◆8月25日(火)の子どもたち
2015年08月26日 水曜日
◆みんなで、おおきくなるんだね(つぼみ)

今日も、元気なつぼみ組のこどもたち。保育室では、笑顔や泣き顔や真剣な表情であふれています。
つぼみぐみの子ども達の中で人気なの絵本の一つに『だるまさんが』という絵本があります。
とてもシンプルで親しみやすい内容なのでよく保育士もセレクトして子ども達に紹介しています。そんな中で、最近は子ども達の反応も変化して来ていて、今まではじーっと見つめていたり時折、絵本の波長に合わせて体をゆらす子がいたのですが、今日の子ども達の様子は『だるまさんが』のストーリーに合わせて「どてっ」とシーンでは体をどってと倒してみたり保育者が「びろーん」では体をびろーんとのばして見せたりすると、それを見て真似る子がいます。
こういった姿が出てくると集団の面白いところでじーっと見つめていた子がそんな姿に影響されて行動が変化してきます。
今日は、〇ちゃんがびろーんのポーズで盛り上がっていると、指をくわえて見つめていた△くんがけたけたと笑い始めました。みんなでみた絵本が子ども達の様子によってより楽しいひと時になっていきました。今後の変化も楽しみです。
みんなで影響し合って日々過ごしているつぼみ組ですが、それぞれ成長を感じる場面があります。『自分と物との関わりから、自分と物と人とのかかわりに変化して行く』と先日、保育の研修で勉強してきました。最近の子ども達は、自分・物・保育士という関係が成り立ってきている子や自分・物・友達という関係が芽ばえている子もいます。
保育室であそんでいる時の事です。他の子に向かって保育士がハンカチを使って「いないいないばあ」をしていました。それを見ていて、□ちゃんと☆ちゃんが自然にカーテンを使っていないいないば~を始めてきゃっきゃっと楽しみ始めていたのです。それぞれの、発達の中で一緒に生活している仲間たち。みんなで成長しています。
今日は心地よい天気の中、散歩に行ってきました。段々と、こんな気候の日は外遊びが広がります。また、楽しみが増えます。 U・A


◆水色帽子のお友だち(ふじ1)

今日は涼しい1日でした。
園庭に出ると〇くんは真っ先にトランポリンのある方へ向かいます。水色の帽子をかぶった2歳組さんたちが、トランポリンで遊んでいるのを興味深そうに見つめる〇くん。
保育士にトランポリンに乗りたいと指をさし伝えてきましたが、乗せようと抱っこすると保育士から離れません。
ちょっぴり人見知りをしているようです。するとそれに気づいたかのように2歳クラスの子どもたちは「つかっていいよ」と言って他の場所へと移動しました。
そして、次々に集まりトランポリンに乗ろうとするふじ1組の子たち。それを見ると〇くんは安心したのか、笑顔でトランポリンで遊び始めました。
お友だちの存在の大きさと、2歳児さんたちの優しさを感じた出来事でした。
今日はいつもより、子どもたちが2歳児さんたちと触れ合う姿が何度か見られました。
車の遊具に一緒に乗ったり、お姉さんたちが木の枝でお絵描きをしているのを見て興味を示し、その絵を手で消したりと、時々遊びを妨害しながら関わりを持っていました。
2歳児さんたちの反応はと言うと、おおむね寛容で、時には「あっちいって!」と強めに気持ちを伝えてくる事もありましたが、子どもたちはお兄さん・お姉さんたちの優しさに包まれ伸びのび楽しんでいました。
またこんな場面も・・・
車の遊具でお兄さんたちに混ざって遊んでいた△くんは、興奮のあまり嬉しそうに声を発し続けていました。はっきりとした言葉は聞き取れませんが、△くんがとても楽しんでいるのが見て取れます。
するとそんな△くんをじっと見つめていた2歳の◎くんが不思議そうな表情で一言、「あ、英語しゃべってる・・」
そんな風に涼しげな天候の中、ゆったり楽しい時間を過ごしました。
O・Y


