◆8月21日(金)の子どもたち
2015年08月22日 土曜日
◆散歩に出発(つぼみ)

地下鉄の車庫までお散歩に行きました。午前中は少し蒸し暑さを感じるくらいでお散歩にはちょうど良い気候でした。
〇ちゃんは座るタイプのお散歩カーに乗ると、立って外の景色を見たいのか、座る部分に立とうとするので、今日は立つタイプの散歩カーに乗り換えてみました。すると、しっかりとお散歩カーのふちをつかみ立っていました。お散歩に出発すると景色が良く見えてとても満足そうでした。
バス通りに出て信号待ちしている時にバスが来ました。☆ちゃんと□くんはバスが通り過ぎていくのを手を振って見送っていました。信号を渡り橋まで行く途中でもバスとすれ違い、
そのたびに手を振っていました。
☆ちゃんは橋を渡る途中に水の流れに気付いたのか橋の下を指さして自分の気付いたこと訴えてきてくれました。
地下鉄の車庫まで行くと、地下鉄がちょうど地下から上がってくるところで、ゴォーと音が聞こえてきました。☆ちゃんは地下鉄の姿が地表に現れると「あ」と声を上げて地下鉄が来たことに気付いていました。
帰りは☆ちゃん△ちゃんが歩いて帰りました。横断歩道で止まっているとバスの運転手さんが止まってくれて先にどうぞをしてくれました。みんなで素早く渡り保育者はお礼の会釈をしていると☆ちゃんは知ってか知らずかバスに手を何度も振っていました。
今度は交番前の信号を渡る時に◇ちゃんがお散歩カーに乗って渡る時にも手をしっかり上げて渡っていました。
お散歩をすることで園とは違ったいろいろな経験や発見が出来て子ども達も楽しかったと思います。Y.N


◆見える景色が広がってきました(ふじ1)

今日はつぼみ組と地下鉄車庫を見に行きました。
久しぶりのお散歩でしたが、子どもたちは地下鉄車庫を覚えているようで、線路が見えてくると「でんしゃ」とつぶやいたり、「あっ」と指差していました。「でんしゃ」という言葉が出てきた事にも驚きです。言葉は最近多く出てくるようになったのですが、また1つ大きな成長を感じられました。
その他にも、今までとは違った姿が見られました。それは散歩中の、周りの景色に対する子どもたちの反応です。
バスや車が通ると、今までは保育士の声かけに反応して目を向けるという感じでしたが、今日は「あっバス」「ブーブ」と子どもたちから反応が見られました。
〇くんは目に入る景色に嬉しそうに声を上げ、「はっぱ」「ピーポ」など一生懸命保育士に伝えようとしています。大きなトラックを見た時は、言葉が見つからなかったようで「あっ!ブー・・・う~」と何とか気持ちを表現しようと顔をじっと見つめる〇くん。
「トラックだね。大きいね」と伝えると「ト」と笑顔で声を発していました。
地下鉄が走ってくると、ここでも子どもたちは今までとは違った喜び方を見せました。
電車というものを子どもたちなりに認識し、期待を込めた目で見つめ喜んでいるように思えます。
様々な事に受け身だった以前よりも、子どもたちから発せられるパワーをより大きく感じられるようになった今回のお散歩は、私たちにとって大きな発見でした。
今後また、様々な場面での子どもたちの成長をお伝えしていき、一緒に成長を喜び共有していけたらと思います。
O・Y


◆シャワー 楽しい (ふじ2)
今日は園庭で遊びました。園庭へ出ると、今日はトマトの方へ行く子と、ゆりかごスイングに乗る子に分かれていました。
ゆりかごスイングは、「私も」と何人かが乗り、揺らす子、そして立って乗る子と、たくさんの子どもたちが集まっていました。言葉も大分出てきたので、「のる~」「おりる」などと意思表示もしてきて、交代していろんな子が順番に乗ることができました。
時々、野菜の方から、何人かの子どもたちが、採ってきたトマトを持って見せにきてくれました。
その後はトランポリンに乗って、最近得意になってきたジャンプを楽しんだりしてから、今日は水着に着替えて、タライのお水を触ったり、シャワーをかけたりして、水あそびをしました。
やはり自然とタライの中に入って遊んでいましたが、シャワーをかけるとキャーキャーと声を出し、逃げていったりして楽しんでいました。
ジョーロで遊ぶのが楽しいようですが、最近更にシャワーという存在を知り、(たまたま持って握ると水が出て)今日は保育士が持っているシャワーを一緒に持っていたり、シャワーの出るところを触ったり、先を覗こうと見たりして、シャワーをたくさん楽しみました。夏も後半に入ります。残りの夏の遊びもいっぱい楽しみます。(T.Y)

