◆7月16日(木)の子どもたち
2015年07月17日 金曜日
◆ぼく・わたしだってできるんだ!(つぼみ)

昨日までの天気が今日は台風の影響で機嫌が悪いような天気でした。そんな天気でもセミの鳴き声が聞こえてきました。
こんな天気にもまけず、今日も子どもたちは元気に過ごしました。
天気もすぐれなかったため、室内で過ごすことにしました。今日は食事スペースを広くして、パーテーションで区切り、いつも廊下で使っているソフトマットを用意しました。〇ちゃんは保育士がパーテーションやソフトマットを運んでいる様子を見ていました。すると「わたしも」というように一緒にもって運んで手伝いをしていました。
ピンクの扉が開くと、徐々に子ども達がソフトマットに気付き、あっという間にソフトマットの周りに集合していました。子ども達はいつもと違う空間に少し興奮気味でしたが、とても楽しんでいるようでした。お手伝いした〇ちゃんは少し格別に思えたのでしょうか、「キャッキャ♪」と声を上げ遊んでいてこちらも楽しい気持ちになりました。
他の子も「よし!」とやる気満々だったようで、手・腕・足の力をいっぱいに使って、「よいしょ。よいしょ。」と上っていました。それだけではなく、『頭』を使って上っている子もいたのには驚きました。一番高いところに行くには、手・腕・足だけではあともう一歩が進まないと思ったのでしょうか。そう考えると子どもの発想って面白いです。きっと何回も何回も挑戦して、いい方法を探しているんですね。
登ったり下りたり、楽しく遊んでいる子ども達。ふとした瞬間にお友だちをギューッと抱きしめたり、出来そうな子が意外にソフトマットを嫌がったり、いろんな瞬間が見られて子どもも大人も楽しい一日を過ごせました。
後半はテラスでしゃぼん玉や水遊びもして楽しみました。
(K.E)


◆経験していること(ふじ1)

室内でボールを出して遊びました。
以前も一度遊んだことがありますが、以前ボールを出したときは、興味は示し遊びましたが、声を出して笑うほどではなく、なんとなく触れてみるといった感じでした。
今日は、子どもたち自らボールの入っている箱に入ってみたり、ボールを投げたりして、遊びが盛り上がってくると走り回りそうな姿も見られました。小さな家を置いて遊んだのですが、家の周りで追いかけっこのような雰囲気でとても楽しそうでした。
家の中には、最初2人入って、次から次へと子どもたちが入っていきます。どうするのか様子を見ていると、ぎゅうぎゅう詰めのような状態まで子どもが家の中に入り、居心地が悪いと思ったら思った子どもが自然と外に出てきていて、あっという間に家の中には1人になりました。不思議だなと思いながら、でも、遊びの中で感じたものを感じたままに行動していることなのかなとも思いました。
以前遊んだ時の姿と見比べてみると、明らかに子どもたちが自分で楽しむ楽しみ方を発見しているのだなと思いました。「これ、こんなふうにして遊んでいたかな?」とか「こんなに長い時間集中して遊ぶことができるようになったんだな」と思うと、経験したことが自然と生かされているんだなと嬉しくなりました。
子ども同士で顔を見合いながら、駆け引きすることも見られてきています。
今、これをこうしたらどうなるか?と試すような行動を見せる子どももいます。
あらゆることを、できることであれば2度3度試していくことのできる保育環境を設定していきたいなと思います。(M・T)


◆触れ合って(ふじ2)

