◆8月12日(水)の子どもたち
2015年08月13日 木曜日
◆見えてわかる(つぼみ)

今日はいつもより涼しく、人数も少なかったので室内でゆっくり過ごすことにしました。
廊下に巧技台をだし、すべり台を設置しました。その他には使い慣れているカタカタの押し車と、ボール、低いジャンプ台を置きました。扉を出てすぐの所にすべり台があり、珍しいものや新しいものが好きな子ども達はすぐ興味を持つと思いきや、わからないものよりもあそび方が分かる方へ行っていました。一人が挑戦すると、少し遠くから気になってチラチラと見ていたり、なんとなく遊び方が分かると、保育士の声かけに近寄ってきてゆっくり挑戦し始めました。
子ども達が普段「これなんだろう?」と考えて触れてみる事が今日は「なんだかわからないけど、ちょっと距離をおいてみよう」と考え、何かわかると安心感のようなものがあったのでしょうか。一度やってみると何度も何度も挑戦し、「やりたい!」と楽しい事に没頭する子ども達の姿が見られました。少し高めだったすべり台でしたが、足をよいしょと上げて上手に上り、おしりから滑ったり、頭からすべったり、それぞれの楽しみ方であそんでいました。
自分の遊び方だったり、見て考えて判断することが少しずつ出来るようになったんだなあと子ども達の成長を感じました。
これからもいろんなことを経験して行ってほしいですね。
(K.E)
◆繰り返していくことで(ふじ1)

プール遊び2日目。
昨日の日誌にも書きましたが、本当に日に日に成長が見られます。
プールの中にボールを投げたり、ぐるぐる水流を作ってみたりすると、ボールを追ってみたり、眺めて楽しむ姿も見られました。
私の肩をつかみ、どうしたのかと思えば、つかまってプールの中に入ろうとしている子ども。バランスをとりながら一歩一歩ゆっくりとプールに入り、楽しんでいました。
プールを終えてからは、室内でゆっくり過ごすのですが、横になる姿もあまり見られず、元気に動き回っていました。玩具を取り合いながらも、少ししてから、「どうぞ!」と言っているかのように取り合っていた友達に玩具を差し出す姿が見られ、「どうぞができて偉かったね、優しいね」と言うと、とても嬉しそうな表情を見せました。
いつも取り合いの場面になると、「一緒に使おうね」「順番ね」「貸してあげようか」などと声をかけていますが、認める言葉かけというのが少ない自分にも気付かせてもらったような気がします。
また、玩具を取り合っているな、と思いながら子ども同士の姿を見ていますが、繰り返し経験することによって色々と考え、発見、気付き子どもたちの行動も変化してくるのだろうと思います。
子どもたちの行動一つひとつを大切に見ていき、成長点も保育士はもちろんのこと、保護者の皆様とも共有していきたいなと思います。(M・T)


◆のんびりと(ふじ2)

今日は子どもたちのお休みが重なって6名しかいませんでした。
お友だちがいないことに気付いてか、手拭きタオル掛けの写真をチラリと見て確認して「いないね~」と一言。お友達のお休みが気になり始めてきました。
さて、今日は外の天気もいいのでプールに入りました。ふじ1組と一緒に入りましたが、やっぱりふじ2組同士で固まって遊ぶ姿が多く見られました。
ジョウロや水鉄砲、カップ、船を使って水をすくったり、落としてみたり、時にはなんでお水が出てくるのかな?と不思議に思ったのかジョウロの穴が空いているところを覗き込んだりする子もいて驚きました。
プールから出ても子ども達の顔は晴れやかです。「プール楽しかった?」と保育士が聞くと「うん!」と言って満足気な表情を見せてくれました。
プールが終わった後はお部屋でのんびり…。マットの上に寝そべったり、お腹がすいたのかお友だちと一緒に食べ物の絵本を見て、「あん!おいしー」と言って食べている子もいました。
お友だちと一緒に遊ぶことが楽しいと思える今日この頃でした。
(K.H)

