◆6月12日(金)の子どもたち
2015年06月13日 土曜日
◆それぞれの成長 (つぼみ)
今日は、朝から雨が降っていたのですが、いつのまにか雨は止んでいたようで外に出てあそぶことができました。
外あそびの大好きな〇くんは、外に行く準備で靴下を保育者が用意すると、靴下入れの箱の前に来て、『ぼくのはどれかな~』という感じに靴下を見ていました。靴を履く前から外に出る気満々でどんどん外に向かって歩いて行きました。靴をきちんと履いてから園庭に出ると園庭の真ん中に行き今日は何してあそぼうかと周りを観察しているようでした。
あそびが決まったのかまた歩き出すと倉庫の方へ向かい、ふじ組さんがシャベルであそんでいるのを見ると〇くんもシャベルを持ってきてあそび始めました。
水路にたまった水や泥をシャベルですくおうとしてあそんでいました。
〇くんは、園庭でたくさんあそんだり歩いたりした後に、お部屋に入るため靴を脱がしてあげると、靴を1つずつ持って靴箱まで持って行って靴箱に入れようとしていました。入れる向きが違ったりまだまだ援助は必要ですが、〇くんはとてもがんばって靴を靴箱に入れていました。〇くんにとってはこれもあそびだったと思いますが、とてもすごいなと思いたくさんパチパチと拍手をしました。
☆くんはテラスで元気にハイハイしていたので、ウッドデッキの上まで連れて行くと、とても喜んで大きな口を開けてニコニコしながらハイハイしていました。その後は、この前は恐がっていたゆりかごスイングにも楽しそうにも乗ることができました。子ども達の成長のスピードに改めて驚かされる日々です。 Y.N
◆どんな場所でも遊び場に(ふじ1)
ホールのお兄さんお姉さんを見つつ、かくれんぼ
雨あがり、園庭に出てみました。
水たまりがある中で遊んだのは多分初めてだったと思いますが、やはり子どもたちは好きなようです。
真っ先に水たまり目がけてパシャパシャ両手で水たまりに触れて、とても嬉しそうでした。最初は、ゆりかごスウィング付近の水たまりを見つけて遊び始めました。もちろん10人全員というわけではありません。他に興味のもったものに向かって、一人ひとりそれぞれが遊びに夢中でした。
声だけ聞こえるけれど、姿が見えない。あれ?どこに?と思ったら、ホールで年長児が鼓笛の練習をしていて楽器の音が聞こえるのが気になり、窓にくっついて見ながら、かくれんぼも楽しんでいる子どもを発見しました。
「ばぁ!!」と声を出すと、嬉しそうにしながらその場からは出てこようとはしません。少し様子を見ると、満足したようで自分達で出てきました。
一方では、正門付近にも水たまり。大人より子どもの方が、見つけるのが素早いです。あっという間に数名の子どもたちが♪ピチピチちゃぷちゃぷ~ではなく、ビチャビチャビチャビチャ~と楽しそうに遊んでいました。中には、水たまりに顔をつけようとした子どももいたのでびっくり。本当に楽しいんだなと思いました。近くで見ていた保育士が、「どんな場所でも子どもたちの遊び場になるんですね」と言った言葉に、深く納得できました。確かにその通りです。
楽しい遊び場を大人が用意するだけではなくて、子どもたちが見つけていく場所も大切にしていきたいと思います。(T・M)
子どもの目線から
水たまりでビチャビチャ
◆楽しいね(ふじ2)
楽しいね
今日は、雨が上がり園庭に出て遊べる!となり、保育士が「今日は朝、雨がポツポツ降っていたけど、今は雨が上がって降ってないので園庭に出て遊びたいと思います。靴下履いて、帽子を被ってお外に出かけよう」というと「帽子!」と言いながら自分の頭をたたいてアピールしたり、足を触って「履くよ!」と気合満々の子どもたちでした。
園庭に出ると水溜りが出来ていて◎ちゃんがピチャピチャと足を踏み入れて遊ぶと次々に△くんや◇ちゃん、☆ちゃん、□くん…とみんなで水たまりでピチャピチャと遊び靴がドロドロになるのを楽しんでいました。
そして、築山に向かい登って道路を走る車を見て「ばいばーい!」と元気よく手を振ったり、車の固定遊具に乗っているお友だちに向かって「ばいばい!」と言って見たりもしていました。
▲ちゃんが築山を登ったり下りたりしているときに、トンネルがあることに気づき、覗き込んで「おーい!」と言っていました。反対側に保育士が行き、「おーい!」と声をかけると嬉しそうに笑い、次から次へと子どもたちが来て、トンネルの入口と出口の所でお友だち同士で「おーい!」と楽しそうに声を掛け合っていました。
お友だちと一緒に遊ぶ事が楽しく感じる事が出来てきた子どもたち。そんな気持ちを大切にしていきながらこれからも子どもたちを見守っていきたいと思います。
(K.H)
行ってきまーす
おーい!