今日は今にも雨が降りだしそうだったのでテラスで過ごしました。
保育士がシャボン玉を作ると「きゃー!!」と大喜びで追いかける◎ちゃん。それを見ていた△ちゃんや□ちゃん、☆ちゃんも一緒になってシャボン玉を追いかけ、捕まえようとしたり、地面にいるシャボン玉をツンツンと触ってみたりして楽しみました。
時には保育士が「ふー!」としてシャボン玉を作っているのを見てまねっこ。一生懸命に「ふー!!」と息を吹きかけますがなかなか上手く膨らみません。諦めずにしばらくやっているとコツを掴んだようで小さなシャボン玉が出来るようになり、できると「あっ!」と嬉しそうにシャボン玉を見つめる○ちゃん。
そんな姿を見ていた◇ちゃんも挑戦!「ふー!」と息を出すのが難しいようで気持ちが先走ってしまい「ふー!!」と声を出して膨らまそうとしていてとても微笑ましい姿が見られました。
そして、室内にいる他のクラスの子が外をのぞいているのを見つけて窓越しにご挨拶をしていました。窓に手をつけると同じように窓に手をつけてまねっこ。
クラスのお友だちだけでなく色々なクラスのお友だちに興味が出てきたふじ2組。たくさんのお友だちと関わっていきながらこれからも楽しく過ごしていきたいと思いました。
(K.H)

◆踏み出す勇気(ふじ3)

今日は台風の影響もあり、雨が降ってきそうな天気だったので、廊下のスペースを使って遊ぶことにしました。
廊下には、ジャンプ台・平均台・鉄棒を出してみました。どれも人気だったのですが、その中でも今日の一番人気はジャンプ台でした。しかし、一人ずつしか登ればないため、大混雑でした。早くのぼりたい気持ちを抑えつつも保育士の話を聞いてきちんと並んで自分の番が来て上にのぼった時の、待ってました!と言わんばかりの嬉しそうな顔がとても印象的でした。
ジャンプ台は4段の巧技台です。自分でピョン!とジャンプ出来る子もいれば、保育士の手を支えにジャンプする子もいるように、一人一人によって方法は様々です。
最初のうちはいつものように保育士の手を支えにしていた〇ちゃん。『〇ちゃん、上手にジャンプできてるから、一人でピョンてしてごらん!』と声をかけながら見守るものの、〇ちゃんの表情は急にカッチカチに固まり足も竦んでなかなかその一歩が出せずにいました。そんなとき、保育士と△ちゃんが「〇ちゃんがんばれ、〇ちゃんがんばれ」と応援していると、その声を聞きつけたお友だちまでどんどん集まってきて、みんなで座って手を叩きながら「〇ちゃんがんばれ」と、〇ちゃんに勇気が出るまで、応援を続ける子どもたち。
ふじ3組応援隊の誕生です。
応援を受けると嬉しかったのか徐々に表情が柔らかくなった〇ちゃん。応援を続けていると・・ついに〇ちゃんの足が動き、ピョンとジャンプすることができたのです。一人で出来た〇ちゃんはもちろんのこと、応援していたみんなも大喜び。お友だちの喜びを自分のことのように喜べるそんな関係性も、みんなの素直で優しい心もとっても素敵だなと思いました。
そんな〇ちゃんや応援隊の姿を見て、挑戦したくなったお友だちが何人も出てきて、その度にみんなで応援して、『一人で』できたことの喜びをみんなで分かち合うことができました。
遊んでいた中で生まれた空間で大人も子どもも関係なく同じ気持ちで、とても素敵な時間となりました。
後半にはそのジャンプ台を4段から6段にしてみました。2段とは言えど急にぐんと高くなったジャンプ台にのぼることにも試行錯誤しながら、腕と足を使ってなんとか自力でのぼるものの、そこからのジャンプは更に勇気がいるものです。
手を差し伸べると、首を横に振り、「じぶんで!」と言った□くん。そんな□くんの言葉に嬉しくなり、飛べるまで見守っていると、意を決したように踏み込み、ジャンプすることができました。
着地が上手にできたできないではなくその勇気が素晴らしいです。
子どもたちの行動にはきちんと意味があり、今回のことを通して、結果だけを見るのではなく、何事もその過程を大切に見て、受け止めてあげたいなと改めて思わせていただきました。
S.S

