◆5月20日(水)の子どもたち
2015年05月21日 木曜日
◆やってみたい・・・(つぼみ)
昨日、「だるまさんが」の絵本を観ていた子どもたち。今日はどんな反応かなと、あえて同じ絵本を読んでみました。午前中のあそびをしている時だったのですが私が読み始めると何人かの子どもたちが気が付いてくれました。その中の〇〇ちゃんが絵本の近くによいしょよいしょと来てくれました。私の前に座って、じーと絵本にみいっていました。ひとつの展開ごとにニコっとする○○ちゃん。そのうちに、絵本そのものが触ってみたくなって両手を上げてほしーいのアピール。〇〇ちゃんに渡すと、ニコッとして絵本を捲ってみたり閉じてみたり・・してとても満足そうな表情を見せてくれました。
テラスや園庭で過ごす時間もあったのですが、園庭に出かけようと準備の中で靴を持ってこようとしている姿が見られるようになってきました。偶然なのか、自分の靴を握っている姿も!なんだか、嬉しくなってしまいます。
今まで、靴下も靴もちょっとやだな~という感じの仕草だった△くん。今日は靴を持ってこようとする子どもたちの中に居ました。そして、保育士に「いいね~かっこいいね」と褒められながら靴を履いていました。靴をはいて園庭にやってきたのです。生まれてから靴を履いて過ごすなんてまだまだ経験が浅いつぼみ組のこどもたち、違和感を感じることも不思議ではないですが、△くんは涙が出ちゃうくらい訴える日もあったのですが今日はとても積極的でした。履いているだけでなくそのまま立ち上がるというのも△くんにとっては違和感があっただろうに今日は、フラフープに誘われてそのままたっち!ちょっと歩いてみよ・・なんて歩いていました。興味を持ってやってみよう!て思う思いは「やだな」・・・の思いも乗り越えるんですね。
そして、やってみたい触ってみたいの気持ちにたくさん出会えるような毎日に出来るように子どもたちと関わっていきたいなと思いました。U・A
◆気になるもの(ふじ1)
気持ちの良いお天気。
朝の集まりで名前を呼び、半数の子どもが反応してくれるのを楽しみながら、靴下を渡すと、自分の靴下をはこうという素振りを見せる子ども。「すごい!自分でやろうとしている!」と子どもの成長を楽しんでいると、一方では、外に出ようとドアを叩く子ども。
外に出たくて仕方のない様子。
自分の靴を靴箱から持ってきて喜んでは、履かずに外に出ようとする子どももいるので、待って待って!!と大人が必死になってしまいます。
砂場横の坂道に挑戦している子ども。手すりを両手でギュッとつかみながら、真剣な表情で上っていきます。今度は下り、方向転換しながら、ゆっくり下りていくのも、経験から学んでできるようになってきたことの一つです。
花壇の手入れをしている保育士の近くに行き、じっと様子をみている子ども。
色々なものに興味が湧くのでしょう。
園庭の奥の固定車の後部座席が好きな子どもは、今日も手を振って楽しそうでした。
なんとなくここにいるかな?と、一人ひとりの好きな場所が分かってくるようになってきたので、行動範囲の広がり方も日に日に広がり、その分興味も増えているのだろうなと思います。
泥んこだらけになることも、グニャグニャする感触が最高に気持ちよく、楽しく満足している子どもの姿を見ていると、できるだけ、やらないように。ではなく、できるようなものが一つでも多く設定できるように環境に配慮していきたいなと思います。(T・M)
◆やまももあそび パートⅡ(ふじ2)
今日も園庭で遊びました。いつものように靴下、帽子をかぶりお支度をして園庭に出ました。
まず、何人かでお砂場へ。近くにスコップや動物の型がたくさん置いてあり、みんなはまた、シャベルと動物の型のセットをそれぞれ持って砂遊びをしていました。今までは、動物の型に保育士が砂を入れて、砂を出し動物の形になったものを見せ、「ほら~」とこちらから誘導して行っていましたが、最近は型を保育士に渡してきて「やって」と訴えてくるようになりました。
今日も△ちゃんは、何度も型を渡してきては、型に砂を入れると、自分でジャーと砂をひっくり返し遊んでいました。そのうち、砂遊びに飽きた子が、保育士の手を引いて行ききました。つられて何人かの子どもたちも着いて来て辺りを少し歩き、やまももの木の下に着きました。そこには既に一生懸命やまももを拾っている子がいました。みんなも真似て拾ってみました。拾って入れるためのお皿として、先程の動物の型を持ってきました。それぞれ、動物の型を持ってやまもも拾い大会が始まりました。小さい実を小さい手で上手に拾い。どんどん拾って砂利も入れ、お皿いっぱいになった子もいたり、拾ってはジャーと地面に落としていたり。そして、地面のやまももよりもお友だちのお皿のやまももを取ろうとし、取り合いがおきていたりもしました。その隣りでは、、◎ちゃんが型を持たずに地面に落ちているやまももに長い枝をさそうとしたり、やまももに砂を掛けたりして遊んでいました。拾うだけではなく、やまももをいじって考えてあそんでいました。赤く実ができる頃が、また楽しみです。(T.Y)
◆つたえる。(ふじ3)
今日も13人全員出席!元気いっぱいのふじ3くみです!
