◆5月26日(火)の子どもたち
2015年05月27日 水曜日
◆いろんな顔(つぼみ)
段々と、季節の変わり目を感じる気候になってきました。育子園の中でも、『プール』っていう単語をよく耳にするようになりました。そんな季節の変わり目って、体調も変化することも多い気がします。そんな中でも一人一人が気持ちよく過ごせるように・・と過ごしてみました。保育室でゆったりと慣れた玩具ですごしたり、スヤスヤ眠っている子・・・園庭で楽しんできた子色々ですがそれぞれの場所で笑顔を見つけました。
園庭では、砂場に水を流して川が出来ていました。他の年齢の子どもたちがたくさん覗き込んでいる様子を見つけた〇〇ちゃん、ちゃんと傍まで行って身を乗り出して鼻の下をぐーとのばして覗きに行っていました。じーっとみつめて、あっ!!と指差してみたり、〇〇ちゃんなりの発見の表現をしてくれていました。
最近は砂場に興味を持っている姿が見られています。砂場遊びが始まると、しばらく砂場大研究が開かれています。
テラスでは、しゃぼん玉をしてみました。ふわ~と小さなしゃぼん玉を見ると子どもたちのそれぞれのうわ~の顔を見ることが出来ました。
一日の中で、いろんな顔を見せてくれる子どもたちです。喜びや発見、泣いたり怒ったりの気持ちを思い切り出してもらって楽しい毎日にしていきたいと思います。 U・A
◆日々の成長(ふじ1)
今日も、絵本を差し出してくる子どもたち。
「にんじん」の絵本を差し出しながら、ままごとのにんじんを持っておいしそうに食べる子どももいます。
昨日の日誌にもあったように、少しずつ長く集中して読むことができるようになりました。次の絵本を持って待つ姿がなんとも言えず、可愛らしいです。
園庭に出ると、2歳児クラスの子どもたちが、たらいに水を入れて遊んでいました。一緒にスコップをもって水をすくい、どうするのかと思ったら、口元に持ってきて飲もうとしていました。もちろん、止めて、飲むことはありませんでしたが、その時の子どもの表情は、「えっ!どうしたの?」と不思議そうにしていました。
口に入れてよいものとそうでないものの区別はこれからついてくる段階です。少しずつ様々な場面で伝えていきたいと思います。
坂道を今日もチャレンジしている子ども。なかなか下りができずに、苦戦中!!
後ろから友達がきて余計に前に進まず、どうしてよいのか、渋滞に・・・。
泣いている友達をみて頭を撫でている子ども。友達を気にしている姿もまた成長しているなと感じます。
子ども同士のかかわりが増えてくる中で、今まで見られなかったような姿、見られていたけれど、またそこから変化していく過程をみると、子どもながらによく考えているんだなと思います。毎日色々なものを見て、会話を聞きながら、子どもなりに感じて表現しているのだな、と思うと、その時その時の精一杯の子どもの感情を大切に受け止めていきたいなと思いました。(T・M)
◆はじめての共同作業(ふじ2)
最近のふじ2組さんは、お友だちの名前を覚えてきているようです。
なので、誰が2組のお友だちかということも分かってきているようです。
誰々ちゃんどこ?と聞くと、ちゃんとわかっています。
そして、お友だちと一緒にという姿も少しずつ見られるようになってきました。
それは砂場からはじまりました。
保育者がスコップで山を作っています。
はじめは保育者の迫力に見入っていたのですが、そのうち保育者と同じスコップを探しだす子がでてきました。、
一人、二人、スコップを持った子が増えてきました。
見よう見まねでスコップで砂を掘り始めます。
盛った山をスコップの背でトントントン、スコップを持つ手に力が入ります。
気づくと、力を合わせた共同作業になっていました。
その次はトランポリンです。
△ちゃんが保育者と一緒に弾んでいました。その笑い声につられて□ちゃんがやってきました。
楽しい笑い声は伝染するので□ちゃんも同じように笑っています。
そのうち片足をトランポリンに掛けて、やってみようとし始めました。でも、本当はちょっと恐いのです。
トランポリンの上に上がったものの一歩が出ません。
その時、△ちゃんが両手をそっと差し出して助けてくれました。
感動。
一緒にする。協力する。それは言葉で教えるだけではなく遊びの中から子どもたちが経験を重ねて学んでいくものだというはじめの一歩でした。
この一歩をどんどん増やしていろんな経験をして欲しいと願います。(N・S)
◆子どもたちの見ている世界(ふじ3)
今日もとってもいいお天気となりました。
朝のお集まりで『くるま なにかな?』の絵本を読むとお山のトンネル、トンネルのねるくんを通ってやってくるクルマはなにかな?とみんなで当てっこゲームの始まりです。チラッと覗くクルマのお顔や聞こえてくる音を目で見て、耳を傾けます。クルマがねるくんから出てくるたびに大興奮の子どもたち。
そんな中、消防車を見て、「おこってる!」と言った〇ちゃんと△ちゃん。その言葉を聞いて一瞬「ん?どうしてだろう?」と思いましたが、消防車の顔を見て納得です。「いそいで かじを けしに いくんだね」の台詞の通り、急いでいたから顔が笑っている顔ではなく少し険しくなっていたのです。その表情を読み取り「おこってる」と表現した子どもたち。大人はさらりと見落としている細かい部分まで本当によーく見ているなぁと感心するばかりです。
そして「じゃあ実際に見に行ってみよう。今日は電車を見に行くよ。そしたら行く途中にバスやトラック、絵本にでてきたクルマに会えるかもしれないね。」と言うとやる気満々の子どもたち。
靴下を履いて、帽子を被って、靴を履いたらさぁお散歩に出発!!
