◆8月6日(木)の子どもたち
2015年08月06日 木曜日

今日は、園庭でのんびりと過ごそうと思って園庭に出てみると、とても暑く、育子園で使っている熱中症予防用の警戒ブザーがあるのですが、園庭にでて少し経つとピピピ~となってしまいました。
そのため、テラスで、涼みながらゆっくりシャワ-しようと支度すると、あそびたい気持ちをキラキラした瞳で教えてくれました。タライの水に触れたりシャワーをミストにして、手だけの水遊びと思ったのですが、〇ちゃんはプール遊び出来ると思ったようで、保育士にタライの中に入りたいと、言葉のないアピールをしています。手をひっぱてみたりとどかないけれどタライをまたごうとしたり・・言葉の表現と合わせて心の中の成長として、これやりたいが行動に繋がり始めているように感じます。
先日、0・1・2歳の発達の研修を受ける機会がありました。物と自分という関係から、物と人と自分という関係に変化して行くんだそうです。その中で、人とのやり取りの中で、様々な経験をして自信をつけていき自分でやってみたいに変わって行くようです。
一つのやってみたいは、子どもの中に沢山の経験なんだと感じました。やってみたいに限らず、自己主張ととらえると一つひとつの要求を喜びととらえていきたいと思っています。
段々と自己主張が見られるようになってきているつぼみ組です。健やかな発達のなかで、4月からの保育園での経験を生かしていきながら、子ども達が気持ちも体も満たされるような日々を支えていきたいと思います。U・A
◆子どもはどんどん成長していきます(ふじ1)

暑さが続き、子どもたちは疲れが溜まってきているようです。ゴロゴロしている間に眠ってしまう子も何人かいました。その為、今日はお部屋でのんびりと過ごしました。
4人の子はつぼみ組に遊びにいきました。最初は玩具を取り上げてしまいましたが、その後は貸しての仕草で伝える事が出来た〇くん。
△ちゃんはハイハイの子を見て頭を何度も撫でていました。自分より小さいという事が分かっているようで優しい関わりが見られました。他の子もふじ1組にはない玩具に夢中になって遊んでいました。
少しずつつぼみ組さんとの距離が縮まってきているのが見て取れます。
そしてまた新たに出来るようになった事があります。それはお片づけです。
今までは好きな玩具を次から次へと出し、大人が片づける側から玩具を出していました。今日は「おやつ食べるからお片づけしようね」と声かけすると、「は~い」とお返事が聞こえ、近くに落ちている絵本や玩具を棚にしまい始めました。
片づける場所は写真が貼ってあり決まっていますが、子どもたちはまだその場所までは分かっていません。絵本の棚は覚えており、絵本をしまう度に保育士の顔を見て嬉しそうに拍手する子どもたち。「上手にお片づけできたね」と伝えると◎くんは自分の頭を撫でていました。
そして玩具を目の前の棚に次々しまって(押し込んで?)いきます。棚に玩具をしまうという事を理解している事が凄いと思いました。片づける場所は違っても、その意欲を認め褒めていきたいです。
子ども同士影響し合い、「お片づけ上手だね」と誰かが褒められると、「おっ!」といった表情を見せ、自分も同じ事をしようとする姿もありました。
中には最初、みんなが片づけてる事に対して全く気に留めず、楽しそうに遊び続ける□くんもいました。本来こうした姿の方が多く見られる時期だと思います。でも最後には□くんもみんなを見ながら玩具を片づけ始め、全員片づけをする事が出来ました。
片づけをしたから偉いという事ではなく、子どもたちの中から生まれたやる気を大事に育てていきたいと思いました。
そして大人が片づけている姿を始め、子どもたちは本当に大人をよく見ていると感じます。
子どもたちの成長を目の当たりにする今、子どもの手本になっているか、もう一度自分自身を振り返り、律していきたいと改めて思います。
O・Y


◆ゆったりと過ごす…(ふじ2組)

