◆6月24日(水)の子どもたち
2015年06月24日 水曜日

昨日のミッキー体操では、「子どもたちの興味が一つになる…」そんな心温まる場面が見られました。
そして今日も…
「ヘイ ミッキー レッツゴー!」
ミッキー体操が始まると「あっ はじまった!」と期待に満ちた溢れたような子どもたちの笑顔が広がります。
ふじぐみの子が行うミッキー体操を興味津々に見たり、見よう見まねで踊ってみたり…踊らなくても音楽に合わせ手を振りリズムを取ってみたりと、一人ひとりその子なりに参加するといった姿、表現に出会うことができました。一日のはじまりから子どもたちの成長に触れることができたとともに、子どもの一つひとつの姿を大切にしたいと改めて感じさせていただきました。
さて今日は、天気も良かったので園庭で遊びました。
「昨日の雨」もあり、地面が湿っていたり水たまりもあったりしましたが子どもたちにとっては学びの宝物!普段とは違った園庭の様子や地面等の新鮮な感触をたくさん味わいました。
湿った土をつまんでじーっと見つめる◯◯ちゃん。そこへ△△くんがやってきて同じように土をつまんで遊び始めました。
しばらくすると二人は「あー!」「ねー!」と言いながら笑顔で互いがつまんでいる土を見せ合いっこ。土の感触を二人で共有しあっていました。とても心温まる瞬間でした。
今後、子どもたちの友だちに対する興味も徐々に増え、「子ども同士」の関わりも増えてくると思いますが大切に見守っていきたいです。
T.N


◆心の栄養(ふじ1)

今日の子どもたちはちょっとお疲れ気味でした。
暑かったり雨が降ったり、気温が上がったり下がったりと天候が変わりやすく、体調を崩しやすい為、子どもたちの体調管理にしっかり努めていきたいと思います。
今日はペープサートやエプロンシアターが得意な保育士が、動物の人形を使い『こぶた たぬき きつね ねこ』のペープサートを行いました。
保育士が準備をしていると、その段階から子どもたちは興味深々。立ち上がって見ています。
ペープサートが始まると、子どもたちは釘付けで見入っていました。
以前ブログでもお伝えしたように、絵本を集中して見るようになったり、手遊びを覚えて一緒に行うなど、こちらの働きかけにしっかりとした反応が見られるようになってきました。
今回も関心を持ってじっと見ており、次々出てくる動物に目を奪われている子どもたちでした。
その後は動物のお人形に触れ遊びます。どんな反応をするか見ていると、保育士と同じように人形を動かす子、ガジガジ噛んでいる子、抱っこして喜ぶ子、こわがって触れないけどじっと人形を見つめている子と様々でした。
〇ちゃんは保育士と同じように人形を動かし歌を口ずさんでいます。はっきりとした言葉にはまだなっていませんが、「~た! ~た!」と一生懸命歌っている姿がとても可愛かったです。
〇くんの世界が少し広がったように感じました。
子どもたちは小さいながらも様々な事を感じ、多くの事を吸収して大きくなります。
身体と共に心の栄養もたっぷりと養えるよう、これからも色々なものに親しんでいけたらと思いました。
O・Y


◆お花見ツアー ふじ2

今日は大聖堂へお散歩に行きました。外は暑い天気でしたが、お散歩カーから景色をながめ、みんな楽しそうに移動していました。聖堂の1階広場に着くと、目に付いたのは蓮の花。春にきた頃は蓮の池の水が見えていて、ほとんどお水だったのが、今日見ると、大人の背丈よりも大きく葉や花が伸びて咲いていました。
お花の前で写真を撮り、今度はエレベーターに乗り屋上へ上がりました。屋上に着きお散歩カーから下りると、みんなはワーと走り出し、上へ上へ行こうと、更に階段を上がり展望台へ駆け上がりました。そこでも辺りをワーとしばらく走り周り。誰かが階段を降りようとすると、また何人か着いて来て、階段を降り始めました。すると降りた所には紫陽花の花がたくさん咲いていました。
ポンポンとボールを触るように紫陽花の花をたたいたり、やさしく撫でたり。そしてまた辺りをワーと走り、端の方に誰かが水溜りを見つけました。またまたみんなでピチャピチャその上を歩き出し楽しそう。ビチャビチャになる前に別の場所へ移動。そのままお散歩カーに乗り、お茶を飲み園へ戻りました。帰り道は裏のブース病院の方から帰りました。
ブース病院の前のお寺には、大きな仁王様がいらっしゃいます。怖がる子いますが、タッチと仁王様に向かって手を出している子も。(降園時いつもお友だちとタッチをしてお別れしていますが)こうして梅雨のお花見ツアーは無事に終わりました。(T.Y)


