◆5月18日(月)の子どもたち
2015年05月19日 火曜日
◆たのしみ(つぼみ)
何かを発見、目標に向かってハイハイ
つぼみ組さんにとって連絡帳はとても大切なアイテムです。園での生活や出来事を楽しみにご覧いただいている保護者の方も多いいと思いますが、保育者にとってもお家での出来事や成長したことが分かるので拝見させていただくのを楽しみにしています。
「何歩あるいた」「くつをはいてみた」など歩く事に関してや食べる事などが最近は多いように感じます。
今日も連絡帳の情報をもとに〇ちゃんと園庭に出た時に、今までは座って土をいじったりハイハイで移動している事が多かったのですが、手を繋いで出てみると一緒に歩いくれました。そのまま様子を見ていると柵につかまって立ってみたり、そのまま2、3歩あるいてみたりととてもよく動いていました。行動範囲が広っがたことが嬉しいようで、ハイハイの距離も以前よりも伸びたように感じました。
自分の気になる所までハイハイで移動してウッドデッキにつかまり立ちし、ふじ組さんがジャグからお水をプリンカップに入れて飲んでいる所まで見に行こうと頑張ってつたい歩きをしていました。途中で〇ちゃんに他のクラスの保育者が「すごいね~」など声をかけてもらうと嬉しかったようで、ニッコととてもステキな笑顔を見せてくれました。
☆ちゃんもよく遊んでいました。自分ですべり台の階段を両手をついて上手に登りゆっくりと自分のペースですべり台まで近づき、体の向きをかえて足から滑ってきていました。とても頑張る姿が印象的でした。Y.N
ほめてもらってニッコ
しんちょうにしんちょうにしんちょうに一人でがんばってすべりました。
◆慣れてきたから見られる姿(ふじ1)
園生活にもだいぶ慣れてきた子どもたち。
最近は、慣れてきたこともあり、友達とのかかわりが増えてきたように思います。
例えば、友達の遊んでいる玩具を取り合ったり、自分と同じものを友達に手渡して同じものをもつことの楽しさを感じていたり、友達の頭を撫でたりする姿がよく見られるようになりました。
言葉ではまだ気持ちは伝えられませんが、子どもたちを見ていると、気持ちや心の部分で成長していることも多くあるように思います。
園庭に出るときも、友達の靴(本人のものではなく、間違っていることが多いのですが)を持ってきて渡してくれました。大人もそのようなときには、「ありがとう、もってきてくれたんだね」などと声を掛けながら、誰かのために何かしてあげることで感じられる心の成長点を伝えていくようにしています。たとえ、間違っていても、やってくれたことに素直に「ありがとう」と思うことができるかどうかが重要なのではないかな?と思います。
相手は、子ども、でも同じ人間です。
子どもだからできないのではなく、子どもだからこんなふうにできるんだ、ということをたくさん探していきたいなと思います。(T・M)
◆植物(ふじ2)
ヤマモモみーっけ
今日も元気いっぱいのふじ2組。
ミッキー体操が終わり保育士が絵本を持っていると自分たちで「集まって~」「おーはなし」と歌ったり、手遊びをしながら床に座って絵本を見る準備を整えます。
「◎ちゃん、手遊び上手だね」「△ちゃん、お歌上手だね」と保育士に褒められると嬉しそに微笑んだりしていました。
園庭に出るとプランターにゴーヤの苗が植えてあるのを不思議そうに見る□ちゃん。
「ゴーヤだよ」と保育士に教えてもらうと葉っぱに触れてみたり、覗き込んだりして観察をしていました。
そして、2歳のお姉さんやお兄さん達が何かを拾っているのを見つけて近くに行くと、地面に落ちているヤマモモを拾っているのを見て、一緒になってヤマモモを拾い、拾ったものを保育士に見せたり、砂場に持って行って、保育士が作ったケーキの上にトッピングしたりして遊びました。初めて見たのか子どもたちの反応は様々でまじまじと見る子もいれば、ツンツンと触ってみたり、入れ物に沢山集めたり、両手いっぱいになるぐらい集めたりしていました。