連日の酷暑続きですが、ふじ2組の子どもたちは、元気いっぱいです。
今日は、お部屋でゆったり過ごそうとふじ3組と一緒に1階の廊下やふじ3組の部屋で遊びました。
廊下に、跳び箱のジャンプ台に鉄棒、ソフトマットの山、平均台と身体を使って遊べる所を用意すると目を輝かせ遊びだすふじ2組の子どもたち。
友だちとの関わりをしながら遊んでいると一人…二人とふじ3組の部屋に入っていき、じっくりとあそび始めました。
友だちが何をしているか楽しそうかをチェックするとその隣りに座わり、同じようなあそびを始めていました。
同じ遊びをする中で楽しさが共有できると笑い合ってみたり、友だちが使っているものが欲しくて何とか手に入れようとしてみたりと友だちと関わる姿が多く見られました。
夏のあそび=水あそびだけでなく、室内でゆったり過ごし満足そうでした。
今後もダイナミックに遊ぶ時とゆったり遊ぶ機会を取り入れながら暑い夏を乗り切っていきたいと思います。
(N.Y)


◆げんきモリモリ!!(ふじ3)

今日も猛暑のため、お部屋で過ごす事にしました。
ふじ2組さんと一緒に廊下に鉄棒やマット、巧技台で作ったジャンプ台を出して体を動かすスペースと、ふじ3組の保育室を開放して、一緒に遊びました。
元気いっぱいのふじ3組の子どもたちは、迷わず廊下に集合。
自分のやりたいもの目がけて走って行きました。
1番人気は、巧技台で作ったジャンプ台です。
今日は、いつもよりちょっと高めで、登るのも大変そうでしたが、下りるのも一苦労。
そんなジャンプ台に、果敢にも挑戦していきます。
〇ちゃんは、登ることはとってもスムーズなのですが、いざ上に立ってみると高さがあり、保育士の手につかまっていました。しかし、数回繰り返すうちに一人でやってみようという気持ちが芽生え、ついにジャンプできました。
それを見て、他の子も次々にジャンプをしていました。
また、普段はあまり高さのあるものに挑戦しない◇くんですが、今日は我先にと巧技台によじ登ってきました。
それ自体、◇くんにとっては大きな1歩です。
よじ登ったことに満足し、お尻をついて降りていた◇くんでしたが、他の子のジャンプに影響されたのか、何度目かにのぼった時には、その場に立ち上がり周りを見渡していました。
早くジャンプがやりたい子から「早くおりて」と急かすこともありましたが、そこは近くにいた保育士が声をかけ、◇くんの様子を見守ることになりました。
すると、近くにいた子どもたちが巧技台の周りに集まってきたので、「みんなで応援しよう。」と手拍子で応援をし始めると、自分から「てって、つないで!」といい、保育士の手を借りて見事にジャンプが出来ました。
たくさん動いた後は、おなかもすきます。
子どもたちは、モリモリ食べて、布団へと入っていきました。
ふじ3組の元気の源は、たくさん動くことと、たくさん食べることかもしれません。
この暑さで体力も食欲も奪われてしまいそうですが、子どもたちを見習って、元気に夏を乗り切りたいと思います。
(E.Y)


◆小さなことの積み重ね。(きく)

朝の集まりでは子どもたちの大好きな「わにわにのおふろ」の絵本を見ました。最近内容も覚えてきて一緒にセリフを言ったり、最後のわにわにがジュースを飲んでいるシーンではみんなで「かんぱーい!」と盛り上がり、飲んだマネの後は「ぷはぁー」っと溜息、そんな一連の動作が定番になっています。
朝の集まりの時にはお天気の話もします。「きょうもおひさまぴかぴか」と窓を眺めながら天気を確認し「あちち~」っとそんな言葉も覚えました。体調の良い子はプールへ。少し優れない子はお部屋で遊びました。
今日はたんぽぽぐみのお友だちと一緒にプールに入りました。シャワーを浴びて、お気に入りの玩具を手に取りいざプールへ。ざぶんと入ると気持ちよさそうに遊んでいます。水に顔を付けられるようになった子もいて、「せんせいみててね!」と言うとはっと息を止めて水面に顔をちゃぷん!「すごいでしょー!」と自慢気な様子が微笑ましいです。
少し前までプールが苦手で水着を着るだけで大泣きだった〇ちゃんがこの前からプールに自分から入るようになりました。けれども、ずっと立ちっぱなしで遊んでいましたが、今日はなんと自分でプールに腰まで浸かって遊び始めました。カップで水をすくってばしゃばしゃと楽しむ〇ちゃん。そろそろ出る時間になり、いつもは早目にシャワーに来ますがなかなか来ず「シャワーしよう」と誘うと「やだ」と初めての反抗。そんな成長にうれしくなりました。プールを上がる時に「たのしかった?」と聞くと「うん」とはにかみながらうなずいていた〇ちゃんでした。
プールを出た後に、着替えてお部屋に戻るとお部屋で遊んでいた子たちが「おかえりー」と出迎えてくれました。そんな言葉がうれしく、心がほっこりした気持ちになります。
ちょっとずつの積み重ねが小さな自信になり、子どもたちが日々成長していることを感じると毎日のふれあいをひとつひとつ大切にしていきたいと改めて感じるのでした。
(K*S)


