子どもの姿から
2015年07月09日 木曜日
反抗期、子どもは反抗しながらも大人の反応を観察しています。自分の気持ちを受け止めてもらえず、その反抗を責められると、ますます反抗がひどくなります。
子ども自身は、本能のため反抗してしまうので、善悪の判断は二の次になります。周囲の大人がその子を一人の尊い人間として丁寧に関わり、丸ごと認め、信じていくことで大人との信頼関係もでき、自己肯定感が育ち、反抗期を乗り越えることができるのだと思います。
しかし、時間や心に余裕がないときに反抗されると、その言動に惑わされてしまいます。それを考えると、反抗期はきっと、子どもたちの心の成長とともに、大人の心の成長のために存在するのではないかと感じます。大人が、大きな心で相手を包み込む寛大さや慈悲心を養えるよう、子どもたちは私たちを試し、鍛錬させてくれているのでしょうか。
子どもたちの様々な姿を見ながら、自分の心を見つめていきたいと思い、日々過ごしています。
保育主任
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