今日は子ども同士の関わりの中でいろんなことを教えてあげていることが多かったように感じます。
朝のお集まりで絵本が終わり、一人ひとりのお名前を呼びながら靴下を渡そうとしていたとき、『はらぺこあおむし』の中で最後にあおむしがチョウチョになったことがよほど嬉しかったのか、チョウチョの歌を元気いっぱい歌っていた〇ちゃん。ですが、ずっと歌っていては保育士の声も聞こえなくなってしまいます。
すると、そのことに気付いた△ちゃん。〇ちゃんに「いまうたわないよ!」「だめだよ!」と言って教えてくれたのですが、ノリノリで歌う〇ちゃんはなかなか気付きません。今度は自分の方にむいてもらおうとトントンと優しく叩いて〇ちゃんを呼んでから、指を口に当て「シー・・」と言う伝え方に変えたのです。それを見て〇ちゃんはハッとして一緒に「シー」とやるのですがまた再び歌声が・・。でも△ちゃんはもう一度「シー・・」と。すると△ちゃんの思いがようやく通じて〇ちゃんは口をギュッと結び、こちらを向いてくれました。
最初は歌声に負けない位の声で言っていた△ちゃんでしたが、お友だちのことを考えて伝え方を変えてみたり、怒らずに優しく伝えてあげることができたこと、本当に素敵です。まるで小さな先生のようでした。そしてその思いを受け入れてきちんと聞くことができたことも凄いですし、そんなやりとりが子ども同士でできることにただただ驚きと感動でいっぱいです。
園庭でもたくさん体を動かし、フラフープを電車にして歩き回ったり、みんなで歌を歌いながらトランポリンで思いっきりジャンプをしたり、砂場で型はめに夢中になったりとのびのびと好きな遊びを楽しみました。
たくさん動いたあとの待ちに待ったお給食。着替えて手を洗い終わった□くんは自分のエプロンが見つけられず、キョロキョロしていると、「ここだよ!」と両隣のお友だちが二人で机をトントン叩いたり、エプロンを□くんに差し出して教えてくれました。
もうお友だちのエプロンの特徴や柄まで覚えている子どもたち。日々の観察力はさすがです。
いろんなところで優しさが見えて、お友だちへの意識がぐーんと深まっています。これからまたどんな繋がりが広がっていくか、楽しみです。
S.S
いっしょにいこう!
◆お散歩日和り。(きく)
可愛いワンちゃんと出会いました。
今日は、きく組になって初めてのお散歩に行きました。たんぽぽ組の子どもたちと一緒です。
お天気もよくてお散歩日和となりました。歩いて行く子はお友だちや保育士と手を繋いで、お散歩カーに乗ってる子はしっかりとつかまって出発です。
お散歩中、いろんな出会いがありました。遠くからワンワンと犬の鳴き声が聴こえて「なんかきこえる」と耳を澄ます〇くん。近くに行き恐る恐るさわる姿が微笑ましかったです。バスやごみ収集車、パトカーが間近を通ると指をさして嬉しそうにしている子もいます。大きな木や綺麗な色の花を見て感動している表情の子もいました。
やっと大聖堂につくと、朝の会でみ仏さまがいることを伝えたのを覚えていたようで、入ってすぐにきょろきょろと見回して探す姿もありました。間近で見ると「みほとけさまねてるー」「ちいさいのもいる」と、よく観察して可愛らしい感想を言っている子もいました。みんなできちんと手を合わせてご挨拶もしました。
屋上に行き、太陽の下で自由に体をいっぱい動かします。気持ち良い風も吹いて、汗をかきながら笑顔いっぱいで遊びました。水分補給のお茶もいつもの倍美味しく感じたのか、ほとんどの子がおかわりをしていました。
帰り道は少し疲れを感じたのか、行きよりも静かでした。立ちながらうとうとしている子の姿も。ふじ組の時以来のお散歩で、いろんなものを見て感じて、体も動かして、楽しいお散歩となりました。今日の夜はぐっすりかもしれません♪
