◆5月27日(水)の子どもたち
2015年05月27日 水曜日
◆見つけた見つけた(つぼみ)
なにかきた!
今日もとても暑い一日となりました。
こんな真夏のような一日がはじまるとなると、なんとなく身構えてしまいます。
暑いときには水遊びもしたくなりますが、子どもたちの体調面も考慮し、お散歩に行く子と室内に分かれて遊びました。
お散歩は近場の地下鉄車庫まで行きましたが、今日は初めて〇ちゃんが一緒に行くことになりました。お散歩カーに乗って少しすると泣き出してしまい、保育士に抱かれてのお散歩となりました。少し不安なためか、保育士の服をぎゅっと握っていた〇ちゃんでしたが、電車が見えるとその手も緩み音のなる方まで目で追っていました。小さいなりに不安や期待を体全体で表現していてすごいなと感じました。
少しの時間でも汗が沢山出てきたので園に帰ってきてからは室内チームと合流。つぼみの子にはまだ広く感じる廊下に押し車やボールを出して遊びました。
玩具に興味をもって遊べる子どもたちですが、保育士の動きをよく見て使い方を真似したりします。きっとお家でもそうですよね。いろんな動きをみて視覚からの情報もしっかりとキャッチしている子どもたちはホントに賢いです。つぼみくみの子と一緒に過ごしていく中で子どもたちが「できた!」「うれしい!」と思うように私達大人もたくさんの「うれしい!」を共感していけるのだと思うと、なんだか嬉しく思います。入園してまだ2ヶ月しか経っていませんが、日々子どもたちの成長には驚かされています。最近は少しお兄さんお姉さんの顔つきになってきたのではないでしょうか。
また今後暑い日が続いたり、機嫌が悪い、「やだやだ」をいうようになる。などいろんな変化が見られると思いますが、それも成長の途中。みんなで子どもたちの成長を共有し合い、喜べるように、これからも一緒に見守って行きたいですね。
(K.E)
廊下であそんだ!
電車の近くまできてみた!
◆共有の喜び(ふじ1)
電車の音が聞こえてきたよ
今日も夏のような暑さでしたが、つぼみ・ふじ2組さんと一緒に、久しぶりに地下鉄車庫へお散歩に行き、その後園庭で遊びました。
お名前を呼ぶと、今日も「は~い」と手をあげてお返事をする子どもたち。お友だちの名前でも元気よく手をあげてくれる子もいます。
靴下も1人ひとりに渡すと、ポイっと投げる子はほとんどいなく、保育士が手伝うまで靴下を手に持ち順番を待っていたり、自分で履こうと頑張る子も増えてきました。
子どもたちを見ていると、いつのまにかエプロンをロッカーにしまえるようになっていたり、靴下や靴を自分で履こうとしたり、自分の靴を出してきたり、お友だちと一緒に遊べるようになっていたり、給食を沢山食べるようになったりと、毎日発見の連続です。
その成長を保育士間で共有する事がとても楽しく喜びになっています。
お伝えしてきている通り、子ども同士の関係も日々変化が見られるので、これからもまた子どもたちの変化をお伝えできればと思います。
地下鉄車庫では、大好きな電車を見る事が出来満足そうな笑顔です。
もうすっかりお気に入りの場所として、子どもたちの中で認定されているような表情が見受けられます。
そして散歩カーに乗ると子ども同士頭を撫で合う姿がよく見られ、楽しい気持ちを子どもたちなりに共有しているのかなと感じます。
今後も楽しい・嬉しいといった気持が沢山芽生え、笑顔が増えるような毎日にしていけたらと思います。
O・Y
靴下も自分ではこうとする意欲が出てきました。
◆手をつないで(ふじ2)
行ってきます
今日も暑い日でしたがこどもたちは元気いっぱいです。
「今日は、電車を見にいくよ」という保育士の声掛けに嬉しそうに笑う子どもたち。
「靴下履いて、帽子を被って、靴を履いて行くよ~。出来る人~?」と保育士が聞くと「はーい!」と元気よく手をあげて、準備開始。
準備ができたら、保育士と手を繋いだり、お散歩カーに乗って出発!
