◆8月3日(月)の子どもたち
2015年08月04日 火曜日
◆夏本番!(つぼみ)

8月がスタートし、昨日〇ちゃんが誕生日を迎え、つぼみぐみ12人中11人が1歳を迎えることができました。今日はとても天気が良かったので、園庭で遊ぶことにしました。連日猛暑が続いていましたが、今日は日陰と少し涼しい風が味方をしてくれたので、園庭でピチャピチャと気持ち良く水遊びをしました。
裸足でテラスから園庭にそろそろと出ていく子ども達。何度か裸足を経験しているので、裸足に慣れてきた子ども達は次々に園庭に飛び出して行きます。そこでじょうろに水を入れサーッと流してみると子ども達の表情が期待に変わったかのように、興味を示していたので、タライにも水を溜めてみました。
水が大好きな子ども達は水が入ると大喜びで水に触れ、何度も何度もパシャパシャと水を弾きます。弾いてきた水は案の条、子どもたちに掛かりますが、そんなのはお構いなしです。触った後は、タライをひっくり返し、小さな水滴から大きな波へと変化していました。自分でひっくり返したのに、「あ~あ~」と水を要求する△ちゃん。何度も水を入れなおし、同じことを繰り返して水あそびを楽しんでいました。
水遊び用のジョウロにも自分で水を入れ、サーッと出してみたり、大きなジョウロからのシャワーに手を伸ばしてみたり、保育士が用意したペットボトルのシャワーに興味を持ったりと、水遊びの中でもいろんな遊びかたがあります。いろんな事がわかってきたからこそ、おもちゃの取り合いをする姿も見られるようになりました。
「これなにかな?」「真似してやってみよう!」という気持ちもさらに出てきたようで、たくさんの表情も見られるようになりました。「やってみたい!」が出てきたことで、大人が驚く事(今回はタライをダイナミックにひっくり返すなど)がたくさん出てくることもあると思います。そんな時子ども達が今何を感じて何を楽しんでるかを受け止めながら、関わって行けたら良いなと感じました。
今日の気づきが新たな気づきに繋げて行ければいいなと思います。
(K.E)


◆つながり(ふじ1)

朝の集まりでは、絵本を読んで名前を呼んでいます。(異なることもありますが)
タンバリンを鳴らして、子どもたちも鳴らし返します。以前に比べると、リズムよく「タン、タン、タン」と返して来れるようになったなと感じながら目の前の子どもの姿を見ていると、とても幸せな気持ちになりました。
休み明けというのは、休みなのですが、園生活でのリズムとは異なるので、逆に少々疲れてしまっていることが多いです。その為、暑くても健康面や安全面を配慮してプールには入りませんが、今日は、たらいに水を入れて遊べるように設定しておきました。
すると、すぐに「ちゃっぷちゃっぷ」と気持ちよさそうに水遊びを始める子ども。周りの友達の様子を見ながら「何をしているんだろう?」と遠くのほうから、たらい目がけて歩いてくる子どももいました。
本当に気持ちよさそうです。
築山に行ってみると、木の枝を手にして、木の枝を探す子どもがいました。
木の枝を手に持ってとても満足そうに歩き回り夢中になっていました。
朝、保育室に木の枝が落ちていたことを思い出し、「朝から気になってもっていたものだったんだな!」とその子どもの行動が読めた気がして、この後どのように変化していくのかが楽しみになりました。
一人ひとり興味をもつものは違います。その子どもの視点でものをみて、考え次の行動につながります。
夏の暑さに負けず、子どもも大人も無理せず、ゆっくりゆったりした気持ちで楽しく過ごせるように日々工夫していきたいなと思います。(M・T)
◆いつもと違う月曜日(ふじ2)
なんだか静かです。
今日はお休みの子が多くて、6人しかいません。
お部屋が広く感じます。
お友だちの名前を言って、いないねーと気づいている子もいました。
今日は何をして遊ぼうかな・・・とひらめいたのは園内探検。
2階へ行ってみようと出発しましたが、いつもと違うルートにあれれ?という表情です。
でも、階段を一段一段上がって行く後ろ姿に、ワクワクを感じます。
せっかくなので、身体測定もしてきました。
職員室には初めて入ります。
看護師の机がありました。いつもの身長計や体重計もありました。
ササッと測り終えて職員室を出ると、ソファーがあります。
みんなで一緒に座ってみました。
ここは図書コーナーです。絵本が沢山ありました。
絵本を読んで、そろそろお外で遊ぼうか・・と下に降りてきました。
階段を降りようとしたとき、年中児が降りてきました。
そっと手を添えて階段を一緒に降りてくれる姿に感動しました。
今度は2階の奥の方も、探検してみようと思います。
外は今日も暑いです。
でも、木陰に入ったり、お水を飲みに来たり、上手に過ごしています。
一つの机に集まって食べる給食も美味しそうでした。(N・S)