◆オリジナルの傘(ふじ3)
先日のシール遊びから発展させ、今日はオリジナル傘を作りました。
朝の会で、「今日、傘さしてきた?」「何色の傘かな・・・」と傘の話をすると、子どもたちも嬉しそうに答えてくれました。
まだ、シールで模様を付けると話し、どこでやろうか??と問いかけると、あっち!!と元気よくテーブルのほうを指さして答えてくれた子どもたち。
いざ、テーブルの方に移動し、自分で傘の色を選んでもらうと、何人かの子は、「ピンク!」「オレンジ!」「青!」と欲しい色を保育士に伝えているのにはビックリしました。
一度経験しているからこそ、トラブルは付き物です。
前回はみんなが初めてのシールに興味津々だったためなかった、シールの入れ物の取り合い・・・。
少し子どもたちにも余裕が出て、シールだけでなく入れ物にも興味が向くようになった証拠です。
ちょっとしたトラブルはあったものの、いっぱい貼った子、少しの子、色にこだわった子、それぞれに子どもが自分で「おしまい」とアピールするまで、思う存分に時間を使って貼っていったので、どの子も笑顔で園庭遊びへと繰り出していきました。
園庭に出ると、朝まで降っていた雨で至る所に水たまりがあり、子どもたちは泥だらけ。
そんな中、数人の子は入口の傘立てに行って、傘を出そうとしたり、「作ったね」と話してくれました。
ただ、シールを貼っただけでなく、何を作ったのかが子どもたちの中に残っていることを実感しとても嬉しくなった瞬間でした。
これからも、子どもたちの心に残る保育を、子どもたちと楽しみながら作っていきたいと思います。(E.Y)
◆全身で遊ぶ。(きく)
手足の力もついてきましたね。
朝から雨なので室内で遊びました。そして、今日は特別にきく組とたんぽぽ組を開放してみました。
「はいってもいいの?」という表情で恐る恐る他のクラスに入る様子が可愛らしかったです。雰囲気が違う中で好きな玩具を見つけると、夢中になって遊んでいました。
廊下には体を動かして遊べるよう、はしごと跳び箱を置いてみました。その中で驚いたことがあります。数か月前、同じようにして遊んだことがあったのですが、その時は早くやりたい!という気持ちが大きく、跳び箱の周りがおしくらまんじゅうのようになっていました。
今日、やりたい人は並ぼう!と伝えると、みんな前の人の肩に手を乗せ、一列にきちんと並ぶことができたのです。時に楽しくなって盛り上がり、列が壊れたりしますが、並ぶことを伝えると、また列を直していました。数か月の間に、列になることや待つことで楽しいことができるということを知ったようで、子どもたちの成長に驚いた瞬間でした。
はしごでは、手と足を使って前に進みます。楽しくて気持ちが高ぶっている子も、はしごで自分の順番がくると、スイッチが切り替わったかのように顔が真剣になり、手と足に神経を集中させて取り組んでいました。はしごの最後まで来ると、「やったー」と言っていつものニコニコ笑顔が戻ります。達成感に満ち溢れていて「もういっかい!」と再びチャレンジする姿がたくさんありました。
自分でやることを選ぶことや、夢中になって取り組む時間があることで、自信がついたり次への意欲につながっていくのだな・・・と感じた一日でした。
(N.M)
こんなにキレイに並んでいます!
