食べること
2015年08月26日 水曜日
ある方と子どもたちの食事について話していた時、教えてくださったことがあります。
乳児は、母乳を飲むとき、自分で量を決め、満足したら吸うのをやめます。でも、ミルクだけを飲んでいる子は、一定量を常に飲んでいるので、自分で自分に合った量がわからなることもあるそうです。
また母乳でも、大人が『そろそろお腹がすくころかな?』とか、『5分飲ませたからもうおしまい』と大人主導の授乳をしていると、子どもにとってあまり良い影響を与えないようです。
今、育子園は3歳児からはセミバイキング形式を取っており、また3歳児未満の子どもたちにも、決して無理に一定量を食べさせることはしていません。確かに自分の体ですから、食べる量も自分で判断できるようにならなければいけないと思います。
大人の判断で子どものためにとやっていることが、意外と子どもにとっては良くないことも多いようです。子どもたちの生きる力の邪魔をしないようにするには、忍耐や大きな不安もありますが、子どもの成長の良き理解者でありたいと思っています。
保育主任
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