◆8月10日の子どもたち
2015年08月11日 火曜日
◆ふじ1組さんとあそびました。(つぼみ)
今日から夏休みに入った子が多く、ふじ1組のお部屋に行きあそびました。
普段からふじ1組に興味のある〇ちゃんと☆くんの二人であそびに行き、ふじ1組と一緒に外に出て園庭であそぼうと思っていました。しかし、ミッキー体操をしていると雨が降りだし、そのままふじ1組とつぼみのお部屋をつなぎ、一緒にあそべるようにしました。
ふじ1組の子どもたちは、開通されたつぼみへの道を通ってつぼみへあそびに行きました。残された〇ちゃんと☆くんは、がら~んとしたふじ1組さんの部屋に残り、つぼみ組には無いおもちゃで夢中になってあそんでいました。
◇ちゃんは、いつもと違う雰囲気に保育者に付いてあそんだり抱っこを求めたりとしていましたが、慣れてくるとソフトマットにハイハイで上手に上がったり、下りたりして元気にあそんでいました。
また、給食では幼児食の子ども達は、ふじ2組のテーブルを借りして一緒に食べました。何度か一緒に食べているので特に気にせずいつも通り食べていました。
これからは夏休みに入る子ども達が増えてくるため、合同で保育する機会も増えてきます。
いろいろなクラスや場所で過ごす経験や異年齢の友だちとの関わりも増えます。
育子園でもたくさん楽しい夏の思い出が出来るように元気に楽しくあそんでいきたいと思います。 Y.N


◆つぼみ組さんと・・・(ふじ1)

今日はつぼみ組とお部屋を繋げて遊びました。
たまに行き来している為か、2つの保育室を繋げているとワクワクの表情を浮かべる子どもたち。繋がった途端、嬉しそうにつぼみ組さんに入っていきました。
ふじ組にはない玩具やマットに興味津々の子どもたちは、次から次へと玩具を出し夢中で遊び込んでいます。
最近子ども同士の関わりが増えてきており、ここでも一緒に積木をしたり絵本を読んでいる姿が見られました。
つぼみ組との関わりはと言うと、まだ歩けない子は自分たちより小さいと分かるようで、頭を撫でるなど優しく接しています。でも玩具を取られたり、つぼみ組が使っている玩具が欲しい時は、いつもの光景と同じく「あ~!」と怒った声を上げ全力で取り上げていました。
〇くんはつぼみ組の△ちゃんが見ている絵本が見たいようで、そっと絵本を取ろうとしましたが「あぅ~!」と△ちゃんから怒りの声が上がり手を引っ込めました。貸しての仕草をしますが△ちゃんは気づきません。いつもなら保育士に絵本が読みたいアピールをして助けを求める場面ですが、〇くんは△ちゃんをじっと見てそのまま他の場所へと移っていきました。
取った取られたが繰り広げられるかと思いましたが、ふじ1組の子ども同士は関係が築かれているのに対し、つぼみ組の子たちとの関係性が築かれていくのはこれからな為か、〇くんも様子見といった所でしょうか。
自分たちの方が大きいという認識をまだ持っていないふじ1組の子どもたちが、つぼみ組たちと触れ合う中で、今後どんな関わりを見せてくれるかとても楽しみです。
これからも交流を持ち、子ども同士の関係がどう変化していくかを大切に見守っていきたいと思います。
O・Y

◆遊びの変化(ふじ2)

今日はお外に出ようとした時に雨が降ってきていたので廊下とふじ2組で過ごしました。
廊下では風船やコンビカー、押し車を出し、子どもたちは好きなおもちゃを見つけて遊び出しました。
風船を持って保育士がふくらませたように「ふー!」と結んであるところに息を入れて風船を膨らませようとしたり、風船を光にあてて覗き込んだり、ポンポン!と風船を飛ばしたりして遊びました。風船を光に当てると光が風船の色に見えるのが不思議なようでジーッと見つめていた◎ちゃんでした。
車に乗ってドライブを楽しむ△ちゃんと□ちゃん。△ちゃんが車を降り、一つ二つと順番に車を並べていきます。向きもきちんと揃えて合って、ぴったりとくっつけています。それを見ていた□ちゃんも同じように並べようとして見たりしていました。
以前までは風船は持ったり、飛ばしたりして遊ぶことがほとんどで、コンビカーも自分が乗って走らせたりすることがほとんどでした。
今日の姿を見て、子ども達の中で遊びの発展が出来ていているように感じ、お友だちや保育士と過ごしていく中でこんなにも上手に遊べるようになったことに驚き、感動しました。
これからもそんな姿を大切にしていきながら見守っていきたいと思いました。
(K.H)


