心配なのは・・・
2015年07月22日 水曜日
7月17日、お泊り保育の朝、次々に笑顔で登園してくる子どたちがいます。中には、少し不安そうな表情の子もいましたが、母親や父親に手を振り『バイバイ』と告げています。 少し前まで、登園の時に母親から離れられずよく泣いていたR君もすっかり成長し、母親に手を振っていました。
どちらかというと、寂しそうな顔や心配そうな顔は、保護者の皆さまでした。子どもたちが嬉しそうに友達の輪に入っていく後ろ姿をいつまでも見送っていらっしゃいました。
以前のお泊り保育は、職員が企画し、入念に準備し、子どもたちはその計画された通りに行動していました。職員が、子どもたちのためにと一生懸命行うお泊り保育ですから、それも確かに、思い出に残る楽しいものだったとは思います。
しかし、子ども主体・子ども中心の見守る保育になってからは、形が徐々に変わってきました。一生に一度のお泊り保育を子どもたち自身が企画し、作り上げていきます。保育者は、子どもたちの夢や希望を叶えてあげたいと、知恵を出し合います。43人の子どもたちからは、様々な意見も出てきますので、保育者はファシリテーター役として見守り、折り合いをつけていく子どもたちのフォローをしていました。
主役は子どもたちですが、保育者もワクワクドキドキしています。やりたいことを実現させることの出来る環境で、子どもたちはどんなお泊り保育を展開していくのか・・・。今、決断式がスタートしました。
保育主任
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