研修② 大脳のはたらき
2015年07月03日 金曜日
先日杉並区私立園長会視察研修、大宝保育園についての学びです。
前回の『早寝・早起き』の続き、『保育所における身体づくりとデイリープログラムの開発』について10年かけての研究記録の結果を得ての子どもの実態に合わせての実践です。
【デイリープログラム】
8時45分~9時00分・・雑巾がけは清掃及び足腰を鍛える。
9時30分~全身の粗大運動・・はハイハイ運動を中心にして大脳の働を高める
10時00分~手指の微細運動・・ 集中力を高め、手を器用にする。
10時30分~11時30分~午前昼寝は短時間で目覚めよく夜の眠りの妨にならない。 12時00分~12時30分昼食~
以上のデイリープログラムは『河添理論』の出会いで生まれ、愛泉保育園の一日を参考にと伺いました。・・・(障害を持っていても生き生き過ごせるようにと。)
午前睡を見学し、本当に生活リズムが身についていて驚きました。
健康体の場合は、9時頃~10時頃までが一日の中で身体全体の活性度が高く、又幼児が一つの事に集中できる時間は20~30分。その時間であれば全身運動が集中してできる。朝のうちに全身運動をすると、大脳の活動が高められ、大脳賦活作用といわれる脳の働きを活性化し、後の活動も活発になりやすい。大脳の中で、手を働かせることに関する脳の部分が、とても大きく手を働かせることが頭の働きをいろいろと高めることにもなる。
又午前睡は『レム睡眠』脳を育てると考えられるとともに目覚めてからの活動も良くなることが明らかになっている。とのことでした。
学びの多い研修でした。・・・『レム睡眠』についてもこれから入門です。園長
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