◆園庭で…(ふじ2)
今日は園庭に出ると直ぐにホールから楽しそうな曲が聞こえてきて「何?何?」と不思議な顔をしてホールに向かう◎ちゃん、△ちゃん、□ちゃん。
ホールでは幼児組さん対象の音楽クラブがあり、その音が聞こえたようです。ホールの窓に張り付いて中を覗き込む◎ちゃん。「うわあ!」と目をキラキラさせてお姉さんやお兄さん達がやっているのを見ていました。
そして、見終わるとすぐさまトマトのプランターへ。
いつも見ていた姿と違う姿になっていることに気付き、「あれ?」という表情を浮かべる子がたくさんいました。トマトの苗を指差して「ないね~」と残念がっていましたが、その隣に植えてあるスイカを見つけると「スイカ!」と大きな声で教えてくれたり触ったりしてスイカを感じていました。
観察が終わったら保育士と追いかけっこをして身体を動かしました。
「待て待て~」と保育士が追いかけると「キャー!」と嬉しそうに逃げたり、時々転んでしまうことがありましたが泣くことなく、直ぐに立ち上がり逃げていました。そして、今度はもう一人の保育士に向かって走り、「おいで~!」と呼ばれると嬉しそうに腕の中に飛び込んでいった子ども達でした。
沢山遊んで疲れたようで給食もそこそこに午睡に入ったふじ2組の子どもたちでした。
(K.H)

◆『お散歩』 ふじ3

今日はお散歩に行きました。
「散歩」と聞いて「でんしゃみる」「バスみたい」とみんな張り切っています。「どこにいこうか?」と聞くと「バス」と答えていました。電車が大好きな〇くんは「でんしゃ」と答えてましたが、みんながバスと答えていたからか〇くんもしばらくすると「バス」と言い始めました。
散歩カーに乗って出発です。園庭で遊んでいるお友だちや先生に「ばいばい~」と手を振ります。先生に「どこにいくの?」と聞かれ「バス見にいくの」と答えていてちゃんと分かっているんだなとおどろきました。
いろんなお店を見たり車、バイク、タクシーを見ながら散歩を楽しみました。
▽くんが「なにか聞こえるよ」と言ったと同時にみんなも「なんだろう?」「ひこうき?」ときょろきょろします。
ヘリコプターの音が聞こえて建物の隙間からヘリコプターが見えました。
「いたよ。あそこに見えた」と指さしい大興奮でした。音を良く聞いていたり小さなものも良く見つける子どもたちの感覚は素晴らしいです。
色んなものを見ながら中野車庫へ到着です。
「バスだー」「バスが見えたよ」とみんな釘づけ。
今日は13人全員集合だったのでバスの前で記念写真を撮ろうと思いましたが、バスに夢中でなかなか難しかったです。
車庫にバスが入ってくると「バスー」とみんな大興奮です。
行き帰りと交代で歩きながら行き、途中〇ちゃんも「歩くー」と歩きたい様子。手を繋いでいる子もいたのでこれ以上は歩けなくて〇ちゃんと一緒にお散歩カーを押して歩いて行くことにしました。一生懸命押して歩く〇ちゃんに「大丈夫?お散歩カーに乗る?」と聞くと「歩く」と真剣に押してくれる〇ちゃん。〇ちゃんの力強さに押されぐんぐん進みます。
しばらく歩くとぴったと止まり「もう、乗る」と言ってこちらを見ました。
やりきったその表情がとっても素敵で「ありがとう」と言いながらお散歩カーに乗せると真剣な表情が嬉しそうな顔になりました。
「◇くんも」とその次は◇くんも押してくれました。
少しの時間でしたが、歩くプラスみんなの乗っているお散歩カーを押してあげるという感覚を感じながらお散歩をしていきました。
園に着くとみんな「到着ー」とうれしそうです。
そんな中〇くんは「電車は?」とやっぱり電車も見たかったようです。「また今度、電車見に行こうね」と約束しながら次のお散歩を楽しみにしました。
暑さも和らぎ涼しい風にかこまれながらお散歩も楽しんでいきたいと思います。
t*s


◆つながる・ひろがる。(きく)