◆おおきなたいこど~んどん♪ (ふじ3)

今日はいつもより涼しかったのでお散歩に行こうと思いましたが・・・雨がポツポツ降ってきたのでお部屋で過ごすことにしました。
何して遊ぼうかなぁ?と考え、ペットボトルのジュースやスプーンで棚をトントンして楽しんでいたのでホールへ行って楽器遊びをすることにしました。
ホールで大だいこと中だいこを出しバチを用意すると1本・両手で2本持って“どんどん”鳴らしはじめました。
「おおきなたいこど~んどん・ちいさなたいこどんどんどん♪」と歌うと△くんがどんどんリズムに合わせ鳴らしていました。立って力強く鳴らし真剣な表情。歌を聞いて合わせているのが分かりました。
〇ちゃんは「きらきらひかる~♪」と歌いながら太鼓を叩いていました。
歌とリズムがしっかり合っていて、両手のバチを交互に動かしていました。
たいこの叩き方でもいろんな姿が見られました。
たいこの他にも楽器を用意して色んな音を鳴らして楽しみました。
ひと通り鳴らし終わった子は、しまってあった車を発見。
車とフラフープで遊びました。「あおがいいの」「あかにする」と以前よりも乗りたい車がはっきりしたなぁと感じました。
そんな中、同じ空いてる車を◇くんと☆くんがほぼ同時に見つけ駆け寄りましたが、◇くんのほうが少しだけ近くにいたのでタッチの差で◇くんが乗りましたが、☆くんは乗りたいと思って車目指して一直線に来たのに乗れなかったので大泣きです。
乗りたい☆くんは車に乗っている◇くんを追いかけますが、近くに行っても泣くだけでどうしたらいいかわからない様子。◇くんも状況がいまいちわからない様子。
☆くんの車が欲しい気持ちを受け止めて「車乗りたかったね。欲しいときは泣いてても分からないから『かして』ていうんだよ」と伝えてみてもなかなか『かして』と言えずにいましたが。そのうち◇くんも状況がだんだん分かってきて車を走らせていた◇くんも☆くんの表情を見ながら様子をうかがっているようでした。
しばらくすると☆くんが車に乗って◇くんが車を押していました。お互い納得した様子で楽しそうに遊ぶ姿を見てお互いの気持ちが通じ言葉ではなかったかもしれませんが「かして」「いいよ」の関係が出来たんだとおもいました。
思い通りにいかないこともありますが、そこからどうしたら切り替えて楽しめるかの経験をした☆くんと◇くんでした。
他にも取り合いや乗りたい車に乗れなくてもどかしい思いをしながらも保育者の声掛けをヒントに自分で「かして」と言えたり、他のフラフープに切り替えて楽しんだりと、トラブルの中で色んな経験をしていました。
なんとかうまく「かして」「いいよ」のやりとりをさせてあげたいと思ってしまいがちでしたが、その時その人によって解決の仕方もちがうし、いろんな切り替え方を経験した方がいいんだなと子どもたちの姿を見て感じ、経験を保障していきたいと思いました。
t*s


◆ゴーヤのうた♪ (きく)

今日は朝から雨がポツポツ。身体測定をして、お部屋でのんびり過ごしました。
きく組の大きな窓から見えるところにゴーヤがあります。子どもたちもなんとなく毎日ゴーヤを意識していて「ごーや」と言って指をさし、保育士に知らせてくれることがあります。小さかったゴーヤがこの数週間でどんどん大きくなり今日の朝見てみると、なんと熟れて黄色に変身していました。
そのことに気付いたのか窓に貼りついて見ている子が数人います。「ちょうだいちょうだい」と言い、保育者にとってもらうとゴーヤを手の上にのせて不思議そうに見つめていました。ゴーヤにあいた穴から中を覗き「あかちゃんがいる!」と〇くん。どうやら中にある赤いつぶつぶした種を発見し、それを赤ちゃんと感じたようです。
△くんが持ったゴーヤは、とてもやわらかくなっていて割れたところから種がたくさん出てきました。初めて出会うものに驚きながらも興味津々な様子で観ています。
そこで、テーブルの上に置いて観察してみました。赤い種を触ってみると「むちむちしてる」「ふわふわしてる」と感想を言い合っています。最初は不気味そうに見ている子も友だちや保育者が触っているのを見て安心しそっと触ってみる姿もありました。少し強く触ってみると、中からさらに固い種のようなものが出てきました。その固い種をだす作業に夢中な子どもたちでした。
すると〇くんが「ゴーヤのうた、うたおう」と言っていました。どんな歌?と聞くと「ゴーヤさわってもいいよ♪むちむちしてるよ♪あかちゃんもいるよ♪」とノリノリで歌う姿が微笑ましかったです。今味わった気持ちをそのまま歌にしていることに成長を感じ、感動しました。
今日の子どもたちの姿のように経験を通して発見や感動した瞬間を見逃さず、心から共感していきたいと感じました。
(N.M)


