◆5月14日(木)の子どもたち
2015年05月15日 金曜日
◆思い思いに遊びを楽しむ(つぼみ)
みんなでいないいないば~
今日はお天気もよく、お外で遊ぶにはとっておきの日でした。そこで今日は、お散歩へ行く子と園庭で遊ぶ子、また体調を見て室内で過ごす子に分かれて過ごしました。
お散歩の行先は、初めて行く大聖堂。裏道を通って行ったので、子どもたちもいろんなものに目がいっていました。今日は帽子を被っていないと本当に暑い日だったのですが、帽子を被るのがあまり好きではなさそうな〇ちゃん。何度被せてもポイッ!ととってしまったのですが、私も帽子を被っていて〇ちゃんに「先生も被ってるよ~一緒だね!」と話しかけながら帽子を渡してみると、なんと嫌がることもなく自分で頭に帽子を被せはじめたのです。こちらの話していることがよく分かっているんだなと、そんな姿を見て感じました。そして、大聖堂に到着。外で遊べるかな?と思ったのですが、今日は気温も高かったので室内の大きなじゅうたんの敷き詰めてある場所で遊ばせてもらうことにしました。その前に、大きな大きな仏様が見える所へご挨拶に行きました。天井がとても高く、子どもたちもそれに気が付き見上げる子もいました。
ふじ1組の子どもたち一緒にお散歩に来ていて、みんなで思いっきり動き回って遊びました。園でもいろんな所へ探検しながら遊ぶのが大好きな△くんは、今日もいろんな場所を探検に回っていました。するとふじ1組のお友だちに会い気になり始める△くん。座り込んでじーっと顔を何度も見つめ、ニコッとほほ笑む姿もあり微笑ましかったです。
少し離れた場所では〇ちゃんと□ちゃんが椅子につかまり立ちをしていました。自分で立てたことに喜ぶ二人はポーズもそっくり。カメラを向けると二人で指をくわえ仲良しポーズでした。また、自分の足でものにつかまることなく立ち上がることも何度かあり自分で立とうと頑張る姿も見られました。
園では見られない子どもたちのいろんな姿が見られたお散歩。子どもたちの姿からも楽しさが伝わってきました。また、園庭や室内で遊んでいた子どもたちものびのびと遊びを楽しんだりいつも見られない姿が見られたようです。明日はどんな姿が見られるかな楽しみです。(U.R)
見たことない場所だな~どこへ行くんだろう?
◆子どもも大人を気にしている(ふじ1)
大聖堂に散歩に行きました。
とても暑かったので、室内の広い場所で伸び伸び動き回りました。
中には、じっと座っている子どももいましたが、目的地に着くまでは、散歩カーに慣れなくて泣いていた子どもも少しずつ慣れてきたのか、泣くことなく行き帰り行ってくることができました。
初めての場所でも、どんどん楽しい場所を見つけて動いていく子ども。前のめりになりながら、気持ちが伝わってくるほど前進していきます。
今日行った場所は、一面じゅうたんなので、転んでも痛くなく、すぐに立ち上がりまた歩き出していました。近付いていくと逆に逃げられ、「まてまて~!!」と言うと大喜びです。
ただ、そこで気が付いたのは、知らない場所でも、子どもはどんどん楽しい場所を見つけて遊びますが、前進するばかりではなくて、時々大人をチラッと見ながら確認して進んでいたことに思わず「すごい」と思いました。
いつも大人は子どもたちのことを見ていますが、子どもたちも私達大人を気にしているんだなと思うと、子どもたちとの距離、少しずつですが、信頼関係も築くことができつつあるのかなと思います。
散歩に行く中でも、目的地に着くまでの道のり、近隣の方に手を振ったり、ニコッ!と笑ったりすることが多くなりましたが、その姿も一つの社会貢献、と聞いたことがあり、小さな子どもたちでもできることがあることって素晴らしいなと思いました。
子どもたちも毎日を精一杯生きている中で、私達大人の子どもに対するかかわりも、精一杯で受け入れられるようにこれからも心の余裕を持ち続けたいなと思います。(T・M)
◆大きくなっています。(ふじ2)
5月のを身体測定しました。
おやつの後、いつもなら紙パンツを替えるだけなのに、今日はなぜかどんどん脱ぐ?