◆トマトさんは今日もげんきかな?(ふじ3)
8月に入りどんどん暑さも増してきています。休み明けの月曜日なので今日はプールには入らず園庭で遊びました。
以前もお伝えしたように、トマト観察がブームのふじ3くみのみんな。早速トマトのプランターのところへ走っていき、トマトをジーッと観察したあとに手を伸ばした△くん。それを見た隣にいた〇くんが「トマトまだとらないよ。」「みどりだよ」とすかさず言いました。
見てみると△くんが手を伸ばしたのは緑色のまだ小さな赤ちゃんトマト。そのことに気付いた〇くんはまだ食べれないこと・とったらかわいそうということが分かり、お友だちに優しく伝えてあげたのです。
その言葉を聞くとすぐに手を引っ込めた△くん。〇くんの思いが伝わったようです。
『ちがう』と気付いたことを言葉にして伝えることが出来たこと、本当に凄いです。そしてそれを受け止めた△くんはもちろん、近くで一緒に見ていた子たちもそんなやりとりからいろんなことを学んでいると思うと、子ども同士の関わりの大切さに改めて気付くことができました。
「早く大きくなるといいね」と話すと、みんながトマトに向かって「おおきくな~れ!!」「おおきくな~れ!!」と魔法の言葉をかけるように何度も何度も声をかけていました。
タライでの水遊びもジョウロやペットボトルを使って思いっきり楽しみ、今日はいつもより早くすやすや眠りについた子どもたちでした。
S.S


◆わたしの〇はこんなまる。(きく)

今日は月曜日です。連日の暑さで少々疲れ気味の様子もあったので、お部屋でゆっくり過ごすことにしました。
朝の集まりの時に、先週末今日で7月が終わりであることを話し来週から8月だよ。と話をしました。子どもたちの前で、カレンダーを一枚びりっとめくり、「1・2・3・4・5・6・7・8月!」と覚えたての数を声をそろえて言いました。
そして、今日の遊びの事を伝えました。「今日はと・く・べ・つに、みんなに大きな紙(画用)をあげるから、おえかきする?」っと聞くと一気に目がキラキラ。「やりたーい♪」と期待した表情に。準備ができるまであそんで待っててね。と言って子どもたちは椅子をしまってお部屋へお戻ると、机上遊びコーナへみんな集中していました。ちなみにここでやるとは一言も言っていないのに(笑)
子どもたちの予想とは裏腹に、食事スペースのテーブルにクレヨンを用意していました。そんな様子に気付き、「あれ?」っという表情を浮かべながらクレヨンをめがけてまた集まってきました。
クレヨンを手にすると、大体の子が第一線はぐるーっと大きく描く子が多いです。大きな丸や、力強い線が描けるようになってきました。まだ形らしいものを描く子は少ないのですが、色を変えてぐるっと書いたものに、「これはまま」「これはぱぱ」など、色ごとに意味づけして描く様子が見られるようになりました。
「これはなぁに?」っと聞くとまだ意味はなく「あか」「あお」と、色の名前を答える子もいます。色の名前もいつの間にいくつも覚えてている様子が分かります。〇ちゃんはアンパンマンが大好きで、何色か色を分けて分けて描いていて「これはなあに?」と聞くと「アンパンマン」「どきんちゃん」「チーズ」と全部イメージして描いていて驚きました。
絵を描くだけで、子どもたちが日に日に様々な物を知って、覚えて、言葉として吸収されて、それが表現できるようになっていることが分かります。「絵を描く」と一口にいっても子どもたちの成長をじっくりと感じられる時間です。
(K*S)
◆咳をするときは・・・(たんぽぽ)