少しずつ植物に興味を持ち始めた子どもたち。ゴーヤがなったときの子どもたちの反応が今から楽しみです。
これからもその興味を大切にして毎日を過ごしていきたいと思います。
(K.H)
ケーキにトッピング
先生と手をつないで園庭散歩
◆好きな場所探し(ふじ3)
園生活に慣れてきて、子どもたちの好きな遊び、好きな場所が少しずつ見えてきました。
その中で、園庭に出ると大人数のため不安になってしまうのか、保育士の側を離れず、今にも泣き出しそうにしてしまう〇くん。
今日も、靴を履くまではとってもご機嫌で、保育士や友達とおしゃべりしながら履いていたのですが、テラスの扉を開けたとたん、表情が曇ってしまいました。
そこで、〇くんの手を引いて、好きな場所探しのスタートです。
以前楽しそうに遊んでいたトンネルのすべり台は週末に降った雨のせいで出口には水たまりが・・・。
そのため、やることをためらっていたとき、◇ちゃんが「ジャンプしよう!!」と誘いにきてくれました。
〇くんも喜んでついて行き、他の子も巻き込んで大人数でのジャンプとなりました。
それがきっかけとなり、今度は〇くんが保育士の手を引いて好きな場所探しが始まりました。
築山の方に行ってみると、大きなアリを発見。
一緒にいた子がびっくりしてしまう中、〇くんは何とかして捕まえようと必死になっていました。
◇ちゃん、そして、大きなアリのおかげで、〇くんの不安そうな表情は初めだけで、今日は園庭でも笑顔がたくさん見ることが出来ました。
戸外が好き、室内が好き、ブロックが好き、泥んこ遊びが好き、大人の側が好き、一人が好き・・・。
子どもが13人いれば、たくさんの好きがあって当たり前。
子ども達一人一人が、安心できる好きな場所を見つけて、じっくり楽しめるよう、私たち大人はアンテナをしっかり張って、子どもの「好き」をキャッチしていきたいと思いました。(e,y)
◆しゃがんで見える世界。(きく)
あったよ!ここにも。
園庭に出てみると、週末の間にやまももの実が沢山落ちていました。先週からやまももの実が落ち始め、まるで宝物のを集めるかのように拾っています。今日も園庭へ出ると木の下には緑色の実が沢山!「せんせいみてー!!」「いっぱい!」「こっちもあるよきてーー」と子どもたちは私の手を引いて目をピカピカと輝かせながら教えてくれます。
片手にはお皿を持って、ひたすら実を集めます。地面一面に落ちている実を目につく限り全部集めたくなるのか、ものすごく真剣です。こちらが話しかけても返事が返ってこないくらい夢中・・・。
一方では、虫探しを楽しむ子達。切り株をどかしてみるとそこにはたくさんの数のアリさんが出てきました。大人は思わず「ぎゃ」っという気分ですが、子どもたちは「わぁ」と歓声があります。しゃがんでじーっと見つめて「ありさんいたね」「あ!ありさんあるいてる」「いっぱいいるね」「なにしてんるんだろうね」など、ただただ動くアリを、ひたすら見つめます。
子どもたちが夢中になっているときはしゃがんでいることが多いように思えます。ただでさえ小さい子どもたちがしゃがむとより地面に近くなります。じーっと見つめたり、時にはなんだか地面と対話していたり。じーっと見つめる顔が可愛くて、じーっと見つめてしまいます。「何を考えながらみているのであろうか?」「何がそんなに興味をそそられるのか?」「どんな風に目に映っているのかなぁ?」と子どもたちの顔を見ながら思う私は、一緒にしゃがんで同じ世界を味わおうとするのですが、時にはわからないこともあります。
子どもたちだけに見える特別な世界観。大人になると視野が広くなったようで実は狭くなっているのではないかと思うと、子どもたちが羨ましく思えます。
(K*S)
じーっとありさんに夢中。
