◆5月11日(月)の子どもたち
2015年05月12日 火曜日
◆日々変化(つぼみ)
穏やかな気候の中木陰に入り保育者とあそんでいました。子ども達は思い思いに地面に落ちている小石や小枝をつまんだり持ったりしてあそんでいました。
ながい連休が終わり、木、金曜日と登園し、また土日とお休みで園での生活リズムになかなか慣れないかなと思っていましたが、大人よりも子ども達の方がやはり順応性が高いようです。今日、久しぶりにつぼみつぼみ組に入ってくれた保育者が「久しぶりにつぼみさんに来たけれど静かだね」「おちついているね」と泣いている子どもが少ないことやおもちゃであそんでいる子どもを見てびっくりしていました。
日々成長、変化している事には、自分自身もつぼみの子ども達と一緒にいて気づき、感じていました。しかし、子ども達の変化に驚かされたり感動させてもらっていることが、段々と当たり前になってきていることに気づきました。
休み明けなのにこれだけ落ち着いた雰囲気で過ごせる子どもたちの素晴らしさや、日々の変化(成長)をまた感じることが出来て、保育者としてつぼみ組の子ども達と一緒に過ごせる喜びをかみしめました。N.Y
保育者が姫りんごの木に小さなりんごの実を発見、子どもに伝えると早速まだ青い小さな りんごの実に触れていました。
こちらは小石拾いが発展して落ちていた小枝を拾って細い場所を掘っていました。見ていると〇ちゃんは小石を拾いどんどん保育者のてに小石を入れてくれました。
◆子どもたちの今を見つめる(ふじ1)
大人気の身長・体重計!
お休み明けの今日は、朝から子どもたちの泣き声が聞こえるかと思っていましたが、笑顔の子が多く、本当に日に日に慣れてきているのだなと実感します。ここには自分の居場所があると子ども1人ひとりが感じられるように、更に安心できる触れ合いをしていきたいと思います。
今日は2回目の身体測定をして園庭で遊びました。
看護師が身長・体重計を持ってくると、数人の子は興味深々で触ったり乗ったりして余裕の笑顔です。
でも自分が測定する番がくると、さっきまでの笑顔はどこえやら、大きな声を上げて泣く姿が見られました。
また、前回は泣いていましたが、今回は泣き声を上げず落ち着いて測定出来た子もいれば、体重計に乗りながら声は出さずに涙ぐんでいる子もいるなど、様々な姿がありそれぞれみんな頑張りました。
そして大泣きした後も身長・体重計はやっぱり気になるようで、また乗ってみたり触ったりと、何故か子どもたちに大人気でした。
また、園庭に出ようとすると、自分の靴が分かるようになり持ってくる〇君がいたり、自分の靴は分からなくても靴箱の所に行き靴を探している△ちゃんの姿があったり、他の子どもたちも、ここに来ると靴を履いて外で遊べるという事が理解出来ているようで、靴を履かしてもらうまで座って待っていたりします。
もちろん、靴下のまま嬉しそうに外へ飛び出す子も・・・
それだけ園庭が大好きなんだなと、そんな姿もまた微笑ましく感じます。
そんな風に子どもたちは日々変化し、成長している事を私たちに教えてくれます。
明日はどんな光景が見られるか、毎日本当に楽しみです。
昨日と今日では確実に違う子どもたちの今の姿を、これからもしっかりと見つめていきたいと思います。
O・Y
園庭に行こう~
◆シャベルとお皿 / 登りたい (ふじ2)
今日は園庭で遊びました。園庭の遊具の場所など位置関係なども把握してきて、自分からいろんな場所へ行き遊んでいます。自分から体育倉庫に行ってあそぶ用具など運んできてあそぶ姿もたくさん見られるようになりました。砂場用具はみんなシャベルなどのすくえるものと、コップやお皿などの砂を入れるものをペアに持ってきます。その2つを持って砂場の中だけではなく、園庭のどこかに座って砂をすくって遊んでいます。◎くんは、どこかで見つけた大事な石を、今日はお皿に入れていました。