信号に差し掛かると運よく消防車が通っていったのですが、それもほんの一瞬の出来事。「あー!!」なんて言っている間に通り過ぎてしまい、残念そうにしていましたが、「消防車さんに会えたね。おこってた?わらってた?」と聞くと「わらってたー!!」と言う答えが返ってきました。子どもたちの目にはどんな風に映っていたのでしょう、とても気になるところです。
目的地に辿り着くまでの道のりでのいろんなものとの出会いも散歩の醍醐味。今日もメダカさんやキレイなお花にたくさん挨拶をして、バスやトラック、電車にも元気よく手を振りました。
突然「ひこうき!」と言って〇ちゃんが空を指さすので、その方向をたどってみても空には何も飛んではいません。ですが何度も「みて!」というように指をさすのです。絵本の中もそうですし、実際の世界も子どもたちの目には、きっと大人が見ているものとは違った世界が広がっているんだろうなと思うと羨ましくもなります。常にワクワクが溢れる世界。そんな子どもたちの世界がより楽しさで広がるような関わりをしていきたいなと思います。
S.S
◆羽が生えた。(きく)
朝の一コマ。だるまさんが・・にこっ♡
今日も朝から元気いっぱいです。お部屋で元気に遊び回り、キャーキャー朝から大はしゃぎ。保育士と目が合うたびに走るのをやめてゆっくり歩いて「はしってないよー」なんて澄ました顔。けれども後ろを向いた途端キャー―と再び大はしゃぎ。全部お見通しです。そんな賑やかな朝も朝の会で少しクールダウン。みんなが大好きな「だるまさん」の大型絵本を持ってきました。
「だ・る・ま・さ・ん・が~」と声も合わせて、体も揺らしてみんな上手に言います。だるまさんのマネをして最後はにこっ♡カメラを向けると可愛くポーズしてくれました。大はしゃぎだった朝も絵本を見てホッと一息。次の活動に行く前にちょっと心を落ち着かせて気持ちを切り替える事も出来るようになってきました。園庭に行く準備をして出発です。
「暑いから帽子かぶってね」の言葉をよく覚えていたようで、園庭にいた保育士に「ぼうしかぶってないねーあっちちだよ~」と話している子がいました。よく聴いて、よく見ていますね。水を張ったタライを見つけるとすぐに靴を脱いで足をつけたり手をつけたりして水の感触を楽しんでいました。
「ねぇねぇみてー」と〇くんに手を引かれウッドデッキへ。すると、ぴょん!っとウッドデッキからウッドデッキへ大ジャンプ!すごいねーと褒めると何度もジャンプしていた〇君。何だか手を伸ばしているなぁと思うと「羽がはえたの」と一言。ぴょんっと跳べるのは羽が生えたおかげだったのかな?跳ぶではなく飛ぶだったようです。
一方では、つぼみぐみの赤ちゃんが気になる様子の△ちゃん。赤ちゃんを覗き込んで「かわいいねー」手を触って「やわらかいねー」とにっこり。泣いてしまうと「泣いちゃったよー」と助けを求める様子も何だか可愛らしかったです。以前はあまり興味を示さなかったり、ちょっと構えたり。なんて様子もありましたが、だんだん自分より年下の子が気になるようになってきているようです。少しずつお兄さん・お姉さんに近付いていることを感じます。ぱっと見、いつもの園庭の様子と変わりない感じもしますが、よく見てみると子どもたち同士のふれあい方、あそび方は日々進化しています。
(K*S)
赤ちゃん可愛いねー
◆「いっしょにつれていってあげるの~」(たんぽぽ)
ミッキー体操での輪
本日はお忙しい中懇談会に参加していただきありがとうございました。
保護者の皆さまと子どもたちの保育園での様子・ご家庭での様子を共有させていただき、私たち保育者も教えていただくことがたくさんありました。
また、質問や疑問などがありましたら、聞かせて頂けたらと思いますので、よろしくお願いします。
今日の朝のミッキー体操・・・
いつもは2人~3人ですが今日は1・2・3・4・・・と数えてみたら8人で手を繋いで輪になって体操をしていました。
