◆5月8日(金)の子どもたち
2015年05月09日 土曜日
◆みつけた~!(つぼみ)
今のつぼみぐみの子ども達は、朝登園してからひと眠りしたい子、まだまだあそべる子と個人差があります。そんな個人差も大切にしながら、日々を過ごしています。今日は、保育室やテラスで遊んだりゆったり睡眠した子ども達と、元気に園の近くを散歩しに行った子ども達とそれぞれ過ごしました。
園の近くに地下鉄の車庫があるのですがここは子ども達に大人気の散歩先です。道中には、バスが走っていたりして楽しみがいっぱいです。保育士は、子ども達にたくさん見てほしくってバスをみつけると、かなりおおげさに「バスだよ~」と紹介しましたが、「・・・あっ」と言った感じでした(笑)でも、やはり経験ですよね。今日の経験がみんなの記憶に残って行って次につながっていくと思うとワクワクします。次はどんな出合い方するのか楽しみです。地下鉄の車庫では、ガタンゴトンと音がしてきてから電車が登場するのですが、音がしてきた辺りでまたかなり大げさにリアクションしてみました。すると電車が登場したのを見て拍手する〇〇ちゃんや指差しする△君の姿がありました。これもまた、今後の姿が楽しみです。
そして、園に向かう道でふじ3組さんに逢いました。保育士が見つける前に、おーいとばかりに手を振る◇ちゃん。ふじぐみの子ども達も姿を見つけて手を振ってくれました。今回のお散歩で一番うれしかった出会いは、「ともだち」でした。
テラスで楽しんでいた、子ども達も気持ちよさそうに過ごしました。保育室と言う環境からまた一歩、環境を広げてテラスでもおもちゃを使って楽しんだり保育室とテラスを行き来したりしている姿は、安心できる環境が広がった喜びであふれているように感じました。
今日も、たくさん笑顔にしてもらいました!みんな、ありがとう!!
U・A
◆チャレンジ(ふじ1)
テラス前に、野菜の苗が植えてあり、気になりながらも園庭にでる子どもたち。新しいものにすぐ気が付いて、興味も出ると、まずは葉っぱ(苗)をちぎってみようとしたり、ゴーヤなど植えてある所ではそれぞれに植えてある表示を取ってみたりしています。
子どもに、「とらないでね」は、通用するはずもなく、気になるものを手にしたくなる欲を満たしてあげたいけれども、約束があることを同時に伝えていくことも、社会性を身に付ける上で大切なことですので伝えています。
何度言ったら伝わるのか?
とにかく、何事も繰り返し伝えていくことなのかなと思います。
今日は、一人ひとりが、一人ひとりの視野、目線で見えるものに興味を示して遊んでいくという姿が印象的でした。きく・たんぽぽ組の子どもたちが靴を脱ぎ始めると、その脱いだ靴の中に靴下を入れて満足しているふじ1組の子ども。
帽子をかぶりたくない子どもは、何度かぶせても取ってしまいます。この場合も何度も何度も繰り返しかぶせて、その都度、帽子をかぶることで頭が守られることを伝えていきますが、(もちろん、すこしでも子どもにわかりやすい言葉を選びます)今日は比較的帽子をかぶることができていたので、その子どもにとっては、とても頑張ったので、言葉で直接伝えていきました。
園庭の奥に、築山(緑の)がありますが、築山からつながる水路のところが、少々傾斜になっていて、子どもたちからすると、難関ポイントでもあります。一歩ずつ確かめながら進み、後ろ向きに向き直しながら渡っていきます。体で覚えていきながら、一つひとつ身に付いていくのだろうと思います。
日々の生活の中で、子どもたちの様々なチャレンジがみられているのを見ると、これからがより楽しみです。
一人ひとりがたくましく、個性を大切に成長できるよう、色々な姿をこれからもお伝えしていきたいと思います。(T・M)
◆お友だちと(ふじ2)