(N.M)
エレベーター、どきどき。
風が気持ち良いです。
◆たくさん汗をかきました!(たんぽぽ)
「くっついて撮るの~」
今日はきく組と一緒に大聖堂までお散歩に行きました。きくたんぽぽ組が一緒にお散歩に行くのは今年度初めてです。
子どもたちの姿はというと・・・朝から「おさんぽ」という単語を聞いただけでなんだかソワソワ、ワタワタ落ち着かない様子。おやつを食べ終わると「帽子と靴下だよね」なんて足早です。そんな子どもたちでしたので今日は「おさんぽから帰ってきたらお着替えするよね?先にシャツとズボンを引き出しから出してロッカーに置いておこうか。」と言ってみました。すると〇ちゃんは「それ、いいねえー」と言って、乗ってくれ、他の子どもたちも「どれがいいかなぁ~」と選んでいました。
さて、はやる気持ちを押さえてお散歩に出発です。きくたんぽぽ組シャッフルしてお散歩カーに乗って、「歩きたい」という子どもたちは保育者と手を繋いでいきました。
今日は暑かったこともあり☆ちゃんは自動販売機を見つけると「あったよー」とみんなに教えてくれ、「何を飲もうかなー?」なんて話も膨らみます。道行く人や車にもしっかりご挨拶をして大聖堂に着きました。
きくたんぽぽ組揃って初めてのお散歩でしたので、大きなみほとけさまにもご挨拶をしてきました。屋上に着くと、子どもたちは慣れたものですね、すぐに階段を上ってさらに上へ。ここは広くて見晴らしもいい場所ということを子どもたちは知っています。走りまわったり、ウサギやゾウなど様々な動物になりきって保育者と友だちと一緒に過ごすことを楽しんでいました。
帰りのお散歩カーでは「お腹が空いたし、眠いし、暑いよねえ」なんて子ども同士話をしていて思わず笑ってしまいました。ここ最近、想いを言葉にして伝えることが楽しくなってきて、一人ひとりの語彙数や表現もグンっと成長してきたように思います。こちらもお手本になるように丁寧にことばを選んで使っていきたいと思います。(kh)
バスが通るたびに大興奮です。
のんだ後のプハーがたくさん聞こえました(笑)
◆お散歩してお姫様に変身(うみグループ)
室内遊びでは牛乳パックでぶんぶんゴマやブーメランを作りました。工作が得意な先生が提供してくれました。コマの表面に好きな模様、スタンプを付けてオリジナルのコマを作ります。
ブーメランを作ってもらったもも組さんはとても気に入って離しません。自分が〇〇レンジャーのように強くなれたのが嬉しくていつも持ち歩いています。
今日はそら・にじ・うみのゆり組さんのみで本町5丁目公園にお散歩に行きました。天気も良くて本当にいいお散歩日和です。公園にお散歩に行けるのが楽しみで嬉しい気持ちが溢れでています。
〇くん「ここの信号渡る時ね〇くんちゃんと手あげるよ」とお友達同士でお話している姿が頼もしいです。
3グループのゆり組さんで出かけたので、他のグループの子とかけっこしたり、一緒にお花を探したり、蝶を追いかけたりとそれぞれとてものんびりと気持ちよく過ごす事ができました。沢山白いお花が咲いていたので、花冠や花腕輪を作ってみない?と声をかけてみました。
保育者の説明を聞いて、女の子たちが挑戦してくれました。好きな花を摘んできてもらい楽しくお話ししながら花冠や花腕輪を作りました。△ちゃんは冠をつけた姿をお姫様の様だねと褒めてもらいとてもうれしそうでした。お気に入りの飾りが出来て女の子はニコニコで帰りました。男の子たちも沢山走り、汗をかいて帰り道では「お腹ぺこぺこー。早く給食たべたーい」と心から思う感想を聞くことができました。
ひとりひとり充実した日になったのではないかと思います。
(K.S)
◆広がる仲間(にじグループ)
全員集合で行ってきます!
