佼成育子園[こうせいいくじえん]-東京都杉並区

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園のこだわり
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◆7月7日(火)の子どもたち

2015年07月08日 水曜日

◆ちゃれんじ(つぼみ)

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築山登りにチャレンジ中

 今日は久しぶりに園庭に出てあそびました。あそび始めるとポツポツと雨が・・・
出て直ぐにお部屋に戻らなければと思ったのですがあまりにも小降りだったので帽子をかぶっている子ども達は気付かないようで楽しくあそんでいました。少し前までカラー帽子をかぶるのが嫌ですぐに取っていたのにいつの間にか嫌がらずにきちんとかぶってあそべる様になってきました。

そのうちに雨は止んでしまいました。子ども達も久しぶりの園庭で楽しくあそんでいました。
そんな中〇くんは前から興味のある築山登りにチャレンジしていました。〇くんはどこに居るかなと園庭を見回すと築山の手すりにつかまって登っている姿をよく見かけます。今日は登って向こう側に降りることが出来るかなと見守っていましたがそのまま登っていた坂道を手すりをつかんで降りてきていました。一緒に登って下りようと誘い手をつないで登るのですがまだそのまま頂上を越えて向こう側に行くのは恐いようで頂上で止まって周りを見て楽しんでいました。いつの日か〇くんが山越えを出来る日を楽しみに見守って行きたいと思いました。Y.N

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すべり台、昇りました。すべろうかな。この後すべるのにもチャレンジしていました。
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お花などの植物にとても興味を持っていたのできゅうりを持たせてあげようときゅうりのトゲトゲを削り落としている保育者の様子を見ていて真似をしていました。ぐりぐりと同じことにチャレンジ。

 

 

 

 

 

 

◆新しい発見をする姿(ふじ1)

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中学生の職場体験のお姉さんも一緒にミッキー体操。

子どもたちの好きな玩具の一つに「くるくるチャイム」というボールを入れて遊ぶものがあるのですが、ボール以外の物を入れることが好きなようで、よく何かが詰まって「取って!」ということが見られます。

ボール以外何でも入れて、チェーンやカタカタ車、ままごとのスプーンなどもよく入れています。その都度詰まったものを取り外す大人の姿を見ていて覚えたのか、子どもたちがよく解体するようになってきました。意外とはめるのに苦戦するのですが、子どもたちも同じで、必ず組み立てられることはないのですが、やってみようという意思は強いようです。

今朝、ペンギン(本体)の頭の部分が外れることを発見した子ども。目の色が変わったように、その本体を手にして、外そうと必死です。

後ろでは、ボールを両手にもって、くるくるチャイムでボールを転がしたいなぁと思っているように見える子どもが立っており、ただただ解体する友達の様子をじーっと見ていました。

解体するのも、子どもにとっては一つの発見で、それをじっくりさせてあげることも大切。もう一方で、ボールを両手に持ったまま遊びたいと思っているであろう子どもを遊ばせてあげることも大切です。どちらを優先するかは難しい選択ですが、その時その時で子どもの状態、様子を見ながらの対応が重要になってきます。

今日は、解体することを優先にしてしまいましたが、その後どうするのか見ていると、解体している子どもも満足すると他の遊びへと変化していき、待っていた子どもは、待つことを経験できて、結果遊ぶことができるという喜びをも経験できて良かったなと思いました。

目の前で起きている子どもの様々な姿をどのように捉えていくか、そのことによって子どもがどう成長していくことにつながっていくのかが、大人次第でどちらにも変化していきます。

今、様々なことを経験できる時だからこそ、一つひとつの子どもの姿を大切にしていきたいと思いました。(M・T)

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これが「くるくるチャイム」です。

 

 

 

 

 

 

◆特別な1日…。(ふじ2組)

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七夕まつりに興味津々…☆

♪ささのは~さらさら~のきばにゆれる~♪と保育者が歌うと身体をゆらし、楽しそうにしていたふじ2組の子ども達…。いつもと違う特別な日ということがなんとなく感じられたようで、笹飾りを見たり、ホールで七夕の会があるためお兄さん、お姉さんと一緒に七夕の会に参加してきました。
スライドに興味津々で食い入るようによく見て七夕の雰囲気を味わってきました。
その後は、久々に雨が降っていないため園庭で遊べました。嬉しそうに遊びに出かけ、砂場や様々な野菜ができているかチェックして大きなきゅうりを発見!収穫してもらい嬉しそうでした。また、青々したミニトマトを見つけると収穫したくなった子が…。きゅうりは、大きくなれば採っていいのにミニトマトは、赤くなった時が収穫時期という違いがわかるのは、もう少し先でしょうが…。そのときを楽しみにしていきたいと思います。