◆ちょっぴり冷たいプール。(たんぽぽ)

今日は絶好のプール日和です。朝からロッカーの水着を手に取ってプールが待ちきれない子どもたち。今日はプールの記入△の子が多く、きく組と一緒にプールに入りました。そうとなったらさっそく着替えを早々終わらせて、体操。この時期、汗もかいているので中々洋服が脱げなくて苦戦していたりもしていますが、目の前を越えれば大好きなプール・・・着替えも、いつもよりやっぱりスムーズです。
プールでは、椅子の上にカップを並べお水を万遍なく注いでいます。「いらっしゃいませ~。なにがいいですか?」「はい。メロンジュースですね。さんびゃくえんで~す!」とジュース屋さん。泡をたっぷり入れて、「お酒です。」とジュースにお酒盛りだくさんです。
ベランダにあるが大きくなったひまわりを見上げ、△くんは「せんせい。おいで。」と保育士を誘って背「おおきいね。」と自分のうえにある葉っぱを見つめながら驚いていました。
ベランダにはトマトもあるので、時々トマトを観察したり、ひまわりを見上げてみたり、幼児さんのプールも見える所から覗いていました。
いつもぬるいくらいのお水の冷たさですが、今日は気温も高かったのでいつもよりちょっぴり冷たく気持ちよかったようです。
シャワーをすると・・・「また明日もプール?」ととっても楽しんだ子どもたちでした。
(Y.E)


◆ギター作り(うみぐるーぷ)

プールの前に身体測定をしました。職員室の前で上履きがきちんと揃えてあり、うみぐるーぷの子たちの姿は職員室内で見えないけれど、その行動の一つ一つから成長を感じさせて頂きました。
もも組の☆くん「ぼくね鯵が好きなんだ、取りに行ってくるね!」鯵を見つけようと水面に顔をつけて一生懸命さがす☆くん。お魚のおもちゃを見つけてご満悦です。
ゆり組の〇くん「かき氷はいかがですか?先生かき氷あるよ、味はなにがいい?」と小さいプールでお友達とかき氷屋さんを開店しました。
ひまわり組の◇ちゃん「プールの中でおにごっこをしようよ!」とみんなに声をかけています。環境が違うだけで園庭で同じ遊びをしても何倍も楽しさが増している笑顔を沢山見ることができました。
今週はギター作りがよく進んでいます。一昨日ベランダの木陰で作業している時に、開始5分でこの暑さは辛いなと感じました。「今日は暑すぎるから、明日涼しくなってからした方がいいかなと考えてるんだけど、どう思う?」と聞くと「大丈夫!もう少しする!」との答えがきました。
こんなに熱中でできる工作を見つけられてよかったなと思いました。
昨日と今日は室内でしました。ボディは好きな形に切り、サウンドホールを描きます。
ネックを切り抜き、次は指板をどんな風にするか相談していきたいと思います。
できあがりが楽しみです。
(K.S)


◆きょうも入りました!(にじグループ)