◆夏を感じて (ふじ3)

今日は雨も上がり晴れ間ものぞいたので園庭で遊びました。
朝の集まりで「今日は園庭で遊ぼうと思います。」と言うと、予想以上に「わーい」「やったー」と大喜びで準備を始めました。
今週は天気が不安定で雨の日があり久しぶりの園庭にみんなの嬉しさが伝わってきました。
園庭に出るとそれぞれ目的をもっているように出ていく子どもたち。
〇ちゃんはお兄ちゃんを見つけ「△くんー」とお兄ちゃんの名前を言ったり、すべり台に向かって走っていったり、それぞれ遊びをめざして飛び出していきました。
◇ちゃんは真直ぐ走って行ったと思ったらそのまま水路沿いに走って行き、あっと言う間に姿が見えなくなりました。◇ちゃんの姿を見て〇くんも追いかけます。私も後を追って行き走りだしたところで◇ちゃんがとぼとぼ戻ってきました。
「どうしたの?」と聞くと「こっちきてー」と手招きする◇ちゃん。
私も急いで◇ちゃんの所へ行くとそこには〇くんもいました。
◇ちゃんは「ちゅんちゅん行っちゃったの」と悲しそうに飛んで行ってしまったであろう場所を指さしました。〇くんも見たんでしょうね。いなくなってしまったけど、ここにいたよと「ちゅんちゅん」と指さして教えてくれました。
園庭にいたスズメを追いかけていたことを知り、「ちゅんちゅんスズメさんいたんだね」と言うと二人とも『そんなんだ』と言うようにうなずき、もういないけどちゅんちゅんほんとにいたんだよ、と言う気持ちを共有してまた遊びに行きました。
お兄さんと保育者が捕まえたセミをおそるおそる見せてもらったり、夏を感じつつ暑さも落ち着き、大分過ごしやすくなってきて、プールのピークも越えてきたように思います。
が、今週プールに入ってないので少しだけ水着を着て水遊びをしました。
園庭で遊ぶという子もいれば「プールはいる」とはりきって準備をするこもいます。
思い思いの場所で思いっきり遊び、その瞬間を楽しんでいました。
水遊びをしている子も、「もうお部屋行く」と教えてくれたり、水着を脱ぎシャワーの前でスタンバイする子もいます。流れも分かりすごいなぁと子どもの成長に感動する日々です。
それぞれの場所で思いっきり楽しむ子どもたちを見て、自分で「園庭で遊ぶ」「水遊びする」「お部屋に行く」と決めた事を出来る環境を大切にしていきたいと思いました。
t*s

◆遊びの進化(きく)

今日は園庭遊びとプールに分かれて遊びました。
プールでは、遊び方が最初のころよりだいぶ大胆になり、バタ足をする子や手で水をまき上げる子、顔を水につける子と遊び方に変化が出てきています。そこで今日は、数人ずつ下にある幼児組のプールにお邪魔することにしました。きく組では使ったことのない玩具が沢山。水鉄砲を使ったり、ビート板を持ってみたりと、とても楽しんでいました。
▽君は今日、プールに入れたのですが、園庭で遊びたいと帽子を被り準備万端。「プールに入れるんだよ」と何度も誘ってみたのですが、プールより今日は園庭で遊ぶことの方が▽君にとっては魅力的だったようで頑としてプールには入らないと言う姿勢でした。
園庭遊びから「ただいま~」とニコニコの笑顔で戻ってきた▽君の表情は、園庭遊びができた満足感に満ち溢れ楽しく遊べたのだなとこちらまで嬉しくなるような表情でした。
どちらがいいかちゃんと選べ行動した▽君。素晴らしい成長です。
プールから戻ってきてお部屋で遊びました。室内遊びの中でも遊びが日々進化していて、一つ一つの遊びの中にもそれぞれの物語があり、ブロックをしていた〇君は「救急車で怪我した人乗せてるの~」とたくさん繋げたブロックの上に人形を横にして乗せていました。今までは、つなげてた車を部屋中走らせてる遊びをしていましたが、救急車になって、人を乗せているという設定を作り、あそぶ姿に感動しました。
お人形のお世話をしていた◇ちゃんは、積み木のごはんをお盆に並べ、一つ一つ人形の口元へ運び食べさせていました。その姿を見ていた□ちゃんも一緒に人形の口元へつみきを運んで食べさせていました。お友だちの遊びから新たな遊び方を学んだ瞬間でした。
見逃してしまいがちの遊びの進化。よくよく耳を傾けてみると子どもたちの楽しい世界が見られて楽しいです。おうちでもそっと耳を傾けてみてください。
(K☆H)