今日は〇くんが久しぶりに登園してくれました。子どもたちも毎朝お休みのお友達の確認をしている中で、「〇くんにはやくあいたいなー」と言っていたほど待っていたので嬉しかった様ですが、中には久しぶりで照れていた子もいました。子ども同士の関わりでそんな感情も育っているのですね。
今日は咳が出る子どもや鼻水の出る子どもが多かったので「咳をすると口の中からバイキンが出てくるの、だから咳をする時は手を押さえてこうやってやるといいんだよ」と見本を見せると、ほとんど全員が一斉に手を口に当てて咳をしはじめました。
また、「鼻水が出ていたらティッシュをこう使って鼻水をきれいにしようね」というと「鼻水出てる?」と子ども同士顔を見合わせて確認する姿もありました。
今日は暑かったので室内で過ごしました。きく組、たんぽぽ組、廊下と開放してのんびり過ごしました。その中でも咳が出ると手を口に当てたり、「鼻水出てた」と気づいて鏡を見ながらきれいに拭いている姿も見られ、子どもたちにしっかり伝わっていることを実感します。
子
どもたちに伝えることにはタイミングがあり、またそれを受け取るまでには一人ひとり違います。そのことを常に忘れず関わっていきたいと改めて感じました。(kh)

◆アップルゴーヤ (うみグループ)

今週も暑い日スタートです。
朝の集まりで、「よみうりランドのプールいった!」や「サンリオピューロランドにいった!」、「○ちゃんとじゃぶじゃぶ池にいった!」と休みの日の話をしてくれました。
また、今日はなにをして遊ぶ?との質問には、「暑いからお部屋でぬり絵する」と休日の疲れもあるのか、お部屋で遊ぶことを話してくれました。
まず、手作りじょうろで野菜に水をあげました。
「あついねー」といいながら水をあげていると、「ピーマンできてるよ!!」と大きくなった野菜を発見。
次にトマト、しそ、ししとう、アップルゴーヤを見つけて収穫しました。
真っ白いアップルゴーヤには見たことないもも組は興味津々です。
収穫後、この野菜どうする?と聞くと、「前みたくここで炒めよう!」となりました。
なにも言わなくても自分たちが収穫した野菜は自分たちで洗い、手を石鹸で洗います。
そして給食室に行き、包丁やまな板、フライパンを借りて炒めました。
「とってもいい匂い~」とクンクン嗅ぐ子や、「育子園のピーマンがいちばんおいしい!」とみんなワクワクの表情です。
いつものようにぬりえなど、遊びをしている子も一旦手を止めて食べにくる姿もありました。
今日初めて炒めるアップルゴーヤは、縦に半分切ると、「うわぁ~中も真っ白!」、「なんかとうもろこしみたい!」と驚きを隠せません。
「苦いからたべない」とゴーヤの味を知っている子から言われましたが、[アップル]とついているから緑のゴーヤより甘いんだよ、というと少し考え、「小さいのたべてみようかな」とチャレンジです。
炒めたアップルゴーヤを食べた反応は、「あまくない!!にがい!!」、「にがいじゃん!!」と怒り気味の子が多い中、「緑のより少しアップルかも」と少しの違いにも気づく子もいました。
水を与え、伸びて実がなり、収穫して食べる流れを体験できました。
毎日みんなで大切に水あげをしていきたいと思います。
(A.Y)

