◆6月4日(木)の子どもたち
2015年06月05日 金曜日
◆見えない線で(つぼみ)
今日は天気が良かったので園庭に行きました。
ほとんどの子が自分から園庭に出て行こうとしたり、ニコニコで園庭に飛び出して行きました。
以前に比べて興味を持つものが増え、人の動きに敏感なつぼみぐみの子ども達。何か発見し覗いてみるものの、ふと気が付くと保育士にしがみついています。小さな手で地面の砂をつまんでみたり、最近はふじぐみさんのお兄さんお姉さんのマネをして玩具で遊んでいる姿も見られます。遊びに夢中になると服がドロドロでも土の感触を楽しんでいます。
〇くんはなかなか園庭で遊べなかったのですが、今日は自分から園庭に出て、ウッドデッキに上ろうとしたり、風に揺れる影を見て手でパタパタしてみたり、気持ちの良い一日を過ごしていました。
毎日の生活で「初めはこうだったのにな」と思い返しながら子ども達と関わることが出来て、さらに明日はどんな過ごし方・成長・発見をするのかなと楽しみになります。
今日も元気に過ごせた子ども達は明日はどんな姿を見せてくれるのかたのしみです。
(K.E)
◆愛情いっぱい(ふじ1)
靴下を履こうと頑張っています
今日は身体測定をして園庭で遊びました。
身長・体重計には興味深々で近づき触っている子どもたちですが、いざ測定となるとほとんどの子が大泣きしていました。2名ほどキョトンとした顔をしたたまま泣く事なく測定しており、中には終わった後も大きな声で泣き続ける子もおり、今回もみんな頑張りました。
園庭ではカラッとした晴天の中、伸びのびと遊びを楽しむ子どもたちですが、ふと見ると、担任以外の様々な職員と触れ合う姿がありました。
去年の担任だった保育士に声をかけられニコニコ笑顔の〇君。以前のブログでお伝えしましたが、〇君は園庭で初めて何十歩も歩いた時にも、また別の元担任の保育士に涙ながらに抱っこされとても嬉しそうだった事があります。
そして△君は、いつも「△君おはよう」と挨拶をする保育士の顔を覚え、自分から近づいていくようになっていました。今日も持っていた玩具をその保育士に差し出し、受け取ってもらえ腕をグルグル回して喜びを表現していました。
その他にも、いつも担任以外の保育士からよく声をかけられる光景が見られ、「◎ちゃんおはよう」「□く~ん」など、声がかからない日が無いほどです。
もちろん人見知りをして担任に抱きつく場面もありますが、段々と様々な大人に慣れてきているなと感じます。
担任との間に信頼関係が築かれ、更に多くの大人へと関わりが広がっていく姿を見る度に、とても嬉しい気持ちになります。
子どもたちが受け入れ信頼してくれる事は私たちにとって大きな喜びです。
今後も沢山の方から愛情を受けて、すくすくと大きくなって欲しいと心から思います。
O・Y
「せんせい、はいどうぞ」嬉しくて腕をグルグル♪
ぼくかわいく撮れてる?
◆一緒にね&何してるのかな?(ふじ2)
一緒にジャンプ!
今日は園庭に出る前、保育士の「そろそろ、ミッキーさんくるよ」という声掛けに反応し、持っていたおもちゃを片付けたり、床に落ちているおもちゃを片付けたりとみんなで急いでお片づけをしました。保育士が以前「ここからミッキーさんが聞こえるんだよ」といってスピーカーを指さし、「ミッキーさん!」と呼んでいたのを覚えていたようで、片付けが終わるとスピーカーに向かって「ミッキーさん!」と大きな声で呼びます。
ミッキー体操の曲が流れ始めるとみんな笑顔で踊り出します。お友だちと手を繋いだり、保育士と手をつないで一緒に踊るのがブームなふじ2組さん。ミッキー体操が終わるとみんなで拍手。
さあ、準備をして園庭にレッツゴー!
