せんせいたいへん!
2015年05月18日 月曜日
年少児Y君が事務室の窓から声をかけてきました。
「せんせい、たいへん。Sちゃんが怪我しちゃった」
玄関に行ってみると、年長児Sちゃんが手のひらをすりむいて泣いています。追いかけっこをしていて転んだそうです。
「痛かったね。水道の水でよく手を洗ったら○○先生(看護師)のところに行って診てもらおう」と声をかけると、
「僕もついて行ってあげるよ」とY君。
三人で一番近い水道のあるところ・・・、トイレに向かいました。
私が、Sちゃんのためにスリッパを出すと、Y君は、黙って私の前に大人用のスリッパを並べてくれました。
Y君は、看護師の処置が終わるまでSちゃんのそばに着いていてくれました。
Y君にとって、幼児組の異年齢の生活が始まってまだ3週間目の出来事です。
毎日を一緒に過ごすお姉さんを心配し、また、私にまでスリッパを出してくれたY君・・・。
この優しさや心遣いを大切に育んでいけるよう関わっていきたいと思いました。
保育主任
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