あれれという間にパンツ一丁。
なんだか不安になってきて、泣いてしまう子もいました。
4月はスムーズでむしろ拍子抜けな感じだったのですが、今思うとあれはどうやら「うっかり」だったようです。
大人3人がかりで身長をはかりました。これが本来、春の姿です。
13人揃ってバッチリ大きくなっていました。
その後、脱いだ服は着なくては・・・ちゃんとわかっています。
そろそろ「自分で」の時期に入っている子が出てきました。
その一生懸命な姿を周りのお友だちも見ていました。こうして、次々と自立が芽生えていくのですね。
身体測定は泣いてしまったけど、心もしっかり大きくなっています。
さて、ちょっと心温まるエピソードを一つ紹介します。
△君には、ゆり組にお兄ちゃんがいます。
園庭ではいつもお兄ちゃんと何人かのゆり組の仲間で一緒にあそんでいます。
2.3日前の事です。その日はその中に年長児が一人混じっていました。
最初は一緒に遊んでいたものの、年長児はどんどん逃げたり追いかけたりたりした遊びがしたくなっていきました。
そこで、△君を置いて行こうと言い出し、「△、ばいばーい」と言いました。
周りのゆり組もはじめはそれにならって「ばいばーい」と言っていたのです。
でもお兄ちゃんは皆に背を向けて、スタスタと△君のそばへ行き無言で△君と手をつなぎました。
「お兄ちゃんがついているからね」そんな声が聞こえるような場面でした。
その決断にゆり組の仲間たちも戻ってきて、「△」「△」と名前を呼んでまた一緒に遊び始めました。
年長児も一緒に走り回れる仲間の中で楽しんでいました。
とてもあったかいドラマでした。 (N・S)
◆一緒に遊びたい (ふじ3)
型抜きやろう!!
遊んでいる子どもたちを見ていると、遊び方だけでなく、友だち関係にも少しずつ変化が見られるようになりました。
今までは、同じ場所にはいるけれど、遊びはバラバラで、自分の好きな遊びを楽しんでいる・・・という感じでしたが、最近では一緒に同じ遊びをする姿が多く見られるようになりました。
今日の園庭遊びでも、「いそげ!いそげ!」とつぶやきながら走っている〇ちゃん。
行きついた先は、ゆりかごスイングの所にいる◇ちゃんのところ。
2人で「のる?」「エイってする?」と話しながら楽しそうに押していました。
それを見ていた他の子も、「入れて!」と仲間入りして、大人数での遊びに発展していきました。
また、砂場にいた△くん。砂場に来る前にお友だちとぶつかってしまい大泣きだったのですが、◇ちゃんがゆりかごスイングの所からきて、「見て、ひつじよ。」と型抜きを手渡すと、ピタッと涙も止まり、二人で型抜きをし、パカッとやる度に「じょうず!!」と拍手を送っていました。
更に、つぼみ組の子がいつも気になっていたのに、なかなか近くに行くことが出来ずにいた▽ちゃんは、ついに自分から近づいていきました。
初めは遠慮がちに隣に座り、シャベルを置いたりしていたのですが、だんだんと慣れてきたようでおもちゃを手渡ししたり、話しかけたりしていって、お互いの距離が縮まって行きました。
今までは、好きな遊びを自分のペースで遊ぶことが楽しいと感じていたようですが、少しずつ一緒に遊びたい・同じことをして遊ぶのが楽しいと、変化をしてきているのだと感じ、大人の方がびっくりしました。
また、それを行動に移しているという事が、さらに驚きでした。
この気持ちを大切にしながら、子どもたちの新しい発見をたくさんしていきたいと思います。
(E.Y)
入れて!いいよ!!
どうぞ!