トランポリンも賑わっていました。激しすぎて写真がブレブレです(笑)
◆ごめんね。と、ありがとう。(たんぽぽ)
何度もしゃべるですくって楽しむ☆くん。
朝から子どもたちはとっても元気。お部屋の中で走り回るくらい元気いっぱい。おままごとの玩具を持った△くんと〇くんが部屋を走っていて、ぶつかってしまいました。いつもなら、泣いて怒る△くんですが「ごめんね。」っていうんだよ。と声掛けすると、「ごめん、ごめん、ね。」と頭を下げ〇くんに謝っています。言葉が出なくてついつい手が出てしまうときもあったのですがここ最近、困ったら保育士を呼んだり、してほしいことををしっかり要求してくれるようになってきました。ちょっとずつ声に出して求めてくる要求にこちらもしっかりキャッチして関わっていっていけたらなと感じました。
園庭では、ヤマモモの実をお鍋たくさんに入れてお料理する◇ちゃん。一つの場所にとどまらず、丸太の上やウッドデッキの上、鉄棒付近に落ちているのでそこに戻って拾ってみたり忙しそうな◎ちゃん。それを見た幼児のお姉さん、お兄さんが拾っては◎ちゃんのお鍋の中に入れてくれて…「ありがとう。」ともらったらちゃんとお礼も忘れずにする◎ちゃん。「いっぱいっだよ。」とどんどん増えていく実に大喜び。
それを近くで見ていた☆くんもお皿の中にいっぱい集めて「もっと。もっと探すー!」とお皿の中にいっぱいになりました。そして集めていると自然に集まってくるお兄さんとお姉さんが一緒に探してくれたり、「ここにもあるよ。」と手に渡してくれたりとやまももの実を通して
、たくさんのやり取りに子どもたちも楽しんでいました。
(Y.E)
眠りながらも食べています。
洗濯物、お母さんの姿を見ているのでしょうか・・・とっても上手に干していました。
◆楽しかった遠足をもう一度・・(うみグループ)
ひまわり組の〇くんが「何して遊ぶ?」と考えながら、土曜日の遠足で行ったジャンケン列車の歌を歌い始めました。
すると、ひまわり組の子ども達が集まって、ジャンケン列車が始まり、次にフルーツバスケットが始まりました。
まずは椅子で円を作りのですが、みんなバラバラでなかなか綺麗な円になりません。
すると〇くんが、「みんな一回立って、オレがキレイに直すから」
△ちゃんは「椅子一個いらないんだよね、じゃあ△ちゃんのしまってくる」
□くんは「何のフルーツにする?」とそれぞれがゲームを始める為に考えて、子ども達だけで進めていきました。
遠足でやったばかりだったので、盛り上がり様は凄まじかったです。
もも・ゆり組の子ども達も気になって集まってきますが、ひまわり組の迫力に圧倒されているようでもありました。
保育士が「やってみたい?」と声を掛けると、「ぼくは見てるだけにしとく」「ぼくはやってみたい!」といって、お兄さん・お姉さんの姿を見ながら参加していました。
ルールのある遊びは、普段の玩具を使った遊びや制作遊びなどと違い、子ども同士の関わりで成り立っているので、言葉で説明したり、それを理解する事も初めは少し難しく友達とぶつかってしまう事もあります。
しかし、異年齢での生活をしている子ども達は、丁寧に関わったり、喧嘩をしているお友達の仲裁役になってくれて、友達の想いを代弁してくれている姿もありました。
時には注意のしかたや伝え方が強くなってしまう事もありますが、そのような子ども同士の関わりの中で、人を思いやる心が育っていくのだなと感じる事ができました。(B・K)
◆糸電話を通した会話 (にじグループ)
糸電話作り。。紐を通すのが難しい・・・
土曜日は年長さんの遠足でした。残念ながらお天気は雨で、新宿御苑には行けませんでしたが、今朝、「楽しかったですか?」と聞くと、「はーい!」と元気なお返事が返ってきました。ゲームをしたこと、糸電話をしたことなど、みんなにお話ししてくれました。