そして、今日はよじ登る姿もたくさん見られました。トランポリンでは、トランポリンに登りたいと、一生懸命身体をのせようとします。が、正面からは高さがあり届かなくて、(腕の力が強くないと登りにくいのですが)横からだと段差があり、登る事ができます。それを伝えると、みんな自分で登れるようになり、トランポリンの上に着くと、うれしそうに全身を動かしてジャンプしようとして身体を上下に揺らしていました。
大門の前の赤いすべり台のついた山も、登ろうとする姿がよく見られました。階段を上がり、更にその上を登って行こうとしたり、アスレチックのように上の辺りを渡って渡ってと動いていたり。足腰が強くなり、また興味も出てきたんだなと思いました。お友達がやっていると、みんなもすぐに集まってにぎわいます。またどんどん活発に遊ぶようになりますね。(Y.T)
◆気になる存在(ふじ3)
ありさん、いるかなぁ・・・
いつもは園庭に出ると、好きな場所に飛んでいく子どもたちですが、今日はなぜか大門側の小さな山にみんなが集まってきました。
アリさん探しに夢中の〇ちゃんは、保育士の手を引いて山まで行きました。
しかし残念なことにアリがなかなか見つかりません。「ありさん、いないね・・・」と残念がっていると、△ちゃんが「ありさん、いた!」と有力情報をくれ、無事に今日もアリを見つけることができました。
高い所も怖がらず登って行く◇くんは、山に繋がっているすべり台の上を器用に登って、なんと1番上まで辿り着きました。
その様子を近くで見ていた〇ちゃんは、アリ探しを一時中断して「〇もやる!」と果敢にも挑戦を始めました。
残念ながら1番上には辿り着きませんでしたが、1歩足がずれたら落ちてしまうようなギリギリのところを柵に掴まりながら上手に歩く姿はとっても立派でした。
もちろん、すべり台で遊ぶ子もたくさんいました。
初めはトンネルになっているため、しり込みを見ている感じでしたが、2歳児クラスのお兄さんが元気よくすべって行くのを見て勇気が出たのか、次々にすべっていきました。
すべり台の出口では、▽ちゃんが「おーい!」「まってるよ!」と声をかけながら待っていて、友だちがすべってくるたびに「きたー!」と大喜びしていました。
同じ空間に居ても、別々に遊びを進めている子どもたちですが、やっぱりいつもいる友達のことは気になるようで、自然と関わって遊びが展開していったり、影響し合ったりしているように感じました。
もちろん、まだ言葉でのコミュニケーションは難しく、時々はケンカになってしまうこともありますが、それも気になる存在だから起こること。
気になる存在がいっぱいいて、気持ちを伝えたり、一緒に遊んだり、時にはケンカをすることで、子どもたちは心も体も大きく成長をしていくのだと思うので、私たち大人も子供たちの気になる存在になれるように、日々大切に関わっていきたいと思います。(E.Y)
◆不思議の共有(きく)
少しずつ自分たちは『お兄さん・お姉さん』と言う気持ちが出てきて、それでもできないことや甘えたい時には赤ちゃんに戻るという難しい時期に入ってきました。
〇ちゃんは園庭に出ると園庭散策開始。早速たんぽぽの綿毛を見つけて大切そうに持ち、保育士に見せてくれました。まだうまく話せない〇ちゃんですが、「これ。あった。」と話してくれ風に揺れフワフワしている綿毛を不思議そうに眺め、砂場で遊んでいた◇君に見せに行きました。◇君が手を伸ばし欲しい仕草をすると〇ちゃんは半分にちぎって◇君に半分渡していました。受け取った◇君は、嬉しそうに不思議そうに眺めていました。〇ちゃんの心の優しさと、不思議さを共有する姿が見られました。▽君は園庭に出ると虫探しに没頭します。幼児組のお兄さんたちが次々に虫を探し出し、それを横から眺める▽君。なかなか輪の中に入れずですが、興味津々で見せてもらい、自分ではアリを見つけて「いたよ~」とじーっとながめていました。あの輪の中に入り、いずれは▽君は、虫取りのチームのリーダーシップを取っているのかな?と近い将来を想像していました。(K☆H)