◆「だいじょうぶ?」の気持ち ふじ3

朝お部屋であそんでいた時のことです。
たのしく遊んでいた〇くんが△くんにぶつかってしまいよろけて転んでしまった△くん。びっくりして泣いてしまっていました。
その一部始終を見ていた◇くんがさっと近づき泣いてる△くんの顔をのぞきこみ「だいじょうぶ?」とやさしく声をかけていました。
心配そうに「いたかったの?」と聞いている◇くん。△くんの気持ちに沿い優しく身体をさすってあげていました。
やさしく声をかけてもらいうれしそうな△くん。
そのふたりのやりとりを見て周りの気付いた子もなでなでしていました。
泣き止んだ△くんを見て◇くんも安心して離れていってました。
泣いてる子がいると、どうしたの?というように顔をのぞかせたりやさしくなでてあげるふじ3くみの子どもたち。
◇くんの優しさと声掛けに△くんや周りの子たちも気持ちがあたたかくなりやさしさが広がっていくようでした。以前はなでるだけだった姿も少しずつ声をかけあったり相手の気持ちになったりする姿に成長していってるなぁと感じました。
今日はお散歩に行きました。聖堂の波羅蜜橋を目指して行きましたが、道中暑かったので外ではなく室内をお借りして遊ぶことにしました。
みんな着くと「わ~!!」と走りまわります。子どもたち自ら帽子を椅子の所に置いたり、靴下を脱ぐ子がいたりそれぞれいごこちのよい格好になっていました。
柱をぐるぐるまわったり、はいはいで追いかけっこしたり、ごろごろ~と転がったりと一面絨毯のの上で体を思いっきり動かして遊びました。
帰る前にお茶を飲んでひと休み。「おかわりー」「もっと」と水分補給もばっちりでした。
だんだん暑さも増してくる季節。水分補給をしながら身体を動かしてたくさん遊びたいと思います。t*s


◆待ちに待った、プール!(きく)

今日はお日さまが出ていて気温が高く、絶好のプール日和となりました。毎日のように「プールはいる?」と聞きに来る〇ちゃんは、保育者が今日は・・・と言いかけたところで「プール!」と答えてくれました。
今年初めてのプール。トイレに入り、お着替えもやる気満々です。それぞれ水着を着ると「かわいい?」「みてー、ぴんく!」と本当に嬉しそうにしていました。
プールサイドではまずシャワーを浴びます。終わった子からプールの中へ。念願のプールだったので盛り上がっています。プールにジャンプしながら入る子、顔に水がかかってびっくりしている子、顔まで水につけてブクブクしている子。水遊びの気持ち良さを全身で味わっていました。
プールに少し抵抗のある△くん。最初は友だちが遊ぶ様子を遠くから見ていましたが、楽しそうな雰囲気に誘われるかのように近づいて行きました。おもちゃのジョーロを手に持つと、水を入れてシャワーのように流しています。プールの近くにある植物に気づくと、水をあげて嬉しそうにしています。楽しみ方もそれぞれに違いました。
これから夏本番に向かってプールに入る機会が増えますが、一人ひとりが水の気持ち良さを味わえるよう、個々に合わせて水遊びを楽しんでいきたいと思います。
(N.M)


◆水遊び(たんぽぽ)

今日は初めてのプール遊びをしました。
天気や気温を見てその日に水遊びを行いますので、水着・タオルの用意とともに水遊びの可・不可の記入も忘れずにお願いいたします。
今日の朝の集まりでは、職員が水着を着て(大げさに水泳用の帽子まで着用)見せると「なんだ?」と笑ったり、「どこいくの?」と聞いてきたりしました。
それだけインパクトがあったのか「おもしろいせんせいがきた」と見た目で判断している姿に思わずどこが面白い?と聞いてしまいました。(顔といっていました・・・)
そして、これは水着である事を伝え子ども達と水遊び(プール)について話もしました。
タオルや水着も出して見せ「これがないとはいれないのです」と説明したり、「プールの中でしてはいけないこと・・・etc」(おしっこなど)を先に説明しました。
いざ着替えようとなると、水着披露が始まったり洋服は脱ぎっぱなしであったりとスムーズにはいきません。スムーズかスムーズではないかは大人の判断ですが、洋服をたたんでロッカーの上におく事(後で着れる状態であれば)も子ども達には???が多くどうして脱いだものをしまわないの?といった表情の子もいました。そして、着替え終わるとすぐさまプールの方に出て入ろうとする子も・・・・。
そんな子ども達(着替え終わった子ども)に着替えが終わったら広いスペースで待つ事、体操をする事などプールに入るまで沢山の約束や流れを一つひとつ確認していきます。
子ども達は常にまっすぐで、全力で話す職員の話を全力で聞くか全力で聞いていないかという姿も見ていて楽しいのです。
プールに入ると子ども達は自分達で遊び出します。
入るまでが楽しいのです。
恐る恐る入る子やザブンと勢い良く入る子、密集したとこに入る子もいれば、誰もいないとこに入る子と様々です。
水遊び中は、人に水をかける子、かけて〜とせがむ子、かけないで!と怒る子、怒るのに人にはかける子・・・etc
お子様がどの姿に当てはまるか?想像してみると面白いです。
◆大切な気持ち(うみグループ)