今回収穫したきゅうりは、給食の時にスティックきゅうりで味噌をつけて食べました。
あちらこちらから「ポりッ!」「サクサク」といい音が聞こえました。
採りたてのみずみずしい味をみんなで味わいました。
どの子もとってもいい表情をしていました。

まさに特別を満喫したふじ2組の子ども達でした。

                                   (N.Y)

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お友だちと一緒って楽しいな
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園庭のきゅうりは、美味しいね~

 

 

 

 

 

 

◆久しぶりの園庭遊び~の七夕飾り見学ツアー(ふじ3)

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梅雨に入って雨が続き、室内で過ごす事が多かったのですが、今日は曇り空。
今にもポツポツときそうな空でしたが、気分転換に外に出ることにしました。
子どもたちも、久々の園庭で嬉しかったのか、いつもより靴や靴下を履くのが早く感じ、元気に飛び出していきました。

最近、砂場遊びに夢中だったこともあり、すぐにおもちゃ置き場からスコップや型抜きを出してきてケーキやお団子を作り始めました。
すると、小さいちょうちょうが子どもたちの上をヒラヒラと飛んでいくと、「とりだ!!」と叫ぶ〇ちゃん。
こちらがちょうちょうではないと告げる間もなく、「まて~!」と追いかけて園庭の真ん中まで追いかけていったしましました。
他の子と一緒に〇ちゃんに追いつき、「とりさんは?」と聞くと、「とんでっちゃったの。もういないの。」とちゃんと答えてくれたことにびっくりしたのと同時に、状況を話せるようになったことに感動してしまいました。

しばらく遊んでいると、ポツポツと雨が降ってきたので、早めに保育室に戻り、せっかくなので、みんなの七夕の短冊を見に行くことにしました。
星に写真が貼ってあるので、誰の短冊かが子どもたちにもよく分かり、1つ1つ見せる度に「〇ちゃんの!」「◇くん!」と子どもたちが答えてくれました。

ロビーやホールにも笹があり、沢山の飾りや短冊が飾ってあり、「きれいだね」と見ているうちにだんだんとホールの中に入ってコンビカーやフラフープ、楽器を出して遊び始めました。
久しぶりのふじ3組だけでのホール遊びに、子どもたちも大喜び。
全員分の台数がないコンビカーも、仲よく交代しながら使え、フープを転がして追いかけたり、ピアノに合わせて鈴を鳴らしたりと、広い空間でたっぷり遊びました。

久しぶりにお部屋を脱出して、思いっきり遊んで疲れたようで、食後すぐにお昼寝に入りました。
大人も、毎日同じでは飽きてしまったり、気持ちが明るくならないのと同じで、子どもにとっても気分転換は本当に必要なんだと感じました。
まだまだ、梅雨明けは先になりそうで、室内で過ごす事が多くなりそうですが、子どもたちの気持ちが明るくなるような保育を心掛けたいと思いました。
(E.Y)

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◆はなばた?はなたば?(きく)

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ささのはさ~らさら~♪

「あめふってないよー」と朝の会で嬉しそうに話す子どもたち。子どもも大人も外で遊ぶことのできる喜びを感じました。雨の日のおかげで嬉しさも倍増です。
そして今日は、一年に一度の七夕の日。お星さまのお祭りがあることを伝えると、興味を持ってよく話を聞いていました。七夕という言葉は子どもたちには少し難しかったようで「はなばた!」「はなたば!」と、一所懸命に言う姿がほほえましかったです。

ホールに行くと、たくさんのお兄さんとお姉さんがいて少し緊張気味な子どもたち。聞き覚えのある七夕の歌を聞くと、リラックスしていたようでした。スクリーンに映し出された七夕のお話しが始まると気持ちが高まり、思わず立ち上がって楽しそうにする姿も見られました。七夕クイズでは、わかる人ー?の問いかけに、どんな問題がきても全力で「はーい」と手を挙げます。参加する意欲に満ち溢れていました。

その後は、待ちに待った園庭。昨日まで雨が降り続いていたということもあり、雰囲気が少し変わっていました。ミミズが湿った土に集まっていたり、トマトの茎が伸び、実が増えていたり、ゴーヤが大きく育っていたり。桜の木にはキクラゲができていました。そんな変化を子どもたちも感じたようで、あちらこちらに走り回って体で感じている姿がありました。
特にキクラゲは新鮮だったようで、何とも言えないプニプニとした感触に不思議そうな顔を浮かべ、触ることがやみつきになっていました。