◆小さな台風がここに。(きく)
台風が接近する中、空模様もあわただしい感じです。そのせいなのか、子どもたちも朝から台風の目のように勢力を上げて活動していました。小さな台風の目たちはお部屋の中をぐるぐると元気いっぱい。ちょうど雨も止んでいたので、テラスに出てミッキー体操をすることにしました。
「お外でミッキー体操しよう」と誘うと、手早におもちゃを片付けて「ミッキーする~」と嬉しそうにお外へ行きました。明け方にふった大雨で、プールにはたくさんの水が溜まっていました。手をつけるとひんやり。水の感触を確かめます。プールにたまった雨水を出すべく、子どもたちには応援隊になってもらい、「がんばれーがんばれー」の声援と共にプールを持ち上げてざぶーんと水を出しました。それだけで大盛り上がりです。最近、一緒に喜んだり歓声を上げたりするポイントがそろってきたので一体感が以前より出るようになってきました。
ミッキー体操や大好きな、わぁーおを踊って、時々強風に吹かれて大はしゃぎ。しゃぼんだまを・・・と思い、大きなシャボン玉ができるスティックを持ってきましたがあいにくの強風で失敗続きに。子どもたちも「あれ?おかしいねえ」と首を傾け、そのうちに子どもたちは、一人ずつのストローとしゃぼん液を持ってふーっとするとたちまち周りはシャボン玉だらけになりました。
子どもたちはいつの間にか吹くのが上手になっていました。風に乗ってすぐに飛んで消えていくしゃぼんだまに一喜一憂。
お部屋に帰った後は、身体測定をしてご飯の時間まで好きな遊びを楽しみました。
(K*S)

◆造・音・体(たんぽぽ)

今日は室内遊びを行いました。
夏休みの子ども達も増えてきたのか、少ない人数での保育となりました。
室内では、のり付け遊び(画用紙に切り紙を貼る)音楽遊び(ギターに触れる)お出かけ遊び(うみグループ)と遊びと空間の選択制で子ども達は特別感を味わっているようでした。
「のり」付け遊びでは、以前行った七夕の飾り作りの様子とは違います。
前回の「のり」の付け方・量などを覚えている子どももおり指で少しすくった後に「ちょっとね〜」と教えてくれました。また、それを紙に付ける際にもちょんちょんとタップする仕草が見られ、指で伸ばす事を伝えると丁寧に行っていました。「たった一回の経験」を吸収する力に驚きと感動と共に「経験」出来る幅の広さを大切にしたいと感じます。
「音楽遊び」は、保育士がギターの音を出すと「きれいなおとだね」「このおとすきなの」という子どももいました。子ども達は上から撫でるように4本指でギターの弦を鳴らします。音色を楽しむというより「音」が出る事が楽しくジャンジャンと音が鳴る度に笑顔もジャンジャン溢れます。
一人の子どもがアルペジオ演奏をじっと見ていました。
そして、ギターに近づき触っています。
保育士をよく見ていました。指の動きを真似て(アルペジオの様に)いました。
「お出かけ遊び」では、お兄さんお姉さんクラスに行きロフト(家型)やママごと、ブランコ、電車遊びを行っていました。赤ちゃん扱いをする年上の子どもに塩対応をするものの、優しさに包まれながら遊んでいます。
兄妹組の子ども達は手をつないでみたりと家族愛をしっかり見せつけてくれました。
幼児グループはルールがあります。
「今」必要なルールとそうでないルールの見極めを大切に見ていきたいと感じます。
k★y
◆今日は室内でゆっくり(うみぐるーぷ)

今日は雨だったので室内で過ごしました。昨日はプールやピザ作りで楽しいことがいっぱいで
したが、今日はゆったりと過ごしました。
ゆり組の☆くんは「◇◇くん一緒にピアノしよう!」とウキウキとピアノに向かう☆くんと◇◇くんは、楽譜ではなく絵本を見ながら弾き始めました。大人の真似をしているのかな?と思いました。それを真似してもも組さんが絵本を見ながらピアノを弾いているがとても楽しそうで、遊びが連鎖していく様子を見ることができました。
もも組さんは日々折り紙が上手になっていきます。今日は目についた湯飲みを折ってみました。その湯飲みを半分に折るとごはん茶碗に変身する折り方でした。
親しんでる食器を全部作ろうと大ハリキリな〇〇くんと□□くん。〇〇くんは「ごはんはねー、大盛りがいいな!」と大きな半月をくっつけて、そこに小さい米粒を一生懸命書いていました。作り終えた食器を白い紙に貼りつけてニッコリ。実物をゼロから自分の手で作りだせる楽しさを知っている子どもたちは想像力豊ですごいなと思いました。
ひまわり組さんはお泊り保育の準備と英語教室で大忙しです。準備する時間もすごくウキウキドキドキして子ども達は笑顔です。明日が本当に待ち遠しいですね。
(K.S)
◆ワクワクとドキドキと・・・(にじ)