先週からうみグループにクワガタが仲間入りしました。クワガタの飼育の本を見ながら、「隠れるための木が必要なんだよ、リンゴやパイナップルが好きなんだね」。子ども達も一生懸命お世話していました。ですが今日クワガタさんが亡くなっていました。
園庭に出る前に虫が好きな子、クワガタが怖くて近寄れないけどお兄さんお姉さんがお世話している様子を見ていた子に大切なお話しをしました。先生「悲しい ことがありました。みんなが大切にお世話してくれていたクワガタさんが亡くなりました。とても悲しいけどお別れをしなくてはいけません。園庭にクワガタさ んのお墓をつくりたいと思います。」子ども達「スイカ入れたのが良くなかったんだよ。」「ちゃんと隠れられるように木を入れたのに」と教えてくれました。
園庭の日差しのいい所にシャベルで穴を掘ってクワガタを埋め、クワガタさんが気持ちよく眠れるようにみんなで合掌しました。クワガタさんを大切に思う子どもたちの気持ちが合掌している姿からとても感じられ、素直な気持ちが素晴らしいなと思いました。
園庭のやまももが熟れてきました。一口かじる△くん「うわーすっぱい!」〇ちゃん「もう一つ食べたくなっちゃった」。一つ食べてなにか考えこんでいる◇くん「やまもものジュース作りたいからいっぱい採ってー」。と両手いっぱいにやまももを抱えて笑顔の◇くん。
ぜひジュースが実現できるようにグループみんなで考えてみようと思いました。
(K.S)

◆子どもたちの不思議や発見(にじグループ)

今日は昨夜の雨とは打って変わって晴々とした空です。
植物の観察もよくしています。
雨が降っていたときは水やりをしないで様子見ていましたが、すっきり晴れていたので今日は水やり日和でした。
最近のあおむしですが、なんと今日、小さな幼虫だった2匹のうちの1匹が、黒い幼虫から緑のあおむしと変化していました。それに驚き、常に成長していることを感じさせられました。
園庭に行くと、ひまわり組の〇ちゃんと、ゆり組の◇くんが泥水に手を入れて、そのあとウッドデッキに手をペタッとつけて遊んでいました。
誕生会のときに手をスタンプ台でぺったんとして手形を取るように。
ウッドデッキに手をペタッと置くと、ぎゅーっと押して、そのあとゆっくり離し…付いた手形を見て2人でにっこり笑い合っていました。
そのあとは裸足になって泥遊びを楽しんでいました。あまり見ない2人組だったのですが、そんな楽しそうな姿を見て嬉しくなりました。
もも組の男の子2人組は、ナメクジを見つけたようです。
どこで見つけたのか聞いてみると、「しめったところ」と言って花壇の下を指さしました。
どうして湿ったところにいたのか聞いてみるとわからない様子でしたが、からっとした乾いたところではなく、湿ったところにいるということは学んだようです。
いろんな不思議が、子どもたちの毎日には溢れています。
また観察することで成長を感じ、探究心で学びが増えていきます。
そんな子どもたちの学び、見ている目線を一緒に見て感じながら見守っていきたいと思います。
(H.K)


◆「新じゃが」と「かたつむり」のいま。(そらグループ)

新じゃがとじゃがいもの違いを調べ始めてからあっという間に3週間が経とうとしています。
給食でじゃがいもが出ると、「これはじゃがいもかな?新じゃがかな?」と興味を持っている姿が見られたり、おうちで食べた新じゃがは長崎産だったよ!と教えてくれたり、一人ひとりの中に残っているようです。
〇ちゃんは新じゃがの『新』という漢字に興味を持ったようで、他にも『新』とつく言葉を探しているようです。
「新宿も新がつくよね?新ってあたらしいって意味だから新宿はあたらしいのかな?」
と面白い発言も出てきています。ぜひ、注目していきたいと思います。
かたつむりも順調に育っています。
毎日かたつむりを観察しているのは虫博士の◇くん。
赤ちゃんが大きくなっていることや、また小さなかたつむりが増えていることなどを目をまあるくしながら教えてくれるのです。
大切に育てているのと並行して、園庭での虫探しも毎日白熱しています。
特に、かたつむりを見つけた時の興奮具合といったらこちらまで興奮してしまうほどの勢いです。
子どもたちの日々の遊びや生活の中から興味を持った『新じゃがいも』と『かたつむり』。
共有しながら、共感しながら積み重ねてきた時間や体験は、確実に子どもたち一人ひとりのものになっていっています。『知りたい』『やってみたい』の気持ちを大切にしていきながら、友だちがやっていることにも目を向けていく『共有』も大事にしていきたいと思います。(I.E)
Posted in 園のこだわり