楽しいね
今日は園庭に出る前に保育室で朝の集まりをしました。子どもたちの中で習慣づいていたのか保育士が絵本を持って座ると「あつまって~」と言ったり、「おーはなし」と手遊びをしながら保育士の周りに集まって絵本をみんなで見ます。
今日の絵本は「おひさまさんさん おはようさん」という絵本です。
雲さんがどいてお日様がばあ!と顔を出すところが◎ちゃんは気持ちが先走ってしまったかお日様が出てくる前に「ばあ!」といって笑顔を見せてくれました。「◎ちゃん、上手だね」と褒められると少し照れたように笑う◎ちゃんでした。
朝の集まりが終わり園庭に出ると思い思いの遊びを楽しんでいる子どもたち。
一番人気はすべり台。何度も何度も階段を登っては滑ってみたり、お友達が後ろから来るかな…?と後ろを確認してからすべる姿が見られ、お友だちが後ろから滑ってぶつかってしまう事があっても笑い合って楽しんでいる姿がとても微笑ましかったです。
そんな中、お友だちがすべり台の階段を登ろうとするときにお友だちのお尻を持ってあげたり、階段を登るときにはなかなか登ろうとしないので足をあげてあげようとする□ちゃんの姿がありました。
お友だちのことを気遣っている姿はちいさいお姉さんのようでした。
少しずつお友だちに対して興味を持ったり、一緒に過ごすことの楽しさを感じられるようになってきたふじ2組さん。これからもお友達と一緒に楽しく過ごせるような関わりをしていきたいと思いました。
(K.H)
シャボン玉~待って~
◆「でんしゃみにいってきまーす」 (ふじ3)
でんしゃみたよ
今日は朝のお集まりで「わたしのぼうし」の紙芝居をみました。
風のいたずらで大事な帽子が飛んで行ってしまい動物たちにとまるお話しです。
そんなお話しを見てみんなも帽子をかぶりお出かけたくなったようです。
GWのお休み中電車やバス、車でお出かけしたかな?
みんなで電車やバス、車を見にお散歩に行くことにしました。
お散歩に行くと分かるとさっそく準備して散歩カーに乗り込みます。
散歩カーと2人ずつ交代で歩いて行きました。
園庭で遊んでいる他のクラスのお友だちと保育者たちから「いってらっしゃーい」と声をかけてもらいみんなも「ばいばーい」と元気に返していました。
その中「でんしゃみにいってきまーす」と〇くんがみんなに言っていまいした。
電車が大好きな〇くん。その気持ちがあふれて言葉になったそんな感じが伝わってきました。
門を出ると「バスだー」と交差点を曲がろうとしているバスが見えみんなジャンプしたり、拍手をしたり喜びを表していました。
バスを見たり「あかいおはな」と道端に咲いてるお花を見たり楽しんでいました。
橋に着くと川をのぞきこみ「さかながいた」「さかながいたね」「ねー」と見ていました。
どれどれと私たちも見てみましたが魚らしき姿は見られません。
きっと子どもたちだけに見えるお魚さんだったのかもしれませんね。
地下鉄車庫まで来るとつぼみぐみのお友だちが丁度帰るところでした。
外で会うとなんだか不思議そうな様子で「ばいばーい」としていました。
すると・・・がたん、ごとん
と音が聞こえました。
「でんしゃだー」と一気にテンションがあがり大興奮。
電車を追いかけるように見に行きました。
「でんしゃきたね」「ばいばいー」「またでんしゃくるかな?」
と話をしながら電車を見送りました!
たくさん話しをしたり会話を楽しむ姿が見られ成長を感じました。
GW楽しい経験をしたり、家族や親せき、友だちと楽しい時間を過ごしさらに成長したんだなぁと感じました。
育子園に帰ってからは園庭で思いっきり遊びました。
これからもみんなとたくさんの楽しい、嬉しいを感じていきたいです。
t*s
◆テントむし?(きく)
テントムシいた?どこかな?