朝の会が終わった後、「フルーツバスケットしたい!」との声があがりました。土曜日、年長さんがしたゲームの一つです。やりたい子が集まって、やってみることになり、もも、ゆり、ひまわりの子がそれぞれ数名ずつ集まりました。ひまわりぐみさんは土曜日にやったので、もうルールはばっちりですが、ももゆりさんには、もう一度説明。
それではやってみよう!と始めてみたのですが、ゆり、ひまわりさんはルールもすぐに覚えて、急いで椅子から椅子に移動するのですが、ももさんはそのスピードにちょっとついていけない様子。なので、真ん中は、どうしてもももぐみさんになりがちで・・・。それでも、保育士が手伝ったり、時々、年長さんが真ん中を代わってあげたりしながら、楽しんで遊びました。
最後は、ももぐみさんは休憩して、ゆり、ひまわりでやりました。だいぶスピード感も出て、また違った盛り上がりがあり、その周りではまだまだやりたいももぐみさんがニコニコしながら見ていました。今度は、それぞれの年齢でやってみたいなと思います。近い発達の中で、またいろんな姿が見られるのかな~と楽しみです。
ゆりぐみさんの男の子たちは、製作が好きです。朝の会で、年長さんが糸電話を作ったという話をして、私が「こういうのを作ったんだよ。」と見本を見せると、さっそく「作りたい!」の声が出ました。
切ったたこ糸を、紙コップに開けた穴に通します。なかなか通りませんでしたが、友達に手伝ってもらったり、ちょっと舐めてから通してみたりとがんばりました。紐をテープで留めて、周りに絵を描いたら出来上がり。さっそく話してみますが、紐がたるんでいるので、あんまり声が聞こえません。「紐をまっすぐにして、話してごらん。」とコツを教えると、もう一度チャレンジ。内緒話をしました。「○くんの好きな食べ物はなに?」と聞くと、「チョコレート」。今度は、○くんが私に内緒話。「せんせいの好きな食べ物は?」「カレーライスとラーメン」コップから聞こえてくるちょっと響く声がなんだかくすぐったい感じです。「ボクのうちにはね、トミカとプラレールのDVDがあるんだよ。」と教えてくれました。普通に話したら、なんてことのない会話でも、糸電話を通すと、とっても特別なお話に聞こえるのが不思議ですね。おうちでも、ぜひ糸電話でお子さんと内緒話、してみてください。
(T.M)
進級してから、仲間意識が一層強くなってきたゆりぐみさんです。
フルーツバスケット。全員移動する「フルーツバスケット!」が一番面白いようです。
◆虫探し(そらグループ)
やまももの実
一週間の始まりはとてもいい天気。園庭ではありとあらゆる場所で「虫探し」が流行っています。
アリ、バナナ虫、なめくじ、ミミズ、てんとう虫、だんご虫、幼虫などさまざまな種類の虫がどこにいるのかを子どもたちはよく知っていて、お皿やお盆の中に入れて蓋をしています。
「先生見て!」と見せてくれたのはだんご虫。お皿の中には葉っぱが沢山入っていました。
「だんご虫は枯葉を食べるから。」と餌のことをちゃんと考えているようでした。
園庭にはヤマモモの実が沢山実っていました。地面に落ちたヤマモモを両手いっぱいに集めて保育士の所へ見せにきてくれました。まだ青くて子どもたちが言うにスーッとしたにおいだそうです。虫を入れたお皿の中には実が入っていました。単に捕まえるだけでなく、石や土、葉、実など子どもたちが考えた「おうち」をそれぞれが考えて作っているようでした。
保育室へ帰る時間になると別れ難そうに大事に持っていたり、「これ、ママに見せたい!」と言ったりする児もいました。「虫も自分の家に帰りたいと思うよ。」と伝えるとしばらく黙って考え、最終的にはもとにあったところへ返していました。
虫だけでなく植物にもたくさん触れることができるこの季節。今後もいのちの大切さや成長を一緒に喜んでいけたらと思います。
(K.Y)
「アリをみつけたよ!」
力を合わせて
Posted in 園のこだわり