今日は朝の集まりの時に「ぐりとぐら」を見ました。お部屋では読んだことが無かったのですが、お家で読んだことがある子が何人かいて内容を覚えている様子の子もいました。大きなタマゴを見つけて、そのタマゴを運んで大きなカステラを作って、最後はタマゴの殻で車を作って・・。
子どもたちに「ぐりとぐらは何を作ったの?」と聞いたところ、一番最後に出てきた車が記憶のページに新しいようで「車作ったの」と答える子が多かったです。思いの外カステラではないことが子どもたちらしくてちょっぴりおかしかったです。
朝の集まりの後は園庭で遊ぼうと思っていましたが、外に出るととても気持ちの良いお天気だったので、久しぶりに園周辺をお散歩することにしました。「やっぱりおさんぽにしよう」と声を掛けると嬉しそうに「おさんぽ!」「どこいくの?」と目が輝きます。すぐに集まって出発準備をしました。
お友だちと手を繋いで、保育士と手を繋いで、準備は万端です。出発する時には沢山の先生に「行ってらっしゃいと」とお見送りされて園の門を出ました。園周辺をぐるりと一周といっても、大人ならすぐ着く距離ですが、子どもたちが手を繋いで歩くとなるとなかなかの距離にも感じます。
道を歩くときは白い線の内側を歩くこと、車が来たら止まる、横断歩道を渡る時は右と左を見て車が来ていないか見てから渡るんだよ。と交通ルールも子どもたちと話しながら歩きました。以前に比べてだいぶ上手に歩けるようになってきたように思えました。子どもたちに「みんな上手にお友達と歩けるようになったら、公園も大聖堂もたくさんお散歩行けるよ♪」と話すと「はやくいきたいね」「ばんがる!(がんばる)」と言っていました。
お散歩の帰りがけに、園の前の発祥の地へお参りをして園へ帰ってきました。園庭に帰ると、昨日の泥だんごの続きを始める子がいました。おだんごをこっそり隠しておいたようで、持ってくると昨日の様子とは変わっている姿に「なんかぷるぷるじゃなくてカサカサになってる」と驚きの様子で見せに来てくれました。確かに、カチカチ・カサカサです。
そんなおだんごをみて、他の子たちも欲しくなったようで「作って~」とおだんご作りを始めました。そして、作ったおだんごを切り株の所へ持って行き、葉っぱを敷いておだんごを並べてお店屋さんが始まりました。
ひとり・ふたりとお友達が増えていき、いつの間にか賑わっていました。保育士が誘わなくても、お友達の輪が最近知らずと広がってやり取りしている姿が良く見られるようになってきました。心地の良い風を感じながら可愛いお団子屋さんのやり取りが繰り広げられるのでした。
(K*S)


◆「せんせー」(たんぽぽ)

今日も元気いっぱいに部屋の中を所狭しと動き回る子どもたちです。ミッキー体操の前に「わーお」と「げんき音頭」と「ようかい体操第一」と一生懸命に踊る子どもたちの表情は楽しそうな笑顔でした。ミッキー体操まで少し時間があったので「みっきーさーん」と口に両手を添えて、天井のスピーカーに向かって皆で大きな声で呼んでいました。
いつもは朝の会をするのですが、今日はせずに園庭へ行こうと、こどもたちに「今日は靴下と靴を履いて園庭に出ます」と伝えると「わーい」と再び笑顔になりました。
くつしたを用意すると保育者が手伝うところがほとんどない程、自分で上手に履けるようになっています。4月頃は「やって~」「できない」と助けを求めていた子どもたちでしたが、今では「せんせいできたよ」「〇ちゃんじぶんではいたんだ」と自分で出来たことが嬉しく自慢しています。
子どもたちの成長にはいつも驚かされ感動を与えてもらっています。
(M・Y)


◆新しい楽器(もも組)