「どれどれ?」
みんなでゆりかごスイング
◆自分でできるよ(たんぽぽ)
「よーいどん」
週明け月曜日子どもたちは元気いっぱい。お天気も崩れることなく晴天に恵まれました。
今日の朝の会では、靴についてお話しました。
「お靴を履くとき右と左の足の形が合ってるか見てから履かないと、足が痛くなっちゃうから、見てから履こうね」と伝えると、◎◎君が「ころんじゃうもんね」と教えてくれました。
再び保育者が「どっちがどっちの足にはくか分からなかったら、どっち? これであってる?って聞いてね」と伝えると◎◎君が「あってるよ~っていってくれるんだよね」と話していたので、「うんそうだね、あってるよ~とか右と左反対だよって伝えてあげるから、聞いてね」と答えました。
それから園庭へ行く準備でベランダへ靴下を履いた子から出ると、靴を手に〇〇ちゃんが「せんせいこう?」と靴を見せてくれたので、「反対だよ」と伝えると再び〇〇ちゃんが「これであってる」と確認してくれたので、「うん、あってるよ」と伝えると嬉しそうに履いていました。
その様子を見ていた△△ちゃんも「せんせいはんたい」と見せてくれたので「あってるよバッチリ」と伝えると喜んでベランダから外を眺めていました。
こうして朝の会で子どもたちに話したことがしっかりと子どもたちのに伝わり、子どもたち皆の喜びになっていく姿は微笑ましく、成長を感じました。
園庭では、ちょっとしたコンビネーション遊具の坂を見つけて「わぁ~」と何度も走るのを楽しんでいる姿に保育者が「よーいどん」と声を掛けると並んでに駆け下りていました。
周りの様子や保育者の声掛けを聞いて判断し動きを変えているのかなと感じ、みんなの凄さを感じました。
ゆりかごスイングでも楽しそうな笑い声がしたので行ってみると・・・なんと2歳さんがゆりかごスイングに乗り、1歳さんが揺らしてくれていました。
普通に大人だったら、「反対じゃないかな」と思うところですが、子どもたちの姿を見ていると、思いは一致している様で、ゆりかごスイングに乗りたい2歳さんとそれを揺らしたい1歳さん、上手く一致して2歳の◇◇ちゃんが、1歳の▲▲君に「おおきくおしてね」とお願いすると▲▲君はニコニコ笑顔で答え一生懸命に揺らしてくれていました。
年齢を越えての関わり、本人たちの想いが重なり合うことで、こんなにも微笑ましく素敵な時間が過ごせるのだなと感じました。
(M・Y)
「おおきくね」
◆じっくり園庭 (うみグループ)
いい天気ですね。
土曜日は育子園での遠足になりましたが、朝の集まりでどうだったか聞くと、「たのしかったー!」といってくれました。
園庭は子ども達にとってたくさん遊びを広げられる場所なんだなと思いました。
今日もなにして遊ぶか聞くと、「えんていでこおりおにやる!」「えんていで○ちゃんと□くんとお家ごっこやる!」と大人気です。
部屋での時間は身体測定をやりました。
一人一人の身長・体重の変化はもちろんのこと、入室・退出時のあいさつ、脱いだ服を畳むことなど言わなくてもやってくれました。
頼もしくなる姿に感動です。
終わると、待ちに待った園庭の時間になりました。
園庭ではお約束のこおり鬼をやったり、畑のじゃがいもに水をあげたりしました。
もも組の男の子たちは虫探しに夢中です。
たくさん幼虫を捕まえたと見せてもらうと、ひまわり組の男の子は「◎くんは虫はかせだね!」というと◎くんは少し照れて「虫せんちょうだよ!」と喜んでいました。
また、「よつばのくろーばーさがそう」とひまわり組の女の子が言ってきました。
先週、母の日で四葉を折りお母さんにプレゼントしたため、探してそれもプレゼントしたいと考えたそうです。
みんなで園庭をくまなく探しました。