あたたかくなってきてから園庭の虫たちの行動も活発になってきました。それに伴い、子どもたちの虫への興味は日に日に増していき探したり、触ってみたり、捕まえようとしてみたり。。。そんな姿が見られるようになってきました。
昨日園庭でてんとうむしに出会い、そのことを覚えていた〇くんと△くんは園庭に出ると「テントムシ(てんとうむし)どこ?」と探し始めました。「ここにいるかな?」「こっちいるかな?」と思い思いに探します。葉っぱやお花の所にいるかな?と話すと、葉のある所を探して「テントムシ いたよー!」っと大きな声。
どれどれ?いたのかな?とのぞいて見るとそこにいたのはアリさんでした。それでも〇くんと△くんは「テントムシだー!」と大喜び。虫は何でもてんとうむしのようです(笑)「これ、ありさんかなぁ?」と告げると「え!ありさん?」「えーー!」「ありさんだったねー」と大笑い。再びてんとう虫探しを始めました。探してもなかなか出会えず、途中で鉄棒にぶら下がって寄り道したりしているうちに、ちょっとてんとう虫のことは忘れてしまったようで別の遊びに変わっている2人でした。
お天気も良くあたたかかったので気付くと裸足で遊ぶ子がちらほら。靴と靴下をその辺に脱いで置いておくとお部屋に帰る時に大概自分でどこに置いてきたか分からなくなり「ない!ない!」と大騒ぎになるので、「靴と靴下は脱いだらセットにしておいてね」と伝えました。すると、みんなご丁寧にきれいに並べて脱いだ靴を揃えて置いてくれました。何だか置き方もすごく丁寧で感心してしまいました。知らずと出来るとが着々と増えています。
裸足で遊んだ帰りには、タライに水を張りお水で足をちゃぷちゃぷ洗いました。これが嬉しいようで、「足ちゃぷちゃぷしようか」と誘うと嬉しそうな顔をして帰ってきます。足もさっぱりしてお部屋に戻りました。
夏の水遊びが今から待ち遠しいなぁと思わせる季節になってきましたね。
(K*S)
こんなところもよじ登れちゃうよ!
靴をぬぎぬぎ♪
◆おともだちと(たんぽぽ)
ありさんはどこだー?
朝保育→朝のおやつ という流れが子どもたちの中でもだいぶわかってきたようで、おやつがなくてもそろそろ手を洗って椅子に座っておこう、というリズムができてきているようです。
朝のおやつと午後のおやつの時には子どもたちにお皿とコップを片付けてもらっています。無理なく声をかけていたのですが、これもだいぶ子どもたちの中に浸透してきていて、今は楽しんでやっているようです。
一人ひとりの発達を見て「少し頑張ればできるかも」ということをそれぞれに伝え、子どもたちが、「やってみたらできたよ!」という経験をたくさんしてもらえたらいいなと思っています。
朝の会で『バイキンバイバイ』という紙芝居を読みました。遊んだあとに手を洗わないでご飯を食べるとバイキンも一緒にお腹に入ってお腹が痛くなってしまうというような内容でした。子どもたちは真剣に聞いてくれ「〇くんはおててピカピカだから大丈夫。」「△ちゃんは泡でちゃんとあらったよ。」「バイキンないないー。」などそれぞれ伝えてくれました。
園庭から部屋に戻るときも「おてて見てごらん?」と声をかけただけで「お部屋に戻ってピカピカにするー!」という子多数で、聞いた話をしっかり吸収して自分のものにしているんだなと感心してしまいました。
さて園庭では、やはり友達同士で過ごすことが多く見られるようになってきているたんぽぽ組です。それぞれの場所で大好きなお友だちと過ごしたり、また、普段一緒に遊ばなくても自然と「同じたんぽぽ組だよね」という意識が子どもたちの中で芽生えているようで一緒に遊んだり、そんな姿も見られるようになってきました。
今の時期はやはりアリ探しに夢中で今日もこちらでは3人で、あちらでは4人で・・・とあちこちでお友だちとアリを見つけ、捕まえてみようとしたり、家を探してみたりと汗をかいていました。
こうして‘お友だちと共有したい‘そんな気持ちがぐんぐん伸びてくるこの時期の子どもたち。そんな場面をたくさんキャッチして、私たちも程よい距離で関わり過ぎずに、でもときには代弁もしながら過ごしていきたいと思います!(kh)
この穴はなんだ?