丸の内線の車庫に向かう道中、パトカーやバス、車を見たり、花を見たりと興味津々です。
車庫に着くと地面に座って電車を待ちます。「来ないかな~」とソワソワしながら待っているときに音が聞こえると立っていた子もすぐに座って見始めます。
「おーい!」「でんしゃ!」「バイバイ」と電車に向かって話かける子どもたち。
そんな電車からあいさつなのか「プシュー!」という音が聞こえると驚いてしまう子どもたちでした。
電車を見た後は園庭でのんびりと過ごし、暑かったからかびしょびしょになりながら水遊びに花をさかせている子もいました。
いっぱい歩いて、見て、触って、遊んで、食べて…いっぱい寝ているふじ2組さんでした。
(K.H)
おすわりトン
水遊び♪
◆水遊び日和(ふじ3)
今日も暑い1日で、しかも、みんながお散歩に行ってしまい、園庭が貸切状態。
それならば!と、タライを出し、そこに水をはって水遊びスタートです。
つぼみからの進級児は水遊びが大好きなのは知っていたのですが、4月入園の子どもたちにとっては、本格的な水遊びは初めてとなります。
そのため、「水遊びは好きかな」「水に触るのは大丈夫かな?」と様子をうかがいながらのスタートとなりましたが、全く動じることなく、自分たちから水に近付いて来て、元気いっぱいに遊べました。
入れ物に水を入れて自分やお友だちにかけようとする子、おもちゃを水の中に入れてバチャバチャと水しぶきをたてて楽しむ子、静かに水に手を入れて水の感触を味わう子、保育士が持っているシャワーの下を通って頭から水をかぶろうとする子・・・子どもたちの生き生きとした表情を見ることが出来ました。
来月にはプール開きがあって、今日以上に全身を使って水遊びが楽しめる時期がきます。
その時に、いつもとは違う子どもの表情・遊びが見れると思うと、とても楽しみです。
私たちも、ただの水遊びでは終わらないよう、今から色々な事を考えて、一緒に楽しめたらいいなと思っています。(E.Y)
砂場の砂を入れて、泥だらけ…
お水すくえるかな??
◆一歩一歩。(きく)
初めての、歩いてお散歩。がんばりました。
まるで夏のようなお天気の今日は、きく・たんぽぽ組でお散歩に行きました。
お散歩と言ってもコースは育子園の周り一周。今回はなんと、全員が歩いてのお散歩にチャレンジしてみました。園庭に出るとお散歩カーを準備しようとする子どもの姿もありました。今日はみんなで歩いて行くことを伝えるとピンときていない子もいましたが、お友だちと手を繋ぐとにっこり嬉しそうです。みほとけ様にご挨拶をして、「いってきまーす」と張り切って出発です。
子どもたちは、お友だちや保育者の手をしっかり握って一歩一歩、少しドキドキしながら歩きます。前から車が来ると、ピタッと止まったり、しゃがんで通り過ぎるのを待つ姿がありました。100mくらい先に見える車を見つけて「くるまきたよー!」と教えてくれる姿もあって、よく見ているなぁと感じました。
今日は気温が高いので、気がついたら汗もびっしょりです。折り返し地点を過ぎ、セブンイレブンの前を通ると涼しい場所ということを知っているのか「ここ、はいりたい」と助けを求める姿も。育子園が見えてきて力を振りしぼります。みんな最後まで自分の力で歩き、園に着くと「ただいまー」と誇らしげに言っていました。なんだかお散歩前よりも少したくましくなったように感じました。
その後は、園庭で自由に好きな遊びに取り組んで遊びました。日常生活で、心を開放的にして遊ぶ時間の他にも、今日のように少しドキドキする体験も子どもたちにとって良い刺激になっていると感じました。
(N.M)
まぜまぜ・・・不思議な色になりました。
「なんかでてきた~」
◆ふふふーん(たんぽぽ)
友だちと手を繋いでお散歩
朝の会で「手遊びはなにがいい?」と聞いてみると「とんとんひげじいさんがいい!」とのリクエストです。「では手を前に!用意!」と言うと「用意」と聞いて「ドン」という子どもたち。反射的ですね。可愛らしいです。