日々の中でいろんなことを吸収している子どもたち。今日味わった新鮮な気持ちや不思議な気持ちも、心に積み重なっていくのだなと感じました。
(N.M)

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ゴーヤ大きくなってる!
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園庭きもちいいね~

 

 

 

 

 

 

◆おひめさまと、おうじさま。(たんぽぽ)

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七夕の絵本「たなばたバス」

今日は7月7日、七夕の日ですね。「たなばたってなに?」と子どもたちに聞いてみると、色々考えてでてきた答えが「おひめさまと、おうじさま。」と返ってきました。お母さんたちと、笹の葉にお願いごとを書いて飾ったお話もしてみると・・・「〇くんは、アンパンマンになりたいの。」と、お願い事を覚えていました。


この話をするまえに、「たなばたバス。」という絵本を読み、ストーリーの中に、可愛らしいおひめさまと、おうじさまが出てくるので印象強かったようです。「七夕」の歌もみんなで歌ってみました。じっくり聞いている子、一緒に歌ってみる子、体をゆらしてリズムをとっている子、まだ園で二回くらいしか歌っていないのに、お家で歌っているのでしょうか?ほとんど歌っている子・・・歌い終わると、みんな顔を見合わせて笑っていました。

ホールでは、映画館のように七夕の話を見ました。お兄さんお姉さんと一緒に歌も歌いました。歌っている姿をみたり、お兄さんに手を振ったり、暗い場所に怖くなってお兄さんの隣にピタッとくっついてみたり、「牛飼い」が出てきて「コワイ、鬼。」と怖くなってしまう子も中にはいました。

その後は久しぶりに園庭へ。先週はほとんど出られなかったので子どもたちは、とっても嬉しそうです。築山のトンネルに入って楽しむ3人組。「いってきます!」と3人で中に入ってお出かけ。以前、「トンネル入ってみる?」と誘っても「いやだ。こわい」と言ってましたが今日は3人で入り楽しかったようです。

砂場では、型はめをやっている△ちゃんと◇くん。お皿にしっかりぎゅっとつめないと上手にできないことを知ると何度も何度もペタペタとつめてひっくり返していましただんだんとキレイなお皿の形に残ると得意げに何度もチャレンジしていました。粘土でも手先をいっぱい使って細かいものを作るのが好きな△ちゃん。小さなお皿から、次は大きいお皿に挑戦かな?

帰ってくるとご飯は、ちらし寿司。にんじんのお星さまが入っていました。「きらきらひかる~おそらのほしよ~」と歌って食べていた子どもたちでした。

みんなの願い事が叶いますように・・・

(Y.E)

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型はめ・・・真剣なんです。
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オクラがびよーんって伸びたの。ネバネバだよ。

 

 

 

 

 

 

◆笹の節句(うみグループ)

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七夕の由来を聞いています。

7月7日は「笹の節句」ですね。季節の歌を朝の会で「たなばたさま」を歌いました。子どもたち「ささのはさーらさらー、のきばにゆれる♪」ととても元気良く歌ってくれます。
そしてホールで七夕のお話しをスクリーンに写した紙芝居を見ました。色とりどりのお星様がスクリーンに映し出されると子どもたちは目をキラキラさせて見ています。織姫と彦星がでてくるとより一層笑顔が増えます。保育士「クイズ、クイズ!」子どもたち「何のクイズ?」保育士「7月に7日に食べるものがあります。さてそれはなんでしょう?ヒントはつるつるした食べ物です」子どもたち「うーん・・・つるつる・・・・・そうめん!」節句には旬のものを食べて邪気を払ったり無病息災を願ったりする意味があるそうです。

給食メニューも七夕つくしです。星型に切り出したにんじんがのった「七夕ちらし寿司」。
〇くん「お酢の味でおいしいね」とお友だちとニッコリ。◇くん「このそーめん、みどり色のそーめん入ってる!」とびっくり。

午後に「たなばたさま」をピアノでメロディーを弾いていたら、ひまわり組さんが興味をもってくれました。□ちゃん「どうやって弾くの?わかんないよー」保育士「お兄さん指で一緒に弾いてみようね」。挑戦してみると「少しできた」と満面の笑顔でした。

季節ごとの遊びを通してみんなで共有しひとつひとつ楽しい思い出になるような、子どもたちが「こうしてみたい、前と違うことがしたい」と思い、形にできるように関わっていきたいと思いました。
(K.S)