お友だちがやっている事を少しずつ意識しているふじ2組さん。今日も◎ちゃんが、園庭のプランターにきゅうりがなっているのを見つけて触っているのを見て、同じように触ってみたり、△ちゃんや◇ちゃんがトランポリンでジャンプしているのを見つけると一緒に手をつないでジャンプを楽しんだり、ヤマモモの実を拾っているのを真似したりとお友だちの真似をして遊ぶ姿が多くなってきました。
ヤマモモを拾って型抜きに入れて集めたり、自分のポケットに入れてみたり、両手いっぱいに拾ったり、一つだけ拾って大事そうに持ったりと子どもたちの反応は様々です。そんな中、一つのヤマモモを拾った☆ちゃんは、ヤマモモを持ってゆりかごスイングの方へ向かいました。何をするのかな?と様子を見守っているとゆりかごスイングにヤマモモを乗せて揺らしてあげていました。いつもゆりかごスイングに乗ると揺らしてもらったり、お友だちが乗ると揺らしてあげたりすることが多いのできっと同じようにしてあげたようです。
遊び方も子どもたちの成長に合わせて日々変わり、お友だちや保育士、お姉さん、お兄さんの遊びを見て刺激を受けて遊びを発展させていったりします。これからも子どもたちが楽しく遊べるような環境を提供していけたらと思いました。
(K.H)
押してあげるね
ミッキー体操
◆不思議な型抜き(ふじ3)
園庭の砂場での一コマです。
いつものように砂場に集まってくる男の子たち。
手にはいろいろな形の型抜きを持っていました。
「やってよ!!」と初めは持ってきた型で形を作ってもらうのを楽しんでいましたが、途中から「自分で!!」と型抜きに砂を入れ始めました。
砂をギューっと詰めないと上手に型が抜けないので、近くで見ている大人は「もっと入れたら??」「ギューってしたら??」と言いたくなってしまうのですが、じっと我慢をして一緒に型に砂を入れたりしていました。
案の定、隙間だらけの型抜きは、上手に型が抜けず、バラバラになってしまいました。
「あーあ」と大人は思ってしまうのですが、そこは不思議な型抜きを持っている子どもたち。
当の本人たちは嬉しそうに「出来たよ!」「カニだよ!」と報告し合い、時には拍手し合ったりしていました。
大人はどうしても周りの目を気にしてしまい、「ちゃんとしたもの」「これに見えるものを作ろう」と考えてしまいますが、子どもたちは違うようです。
作る過程も楽しみ、形も自分の思うままに作っていると感じました。
私たち大人も、男の子たちが持っていた、不思議な型抜きが大人も使い、周りを気にせず作ったり遊んだりできるようになりたいと思いました。(E.Y)
◆KEIOBUS(きく)
おさんぽ、いってきまーす!
今日はきく組でお散歩に行きました。大聖堂に行くことを伝えると、はりきって準備を始めます。靴を履くのもやる気満々で、いつもよりも自分でやる!という気持ちが大きいように感じました。履いた後は「あってるー?」と正しい履き方を確かめる姿がなんとも頼もしかったです。
お天気は快晴ですが、風がビュービュー吹いていました。帽子が飛ばされないように手で押さえます。お散歩中、「だいせいどういくの」「きらきらのみほとけさまいる」と、前に行ったことを覚えていて期待も高まります。
前に犬がいた場所を通ると「わんちゃんはー?」と言って、思い出したようです。すると、鳴き声が聴こえてきました。子どもたちの思いが通じたみたいです。2匹の犬が出てきてくれて、触れ合いタイムが始まりました。興味津々に触ったり握手をしたり・・・わんちゃんもなんだか嬉しそう。可愛い子どもたちが「かわいいね~」と言う姿が微笑ましかったです。
「はたらくくるま」の歌が好きな子どもたちは、道路を通るいろんな種類の車を見つけては「タクシー!」「ミキサーしゃ!」と喜んで呼んでいます。一番人気だったのは、なんと京王バス。通るたびに京王バスコールが巻き起こります。そんなふうに楽しみながらあっという間に大聖堂に到着しました。
大聖堂の屋上では、走り回ったり、景色を見たり自由に過ごしました。お天気が良かったので富士山も見ることができました。たくさん動いて汗をびっしょりかき、水分補給をします。最後は、みほとけ様の前に行って手を合わせ、育子園に帰りました。
給食の時間がいつもより遅くなったのですが、みんなよく食べていました。デザートは今季初めてのパイナップル。するといきなり「チューリップおかわりくーだーさい!」と言い出した〇くん。最初、保育士はみんな???という感じだったのですが、パイナップルのことを言っていることに気がつきました(笑)子どもたちはいつも、ふとした瞬間に笑わせてくれます。今日もそんな幸せな時間を過ごすことができました。
(N.M)
優しく握手。ワンちゃんも嬉しそうです。
東京って広いね。
◆友達の思い。(たんぽぽ)
むし??どこ??