◆大きな成長 (たんぽぽ)

朝の会では毎日の恒例になっている、はらぺこあおむしの食べたもので曜日を確認、保育者が一つ果物を付けただけて、歌が出てきて自然と曜日まで出てくるようになりました。
覚え方もそれぞれで、果物と曜日をつなげたり、果物と曜日が描かれた文字の色で覚えていたりと様々ですが、果物を出さなくても答えられるほど、子どもたちの中に浸透している様で、曜日当てクイズのように楽しんで答えています。
今日はあと何回入れるかなと寂しさも残る、子どもたちの大好きなプールに入ることにしました。
きく・たんぽぽ別れて順番に入ることになり、きくが先に入っている様子を見て「はやくはいりたいな~」と言っていた〇くんその横では食い入るように、外の様子を見つめる△くん。
子どもたちにとってプールは一大イベントのようにワクワクで、待ち遠しいものなんだなと微笑ましい姿でした。
体操をして待っていると、きくから「どうぞ~」と声がかかったので、保育者が「プールに入るから、トイレに行って水着に着替えてね」とこどもたちに声を掛けると、元気いっぱいの「はーい」と言う返事が返ってきました。
トイレに誘う前に「◇ちゃんトイレいくー」と知らせてくれたり、「でたー」とおしっこが出たことを元気に知らせてくれたり、自分でロッカーの前で洋服を脱ぎ、水着への着替えを済ませて、絵本コーナーで絵本を読んでいたりと、うれしくてすべての行動が早い子どもたち、保育者が追い付けないほどの速さに、感動しました。
夏休みから帰ってきたみんなの顔が、たくさんの良い経験をしたんだろうなと思える程にたくましく感じ、ひとまわり大きくなっているなと大きな成長を感じました。
段々と体力もついてきたみんなの大きな成長に感動しつつ、見逃さずに一つひとつ丁寧に見守っていきたいと改めて感じた、子どもたちとの素敵な時間でした。
(M・Y)


◆できた!! (うみグループ)

今日は久々にプールに入りました。
朝の集まりで、今日は太陽が出てないから少し寒いかもしれない、と話しをしました。
集まり後、もも組に着替えることを伝えると、「わぁーい」と喜ぶ子がほとんどでしたが、一人だけ折り紙に集中している子がいました。
話を聞くと、「今日はさむいとおもうからやめとく」と教えてくれました。
室内では昨日の続きをやる子が多くいました。
マンダラぬりえです。
昨日から自分で約束していた子がほとんどで、その塗っている姿を昨日から見ていて今日やり始めた子もいたため、静かな室内でした。
また、絵を描く事や塗る事が得意な子たちのために絵具コーナーも今日は準備しました。
テーマも特に決めずに自由に描いてもらいました。
筆を使い描いて行く様子をみると、丁寧に細かく塗る子やその逆といろいろあります。
色は赤・青・緑・白を用意しました。
「水色が使いたいー」という声がありましたが、「青と白混ぜればできるよ!」と教え合っていました。
またそれをきっかけにパレットの余った箇所を使い、いろんな色を作り始めます。
描いている様子を見ると、ボディーペインティングでの経験を生かしてか、指を使い描く子もいました。
完成した絵は、これは?と聞くと、一人一人テーマを決めて描いていました。
「これは外と家の中で、これはお花!」、「雨が降ってる夜だよ」、「空を描いた、これは星!」と説明を上手にしてくれました。
プールに入らない、という子にはなんで?と聞きます。
寒いから、絵具をもっとやりたいからと理由をしっかり教えてくれます。
その集中したぬりえや絵具を使っての作品もその子の個性がしっかりと現れていました。
書くことやぬりえをあまりやらない子も参加する姿も見られました。
「できた」という声が聞けるのは嬉しいです。
(A,Y)