朝、お休みしていた〇くんのお誕生日のお祝いをしました。うれしいのを隠す為か、おちゃらけてみせる〇くん。お友達からのインタビューにも、ちょっと照れながら、答えます。女の子からの質問は「どんなリボンがすきですか?」「どんなハートがすきですか?」など、可愛らしい質問。「えー、そんな質問答えられないよ。」と言いながらも、「ハートってみんなの心の中にあるんだよ。」などと言われると、「うーん・・・じゃあ、ピンクのハート。」と一つひとつの質問に丁寧に答える〇くんでした。
朝の会の後は、いよいよ明日に迫ったお泊り保育の準備に取りかかった年長さん。ホールに集まり、明日の行程の確認をしながら、おやつのかき氷の味について話したり、カレーの材料の買い物を分担したり。
しかし・・・まさかの台風11号の影響で、天気が定まらないため、予定も定まらず・・・子どもたちへの説明も正直難しいところです。でも、子どもたちの反応は常に明るく、明日のお泊りへの期待と興奮でその表情は晴れ晴れ。救われます。「雨と風があまりに強い時には、第二団参会館にも行けないかもしれないんだ。」と、心苦しげに伝えたときも「えー。」とか「やだー。」という反応はなく、「そうしたら、育子園で寝ればいいね。」などと、意見を出してくれます。「夜の育子園、懐中電灯で照らして、探検したら楽しいかも!」と、目をキラキラさせて言う子もいて、「それ、いいかもね!」と、私たちも一緒にワクワクした気持ちにさせてくれます。
荷物の確認も一つひとつしました。4番の袋を確認しているのに、気持ちがどんどん先走って、「6番がない!」「6番!」という子や、「ゴム、落ちちゃった。。どこにしまうの~。」とあせって、べそをかく子もいたりして、胸いっぱいのワクワクの中に、ちょっとのドキドキ、不安もあるのかなと感じました。
いよいよ明日!思わぬお天気のいたずらで、イレギュラーなこともあるかもしれません。でも、そんなときも子どもたちの想い、気持ちに寄り添いながら、一緒に考えていき、今年のひまわりぐみさんならではの最高のお泊り保育にしたいと思います。
(T.M)

◆いよいよ…(そらグループ)

今日は身体測定がありました。
職員室に入り、服を畳んで重ねることや順番に並ぶことが上手になったもも組の子どもたち。
その後、もも組、ゆり組は保育室でそれぞれが好きな遊びを、ひまわり組はお泊り保育の準備と英語教室がありました。
ひまわり組の子どもたちはホールに集まり、お泊り会の行程中に一緒に行動する班のメンバーの顔合わせをしたり荷物のチェックをしたりしました。
もも、ゆり組の子どもたちに『お泊りは、お家の人たちと離れて1日お友だちと過ごすこと』と伝えると「え~!そうなの?」と驚いていました。お泊りという言葉は知っていても実際にどういうことかということを聞くと「ちょっと怖いかも。」「寂しいな。」「泣いちゃうかも…。」と言っていました。そんな経験をするひまわり組のお兄さんお姉さんって凄いなと尊敬の眼差しでこちらを見ていました。
ひまわり組の子どもたちの中でも寂しいなと思う児も中にはいるかもしれません。しかし、お友だちと一緒に過ごす経験を通してまたひとまわりグンと成長する姿が見られるのが楽しみです!
いよいよ明日はお泊り会当日。
ワクワクドキドキしている気持ちを大切に、子どもたち一人ひとりにとって心に残る素敵な時間となるよう、一瞬一瞬を大切に考え、向き合っていきます。
(K.Y)



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