今日もとってもいい天気ですね。園庭へ行く前に一生懸命靴を履いている〇ちゃん。「あ、ぼうし忘れちゃったー。持ってくるねぇ。」と帽子をもってくると「帽子はかなくちゃ。」「ん?はかなくちゃ?」と思ったのですが心の中で思っていると〇ちゃんが「あー間違えちゃった。帽子はかぶるものだったぁ。履くものじゃないよね。」と自分で笑って言い直しているのも可愛らしかったです。
園庭では、赤いトンネルのすべり台が人気。一人で滑るのではなくお友だちと一緒にすべりたい△ちゃん。☆ちゃんのすぐ後ろを滑ろうとして近すぎて「もうやめて。」と怒る☆ちゃん。一緒に滑りたい△ちゃんは滑り終わると急いで☆ちゃんのうしろにくっつきまた滑ろうとして「△ちゃん!」とまた怒られてしまいました。「いっしょにすべりたかったの?」ときくと「うん。」と「いっしょにすべろうよって聞いてみたら?」といって「いっしょにすべろう」「やだ。」と・・・お互いの思いが通じず涙の△ちゃん。「またあとで聞いてみよう。」と声をかけて様子をみていると☆ちゃんが滑ってくる瞬間をすべり台の滑ってくる所で滑ってくるお友だちを見て楽しんでました。「いっしょにすべろ!」とほかのお友だちが誘ってきてくれて「うん!」と笑顔。
☆ちゃんも泣いている△ちゃんを横目で気にしながらも今は一人で楽しみたい気分。一緒に遊ぶことが多くなってきた分、いつもお互いの気持ちがぴったりと合うとは限らないですよね。遊んでいく中で、時にはぶつかって初めて相手の思いがわかることもこれからたくさんでてくると思います。自分の思いだけではなく相手の思いも知ったうえでまた一緒に遊べるような関係になっていけたらいいなと思います。
すべり台を滑って行くうちに上の葉っぱに手を伸ばして「むしさーん」と呼んでいる◇くん。「むし?」「どこ?」とみんな集まってきました。「とれないー」とそばにいたお兄さんにアピール。お兄さんが取ってくれました。「なにかな?」「てんとうむし?」と探究心と好奇心であふれている子どもたち。さわろうとしますが手をひっこめて、「さわれない」と触りたいけど怖い気持ち・・・見ているとほっこりしてしまいます。
来年の今頃はきっと「さわれるよ!」「とってあげようか?」とお兄さんお姉さんのように成長しているのでしょうか。なんだかこうやって成長している瞬間を一緒に過ごせて幸せだと思いました。
(Y.E)
隙間をジャンプするのが怖くて器用に足を伸ばしています!
◆できた!! (うみグループ)
今日は朝の集まりを終えるともも組の男の子たちは、「おりがみくださいな!」といいにきました。
「なに作るの」と聞くと「おにおん!」と元気よく答えてくれました。
昨日は4人の男の子たちで折っていたオニオンも今日は1人増えて5人で折りました。
また、昨日はオニオンの折り方3番までは自分たちで折ることが出来ていましたが、今日は6番まで折れる子がいました。
わからない子は「わからないー」「おってー」と言うと「やってあげるよ!」と教えてあげる姿がありました。
最近までは、1番から「おしえてー」といっていたもも組も「さいしょはさんかくだよ!」と本を見なくても答えるようにまでなりました。
作り終えると、飛ばして遊びました。
「もうおにおん4つもあるー」とたくさん作って楽しむ子や「かっこいいなー」と見た目に惚れて楽しむ子など楽しみ方はそれぞれでした。
他に今日はドーナツ屋作りもしました。
ロフトの2階のドーナツ屋に入りたいとのことでドーナツの他になにが必要か聞くと、「食べる机やいす、ジュースもほしいよね!」となりました。
そのため今日はジュース作りをしたいとなりました。
ジュースの味はなにがいい、と聞くとゆり組の子「コーヒー!」と大人も来ると想定したのか提案してくれました。
その他にも「ココア」とちょっぴり大人っぽいジュースがでる中、もも組は「りんごじゅーちゅとぶどうじゅーちゅ」と子どもの人気の飲み物があがりました。
入れ物はヨーグルトとやゼリーが入っていたカップがたくさんあったためそれに画用紙を貼ることになりました。
「コーヒーはなにいろ?」「くろ!」
「ココアは?」「んー茶色に白いのが上に乗ってる!」
「しろいのとなに?」と聞くとホイップクリームでした。
「じゃあぶどうは?」「むらさき!いや、緑だよ!」と2色あがりました。確かにむらさきのぶどうもあればマスカットの緑もあります。どちらも譲らずだったため、2種類のぶどう味のジュースを作ることになりました。
画用紙をはさみで切り、のりで貼る作業。
もも組ははさみでうまく切れず悩んでいると、「切ってあげる」とゆり組がお手伝い。
のりは上手にできて、できたー!と大喜びでした。
その後、今日はいい天気!
