「喧嘩しなかったよ!」
2015年06月24日 水曜日
お迎えが来て、親子で一緒に帰る様子をみると、いろいろな話が聞かれます。
「今日は、○○ちゃんと遊んだんだよ」
「何もしてないのに△△君にたたかれた」
「今日は□□ちゃんと喧嘩しちゃった。もう絶対遊ばない」
・・・・・などなど。
中には「今日は何して遊んだの?」とママに聞かれても「わかんない」と答える子もいます。
たくさん遊んで説明が難しいのか、印象に残るようなことがなかったのか、それとも言いたくないのか・・・。
何も語らない子どもたちでも、その表情をみると、『楽しく過ごせたのかな』『何か嫌なことがあったのかな?』と推察することができます。
集団生活の中で、子どもたちは楽しいことばかりではなく、嫌なこと辛いことも経験し、その頑張りをパパやママに伝えようと、お迎えの途端に泣いたり、急に駄々をこね始める姿も見られます。
子どもたちなりに表現方法は違いますが、今日一日を一生懸命頑張って過ごしたことを報告しています。
先日受けた研修で、こんな話がありました。
「小学校に行くと、子どもたちは落ち着かなくなります。でも新しい環境で、不安になったり落ち着かなくなるのは当たり前です。
朝、『行ってきます』と学校に行って、『ただいま』と家に帰ってくるだけで100点満点です。」
まだ、生まれて何年もたっていない子どもたち……、毎日本当によく頑張っているなぁ~と改めて感動します。これからも経験していくたくさんの事を、一つ一つ乗り越え、たくましく育って欲しいと願わずにはいられません。
今日は、「喧嘩しなかったよ!」と報告しながら嬉しそうに帰っていく男の子を見かけました。
保育主任
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