◆4月30日(木)の子どもたち
2015年05月01日 金曜日
◆遊びの証拠(つぼみ)
砂いじり!
週の真ん中の休みも終わり、今日は11人が元気に登園しました。
0歳児の子ども達はお父さんお母さんから離れて過ごすようになって1カ月が経とうとしています。そんな1カ月でほぼ体調崩すことなく過ごせた子ども達。ゆっくり行っていた慣れ保育も終わり、大好きなお父さんお母さんと離れて過ごす時間が長くなってきたため、子ども達が慣れ、泣いている時間も少なくなりました。最近は自分の好きな遊びを見つけて遊んでいる姿も見られるようになり子ども達も安心して過ごせているのだなと感じることが出来ました。
まだまだ甘えたい子ども達。「抱っこして~」とおしりをバウンドさせてアピールしている〇ちゃん。そんな〇ちゃんと園庭に行くと、「おろさないで~」と泣いてしまいました。しかし、「これ見て」と砂を触ってみせると、同じようにやってみたり自分から保育士の側を離れようとしていたのです。少し離れたところから名前を呼ぶとニコニコしながらハイハイで来てくれたのです。そのため、履いていた靴下は砂でまっしろになっていました。それも遊べた証です。小さな体から見る園庭やいろんなものはきっと私達より遥かに大きく見えているはずです。そこで保育士から少しでも離れて遊べたこと、触ってみようとしたり、やってみようとしたことが大きな進歩だと感じました。
たくさんのものに触れてたくさんいろんな事を知っていってくれたらいいなと思いました。
(K.E)
みんなで日向ぼっこ! いただきます!
◆言葉が出てこない時期だからこそ(ふじ1)
休み明け。元気いっぱい全員出席でした。
散歩に行かない日でも、園庭内を散歩カーに数人乗り、気分転換を兼ねることもありましたが、今では、散歩カーを使わずに、一人ひとりのペースに合わせ園庭に出ています。
つぼみ組の子どもがテラスに出ているので、気になって見に行く子どももいます。
歩きながら、子どもの視野に入るものの中から、気になるところに子どもたちは動き、楽しんでいると思います。
なぜ、ここに?と思うこともありますが、それはまだまだ大人目線なのだなと反省することもあります。
今日も、また、いつもの正門付近の鍵の所に数名の子どもたちが集まり、キーキー音を出しながら、鍵の棒を上げ下げさせて楽しんでいました。もちろん、近くで保育士が見ているのですが、出入口なので、登園する親子もいれば、業者の方など様々な人が通っていきます。その都度、「どうぞ」と人を通していくのですが、通る人たちも必ずといっていいほど、子どもたちに声をかけ、また、急いでいるような方でも、自然と笑顔になっていくのが、子どもの存在の素晴らしい所だなと思います。
遊びたくて泣いて、遊び疲れたらまた泣いて、もっと遊びたいから泣いて、給食を食べ終わったかどうかのあたりで眠くなって泣いて、眠たくても眠りたくなくて泣いて、というように、「泣く」ということから、子どもの様々な気持ちを感じ取ることができると思います。もちろん、毎回こちらが感じたことが100%合っていることなどほとんどなく、そうなのだろうな、というところだと思いますが、その時々の子どもの気持ちに気付き、どれほど受け止めてあげられるかどうかで、子どもとの距離も近くなっていくのではないかな、と日々思います。
言葉が出てこない時期だからこその相手を思う気持ち、相手のこと(ここでは子どものことですが)を知りたいと思う気持ちが、すべて行動に伴うと思われるので、子どもたちの一生懸命のサインを一つでも多く受け止められるように子ども目線を大切にしていきたいと思います。(T・M)
◆まねっこ&宝物(ふじ2)
登れるもん
今日は園庭に出て遊びました。
園庭の遊ぶ場所が少しずつ分かって来た子どもたち。でも、もちろん何に興味を持つかは子どもたち一人ひとり違うので園庭のあちらこちらに顔を出すふじ2組さんたち。
園庭の奥のコンビネーションの所では2歳クラスのお姉さんたちが太鼓橋を登ろうとしているのを○ちゃんが見つけ、同じように足をかけたり、縄をひっぱてみたりして登ろうとしていましたが全然登る事が出来ずにまたお姉さんたちがやっているのを観察してまた挑戦!最後まで登ることはできませんでしたが何度も挑戦しようとする○ちゃんの姿に驚きました。
そんな中、砂場では、型抜きをしたり、砂の中から石を探すのに夢中になっていた△ちゃんと□ちゃん。石を見つけると保育士に見せにきたり、「あっ!(あった!)」「いし!」と教えてくれたりしています。時にはスコップを使って深く掘ってみたり、手で砂をかきわけたりして探していました。大人から見たらただの石も子どもたちから見たら宝物のように見えるようです。
そんな気持ちを大切にしていきながらこれからも子どもたちを見守っていきたいと思います。
(K.H)
石どこかな?
