◆8月5日(水)の子どもたち
2015年08月05日 水曜日

今日も猛暑との予報。そんな日はプール遊びに限ります。
朝の集まりの後、水着にお着替え。今日も自分の水着を自分で持っていく姿がありました。昨日は水着に興味がなかった〇くんも、お友だちが水着を探している姿を見て水着入れに近づいて行く姿を発見。自分のは見つけられなかったですが上手にお友だちの水着を手に取っていました。これも一歩成長です。
プール遊びが気持ち良いようで子ども達の声が響き渡ります。もちろん『楽しい』という表現の笑い声だったりちょっとしたお雄叫びだったり。色々な声が聞こえてきますが今日は何か伝えようとした『言葉』をちらほら耳にしました。
△ちゃんと□ちゃんが一緒に水分補給をしていました。□ちゃんの洋服に描かれている動物が気になった△ちゃんは前屈みになり何やら話しかけます。指差して触ったり、そのイラストだけではなく□ちゃんの頬や頭をなでたり・・・はっきりとした言葉にはなっていませんでしたが私には「これ何?可愛いね」や「□ちゃん!」と話しかけているように見受けられました。話しかけている△ちゃんは優しい眼差し。話しかけられている□ちゃんもいい笑顔。そんなやり取りがありました。
また、プール遊びの後は廊下で過ごしました。コンビカーに最近興味がありますので早速出して遊んでいます。コンビカーのシートは実は開閉式で、中に物を入れられるスペースがあるのです。☆ちゃんの前でシートを三回ノックし「あーけーてー」と言い開けてみました。そして、シートの中には忍ばせてあった小さなボールが入っています。すると、開いた事もそうですし中にボールが入っていた事にも驚き「わぁ!」と可愛らしい反応を示してくれました。そこで、一度シートを閉めてみると☆ちゃんがシートをノックしながらなんと「あーけーてー」と言ったのです。ノックをするという行動も驚きましたがちゃんと『あけて』の意味も解っているようで、使い方もバッチリでした。
日々、様々な場面で沢山の言葉を吸収している子ども達。はっきりしている言葉・まだ何かを秘めている言葉と色々な形はありますが、声に出てしまうほど伝えたい思いがちゃんと子ども達にあるんだなーと嬉しい気持ちになりました。
K・E

◆経験していくこと(ふじ1)

プールに入りました。
水にも少しずつ慣れてきて、自らプールに向かう子どもが増えてきました。
今日は、ヨーグルトの空き容器を用意してみると、早速両手に持って水をすくって友達の頭からジャーっとかけて楽しんだり、たらいの水をすくってひたすらたらいの外に水を出す子どももいました。
空き容器の持ち方によっては、水が入らないこともあり、「あれ?どうして?」と持っている空き容器をじっと見つめている姿もみられました。あえて、持ち方を伝えず、どうするのか見ていると、自分で気が付いたようで、水を入れられるようになっていきました。
次にたらいの水に勢いをつけて、流れるプールのようにしてみると、小さなボールなどが流れていくのを見て、取ろうとしてもなかなか取れず、じっと流れを見て手にしたときには、とても嬉しそうでした。
子どもたちの水遊びの経験も、回数を重ねるごとに不安から安心に変化し、それが「笑顔」となって見られることが増えたように思います。
無理なく子どもたちが水遊びを楽しむことができるよう、一人ひとりのかかわりを今後も大切にしていきたいなと思います。(M・T)


◆嬉しい!楽しい!(ふじ2)

この頃、ふじ2組のお友だちも誕生日を迎える子が何人か出てきていて、朝の集まりの時間、おやつの時間に一緒にお祝いをしますが、それが印象深かったのか「おーめでとー」と言って突然歌を歌い始める子が出てきました。
この前、誕生日だった◎ちゃんが歌い始めると一緒になって歌い始めたりするふじ2組さんたち。
今日は園庭に出るとホールから楽しそうな声が聞こえ、行ってみると誕生会をやっていました。△ちゃんや□ちゃん、☆ちゃんに保育士が「お兄さんやお姉さんたちがおーめでとーしてるよ。見に行く?」と誘ってみるとみんな頷きホールの窓越しに中の様子を確認しに行きました。
おめでとうの歌が始まると「おーめでとーおーめでとー」と歌ったり、「おめでとー」と言って手を振ったりしてお祝いする嬉しさ、楽しさを共有していました。
これからもどんどん楽しい嬉しいの共有が出来てより一層お友だちと一緒にいることが楽しく感じられるようになればいいなと感じました。
(K.H)