◆ぴ〜〜〜(にじぐるーぷ)

今日は室内遊びと園庭遊び、プール遊びと盛り沢山でした。
朝の集まりでは天気も曇りだったためプール遊びの選択をいつも以上に慎重に考えて選べる環境を用意していました。
園庭遊びでは、虫を見つけたり泥遊びをしたりと夏の遊びを満喫しています。
泥まみれになりながら、必死に砂場の砂を掘り返したり泥まみれのオモチャを泥まみれの姿で洗いピカピカにしていました。
プール遊びでは横割りで行います。
もも組の子供達はプールサイドをぐるぐる回ってみました。
水の中を走ってたまに水に入ってみて・・・泣く事もなく笑っている姿。
成長したところは体なのか心なのかどこなのか考えてみると奥が深かったりします。
保育者には遠目から水鉄砲を撃って「あそぼう」のサインを出しています。
ゆり組の子供達は「せんせいはいらないの?」「せんせいおよがないの?」と保育者を遊びに誘います。
入ってはいますが泳いではいません。それだけではつまらないようでした。くすぐったり、わざと水に倒れるような触れ合いをすると大喜びです。
「やめて〜」とも言います。
終わると「もういっかい」とはいいませんが保育者の前に来て「こっちだよ〜」「やらないでよ?」と言います。
芸人さんの「おすなよ。ぜったいおすなよ?」の風呂芸のような思いなのでしょうか。もちろん押していきます。
ひまわり組の子供達は基礎的な水遊びの注意点や水に慣れるために順番に水をかけていく作業もふざけて行います。
注意はしますが水の中でふざける様が、もう僕たち私たちの体は分かっていると訴えているようにも見えます。
遊びに入る前の水慣れの際に水が好きな子供と好きではない子供が同じ時間に同じ活動をする難しさを感じます。楽しくてじゃぶじゃぶやると隣でやめてと訴える子ども。
保育者が大切にするポイントがここで決まります。
保育者によって場面によって過程によって個々(子ども)によって違ってきます。
だからこそ、チーム保育の良さが生かされる瞬間でもあります。様々な大切にする「ポイント」(他者を見る視点)を育める環境が必要だと感じます。
流れるプールもしました。
ゆり組はこのぐらいのスピードだったとジェスチャーしてみせると、なぜか皆一致団結。
「もっとはやくできる」
運動会のかけっこの事を口に出すともっとスピードが出ました。
言葉の力を感じます。
午睡中の静けさの中、トイレから戻り手を洗う子どもがいました。
すると、少し故障しており「ぴ〜〜〜」と変な音が鳴ります。
我慢しきれなかった子ども達が一気に笑い出しました。(寝たふりをしていた?)今日のどの場面よりみんな笑いました。
ひと笑いありましたが、今は静かです。
切り替えは大切です。
k★y

◆あと何回入れるかな? (そらグループ)

今日は、プール遊びや室内、園庭と様々な遊びを楽しんだ子どもたち。
ひまわり組の〇くんは「プールは楽しかったし、給食もすごくおいしかったよ。」とニコニコ顔で話してくれました。
ひまわり組のプールでは、自分の得意とするものをみんなの前で披露する時間をとりました。
△ちゃんは、自由時間にお友だちと「これなら、できるよね」といって、膝を抱えて水の中で一回りという技を練習していて、お披露目の時間にみんなの前で披露していました。
もも組の□くんは、ここしばらく「プールは怖いから入らない」と言っていたのですが、お家で「ゴーグルがあれば怖くないかも」と準備してもらってからは、プールに喜んで入れるようになりました。今日もゴーグルをして少しの間、顔を水につけていました。
一つの安心材料で、こんなに積極的になれるんだなと思いました。
あと何回、プールに入れるかわかりませんが、子どもたちと楽しみたいと思います。H・T


Posted in 園のこだわり