最近、子どもたちは朝、顔をみるなり、「プール入る?」と期待たっぷりの表情で聞いてきます。朝の会で入れることを伝えると、ガッツポーズをして大喜び、歓声が湧きました。
まずは、もも組から。
初めて入ったころより、数を重ねる毎にだんだんプール遊びもダイナミックになってきました。水鉄砲で遊んでいる児は、狙いを決めるとその的(保育者のことがほとんどです)にぴしゃりと命中させ、イタズラないい笑顔を見せて、急いで逃げていました。
「みてて!」と言ってビート板を使って上手にバタ足を見せてくれる児。”わたしも!”と負けずに〇ちゃんもバタ足を見せてくれるのですが、〇ちゃんは水の中でしゃがんで、必死にちょこちょこ歩いていました。〇ちゃん流のバタ足、可愛かったです。
最初の頃、大きいプールに慣れなかった△ちゃんも、すっかりみんなの中で楽しんでいました。
ゆり組は、小さなプールに入ってる児が多くいました。
大きなプールに入ってた◇くんが、「顔に水がかかった」と言ってお友達にうったえていました。「顔にかかるのが嫌だったら、小さなプールに入るのもいいかもよ」と伝えたら、◇くんはムッとした表情から少し考え、自分で小さい方へ入ってみることを選択していました。自分のことをよく考えて、遊び方も自分で選んだ◇くんが少し成長した一瞬ではないかな、と感じました。
最後にみんなで流れるプールをして、まだ遊びたい気持ちはあるものの、給食を楽しみにあがりました。
ひまわり組になるとなんだかプールが狭く感じました。子どもたちが大きく成長している証だなと思いました。
◎ちゃんが、「らっこできるよ~」と言って、ビート板を抱えて仰向けにプカプカ。なんとも気持ちよさそうな顔でした。
□ちゃんたちは、ビート板の上に水の中で乗り(重さでビート板は床に着いてしまいます)「サーフィン~」と言いながら何とも得意気でした。
ひまわり組も最後にみんなで流れるプールをしました。もうこれが楽しみになっているようでみんなイキイキとした顔で水の中をぐるぐる走り回っていました。
子どもたちより、遅れてお部屋に戻って給食をもらおうとすると、お当番の●くんが一言・・・「おつかれさま」
●くんもプールに入って、お当番をやって、と疲れている中、気遣って声をかけることができる●くんの優しさ、感動しました。
e*y
◆せみブーム。(そらグループ)

今日もプールの冷たい水が気持ちよく感じる一日となりました。
夏ならではの水遊びを楽しんでいる子どもたちですが、最近もっと夢中になっているものがあります。
それは『せみ』です。先日のブログにもあった通り、もともと虫好きなそらグループの子どもたちにさらに火をつけたのが◯ちゃんがおじいちゃんと一緒に捕まえて保育園に持ってきてくれたせみでした。
園庭に逃がしてあげた後も、昆虫図鑑に頭をくっつけあってせみの話題で持ちきりでした。
◯ちゃんがせみを捕まえたいと思ったきっかけがせみの抜け殻を見つけたことからだったということをみんなに共有したこともあり、園庭ではせみの抜け殻を夢中になって探していた子どもたち。
朝の集まりや帰りの集まりでそんな様子を共有していくうちに、ひまわり組の男の子たちだけでなく、もも組やゆり組さんもせみの抜け殻を探したり、園で聞いたせみの話をおうちでお母さんにお話したりとグループ内はせみの話がよく飛び交っています。
せみを知っていくにつれて、せみの命が短いことを学んでいった子どもたちは、無理にせみをとろうとはしません。
鳴き声を頼りに、「あれはあぶらぜみだ!」とせみの種類を当てたり、抜け殻の形を見て「これはニイニイゼミの抜け殻だ!」と大人でもなかなか知らないようなことを子どもたち同士で話しています。
そして、虫取りはしない代わりに、自分の気に入ったせみを図鑑の絵をうつして紙に描いているのです。
その絵はとても細かく、色もよーく図鑑を見ながら真似して塗っているのがわかります。
そんな絵を見て、「ねえねえ、ぼくの紙にあれみたいなせみの絵を描いて。」と保育士に訴えにくるのはもも組の△くん。お兄さんたちのやっていることをよく観察しているのがわかります。
自然と遊ぶ中で互いのやっていることに興味を示したり、朝の集まりや帰りの集まりで共有していくことで興味を示したりと、日々意識し合い成長していく子どもたちの姿を大切に見守っていきたいと思います。(I.E)


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