◆小麦粉粘土の心地よさ。仲間意識の強さ。(たんぽぽ)

園庭に遊びに行こうとすると、雨が降ってきたので今日は、お部屋で遊ぶことにしました。小麦粉粘土を作って遊びました。小麦粉を捏ねてピンクに色も付けてみました。捏ねるところから一緒にやり、ちょっとグニョグニョする感触に初めは触るのをためらっていました。でも保育者が気持ちよさそうに捏ねるのを見て、やり始めました。柔らかくって伸びるのを楽しみながら、丸めたり、つぶしたり、ヘビのようにのばしたりを楽しみました。
お部屋で遊んでいたら、あれだけ降っていた雨が止み、日差しまで出てきたので園庭に遊びに行きました。お友達と一緒にかくれんぼを始める姿がありました。ふたてに別れて逃げていたので、鬼と隠れる人とに分かれて遊んでいるのかと思ってみていると、最終的には全員で同じ方向に走って行きました。まだまだルールを守って遊ぶというところまではいきませんが、お友達と仲良く楽しそうに遊ぶ姿に仲間意識の強さを感じました。
丸太の木の上を渡っていく遊びも始り「おっとっと」と言いながら落ちそうになりながら楽しそうに渡る姿に、1人2人と加わり、みんなで「おっとっと」と遊んでいました。1人増え、また1人増えしていくのにも、楽しそうな友達の姿を見てやってみたいと思う仲間意識のたまものではないかと思います。
たんぽぽ組は、トイレトレーニングまっただ中です。パンツで過ごす子が、少しずつ増えてきています。パンツが履ける喜びも大きく、朝パンツに履きかえる時も沢山のパンツの中から1つ選ぶのが大変、並べて「どれにしようかな」とずっと眺めていました。それを見た子も、自分のパンツを一緒に並べて「どれにしようかな」と始まりました。パンツコレクションです。「もうそろそろ、トイレに来てほしいなあ」と言ってもパンツが決まらないといけません。みんなでパンツを眺めていました。これも仲間意識が強まっているから、一緒にパンツを並べ、一緒に悩み、一緒にトイレに来ました。
仲間意識が強まってきているこの時期だからこそ、トイレトレーニングも進んでいき、お友達と共に楽しみながら成長していける良い時だと思います。そんな今を大切にしていきたいと思います。 M、K

◆牛乳パック製作 (うみグループ)

今日はプールに入れません、と話をすると、「今日は月曜日だもんね」と理解している子も少しずつ出てきました。
他にも「今日は雨だもん!」と違う理由も教えてくれました。
「えー氷鬼したかったな」と落ち込んでしまいましたが、雨でも嬉しい事はたくさんあるんだよ、と話すとみんな考え始めました。
「お部屋でたくさん遊べるね!」や「カタツムリさんに会えるね!」と、子どもならではの回答が出ました。
お部屋では、電車やラキュウ、折り紙など集中して遊ぶ姿がありました。
今日はひまわり組の○ちゃんのお父さん先生の日で、折り紙を教えてもらう子がいたり、トランプをしたりとたくさん遊んでもらいました。
トランプの入れ物を牛乳パックで去年作っていたのですが、ボロボロになってしまったため新しい入れ物を牛乳パックで作りました。
また、それを見ていた子達が集まり、余った牛乳パックを使い色んな物を作り始めます。
お家のトランプ入れを作る子や、トランプそのものを作る子や、牛乳パックの描いてある絵通りに切って遊ぶ子などそれぞれで遊び始めます。
以前、ペットボトルのキャップを転がして遊んだ牛乳パックをつなげた物があります。
今日から龍としてランチルームを飛んでいます。
顔はまだないため、牛乳パックを使って作りました。
体の鱗も穴あけパンチでいろんな模様を紙に貼りました。
しばらく集中して製作した後、園庭にも行けました。
氷鬼をやりたかったという子もできたため良かったです。
遊びでも製作でも、「これ」ということはなく発想を広げていろんなものを作り上げます。
その時のタイミングで物の提供などを考えていきたいと思います。
(A.Y)