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お星さまがいっぱい。
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◆秘密の練習…!(にじグループ)

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今日は七夕です。
朝の集まりでもお歌を歌ったりお話をしていきましたが、ホールでもお歌やOHPのお話を見て七夕を感じていました。
彦星と織姫が年に一度だけ会える日。
子どもたちの願いも叶うようにと願っている姿が可愛らしかったです。

今日は久しぶりに雨が降っていなかったので、園庭に出て遊びました。
それぞれに思い思いの遊びを楽しんでいました。

ひまわり組の一部の子とは、秘密の劇遊びの練習をしていきました。
これは、昨日話し合ったものとつながっています。誕生会でのお手伝いの一つです。
初めはお部屋でやりました。
劇遊びは少し前に始まり、流行ってきていたものだったため、子どもたちも椅子を使って場所を見立てたりと準備をそそくさと行っていました。
一通り終わると、今度はホールでやりたいとの声があり、ホールの舞台上でやってみました。
舞台ということで子どもたちの気分も上がっていました。
子どもたちの話を聞いていると、子どもたちの考えは色々な発想を持っています。
お部屋でやったときも舞台でもそうですが、椅子を使って家に見立てたり、こうするといいんじゃないかという話がそれぞれに出てきます。話の筋もほぼわかっているため、次はこうだねと子どもたちから出てきます。
でも自分の言いたいことをそれぞれに言ってまとまらないこともあるため、様子を見ながら話に入っていきますが、自分たちの役割を務めようとしている気持ちが垣間見られ、素敵な姿でした。
明日の誕生会が楽しみになります。
期待を持って、楽しく行っていけるように、関わり、見守っていきたいと思わせていただきます。
(H.K)

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新しい玩具で嬉しそうに遊んでいます♪

 

 

 

 

 

 

◆隣がよかった。ただそれだけがうまく言えないこともあるんです。(そらグループ)

今日は七夕。
昨日の帰りの集まりで、どうしており姫と彦星は1年に1度しか会えないのかを物語に合わせて話しました。
紙芝居ではなく、読み聞かせでしたがとても集中して聞いていました。
物語を想像しながら楽しむことができるようになってきているのですね。
今日はホールで七夕のお話をスクリーンで見ました。
耳で聞くだけなのとは違い、目で見ることでよりお話が子どもたちの中に残ったのではないかと思います。

さて、そんな今日の給食中のことです。
もも組の△くんは、同じもも組の〇ちゃんのことを泣かせてしまうことがあります。でも、叩いたり嫌なことを言っているわけではなく、ちょっかいを出してしまうのです。〇ちゃんのことが気になって仕方がないようです。
△君は、自分の給食をもらうときょろきょろと見回して何かを探しています。その何かが見つかるとおぼんを持ってそこに向かって歩き始めました。それは◯ちゃんが座っている席でした。◯ちゃんの隣に座ろうとする△君。ところが「そこはシールが貼ってないからダメだよ。」と違うお友だちが言いに来たのです。(もも組さんは目印になるようにきみどりいろのシールを貼っているのです。)
すると、△君はふいに◯ちゃんの給食のおぼんを動かしはじめたのです。おぼんを動かされたためおつゆがこぼれてしまい、泣き始めた◯ちゃん。どうやら、◯ちゃんのところにはシールが貼ってあるかどうか確認したかったようです。声を掛けに行こうか迷ったのですが、△君の「ごめんね」という言葉で◯ちゃんはすぐに泣き止み、△君も渋々ではありましたが違う席を探しはじめたので今日はそのまま見守りました。
うまく言葉にできない想いを目の当たりにした瞬間でした。
成長するにつれて、だんだんと言葉の数や種類も増えてきているのを実感している私たちは、つい「言葉で伝えよう」と声を掛けてしまいます。けれど、言葉で伝えようとしていても、うまく伝えられない時もあることや、言葉で伝えたけれど言い方によって相手にうまく受け取ってもらえなかったりすることもあるんだなということを改めて感じたのでした。
だからこそ、代弁したり、気持ちを受け止めていったり、こう言ったらよかったんじゃないかなとアドバイスしたりしていくことが大切なのですよね。
自分自身の保育を振り返るとともに、子どもたちは日々相手のうまく言葉にできない気持ちも理解しようとする力で補っているのではないかなと感じました。
言葉の種類や伝え方は経験ですが、理解しようとする力は本能なのでしょうか。
伝えようとする力、理解しようとする力、どちらも大切にしていきたいなと思います。(I.E)

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