傾聴
2015年08月24日 月曜日
最近よく『傾聴ボランティア』という言葉を耳にします。
人は、苦しみや悩み、悲しみをたくさん持っており、それを解決したいと、また更に、悩み苦しみながら考えることがあります。専門家を介入しなければならないこともありますが、自分自身の心で解決しなければならないこともあります。
『傾聴』する際は、自分の考えを伝えるのではなく、相手の方が、自分自身で乗り越えていく力、解決していく力があること信じて『聴く』ことが大切だそうです。
先日は『傾聴』を『敬聴』と表現されている方のお話も聴かせていただく機会がありました。まさに、目の前にいる人の存在そのものを尊いものと捉え、敬いながら話を聴かせていただくことの大切さを学びました。
保育の現場に照らし合わせると、子どもたちの話を『敬聴』することはとても大切なことです。子どもは一人の尊い存在であることを忘れず、大人の考えや、答えを押し付けるのではなく、子どもの『自ら学び、成長していく力』を信じて、受容、共感、そして発達に応じた援助をしていくことを、これからも職員一同共有していきたいと思います。
保育主任
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