今日は音楽クラブの日。
はじめは講師の持ったタンバリンを順番に叩いて座っていきました。
ピアノの音楽に合わせて海の中のお魚になりきって泳いでいきます。
そして夏休み、どんな乗り物に乗ったか聞かれると、「でんしゃ」「スーパーこまち」「ひこうき」とそれぞれに答えていました。楽しい思い出のつまった乗り物になりきって、今度は歩いたり走ったりとスピードを変えながら行っていきました。
その次に、もも組さんには初めての楽器が登場しました。
きいろい箱のようなものに入って、講師が「中に何が入っていると思う?」と聞くと、「りんご!」「めろん!」などと食べ物を答える子どもたち。可愛らしいです。
でも違います。中には楽器が入っていました。
「メロディオン」です。
そして音を出すにはホースが必要なこと、ホースの丸い方をメロディオンの本体とつなげ、あひるの口のようなところをくわえて息を吹いて音を出すことを教わりました。
できるかな~?と言われると「できる!」と自信満々に答える子どもたち。目を輝かせていました。
やってはいけないお約束も確認し、みんな一つずつ持っていき準備をしました。
するとプーとだんだん音が聞こえてきました。
講師の説明を聞いて音が出せた子がいたのです。
戸惑う子には声をかけながら行い、一人ずつ講師が確認していくと、みんな音が出せていました。
「息を吹く」と「指で鍵盤を押さえる」という2つの動作を一緒にやらなくてはいけなので難しいですが、口いっぱいに息を入れて吹き、がんばっていました。
音が出たあとは、低いドを弾いてかえるの合唱を演奏し、高いドを弾いてミッキーマウスマーチを演奏しました。
楽しい音楽に合わせて弾いたので、とても真剣に弾いていましたが、弾き終わると嬉しそうでした。
子どもたちにとって楽しく、新しい経験のできる音楽クラブ。
これからも期待の気持ちを持って参加できるよう関わっていきたいと思います。
(H.K)
◆どうする? (ゆりぐみ)

今日は、音楽クラブでメロディオンをしました。
始めに、音楽の講師がメロディオンの出し方や使い方を説明し、1人づつ渡す方法を子どもたちに聞きました。
講師「あそこに楽器があるけど、みんなで一斉に取りに行く?」
子ども「それじゃぶつかっちゃうよ」
講師「じゃあ、どうしたらいいかな?」
子ども「先生のお話をちゃんと聞いていた人から」
講師「お話を聞いていた人」と子どもたちに聞いてみました。(ほぼ全員手をあげる)
講師「これじゃみんな一緒になっちゃうね」
子ども「じゃあ、1人づつ順番に取りにいけばいいんじゃない」
講師「どういう順番にする?私から行きたいっていう人?」(ほぼ全員手をあげる)
講師「これもみんな一緒になっちゃうね」
子ども「歩いて取りに行ける人から」
講師「歩いて取りに行ける人?」(ほぼ全員手をあげる)
講師「それでは、みんなで考えて取りに行ってください。」というと、子どもたちは慌てることなく近くにいた子から歩いて順番に1人づつメロディオンを取って、元の位置に座っていました。
大人がこうしようと言わなくても、自分たちでこういう時はどうしたらいいかと考え行動できるゆりぐみの子どもたちでした。
こうして自分の手元に来たメロディオンを真剣に一生懸命演奏していて、とてもすてきでした。H・T


◆一人ひとりの大切さ (ひまわり組)

今日の音楽クラブは、鼓笛から始まりました。
太鼓やグロッケン、キーボードの子どもたちは自分で楽器を持つのが大変そうでしたが、頼もしく「全然おもくないよ」と言いながら張り切って取り組む姿が見られました。
太鼓の子どもたちはお腹を前に突き出して、足を大きく広げて構える姿がとてもかっこよく、先生に褒められると更に気合が入りました。
はじまる前に、本当はシンバルをやりたかったけれど、中太鼓になってしまった〇ちゃんが泣いていました。
無理に進めず、気持ちに寄り添いながらも一つひとつの楽器や一人ひとりの大切さを伝えると「嫌だったけど、シンバルだけだと変になっちゃうし、みんなで良い曲になれるようにしたいからやる!」と言ってくれました。
初めは、少し不安そうにしながら保育士の方を見ていましたが、みんなで合わせて楽器を鳴らしていくうちに、とても活き活きとした表情で行なっていました。
限られた楽器の中で思い通りに行かなかった子もいましたが、子ども同士で話し合い、納得して一人ひとりが一生懸命に楽しんで演奏できていると嬉しいなと感じました。(B・K)


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