お互いの顔を見合わせて何だか楽しそう。
ちゃんと体操できていなくても全然良いねと思うぐらいの可愛さでした。
園庭では、今日も夏日の暑さで裸足で園庭へ飛び出し水遊びスタート。
タライに水を入れていると「きゃ~」と言いながら冷たい水がかかって大喜び。
水遊びがひと段落して各々好きな場所へ向かって行ったのでどんな遊びをしているのか追いかけて観察していると後ろから〇〇ちゃんが「せんせいみてみて~ありさんのぼってる~」と大興奮で腕を登るアリさんを見せに来てくれたました。
「アリさん地面に戻してあげないの?」と保育者が尋ねると「いっしょにつれていってあげるの~」と嬉しそうに答えてくれたので、ついて行ってみると。
たくさんのお友だちに「みてみて~」と声を掛けると押し合うほどに、〇〇ちゃんの腕の上のアリさんに注目。みんなアリさんを飛ばさないように息をひそめて観察する姿がとても可愛かったです。
季節の移り変わりと同時に虫さんも登場。
たくさんの虫さんと触れ合うことで、生き物の命の大切さを自然に感じて学んでいるのだなととても暖かい気持ちになりました。
(M・Y)
「みてみて~ありさん」
手の上のありさんです。
◆音楽クラブ(もも組)
たんたんタンバリン~♪
今日は音楽クラブの日。
もも組さんがホールに集まり、女の子、男の子に別れて並びます。
順番に講師が持ったタンバリンをたたいて、座っていきます。
早くたたきたいと待ちながら待っている姿が可愛らしいです。
はじめは、アリさんの真似っこをしてお散歩です。
次にハトさんになって、ジャンプしてお散歩しました。
そのあとは子どもたちみんなにカスタネットを一つずつ配り、今度は歌に合わせて体でもリズムを取りながらカスタネットをたたいていきます。
音が鳴るのが嬉しそうで、にこにこでやっていました。
今度は、タンバリンを持って、講師の歌と簡単な振り付けに合わせてタンバリンをたたいて踊りました。
最後の「いぇーい!」ではタンバリンを上に挙げて振り、キラキラ笑顔で盛り上がりました。
はじめは、女の子、男の子に別れてそれぞれみんなでやっていきましたが、みんなの前で発表したい子だけでもやってみました。
最後にはなんと一人で発表してくれる子もいて、みんなで応援して見ていましたが、笑顔で元気にやっていて、素敵でした。
今日はそんな2つの楽器に触れて楽しんだ音楽クラブでした。
次回はどんな音楽クラブになるのか、子どもたちと一緒に期待の気持ちを持って待ちたいと思います。
(H.K)
ありさん♪
◆音楽クラブ(ゆり組)
今日の音楽クラブは、男の子vs女の子。
男の子は黒音符に合わせてカスタネット、女の子は白音符に合わせてタンバリンを叩きました。
一列になって座り、お互いの顔を見合わせながら耳を澄ませてピアノの音を聞きます。
始まる前は「絶対勝とうね!」とヒソヒソお友達と話している姿もあり、勝負に燃えている女の子もいました。
自分のチームのお友達が間違えている事に気が付くと「今は〇〇音符だよ」「今は音鳴らさないんだよ」と自分だけでなく、お友達の動きにも気づける程に周りをよく見ています。
次に、さくらんぼ音符(スキップ音符)が足されました。
さくらんぼ音符はスキップしながら、男の子も女の子も一緒に楽器を鳴らして動きます。
そうなると、もう勝負は忘れて皆で協力し合います。
自分の番が終わると自然と座ってしまうのですが、そこにさくらんぼ音符が来ると、また出番が来て、と繰り返しの動作に困惑しながらも、お友達と声を掛けあったりしながら行っていました。
たくさん考えたり、集中したりしないと分からなくなってしまうような複雑な遊びの中でも、笑顔を絶やさずに楽しむことを忘れないのは、子どもの才能だなと感じました。(B・K)
やきいもジャンケン大会もしました。
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Posted in 園のこだわり