◆そだててみれば、わかる(にじグループ)

今日は曇り空や雨、晴天にもなりと気の変わりやすい天気です。
朝雨が降っていたかと思っていると、晴れてきたので園庭へ出かけました。
今日は園庭に出る子が少なく、ほとんどの子がお部屋でそれぞれに遊びに夢中になっていました。
遊びへ集中する時間が長くなっています。
園庭へ行くと、プール遊びのときは中々ゆっくり見られない植物の観察をもも組の〇くんとしました。スイカがまだ小さいですが形になっていました。
ハートの葉っぱを見つけました。「はーとだ!」と〇くん。そしてそのツルの先を辿っていると、茶色くなった実のようなものを見つけました。その中を取って見てみると、黒い半月の形の小さな種が入っていました。
それを見ていると近寄ってきたひまわり組の◇くん。
「それなに?どこにあったの?」その問いに〇くんは場所を教えて一緒にまた観察しました。
◇くんは「あ、これ!このなかにたねがはいっているね」と気づきました。
2人で種を持って、育てようと話していましたが、その種の植物はなんだったのかと聞いてみるとわからないとのこと。調べてみるか聞くと、「じゃあ、しょくぶつのずかんもってくるよ!」と言って◇くんはお部屋から持ってきてくれました。
すると「ふうせんかずら」「ほおずき」と2つほど候補が上がったのですが、はっきりとはわからず、でも2人はもう埋める作業へと移っていました。カップにそれぞれに種を埋めました。
お部屋に帰るときに、他のクラスにある植物の図鑑も見せてもらおうかと提案するとそうしようとなり見せてもらい、またにじグループの本がたくさんあるところももう一度確認してみるとまた違う図鑑があったので見ていきました。すると「アサガオ」も似ていることに気づきました。
候補が3つあり、でも子どもはそこまで植物の名前がわからなくても気にしていない様子。
どうやったらわかるかなと聞いてみると「そだててみれば、わかるよ」とのことでした。
確かにそうかもしれないと思い、細かに結果を知りたがるのは大人の発想なのかと思いました。それよりも、その種を見つけた喜びを共感し、育てていく期待や楽しさを一緒に感じていくことを大切にしていきたいなと思わせていただきました。
(H.K)


◆キュウリの進化形。(そらグループ)

皆で育ててきた野菜。実がなり収穫して食べるという経験を皆でしてきましたが、収穫の時期も少しずつ終わりに近づいてきました。今年を育ててきた野菜を来年もまた育てられるように、あえて収穫しないで実を熟させ種をつくることにしました。
「たねをそだてています。とらないでね。」という札が付いている一つのキュウリ。そのままにしておくと段々と大きくなり普通のキュウリの二倍くらいの太さになりました。色も緑ではなく、黄色っぽい色に変化しました。黄色くなったら収穫し、一週間ほど暗い場所に保管しておくことで更に熟させ種を取ります。大きなキュウリを収穫すると、皆で順番に持ってみました。「重い!」「かたいんだね!」と驚きと嬉しさが混じる表情で回していました。
一週間後が楽しみです。
キュウリを収穫しているときに〇くんが、黄色くなったゴーヤを発見しました。
「あ、これはキュウリの進化形だ!」とゴーヤを指さしました。キュウリではなくゴーヤですが…。黄色くなったゴーヤを手に取るだけで形がなくなってしまうほど柔らかく熟していました。赤くなったべたべたした種を〇くんの手にのせると嫌がることなくじっと観察していました。〇くんはべたべたを取るために水で洗い流すと、赤い皮がきれいにとれました。
「ほら、種だよ!」と嬉しさを共感しようとお友だちに見せにいく姿を見て、深く感心を示す〇くんに感心しました。(K.Y)



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