◆イヤイヤの裏側にある本当の気持ち ふじ3

暑い日が続きプールに入るのを楽しみにしているふじ3くみの子どもたち。
今日も園庭で遊んだ後プールに入りました。
園庭に出ると一直線に向かう先は、トマトです。今日もトマト観察は続きます。
みんなで食べていたので下のほうにはもう赤い実はなっていなくて上の方になっています。
「赤いのとって」と言う△ちゃん。〇くんたちはもうみんなが来る前に待ちきれず緑のトマトを取って洗いに行っていました。△くんの他にも緑のトマトを持っていた◇ちゃん。「緑の小さいのはたべられないんだよね。おいしくないよ」と言いましたが、二人はもちろん知っていました。それでも大事そうに持っていました二人はちいさい赤ちゃんトマトのかわいらしさに持っていたくなったようです。トマトが苦手な◇くんも食べられはしないものの「トマト持ってるの」と持っていることを喜んでいました。
赤いトマト・美味しいトマト・ちいさい赤ちゃんトマト・みどりのトマト・トマトの観察によりいろんなトマトを楽しんでいました。
トマトネタになるほどブームのようです。
「ふじ3くみさんのプールの番だよ」と声をかけるとみんなプールの周りに集まってきました。
そんな中、プールを嫌がる△くん。「やだやだ~」と嫌がり園庭に行こうとします。そんな△くんはプールも大好きで最後まで遊んでいるような子です。「プールだよ。入ろう」と言っても聞く耳もたず嫌がるばかり。
そしてもう一人、☆くんは「プールに入らないの」と嫌がっていました。
最近イヤイヤが多いふじ3くみさんです。2歳特融のイヤイヤ期とも言われていますが、イヤイヤの裏には必ず「これがしたい」「あれがいい」があります。
自分のやりたいイメージやビジョンをはっきり想像できる力が成長してきた反面、そのビジョンじゃないことがあった時の切り替えがまだ難しい時期。この自分の中の“矛盾”を乗り越えられるとイヤイヤ期といわれるものを乗り越えることが出来るようです。その”矛盾”乗り越えるには自分のイメージやビジョンと違ったた時にどう乗り越えるかの経験を積んでいくことなんですが、子どもたちが思い浮かべたイメージを共感し受け止めることのようです。
受け止めてもらい分かってもらったということで、その子の中で落ち着きもう一つのイメージが考えやすくなるようです。そのためにはお互い妥協する部分もでてくるとおもいますがじゃあこうしてみよう!とお互いが考えた事はお互いが納得したことなのでスムーズにいようです。
嫌がっていた△くんは「園庭だ遊びたかったのね」と言うと「うん」と気持ちがこちらに向き「じゃあシャワーにする?」と聞くと「しゃわしゃわ」と言って浴びました。水着を見せて「どうする?」と聞くと無言で足をあげて履こうとしていました。水着を着るとプールに入りさっきの嫌がったのはなんだったんだろう?と思うくらい最後まで遊んでいました。
☆くんは昨日はプールに入っていますが今日は入りたくないようで「プールにはいらないの」と言っています。先週は泣いて嫌がることもあった☆くん。
シャワーを浴びていても「プールにはいらないで、シャワーしたらお部屋にはいる」としっかり伝えてくれました。「プールに入らないでお部屋にはいるのね。昨日は楽しくプール入ってたけど今日はいいの?」と気持ちを受け止めて昨日入った楽しさを思い出しながら「みんなプールに入ってるけどどうする?」と聞くとみんなの遊んでいるのを見て・・・考える☆くん。「おへやにはいる」と気持ちを教えてくれました。
☆くんの気持ちを受け止めながら、無理せず☆くんの「入らない」と決めた☆くんの気持ちを受け入れ寄り添っていきました。
それぞれのイヤイヤの裏側にある気持ちを受け止め共感していきたいきながら矛盾を乗り越えられるように見守っていきたいと感じました。
T*S

◆8月の誕生会(きく)

今日は、8月の誕生会がありました。キラキラお姉さん来るかな?ととても楽しみにしていた子どもたち。お友だちの「せーのー」の合図で「キラキラおねーさーん」と呼びかけて登場の瞬間を今か今かと待ち構えていました。
お友達のお祝いを拍手でする子どもたち。まるで自分たちも誕生児のように目を輝かせていました。◇ちゃんはみんなの前に出ると表情が固まり笑顔がなくなっていました。ドキドキ緊張していたようで、お祝いしてもらうとにこにこ笑顔が戻り他のお友だちがお祝いしてもらっていると「~でしょ」とツッコミをいれるほど良くお話しをしていました。
園庭に出ると◎ちゃんは一目散に向日葵の方へ向かいました。背が高くてすごいねと保育士が声を掛けると「大きいね~」とまじまじと向日葵を眺める◎ちゃん。「届かないや」と手を伸ばしています。その姿をみた▽君が「届くよ」とひときは背の低い向日葵を手をかざしていました。
子どもたちも久しぶりに園庭に出られて嬉しかったようで、「おーい」と叫びながら走り回っていました。水飲もうと声を掛けるとお部屋で約束したことを覚えていたようで、これでもかとジャグから何度も水を飲む姿が見られました。色々な事が分かって来ている子どもたちです。
(K☆H)


◆「きらきらおねぇさんくるね」(たんぽぽ)