園庭にいこうかというとすぐに片付けて園庭で遊びました。
少しづつ成長していく子どもたちとの毎日、できると他のお友達のお手伝いをする子どもたちは頼もしく見えました。
できない、だったのができたー!とハイタッチをすると笑顔になります。
これからもできない、を繰り返し、できたの喜びを感じられるよう関わっていきたいと思います。
(A,Y)
◆とびきりの笑顔(にじ)
園庭のトマトの苗から分けてもらったのを、ベランダに置きました。キチンと育てられるかな~
今日は年長さんは、方南公園で和田地区の保育園との交流会です。数日前から楽しみにしていたので、はりきって準備をして早々に出かけていきました。ハイタッチで「いってきまーす!」と出かけていくその顔はとびきりの笑顔です!
年長さんが出かけた後、もも・ゆりさんは朝の集まり。。昨日、年長の〇ちゃんが作ったおばけをパクパクして、一人ずつ頭をぱっくんと食べると大喜び。もう一回もう一回!と、こちらもとびきりの笑顔です。
今日は6月4日、なんの日かわかりますか?と質問すると、「△くんの誕生日!」何歳になったかわかりますか?と聞くと、「6歳!」と年中さんからしっかりと声があがりました。本人が一番楽しみにしていた誕生日ですが、周りのお友達にとっても、ちょっと楽しみにしていた日だったのかなと嬉しくなりました。
今日の発表は、おうちから種をたくさん持ってきた□ちゃんの発表。なんの種ですか?と聞くと、「びわと、スイカと、ぶどう。」と3種類もの種。おうちで、スイカの苗を大きくすることに成功した□ちゃん。今度は園でみんなと育てたいという思いが出てきたのですね。でも、朝の会が終わり、早速、準備に入るかと思いきや、全然別の遊びを始めた□ちゃん。大人の感覚だと、すぐに次につなげたくなってしまうのですが、子どものペースはそうではないようです。何度か声はかけてみたものの、結局午前中は他の遊びをして、種埋めはしませんでした。□ちゃんが次の行動に進みたいと思ったときを見逃さないようにしたいと思います。
種を埋める事が引き続き流行ったり、あおむしも育てているにじグループですが、今日の□ちゃんの発表の流れで「そだてる」とはどういうことかについても話してみました。ちょっと難しい話・・・「土!」「水!」「えいよう!」までは意見が出るのですが、それ以上はちょっとまだ難しかったかな。「そだてるって毎日お世話することが大切なんだよ。」と話すと、みんなの顔は??という感じ。。すぐに変化の出ないものに毎日関わるのは、大人でも根気のいること。一緒にがんばっていきたいなと思います。
園庭に出ると、つぼみぐみの前に大きくなったきゅうりを発見!2本あるうちの一本は、2歳さんに残し、収穫しました。さっそく「食べたい!」と言う子どもたちでしたが、今年初めてのきゅうりは、まずみほとけさまにお供えすることにしました。給食室にお皿を借りて、ホールのみほとけさまに。。午後に食べようかと話していると、「お漬物にしたい。」と言う意見が出ました。なるほど~。お漬物いいですね。作り方、調べてみようねと話して、また気持ちのよい園庭に戻っていきました。
※ひまわりぐみの交流会については、そらグループのブログをぜひご覧ください。
(T.M)
きゅうり発見!
初物ということでみほとけさまにお供え。しっかり手も合わせて・・・
◆
◆新しいお友だち(年長)
今日はむさしの保育園、堀ノ内東保育園、佼成育子園の3園の子どもたちが一緒に方南公園で遊びました。
まず始めはそれぞれの園の紹介。年長児でもそれぞれの園によって何組か名前が違い興味深そうに聞いていました。育子園の子どもたちも「佼成育子園のひまわり組です!」と皆で揃えて伝えることができました。
方南公園へ行く前に、「みんなにご挨拶するんだよね!」と自ら言っていた子どもたち。道行く人に「こんにちは。」「おはようございます。」と笑顔で挨拶していました。
初めて会うお友だちとどのような交流があるのかなと楽しみにしながら様子をみていました。
始めは好きな遊具へ一直線の児、虫探しをする児などいつもと変わらず「自分がやりたいこと」へ向かっていきました。
しばらくすると、他園のお友だちが「ねぇねぇ、〇〇くん知らない?」とひまわり組の〇〇くんの名前を言って探していたのです。虫に詳しく、その時テントウムシを見つけ手に持っていたことが凄いとお友だちへ広がっていき探していたようでした。
初めて会うお友だちとも普段から興味をもって夢中になることがあることで自然と仲良く遊べているということに感心しました。
あっという間に時間が過ぎ帰る時間に。名残惜しそうに帰って来ました。短い時間の中でも新しいお友だちが出来て嬉しそうでした。
子どもたち一人ひとりにとってとても楽しい時間を過ごすことが出来たようです。またこのような機会があるといいなと思います。
(K.Y)
Posted in 園のこだわり