以前、ひげじいさんの手遊びをアレンジしたものやスピードアップしてやったことがありました。子どもたちはそれを覚えていて「あれやりたい」「次はもっと早くやってみようよ」などなど、このように朝の会も子どもたちからの意見も盛り込みながら楽しく行っています。
さて、今日はきく組と一緒にお散歩にいくことにしました。それもお散歩カーには乗らず、子ども同士手を繋いでいくのです。
朝の会で「お友だちと手を繋いでお散歩に行くけれど、勝手に手を離してもいいかな?」など確認をしたり、赤いもの、青いものを見せ、「赤は止まれ、青は進めだよ」などなど簡単ではありますが交通ルールも確認してみました。
子どもたちは『散歩に行ける』という期待感もあり真剣に話を聞いてくれました。
いよいよ手を繋いで園を出ます。子どもたちは私たちが思った以上に、しっかり保育者の話を聞いて、友だちとも手を離さず、園まで戻ってくることができました。
今日のように手を繋いでの散歩も経験したいと思います。
お昼寝の一コマです。〇ちゃんのことをトントンしながら「はらぺこあおむし」の歌を鼻歌で歌っていました。すると少し離れたところで☆くんが「ふふふーん♪」と歌っていました。私に気づくとふふふと笑いながらも〇ちゃんが寝付くまで一緒に「ふふふーん♪」気付けば☆くんもすやすや夢の中。つくづく子どもたちはよく見てくれて気付いてくれているんだなあと感じました。(kh)
「アンパンマン描いて~」描き終わるまで静かに待って保育者の「できた」の声で一斉に消しにはいる子どもたち。笑
おえかき
◆暑い日に食べたくなるものと言えば。(うみグループ)
暑い日が続き、冷たい飲み物、冷たい食べ物が食べたくなりますね。
にじぐるーぷさんは先週の金曜日から今週の水曜日まで手作りアイス作りをしています。
その楽しそうな様子を見てうみぐるーぷさんも「いいなーアイス食べたいなー」
お店には売っていない世界でひとつのアイス作りを計画しました。
塩と氷でアイスキャンディーを作ろうの実験なので、アイスを作る過程と冷やす為の氷に塩をつけて冷えていく様子も観察しました。
保育者「どんなアイスがいいかな?どんな味がいいかな?」
△くん「メロン!」◇ちゃん「もも」など14種類の味がでます。
保育者「くちの中に入れたらどんな触感があるか、わかるかな?」こどもたち「ガリガリ、カリカリ、とろーん」などとても具体的です。
アイスはどんな風につくるのか。材料はなにが必要なのか意見を出し合いました。
□くん「果物を細かく切って入れたい」○ちゃん「果物を絞って汁を入れたいな」
沢山アイディアがでます。さて重要な果物は何がいいのか。多数決でメロンとオレンジになりました。保育者「育子園には余っている果物がないんだって。どうしようか?」
こどもたち「買い物に行こう!!」代表の子たちで果物、氷、塩を買いにいきます。
八百屋さんでメロンを発見した子ども達「やったーメロンあった。これで買えるね。」
保育者「メロン買っちゃうと、オレンジ、氷、塩。3つとも買えなくなっちゃうと、アイス完成できなくなっちゃうけど。どうする?」
こどもたち「うーん、本当はメロンがいいけど・・・今日はオレンジとリンゴにしよう!」
子ども達はアイスを完成させる為にみんなで相談して、本当はメロンがいいんだけど、他の材料も買わなくてはいけないから、納得して果物を変更してくれました。その姿にお姉さんお兄さんの成長を感じさせて頂きました。
リンゴ、オレンジを食べやすいサイズに切るときも、◎くん「猫の手にするんだよ。」
◇◇ちゃん「△くんさっきよりも猫の手が上手になってきているね。」とお友達の素敵な面も見つけて話している様子はとても心が温かくなります。
他のクラスがしているあの実験や面白い事をしてみたいと取り組んでみても、全く同じものにはなりません。その違いこそが魅力なのではないか、その違いによって感じられるものがあるのではないかと思いました。
さてシロップ果物アイスは塩氷の中で固まってくれるでしょうか?