◆楽しい楽しいクイズタイム(ふじ3)

今日は園庭に出てからプールに入りました。
園庭に一度出ると気になるものがたくさん。砂場のネットをみんなでヨイショ、ヨイショと協力して運んでお片付けをしたり、今日は緑のトマトはどうなってるかな?大きくなっているかな?と観察しにでかけたり。
『プール入る?』と聞いても「はいらない!」と答える子がほとんどなほど、園庭を満喫していた様でした。幼児さんも他のクラスもプールに入っていて、広い園庭はほぼ貸切状態だったので、お友だちと共にのびのび楽しんでいたから、プールよりも魅力的だったのかもしれないです。
それでもやっぱりプールに入っている子を見ると、先程までは「はいらない」と言っていた子も「プール入る」と気が変わったり、やっぱり今日はプールの気分ではないのか「おへやにはいる」とその時の気持ちを伝えてくれたので、一人ひとりに合わせて、無理なくプールも楽しみました。
プールの中にはボールや貝殻・船の形をしたおもちゃやジョウロなどがあるのですが、船のおもちゃを手にした〇ちゃんは、隣にいた△ちゃんに「これ なんだとおもう?」と突如クイズを出題。すぐに「ふね!」と答える△ちゃんに『当たりだよ』と言うように「そう」と勢い良く返す〇ちゃん。
その次に「じゃあこれは?」 「かーに!」 「そう」 「これは~?」
そんな二人のやりとりを近くで見ていた□くんもクイズに答えたかったようで「□くんも」とアピール。とても楽しそうなひとときでした。
やりとりが続いたのはほんの少しの時間でしたが、とても可愛らしくて微笑ましくて、そしてお友だちとのお話の仕方もだいぶ変わってきたなぁと成長を感じました。
この時だけに限らず、子どもたちの会話を聞いていると、たまにまるで私たち大人がいつも子どもたちに質問しているような言い方をしています。
友達に対する伝え方などを、その都度繰り返し繰り返ししていくことで、こういうときはこんな風に言えばいいんだ、などひとつひとつを覚えている途中の子どもたち。
子どもたちの中で素敵な言葉が生まれるよう、まずはそばにいる私たち大人が、やさしい言葉・素敵な言葉のシャワーをたくさんかけてあげることが大切だなと思わせていただきました。
S.S

◆特別な一日。(きく・たんぽぽ)

今日はお休みの子が多かったので、きく・たんぽぽ組合同で過ごしました。子どもたちにそのことを伝えると「?」という感じで不思議そうにして、自分のクラスに戻ろうとしている子どももいました。
まずは朝の会です。テーブルにはいつも見慣れている友だちと、他のクラスの新鮮な友だち。キョロキョロしたり、椅子を取り合ったり、顔を見合わせて楽しそうにする姿もありました。
園庭に出ると、セミの声を聴いて居場所を探してみたり、ログハウスで葉っぱを使ってお店屋さんごっこをしている子どもがいます。山登り、トランポリン、追いかけっこをして体を動かして遊ぶ姿も。クラスの友だちだけでなく、同じ興味を持った他クラスの友だちとも自然に遊んでいます。外の空気を吸いながら水分補給もして全身で楽しく遊んでいました。
身体を動かした後は少し早めにお部屋に戻ってのんびり好きなことをして過ごしました。電車を走らせたり、パズル、お絵かきやシール貼りをしたり、絵本を読んだり、おままごとをしたり。廊下にはボールを用意して、投げっこをして遊びました。
あっという間に給食の時間です。今日は園庭で遊び保育室でも遊び、内容が盛りだくさんだったので、食べながらウトウトする子どもの姿もありました。お昼寝中はみんなぐっすり眠っています。
環境が変わってもすぐにその場を楽しむことのできる子どもたちに感心しました。少し特別な一日。いつもと違う環境の中で子どもたちの新しい一面を見つけていきたいと感じました。
(N.M)