◆5月の兜 (うみグループ)
しっかりのりをつけたから頑丈な兜だよ。
今日はもう夏のような日ですね。園庭ではダンゴ虫、幼虫、ミミズを探したり、砂場でお料理をしたり、氷鬼をしたりと汗びっしょりになるくらいに遊びました。
もも組の男の子たちはお料理をしています。先生「みんな何作ってるの?」△くん「今カレー作ってるの。」□くん「カレーに木をいれちゃったの。」先生「木を入れるといいの?」〇くん「あとね油もいれちゃったの」。みんなお鼻の頭やおでこに汗を乗せてニコニコ楽しく遊びました。
室内では色画用紙を提供し、子どもがかぶれるサイズの兜が作れるんだよと声かけしてみました。それに興味を持ってくれた子たちと兜を作ってみました。◇◇くん「先生ここはどうやって折るの?」〇〇くん「ここはこうやって折るんだよ」と折り方をわかる子が先生になって教えてあげている姿がとても頼もしいです。完成した兜にクレヨンで好きな色を塗っていきます。▽▽くん「先生見て見て。青と黄色を一緒に塗ったよ。」以前青と黄色を重ねて塗ると緑になるよと話したのを覚えていてくれたようです。かっこいい兜をつけて記念撮影をしました。それぞれお気に入りのポーズをして撮ったので、そのかっこいい写りにみんな大満足です。季節を感じ取れる工作を通して一人ひとりの個性を表現できる時間を沢山持ち、子どもたち同士が共有できる環境を提供していきたと思います。
(K.S)
お気に入りのポーズで記念撮影。
おいしいカレーになるかな?
◆うれしい報告(にじ)
朝の会 第一部
ゴールデンウィークより少し長めにお休みをいただいていた私。みんなより一日遅れて、今朝、にじグループの保育室に入っていくと、ぴかぴかの笑顔が変わらず迎えてくれました。「おじいちゃんおばあちゃんのお家に行ったの。」「昨日、これ(新聞紙のバット)作ったの。」「広島行って、カープの試合見たんだよ。」「ほらー、フルーツパフェ作ったの。」と報告がたくさんです。中でも、〇くんの報告は、「園庭の、登れるようになったよ!」とのこと。4月の終わりに園庭で遊んでいたとき、ロープ登りやウォールクライミングをする友達を見て、自分も一緒に登りたくて何度もチャレンジしていた〇くん。そのときはどうしてもできなくて、悔しそうでした。今朝の報告を聞いて、先月の姿を思い出しました。一緒に練習して悔しがったからこそ、できるようになった喜びを一緒に共有したかったのかなと、そのうれしそうな笑顔を見て、感じました。
朝の会は、年長さん女子が2名「司会をやりたい。」とのこと。紙芝居を読み、「きょうはなんがつなんにちですか?」「おてんきは?」などとなかなかの司会っぷりです。でも、やはりスムーズには進まないので、参加している子どもたちは、ちょっとイライラしてしまう子もいるようです。「つまらないから先生がやって。」というキビシイ声も聞かれます。やりたい!という子の気持ち、参加している子たちの気持ち、どちらも満足できるようにするのは難しいな~と思いながら、今日の朝の会を終えました。
気づけば、時計はもう10時。。発表がしたいという子は残って、朝の会第Ⅱ部を行ないました。作ったものをテーブルの上に乗せて見せようということになりました。第Ⅱ部の司会は、△ちゃん。声の抑揚をつけたりしながら、「じゃあ、次の発表は・・・◎ちゃん!」とはりきっています。この毎日の発表もいつもは朝の会でやりますが、なかなか難しいところです。発表したいという子とあまり長く話を聞けないという子、どちらの立場も尊重していくのは難しいことです。。
今日のところは、『第Ⅱ部』で手裏剣やブロックのフルーツパフェを数人の前で発表した子たち。伝えたいという気持ちは満足できたかな??テーブルの上に乗せて、見せていた発表はそのうち、お店屋さんごっこに・・・。「手裏剣欲しい人は並んでくださーい。」と□くんが声を掛けると、ももぐみさんを中心にしたお客さんがうれしそうに並んで手裏剣を買っていました。
園庭に出るとさっそく○くんが、登れるようになったロープ登りを披露してくれました。登ったところで、得意げな顔をパチリ。「ジャンプ台からジャンプできる?」と聞くと、「それはまだちょっと・・・。」とのこと。○くんのペースで、きっと少しずつできるようになっていくね!その喜びをこれからも一緒に感じていきたいと改めて思いました。
(T.M)
朝の会 第二部
登ったところでハイチーズ☆
Posted in 園のこだわり