作っている様子を見ていた子たちも楽しみにしているアイスの出来栄えは明日ご報告させて頂きます。
(K.S)
◆「失敗」と書いて、「けいけん」と読む(にじ)
頼もしい助手がたくさんです。
毎度毎度、アイスキャンディーの話になってしまいますが。。。メンバーは日々変わっているので、その日その日で違った展開があり、おもしろいです。数日前から予約していたメンバー、年中、年長さんだとちゃんと覚えていて、ずっと楽しみにしていますが、ももぐみさんは正直忘れていますが、声を掛けると、ニコニコ~と笑って、「やる!」と張り切っています。
今日からようやくももぐみさんが数人参加するようになりました。ももぐみさんがやることで、ももぐみの他の子たちも一層興味が出てきました。今日はできない子たちも周りでじっと見ています。すでにやったことのある年長さんが「お手伝いしたい。」と、助手についてくれます。ももぐみさんを中心に、難しいところがあると、助けてあげたり、アドバイスをする姿も見られます。
今日は、昨日八百屋さんにおまけしてもらったオレンジを使う事にしました。(昨日は、給食室に果物がなくて、急遽果物屋さんに買いに行ったのですが、その時に育子園の子たちなら・・とオレンジを一つおまけしてくれたのでした。)、オレンジを取りに行き、包丁を借りに給食室に寄ると、○くんが「あっ、メロンがあるよ!」と今日の給食のデザートのメロンをすばやく見つけました。給食の先生に「メロンは残っていますか?」と聞いたところ、「少しなら残っています」とのお返事を頂き、メロンをゲット。
お手伝いの年長さんは、あくまで助手なのに、ついつい率先して前に出てしまうのですが、「今日はお手伝いだからももぐみさんとか助けてあげるんでしょ。」と言うと、「あっそうだった。」とはっとして、お部屋に帰る間も手を引いてあげたり、食紅を入れるのを手伝ってあげたり。。
自分で食紅を入れていた◎くんは、思わずドサッとかなり大盛りの粉を入れてしまいました(この時点で、粉を取り除いて、修正)。そのあと、塩をまぶした氷の中にカップを入れていた時には、私が塩だらけの氷をぼちゃんと◎くんのカップに落としてしまい(◎くんに平謝りして、もう一回初めから作り直し)、思わず我ながら、「もう!なにやってんの!」と言いたくなるところでしたが、助手の△ちゃんが「失敗すると、次が上手になるんだよねー。」と素敵なことをさらっと言ってくれ、「そうだよね。次はもっとうまくできるね!」と◎くんと笑い合ったのでした。
前回、大量に緑の食紅を入れてしまった年長の□くんも、「コンコンてやるのが難しいから(食紅を入れるときにコンコンとカップの淵にやりながら、少しずつ入れるのです)、ももぐみさんの手伝ってあげるんだ。」と言っていました。
自分のした経験を、成功したことも失敗したことも含めて、次に生かす、自分のことだけでなくてそれをお友達にも伝えてあげる、アイスキャンディー作りを通して、そんな素敵な姿も見ることができて、また心の中があたたかくなりました。
(T.M)
メロンを切ってくれました。
あげは蝶の幼虫がやってきたこともあり、「はらぺこあおむし」の飛び出す絵本を歌付きで読みました。特にももぐみさんは一緒に歌いながら、大喜び♫
◆いのちと向き合う(そらグループ)
今朝そらグループで飼っていたメダカが残念ながら亡くなってしまいました。
亡くなったメダカをどうしようかと子どもたちに問いかけると、「埋める。」「お墓を作る。」という声があがりました。早速園にある木材を使ってお墓を作ることになりました。ひまわり組の〇〇くんがひらがなの表を見ながら『めだかのおはか』と丁寧に書いてくれました。ペンを使ってカラフルに塗り可愛らしいお墓が完成しました。
木の下にお墓をつくりたいという〇〇くん。園庭へでるとシャベルを手に持ちどこがいいか探します。「ここにする。」と決めると土を掘ってメダカをそっと埋めました。最後に作ったお墓を置き、近くにいた子どもたちと一緒に手を合わせました。
メダカを埋めている所を最初から最後まで目を離さず見ていたもも組の△△くん。皆がお別れをしてその場を離れていった後も一人でじっとお墓を見ていました。しばらくして「お水あげる。」とお皿に水を入れて土にかけて一人でお別れを言っていました。
死に直面して悲しかったり寂しい気持ちを味わったり、いのちの大切さを改めて感じることができた日だったのかなと思いました。
(K.Y)
Posted in 園のこだわり