士による「三匹のこぶた」です。笑いあり、涙あり(オオカミが怖くなってしまって)の子どもたちでしたが感想を聞いてみると「面白かった!」と大好評でした。
その後は開放してまったり遊びました。ちょっとずつ体力もついてきてご飯の最中に眠くなってしまうことも多少は減ったように感じます。そして、一年の半分が過ぎました。残り少ない日々を大切に・・・子どもたちと過ごしていきたいと思います。
(Y.E)


◆運動の秋(うみグループ)

今日は9月のお誕生日会でした。 これからお誕生日会を始めます等の進行をお兄さんお姉さんが担当してくれます。前日から練習を重ね、本番ではみんなの前で堂々と大きな声でご挨拶をしてくれました。先生方からのお話の出し物の前にお兄さんお姉さんが手遊びをしてくれました、その姿がとてもすてきで頼もしいです。
火曜日に、にじぐるーぷから借りた土俵が描いてあるマットでお相撲をしました。
あのお友達としたい、強いお兄さんとお相撲がしたいと子ども達はウキウキワクワクです。
お相撲さんと同じように腰に手を回して押し合いへし合いの白熱した戦いが繰り広げられています。腕力の強い△くんと足の素早い〇くんがお相撲すると、〇くんを投げ飛ばして△くんが勝ちました。△くん「おぶないから投げ飛ばすのはダメなんだよ!」と意見を主張しています。遊びの中でもあぶない場面もある事をきちんとわかっているので、お相撲の中でもあぶないなと思った事をきちんと伝えることができてすごいなと思いました。遊んで行く中でルールが新しく決まったり、変化してくので、子ども同士で話し合ってルールを紙に書き、みんながわかるように、うみグループルールを作れたらいいなと思いました。
(K.S)

◆ピラミッドに挑戦 (にじ)

今日は9月の誕生会です。朝の集まりでは、ホールに行く前に、今日のお誕生日の〇くんのお祝いもしました。お当番決めになると、いつもの通り、「〇くんがお誕生日だから、〇くんにやらせてあげたら?」の声が上がりました。でも、じつはそんなにお当番をしたくない〇くん。初めは、別に・・・という感じでしたが、「お誕生日だから、やってもいいよ。って言ってくれてるよ。」ともう一度伝えると、「うん」と力強くうなづいて、お当番をする決心をしました。本人の思いと違うことがあっても、周りの関わりや声でその思いが変わっていく姿を見て、その大切さを感じました。
朝、9時前には、子どもたちの楽しい取り組みもありました。広いスペースで、側転やピアノをしていた女の子たち。しばらくすると、突然、組体操のピラミッド作りが始まりました。「一番下は体が大きい子がいいよね」「じゃあ△ちゃん、下ね。」と声を掛けあいながら、3段のピラミッドを作ります。
何度やっても、一番上まではできない様子。「上に乗るのはどんな子がいいかなあ」と私が言うと、「軽い子がいいよね。」「私は怖いからできない」「じゃあ、怖がらない子がいいね。」とまたちょっと話が進みました。「じゃあ、◇ちゃん上お願いね。」と、いつもは、一番前へのこだわりが強い●ちゃんも、私は体が大きいからと今日は土台に徹します。どうやったら一つのピラミッドができるかという目標に向けて、力を合わせる姿が印象的です。少し、大人の助けも借りながら、できたピラミッド。重たくてつらいはずの3段目、2段目の子たちの顔も、上の子を支えながら、ニコニコ誇らしげです。
その後の朝の集まりでも、披露しました。「男の子たちもできるかな~??」と言うと、「れたちだって!」と目を輝かせていました。
(T.M)


◆今日はどうなってる?(そらグループ)

今日は誕生会。外はザーザーと雨が降っていますが、一ヶ月に一度の特別な日に子どもたちはわくわくしています。
朝の集まりでは、先日から育てはじめたすいかときゅうり、梨の種に加えてこの間給食で登場した巨峰の種も育てはじめました。
芽が出ているか一つずつ確認していくと、なんと梨の鉢から小さな芽が出ていたのです。
みんなで小さな芽を見ながら喜びに包まれました。
そらグループが植物に興味を持って育てたり調べたりしているのを知って、つぼみ組の保育士が通勤途中で見つけた『とちの実』をくれました。
あまり見たことのないような形と色に、自分の知っている植物の中で似ているものを一生懸命あてはめている様子があります。
「なんか桃みたいな形だね。」
「にんにくにも似てるよ。」
「においかぎたい!」
と早くも興味津々です。五感を使って気付いたり、不思議を感じたりしている子どもたちの姿を見ると、体験を通して学んでいくことの大切さをひしひしと感じます。
子どもたちが興味や関心を持っている出来事にしっかりと目を向け、共感しながら関わっていきたいと思います。(I.E)
Posted in 園のこだわり