並ぶのも楽しいね♪
◆「わぁ~い」(たんぽぽ)
はしご渡り中
週末金曜日あいにくのお天気にちょっぴりがっかり。朝の会で「今日のお天気は」と尋ねるといつも答えてくれる〇ちゃんが「あめだよ~」と答えてくれたので「ねぇ~雨が降ってるね、なので今日はお部屋で遊びます」と話しました。
廊下に、はしごとジャンプ台を用意し、廊下でも、たんぽぽのお部屋でも、きくのお部屋でも遊べることを伝えると、どこで遊ぼうかみんな考えていました。
扉を開けに保育者が向かう前に、扉の前には人だかりができていました。
扉を開けると一斉に廊下へ・・・
先に遊んでいたきく組さんをもビックリさせる勢いでした。
廊下では水平にしたはしごを手と足で器用に渡りきると、みんな「イェーイ」と嬉しそうに両手を広げたりし、ジャンプ台の前には長蛇の列。電車のようにキレイに一列に並びそれもなんだか嬉しそう。
ジャンプが終わると早く次が飛びたくて思わず横入りをしてしまい、お友だち同士で「つぎ◆ちゃんだよ」と注意を受けてしまいます。
ですが、子どもたち同士で順番を守って遊ぶという様子が少しずつ見られ始めていることで、新たな成長を実感。
「せんせい、ねぇねぇ~みてみて」とジャンプ台を跳ぶ際に必ず気持ちを伝えていた◇ちゃん。
きく組さんが気になって入りたいが、中々入れず保育者に目で合図を送っていた▲くん。
など普段とは違う環境を作ってあげることで、一人ひとりの新たな仕草や様子が垣間見え、発見できた楽しい室内遊びでした。
(M・Y)
「みんな~電車で並んでね~」
「せんせいみてて~」
◆おままごとブーム(うみグループ)
今日は朝から「昨日の続きしよう」「おままごと来てください」と子ども達から誘ってきてくれました。
おままごとは、うみグループで今週からひそかにブームが来ています。
今までは、制作や机上遊び、ブロックなどは子ども達と一緒に遊ぶ機会が多かったのですが、おままごとは子ども達の世界を大切に見守っていることが多くありました。
おままごとの玩具の使い方は、フライパンを太鼓にしたり、ナイフやフォークを使って鉄砲代わりに戦いごっこになる事もあり、注意していたのですが、一緒に子ども達の中に入ってみると、一人ひとりに役割があったり、様々なストーリー設定がされていることが分かりました。
保育士がお母さん役に決められると、兄弟やレストランの店長さん、従業員、警備のおじさんなどの設定をして遊びました。
意外にも男の子が多く集まり、賑やかなパーティーのようになるのですが、役作りはしっかりしていて、レストランの人はひたすら料理を作って運び、子ども役の子はひたすら甘えてきたりします。
子ども達は部屋にあるものを工夫して使っているので、ぬり絵の本がメニュー表になったり、野菜の籠がヘルメットになったりします。
子どもの遊びを理解した上で、「ぬり絵を使うお友達もいるからどうしようか」と投げかけると「じゃあ、別のを作ろう」と広がっていきました。
保育士が入ることにより、外から見ていると、気が付けなかったことにも気が付くことができたり、おままごとのどのような事に魅力を感じているのかが分かったように思いました。
また、ひまわり組の男の子が中心となっていた遊びも、保育士が一緒に楽しんでいる姿を見て、もも・ゆり組の子がおままごとに目を向けるようになり、入ってきやすい環境になれたのかなと感じました。
子ども同士の関わりを大切にすると共に、保育士との関わりも必要としている場面では、子どもと一緒に楽しむことを大切にしていきたいなと思います。(B・K)
◆今日のうれしかった顔(にじグループ)
今朝のにじグループの一大ニュースといえば・・・