最近、仲間意識がより一層高まってきたゆりぐみさん。
今日は、そんなゆりぐみさんみんなでお散歩に行く計画を立てました。ゆり組さんに提案すると、全員一致で「行きたい!」とのこと。トイレをちゃんと済ませ、帽子をかぶった子からきちんと並んで待っているので、「あら~ゆりぐみさんステキだねえ~。」と褒めまくると、さらにテンションが上がり、興奮気味の子どもたちです。
一足先に準備を済ませて外に出て、うみとそらのお友達を待っているのもとっても上手。道を歩くのもとっても上手で、一年でこんなに成長するんだということを改めて感じ、感慨深く、その姿を眺めました。
ゆりぐみの中でも、同じグループの中のつながりはもちろん、グループを越えて、うみやそらの友達にも仲間意識が出てきて、「おーい、〇ちゃ~ん!」「◎く~ん!」と呼び合って、一緒にお散歩に行けるうれしさ、ワクワクする気持ちを表現しています。
今日の行き先は、本町5丁目公園。特に遊具は置いてない公園ですが、氷鬼やハンターゲームなどの鬼ごっこをしたり、花や木の実を摘んだり、大きな石を見つけて「恐竜の化石だよ。」と集めたり・・・。それぞれが遊びを楽しむ姿が印象的でした。
もも、ひまわりさんは、ゆっくり朝の会。「昨日、ママの赤ちゃんが生まれたんだよ。」と教えてくれた△くんの報告を、みんなの前でしてもらいました。おめでとう~!とみんなに言ってもらい、ちょっと照れながらもうれしそうな△くんです。本当におめでとう!
朝の会の後は、今週流行りのフルーツバスケットを今日もやりました。ももぐみの◇くんは、毎回「やりたい」と言って、参加していますが、始めはよくわからず保育士と一緒にやっていたのに、数回やっただけでもうすっかりルールを理解して、年長さんに混じって、やっているのに驚きです。
10時半以降はほとんどの子が園庭に出て遊びました。ゆり組さんの散歩に影響されたのかな??
園庭では、やっぱりグループを越えて、鬼ごっこを楽しむ年長さんの姿が・・。今いる環境が充実し、安心できる場所になると、子どもたちの興味、関わろうとする力は自然に外に向いていくのかなと、子ども達の姿を見ていると感じます。
今日はお留守番だったもも・ひまわりさんからも、「いいな~」「ワタシも行きたい!」の声がたくさん出ました。梅雨前の気持ちのよいこの時期。こういう機会をまた取り入れていきたいです。
(T.M)
氷鬼。。じゃんけんポイ!
木の実探しの名人□くん。今日も公園でどこからか見つけてきました。
◆繋がるあそび。(そらグループ)
朝の集まりで、かたつむり日記をもう一度読み返しました。
最初は1匹だったかたつむりにお友だちが見つかり、少しすると卵が見つかり・・・。
みんなで日記を読み返していく中で、「そうだったね~!」と思いだしながら振り返ることができました。一緒に共有していきながらも、日記やアルバムのように形に残していくことで、より振り返りやすくなること、思い出も共有できることを感じているようでした。
毎年この時期になると子どもたちが園庭で頭をくっつけあって地面を見ている姿があちらこちらで見られます。そうです、大人気の虫探し!
ただ、昨年と少し違うのは見つけた虫を空き容器にいれるだけでなく、空き容器の中に土や葉っぱを入れて虫が過ごしやすい環境にしているところです。
かたつむりを育てていく中で、かたつむりが過ごしやすいように虫かごの中を整えた経験が遊びに繋がっているようです。
そんな大好きな虫探しによって、虫に詳しい虫博士が増えてきました。
だんごむしのオスとメスの見分け方や、幼虫の見分け方など子どもたちから教わることがたくさんあります。子どもたちの大好きな遊び、夢中になっている遊びがより発展していくよう子どもたちの声によく耳を傾けながら見守っていきたいと思います。
さて、今日はゆり組さんだけで本町五丁目公園までお散歩に行ってきました。
うみグループとにじグループのゆり組さんと公園で待ち合わせ。
公園までの道のりもたくさんの発見がありました。
見たことのない可愛いお花を見つけると、「これ、ひまわり組さんたちにも見せてあげたいね。」と心温まる言葉も聞こえてきました。
昨年、双眼鏡プロジェクトのお花さがしをしたことが繋がっているのかもしれません。
公園ではグループを越えて、やりたい遊びによって集まったり一緒に遊んだりする姿が見られ子どもたちの成長を感じました。
異年齢での関わりも大切にしつつ、グループを越えた関わりも少しずつ出来るようきっかけを作っていきたいと思います。(M.E)
マンダラぬりえは今日も人気です!
Posted in 園のこだわり