探している最中、「みてー!ありさんいるよ!」、「ここには貝があった!」とよく見ると虫の世界だったりと今までじっくりしゃがんで見ることがなかったため新しい発見がありました。
中々見つからない四葉のクローバー。
△ちゃんは「みつばにもう一つ葉っぱくっつけちゃえばいいんじゃない?」という提案も出ました。
しかし、それは「いやだ」となり一生懸命探します。
チャイムが鳴るまで探しましたが見つかりませんでした。
ママのためにと探す表情は真剣でした。
じっくり園庭を見た今日はまた違った園庭の遊び方を発見しました。
(A.Y)
◆関わり合いながら、あそぶ。(にじグループ)
今日からまた一週間が始まります。
朝の集まりで、昨日は何の日だったのか子どもたちに聞いてみると、「母の日」との答えが返ってきました。
どんなことをしたか聞いてみると、「おはなをあげた」「ママ、いつもありがとうっていった」また、「けーきをたべた」と話してくれる子もいました。
そうやって感謝の気持ちを伝えられるのはとても素敵なことですね。
そんな子どもたちの話を聞けてあたたかい気持ちになりました。
今日はすぐにベランダに出て遊びました。
三輪車で遊んだり、ひまわり組はリレーをして思いっきり走っていました。
三輪車で遊ぶもも・ゆり組さんも、ただ三輪車を漕ぐことを楽しんでいる子もいましたが、前にいるゆり組の男の子が「いまはあかだから、とまってー!」と言うと、必然的に後ろの人も止まっていきます。長い列ができ、次は「あおになったよー」の声でまた進んでいきます。三輪車を漕いで遊んでいるだけの様に見えますが、子どもたちの中では遊びの世界ができていました。自分だけの世界だった子も、友達と関わり合っていました。
園庭に出ると、ひまわり組の子どもたちは「オオカミさん今なんじ?」をしたり氷鬼をしたりとルールのある遊びを楽しんでいます。
他にも、リレーに似たゲームを自分たちで考えて遊んでいました。
音楽が鳴り、片付ける時間になると、もも組の◎くんはたくさんの玩具をかごに集め、一生懸命運んでいました。せっせと走って持っていき、その姿はきらりと光っていました。
今日は少し肌寒い気候になったかと思いましたが、お日様の光であたたかくなり、また子どもたちの思いっきり遊ぶ姿に、肌寒さを感じさせないほどでした。
今日も元気な子どもたちです。
(H.K)
◆かたつむりの卵がおしえてくれたもの (そらグループ)
そらグループのダンスホール
週明けの今日も、子どもたちは元気に登園し、「先生、昨日は公園に行ったんだ」とか「昨日はバーベキューに行ったよ」などと、家族との楽しかった時間を一生懸命話してくれました。
そして、園庭では虫探しが好きな男の子たち。入れ物を持ってあちこちバラバラに探しているのですが、誰かが「あー!だんご虫みつけた」と大きな声が聞こえると、さっと全員その子のところに集まり、またバラバラに。そしてまた「この虫なんだ?」とか声が聞こえるとさっと集まるの繰り返しです。そんな男の子たちの側にいる時、ひまわり組の〇〇くんが「この虫男の子かな?女の子かな?」と△△くんと話しているのが聞こえました。すると△△くんが「きっと、こっちが男の子でこっちが女の子じゃない」と。〇〇くん「そしたら、きっと卵が生まれるね。いつ生まれるかな?」「楽しみ!」
この会話を聞いていて、そらグループのかたつむりが卵を産んで、そんな経験から、違う虫たちの誕生にも興味を持ち、虫探しが行われていることに感心しました。
男の子たちは虫を探すのが好きで見つかればそれで満足と思っていたのですが、その後の虫たちの成長にも思いをはせ、虫探しを楽しんでいるのだなと心が温まりました。
かたつむりの飼育など生き物との触れ合いを通して生命の大切さを感じてもらえるような環境を作りたいと思いました。H・T
虫について語り合っています。 おにいさん
たちのように。
Posted in 園のこだわり