何日か前から育てていた、アゲハチョウの幼虫がさなぎになったことです。昨日の時点で口から何本かの糸を吐いていたので、あとわずかでさなぎになるな~と思っていたのですが、こんなにも早くなるとは子どもたちも大人も驚きです。
登園してくる子どもたちは、一目散に虫かごを見に行き、興奮してパパやママにアゲハの成長の喜びを笑顔とともに伝えていました。
子どもたちの中には、「一日でさなぎになったから、一日で蝶になるね!!」と『早く蝶になるのを見たい』という気持ちを超特急な成長で教えてくれました。でも、本当に早く綺麗な羽を見たいですね。
アゲハとともに過ごす日々の中で様々な様子がありました。
幼虫はみかんの葉をよく食べるらしく、園庭に葉を採りに行ったとき。去年、育てたことのある◎くんと一緒に採りに行きました。◎くんの一年前の記憶を頼りに葉を探してみたものの、やっぱり記憶は少し曖昧で、◎くんは2種類の葉で迷ってしまいました。迷った時は両方採って行こう!!ということで、両方採取して、お部屋へ戻りました。どっちだろうと迷っていると、通りかかった△先生に尋ねてみることに。「先生にもわからないよ。」残念な応えでしたが、△先生はヒントをくれました。「葉をちぎって、手の中でくしゃくしゃーってして匂いをかいてごらん」◎くんと、一緒に来ていた◇くんの2人は、恐る恐る匂いをかいでみました。一方は「みかんの匂いがする!!」、もう一方は「あんまり匂わない」みかんの葉の方はちゃーんとみかんの匂いがしたんです。
これで迷わず、みかんの葉を幼虫にあげることができました。
葉をあげると早速食べ始めたことを気づいた☆くんが教えてくれました。「こっちが頭なんだね」と今まで上下わかりにくかった頭が、口の位置がわかることによりあきらかになったようです。そして、「目もあるよ」と口の近くにある2つの点が目だということにも気づきました。
別の日には、〇ちゃんに葉を食べていたことを知らせると、じーっと観察。でも、そのときはお腹が空いてないようで、さっぱり食べません。ところが、〇ちゃんが興奮した様子で知らせてくれました。「うんちした!!!」その決定的瞬間を観れた〇ちゃんはすごく嬉しそうで、そのあとも何度もちょっぴり自慢気にみんなに話していました。
今は、さなぎが枝から落ちないように、虫かごをなるべく揺らさないこと。
アゲハの様子が気になって仕方ない子どもたちにとって、これを気を付けることが一番大変なことのような気がします。
e*y
年長さん 鼓笛にむけて
◆気づきと発見(そらグループ)
園で収穫したジャガイモを昨日皆で食べたので、皆の感想を発表してもらおうと思い、朝の会でジャガイモを取り上げてみました。
「昨日食べたジャガイモの感想を話してくれる人。」と言うと皆の手が一斉に挙がりました。
「おいしかった。」
「熱かった。」
「牛乳とバターみたいな味がした。」(それくらい甘かったということだと思います。)
野菜が苦手な子どもたちも満足そうに食べている姿や皆が満足そうに食べている姿を見て、成長を目で見たり自分で収穫することの大切さを実感しました。
保育室ではひまわり組の子どもたちが「じゃがいも」と「新じゃがいも」の違いを知るために半分に切って観察したり調理をしたりして、残りの半分はそのまま保育室に飾っておきました。
今日も数名の子どもがじゃがいもを観察していました。「触るとサラサラしている。」「新じゃがいもの方がやっぱり柔らかい。」「黒い点々がある。」など驚いたり嬉しそうにしたりしています。子どもたちにとって興味のあることは次々と気づきや発見が出てくるようです。探究心を大切にしながら「どうしてだろう?」と一緒に考えていきたいと思いました。
(K.Y)
じゃがいものスタンピングをしました。
Posted in 園のこだわり