◆リアルなやりとり(にじ)

週明けの子どもたちは、お気に入りの遊びを友達とすることがうれしいようです。電車遊びをのんびり楽しむももぐみの男の子数人。ルールを確認し合いながら、ウノを楽しむ数人。ウノをしている年長の◎ちゃんは、負けず嫌いですが、今日は一度負けても、ちょっと残念そうな顔をしてから、「もう一回やる!」とまたチャレンジしています。なかなかうまくは上がれないので、けっこうな長時間ですが、途中で投げ出すこともなく、最後までやっていました。遊びを通して、いろんな力が育ってきていることを感じます。
朝の会を始める前から、「せんせい、もう8月なのに、なんでカレンダー7月なの??」と先週のままのカレンダーが気になる年長さんが何人もいます。気になっていたカレンダーをまず一枚めくるところから始めました。まずは7月の振り返り。7月は楽しい事たくさんありました。「〇くんと◇くん、・・・がお誕生日だったね~、みたままつりもあったね~、年長さんはお泊り保育もしたね」・・・といろんな思い出を振り返りながら、一枚カレンダーをめくり、8月に突入しました。「8月は5日にお誕生日会だね、△ちゃん、・・・がお誕生日だね、音楽クラブあるね」とカレンダーを見て、みんなで確認していくのは、とてもわかりやすく、先を見通す力、期待を持つ力がまた育っていくのかなと感じました。
午前中は、園庭に出たり、お部屋で過ごしました。絵本コーナーでは、台を持ってきて、その上にお絵かきの紙、絵本を広げておくゆりぐみさんたち。「なにしてるの?」と聞くと、「お勉強してるの。宿題があるんだよねー。」とのこと。兄弟の多い、にじグループの子たちは、おにいちゃんおねえちゃんの姿を見て、いろんなことを吸収してるのですね。それが園で他のおともだちに広がって・・・、ごっこ遊びが広がっていきます。
ままごとコーナーでは、年長さん女子が、テーブルでパンを食べたり、コップで飲み物を飲んだり。「ここは何をしてるの?」と聞くと、「お店屋さん」」との答え。そこへ別の子がやってきて、「ねえー、ちゃんとお仕事してよね~。」「今休憩中だから~。」なんて会話のやりとりをしています。自分のアルバイト時代を思い出させるリアルな光景には思わず笑ってしまいました。いったいどこで覚えてくるのかな~と不思議になるくらい、子どもはいろんなことをよく見ていて、どんどん吸収していきますね。
お友達とのやりとりから、様々な姿が見える月曜日でした。
(T.M)

◆今しかいないもの (そらグループ)

今日も日差しは強く暑い日となりました。
始めは、部屋で過ごしていましたが、子どもたちのエネルギーは豊かでお部屋では発散しきれずベランダに出て遊びました。
普段あまり遊んでいない場所で、三輪車などがあり子どもたちは嬉しそうに遊んでいました。
そして、園庭に出てからは、たらいに水を入れ泥あそびを楽しんでいる子やひまわり組の男の子たちは、せみの抜け殻探しに夢中でした。
今朝、〇くんが「朝、おばあちゃんが採ってきてくれたんだ。」とせみの抜け殻をみんなに見せてくれました。「見せて、見せて!」と男の子たちは大喜びで、きっとそれが虫取りが大好きな男の子たちの心にやる気の火をつけたのだと思います。
園庭に飛び出していくなり、いろいろな木を回って「あっ、見つけた!」「こっちにもいた!」と次々に見つけていました。
そんな様子を見守りながら、友だちが持ってきたものを欲しがるのではなく、自分たちも見つけてみようという気持ちで頑張る子どもたちは素敵だなと思いました。
暑い季節ですが、今しかできない体験をいっぱいできるようにしていきたいと思います。
H・T



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