◆プール遊び(うみグループ)

今日はプールに入りました。少し暑さが和らいで、温かいシャワーをした後は「さむーい」と言う声もありましたが、プールの中では走ったり、潜ったり、ビートバンを使う子も多く、沢山身体を動かして遊びました。
夏休みの子が引き続き多く、ゆり組、ひまわり組の子ども達は一緒に入りました。
もも組はゆったりした時間をすごし、保育士の背中に乗ったり、抱っこで水に入ったりと触れ合いを楽しみました。
ゆり・ひまわり組は、入る前から作戦を立てて、「先生の顔に沢山水かけよう!」とニヤニヤいたずら顔で入ってきました。
保育士がかける水には、ビートバンの盾や水に潜ってかからないようにして近づいてきます。
少し気を抜いていると、顔に思い切りかけられ、「イェーイ!」とお友達と顔を見合わせて喜んでいました。
「かけられても平気だよ」「先生みてて、こんなこともできるんだ」と水に慣れた様子を沢山みせてくれました。
ゆり組もひまわり組と同じようにプール遊びを楽しみました。
流れるプールもできました。苦手な子は小さなプールで真似してグルグル回る可愛らしい姿もありました。(B・K)

◆新しいいのちの発見。(にじグループ)

今日はプールに入りました。
人数が少なかったため、もも組が最初に入り、ゆり・ひまわり組は一緒に入りました。
もも組は少人数でゆったりと入りました。
3人の子がプールに入っていて途中、寒いと言って出ていきました。
自分たちで寒いからシャワーを浴びようと考えたらしく、水着を脱いでシャワーを浴びる準備をしていました。保育士にただ「さむい」と言うのではなく、自分たちで考えて「寒いからシャワーを浴びに出よう」と考えたことが素晴らしいなと感じました。
ゆり・ひまわり組は一緒に入って嬉しそうでした。
水鉄砲をしたり泳いだり、楽しそうに思いっきり遊び、最後には流れるプールを堪能して終わりました。
お部屋では、昨日の午後にある男の子たちが、お部屋で飼っていたカブトムシの幼虫の虫かごに小さな虫がたくさんいたのを見つけました。
気になったため、一度園庭で全部土を出して中を見てみました。
すると中にたくさんいたはずのカブトムシの幼虫はほとんどいなくなっていました…。
水のあげすぎで、土が固くなっていたことが原因かもしれないとのことでした。
子どもたちは育てたいという気持ちから水をよくあげていたのですが、それだけではカブトムシの幼虫にとっていい環境にはならなかったということです。
カラカラの乾燥した土は幼虫にとって良くないと学んだので湿らせようとしてやっていたことでしたが、幼虫を育てることは難しいようです。また一緒に考えていきたいと思います。
そして、その土の中に、小さな幼虫は2匹生きていました。
でもカブトムシの幼虫と比べたら小さなものでした。
昨日はその2匹の幼虫をペットボトルの容器に移し替え、様子を見ました。
今日はその幼虫が何か調べようと図鑑を見ました。
幼虫のお尻を観察すると、違いが見られると図鑑にあったので、お尻を見ようと観察を始めました。
虫メガネがあったらよく見えるかもとのことで虫メガネも用意しました。
でも、お尻を見てみましたが図鑑のような違いは見られませんでした。
その図鑑に、カブトムシやクワガタと一緒に書いてあったのは、カナブンとコガネムシでした。
こちらにも幼虫の姿は似ている様子。パソコンでも調べてみると、カブトムシやクワガタよりも近いように見えます。
でも子どもたちはまだ「カブトムシ」だと言っています。
カブトムシが見たかったようです。
大人が調べた様子だとコガネムシに近いように思います。
また新たな小さないのちの発見に喜びを感じている子どもたち。
一緒に育てていきながら、虫にとってのいい環境を作ったり、虫について調べたり、子どもたちの探究心を伸ばしていけるよう関わっていきたいと思います。
(H.K)


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