◆お友だちと一緒、楽しいな~(きく)
2階ベランダから道路が見え、道路清掃車がいるのを見つけた◇君。「清掃車いた」と以前も見た事を思い出して、今日も見られたことに大興奮で「清掃車いた」を繰り返し、みんなに教えてくれていました。
園庭に出ると幼児組のお友だちが虫探しをしている姿を見て興味津々のきく組の子どもたち。子どもたちの方が虫が潜んでいる所をよく知っていて入れ物にどんどん虫が増えていきます。幼児組の子がみみずを見つけると「みせて~」と覗き込む〇君。恐る恐る手を出すものの触れず、お兄さんが触っているのをじーっと見ていました。いずれ〇くんも虫が怖くなくなり自分でドンドン捕まえるようになるのでしょうね。
固定車に乗っていた子どもたちに「どこに行くの?」と尋ねると「~~~の~」と教えてくれました。子どもたちなりにストーリーができていたようです。お友達と楽しんでドライブをしていました。
顔を真っ赤にして遊ぶ子どもたち。朝の集まりで「フラフラしちゃうからお水を飲もうね。」と伝えると「はーい」といい返事をしていた子どもたちは、ちゃんと水分補給をしてくれていました。飲んだ後の「あー」は美味しさを表現していて、色んなところから「あー」が沢山聞こえてきました。
(K☆H)
◆冷たいプールに入りたいね(たんぽぽ)
「冷たいプールに入りたいね。」園庭から帰ってきた◎ちゃんの第一声でした。本当に暑い一日でしたね。
今日は身体測定をしてから園庭に出ました。
服の着脱がだいぶ上手にできるようになった子どもたち。今日長袖だった〇くんは脱ぐのに苦労しているようでした。しかし「手伝って」とも言ってこないで頑張っている姿だったので私はそのまま見守ってみることにしました。すると☆ちゃんは何も言わずに脱ぐのを手伝ってあげていました。その姿をみた△くんも「よいしょってやるんだよ。」と言いながら服を引っ張って脱がせてあげようとしたのです。その2人のおかげで服を脱ぐことができた〇くんは「ありがとう。」としっかりお礼も伝えられていました。
こちらが関わろうと思えば関われることですが、3人で一つのことに向かって(今回は〇くんの服を脱がせること)子どもたちで「できた!」という感覚はたくさん味わってほしいことだなと思いました。
さて園庭に出るとどんどん遊びがはじまっていきます。☆ちゃんが「せんせい、一緒にお団子を作ろうよ。」と誘ってくれたのでスコップを持って土をおこしました。するとそんな私の姿を見て後ろで3人の男の子たちが玩具の柄の長いスコップで私の真似をしてくれていました。そんな姿にほっこりしました。
その後いろんな色の帽子の子どもたちと(いろんな学年)お団子を作ったのですが1歳児の子どもたちはどんどん壊していって楽しんでいました。そしてきくたんぽぽ組の子どもたちはお団子やおにぎりに見立てながら遊び、お皿を持ってきて「◆ちゃんが作ったお団子どうぞ。」と振る舞う子もいます。そしてその横ではもも組(3歳児)が「いらっしゃいませーおにぎりとお団子がありますよ。」とお店屋さんになりきっています。遊ぶ場所、使うものは同じ、だけれども遊び方、楽しみ方は変わってきているんですねー。日々日々子どもたちは周りの友だちから影響をうけて大きくなっていきますね。そんな姿はたくましく思いました。(kh)
お兄さんたちと混ざって虫を探す
◆良い天気になあれ(うみグループ)
今日の朝の集まりでひまわり組の遠足の話をしました。
「あと2回寝たらえんそくだね!」と、ウキウキ表情のひまわり組。
天気予報では雨だと話をすると、少し元気がなくなりましたが育子園での遠足も楽しかったよね?とゆり組に聞くと、「うん!楽しかったよ!」と教えてくれました。
もも組も「しんじゅくぎょえんもたのしかったよ!!」と反撃です。
ひまわり組は考えた末、「やっぱりはれた方がいいよね!」と話がまとまり「てるてる坊主をつくろうよ!」となりました。
早速集まりを終えると、「てるてる坊主つくろー!!」とつくりたい人たちで集まりました。
なにでつくろうか?と聞くと、「ティッシュでしょ!」と言いました。
しかし、ティッシュは使う子がたくさんいるからそれはやめよう、というと何で作るかみんなで考えました。
材料がある場所や先生たちに聞いて回ると、2歳児で使った敷布団の布で作ることに決まりました。
まず、ハサミで布を切りました。
布を切るのは硬くて苦戦しながらの作業です。