今日は月に一度子どもたちの大好きなキラキラお姉さんが来てくれるひです。
みんなは朝からワクワクソワソワ、〇ちゃんは今月誕生日を迎えたお友達なのですが、「〇ちゃんたんじょうびだから、きらきらおねぇさんくるね~」と大喜び、朝の会でも話題はキラキラお姉さんが来てくれるかどうか、どこからくるのかみんなで話していました。
たんぽぽのお部屋にきく組のお友達も移動してきて誕生日会がスタート。
保育者が「キラキラお姉さんきたかな~」とみんなに問いかけると、みんなで一斉に「きらきらおねぇさ~ん」と叫ぶもお姉さんは現れず、「もう一回呼んでみようか、せーの」と保育者が声を掛けると、再び「きらきらおねぇさ~ん」と呼ぶと今度は、〇ちゃんが「せーの」と言うとそれに合わせて、みんなも呼んでいました。
誕生日会でキラキラお姉さんに王冠を被せてもらい、「お~めでと~」とみんなに歌ってもらい、プレゼントをもらっているお友達の姿は、みんなにとって憧れの眼差しでみる光景なんだなと感じ、毎月楽しみにしている子ども達の気持ちに答えられるような、誕生日会が出来たらいいなと感じました。
誕生日会の後は、少しだけ園庭とテラスに分かれて、水遊びや遊具で遊びました。ちょっとした気分転換になっていたらいいなとおもいました。(y,e)


◆お祝いする気持ち(うみグループ)

今日は8月生まれのお友達の誕生会がありました。
朝の集まりでは、今日お誕生日のひまわり組の〇ちゃんのお祝いもしました。
手を挙げて、〇ちゃんに質問を沢山しました。
手を挙げているお友達を指したり、質問に答える姿はハキハキとしていて、とても立派でした。
ホールでは、楽しいアトラクションもあるけれど、お誕生日のお友達をお祝いする気持ちが大切だよねという話をすると、「しっかり聴いてくれたり、拍手してお祝いしてくれると嬉しいよね」と相手の気持ちを考えてくれる言葉を子どもたちから聞けて嬉しく思いました。
誕生日会が始まると、つい周りのお友達に話しかけたりしたくなってしまうのですが、しっかりと拍手したり、歌を歌ったり、真剣に見つめる眼差しが見えて、とても暖かいなと感じることもありました。
アトラクションでは、「金のオノ、銀のオノ」のパネルシアターを観ました。
お祝いする気持ちと、お友達と楽しく参加できる姿が素敵だなと感じました。
誕生日の子どもたちも嬉しそうな表情で舞台から降りてきて、「アーチをくぐったから、少し背が伸びたかも」と誇らしげでした。(B・K)
◆あのころの友情(にじグループ)

今日は誕生会でした。
朝の集まりでお歌を歌い、8月生まれの子が誰か聞くと、子どもたちはよく覚えていて、8月生まれの子全員を正解していました。
にじグループでは4人のお友達をお祝いしました。
緊張していた様子もありましたが、笑顔でありがとうございますとお礼を言ったり、質問にもしっかり答えていました。
誕生会が終わり、園庭とお部屋で遊びました。
園庭に行くと、昨年度で退園した年中の女の子と妹とお母さんで遊びにきてくれていました。昨日からそのことを話していたので、にじグループの特に仲の良かった子どもたちは心待ちにしていました。
園庭にも急いで出て、会うと囲んで、嬉しそうに話したり遊び始めました。
妹の〇ちゃんの手も引いて遊びに誘ってあげていました。
久しぶりの再会はとても嬉しかったようでみんなにっこり笑顔でした。
給食も一緒に食べ、おかわりも一緒にしていました。
また遊びにきてねと別れがとても惜しいようでした。
泣いてしまった子もいたほどです。小さいころから一緒に過ごしていた子どもたちは、絆もできてお互いのことをよくわかっているからこそ、いなくなるのを寂しく感じたのかもしれません。
また笑顔で会える日を楽しみにしたいと思います。
(H.K)


◆いのち…(そらグループ)

今日は8月生まれの誕生会でした。舞台の幕が開くといつも通り子どもたちの祝福の声でホール全体が包まれます。誕生児は誇らし気な表情です。4月からの誕生会を見てきたこともあり、もも組の子どもたちもきっとこの日を楽しみにしていたのでしょう。笑顔で皆に手を振っていました。
おめでとうの歌を皆で歌った後、好きな遊びや好きな食べ物、大きくなったら何になりたいかなどの質問にしっかり応えている姿を見て一つ大きくなった姿に感動しました。
誕生会を終えた後、園庭か保育室で遊びました。
園庭では蝉探しに夢中です。朝の会では、三人の年長児が「これ発表したい!」と図鑑と共に絵を皆にみせてくれました。それは、図鑑を見ながら描いた「ヒグラシ」でした。色鉛筆を使ってとても上手に描いていました。ヒグラシの他に蝉の名前を知っているか尋ねると手を挙げてアブラゼミやミンミンゼミなどさまざまな種類の蝉の名前を発表してくれました。
成虫になってからわずか一週間のいのち。恐る恐る木登りをしながら少しでも蝉に近づこうとしたり、死んでしまった蝉を子どもたちは手に取り、皆でじっくり観察しています。
この季節ならではの生き物との触れ合いを大切に、子どもたちと一緒に喜びや新たな発見をしていけたらと思います。(K.Y)


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