「なんでせんせいはかんたんにきれるの?」と聞かれ、奥の刃で切ると切りやすいよと教えると「ほんとだー!」とはさみの切りやすい部分を知りました。
次に頭の部分に広告を丸めて入れました。
首の部分はリボンを結び、顔をマジックペンで描いて完成です。
お洋服の方にもシマシマの模様などを入れてかわいくする子もいました。
それをみた、もも組の子もやりたい!といい加わり、ひまわり組の子たちで「こうだよ」と教えている場面もありました。
園庭では、もも組の男の子たちで流行りの虫探しです。
各グループごとに自然と分かれ、虫探しをしていました。
お互いに珍しい幼虫などを見つけると「みてみて!」と見せ合い、「あっこれかむやつだよ!」と虫情報を交換している姿がありました。
ひまわり、ゆり組の子どもたちは氷鬼です。
たくさん走り回り、汗を流しました。
喉が渇いた、疲れたなど自分たちで休憩する場面では、しっかりと自分たちの体について理解をしてきているのだなと感心させられました。
遠足はぜひ晴れてほしいという案と雨での育子園遠足でもいいという案とあり、どちらにせよとても楽しく出来る子どもたち。
一人一人にとっていい思い出になったらいいなと思いました。
(A.Y)
◆子ども同士学びあう (にじグループ)
「いまね!粘土でクッキー作ってるの!」「みて!すごいの作ったよ!」
今日も、朝から子どもたちの元気な声、喜びの声がたくさん聞こえてきました。
登園すると、思い思いの遊びを見つけ楽しむ子どもたち…。
集中力がすごかったので、遊びが中断してしまわないよう、子どもたちの気持ち意欲を保障するために朝のお集まりの時間をずらしていきました。
この時期に大切な「やりたい!」と思えることをとことんやるということに直接触れることができ嬉しい気持ちになりました。
今日は、お部屋、ベランダ、園庭で遊びましたが、遊びの中では年齢の違う子同士関わる姿がたくさん見られました。
「メモリーゲーム」という、神経衰弱のようなカードゲームをする年少、年長の子どもたち。
近くで見守っていると年長の○○くんが「今、教えてあげてるんだ!」と得意げに教えてくれました。すると一緒に遊んでいた年少の子どもたちが「みんなでやってるんだよ!」とニッコリ笑顔。
年少の子がカードをとれるよう「こっちだよ…」と優しく小声で教えてあげる○○くん…。○○くんの優しさでまたたくさんの笑顔が広がりました。
年少の子に「ありがとう」とお礼を言われた○○くんは、少し照れくさそうに「いいよ」と笑っていました。
○○くんたちの関わりに心温まるとともに、子どもは、子ども同士の関わりの中で、思いやりの気持ちなど社会性を育んでいくんだと大切なことを教えていただきました。
これからも子ども同士の関わりを大切にしていきたいです。
T.N
◆殻だと思ったら・・・ (そらグループ)
マイメロディーです。
今日の園庭は本当に日差しが強く、とても暑かったです。
子どもたちと、朝の共有の時間でこれからだんだん暑い日が増えるので園庭での遊び方を確認しました。
そして、昨日から、そらグループに新しい[カタツムリ]のお友だちが増えました。
台風明けの昨日、園庭で男の子たちが見つけて持ってきてくれたのです。
早速、みんなで名前つけです。子どもたちならではの楽しい名前がたくさん上がりましたが、「マイメロディー」に決定しました。「くっぴー」と「せいりゅう」同様よろしくお願いします。
そして、園庭に出ると「先生ー」と何かを見せにゆり組の女の子たちが数人走ってきました。
「先生、向こうでカタツムリの殻を見つけた。」「こっちだよ!来て来て~」と手をひっぱられついて行きました。「あー、ほんとだね。中にいないね。」
でも、女の子たちは大切そうに持ち歩き、[鬼ごっこ]をしていてもしっかり握っていました。そのうちビニールの袋をどこからか見つけ、その袋に入れて遊んでいました。
すると、「先生~」とまたその女の子たちが走ってきました。
「あのね、カタツムリいないと思ったら中にちゃんといたよ!」と見せてくれました。
すると、本当に袋の中をゆったりと歩いているカタツムリがいました。
「殻じゃなかったんだね。〇〇ちゃんたちが大切にしてくれたから、カタツムリも安心して出てきたのかな。」と言うと「やったー、お部屋に持って行ってくる。」と嬉しそうに走って行きました。
生き物を大切にしながら、思いやりや、やさしさをたくさん感じれる機会をつくっていきたいと思います。H・T
めだかも元気かな?
Posted in 園のこだわり