どうやったら登れるのかな?
◆小さな指で・・・(ふじ3)
今日は朝おやつを食べた後にあることをしました。そのあることとは・・・
ミニサイズこいのぼりにウロコをつけてみよう!と指でのスタンピングです。好きな色のこいのぼりを選んだあとは、赤と青の絵の具を見て、好きな方を選び早速スタートです。
早くやりたい!と待ちきれない様子で最初にやってみようとした〇ちゃん。「〇ちゃん、お母さん指だしてごらん?」と言う声を聞き、保育士が出す指を見てその通りに指を出し、選んだ青い絵の具に指をぺったん。そしてその指をチョンチョンと付けていくことで描かれていくこいのぼりのウロコ。
そんな〇ちゃんの姿を見て近くに座っていた子たちも真似をするように指を絵の具に付け始めます。指についた絵の具、紙についた自分の指型を交互に見比べて「おぉ!」といったような表情を浮かべる子もいたりとスタンピングを通していろんな発見をしているようでした。
決まった指でスタンピングする子もいれば、両手の指を使って交互に押していく子もいたりと一人ひとりによってやり方もそれぞれ。でも手のひら全部を絵の具につける子はおらず、みんな指で上手にスタンピングし、楽しんでいました。
話をきちんと聞いていたことはもちろんのこと、子どもたちの観察力・それを見てやってみる順応性には感心するばかりです。
一人ひとりの個性がたくさん詰まったこいのぼりがどのようになるのかはまたのお楽しみに・・・!
S.S
さっき作ったこいのぼりさんと同じだー!!
◆しっぽの日。(きく)
しっぽがついてると登れちゃう!?
最近子どもたちはお部屋で遊んでいるときに、ハンカチをしっぽにしたりして遊ぶのがブームです。先日、しっぽを付けてお部屋をキャーキャー喜んで走り回っていたので、「今度お外でしっぽ付けてあそぼうか」と言うと「お外で?♡(目がキラキラ)」と期待していました。それを覚えていたようで「しっぽは?」と言うので、今日はスズランテープをカットして即席しっぽの完成です。
朝の集まりの時に、今日はしっぽ付けてお外に行こうかというと大喜び。こんなにも喜んでくれるなんて嬉しい・・・と思いながら、「ちょうだい!」「あおがいい!」「〇ちゃんもー」っとはやる気持ちを押さえて帽子と靴下の準備。準備のできた子からいよいよしっぽをおしりにセットです。
みんなしっぽを付けるとしっぽを気にしながら「しっぽしっぽ」と嬉しそうに園庭へ出ていきました。園庭にいた保育士におしりをぷりっとして「みて。しっぽ」と自慢したり、しっぽを褒められてたりと時々しっぽを取れていないか確認しながら遊びます。
時々取れると「とれちゃったー」と保育士の元へ。滑り台を滑る〇くんは「しっぽある?しっぽある?」と心配しながら滑っていました。中にはねこやぞうなど動物になりきって遊んでいる子もいました。
保育士もしっぽを付けると、それを取ろうと追いかっけこになりました。しっぽ取りゲームです。子どもたち同士でしっぽ取りをするのはまだ難しいお年頃ですが(しっぽを取り合うゲームなのに取られたら絶対に号泣になります・・(笑))保育士のしっぽを追いかけて取るのはルールが簡単で分かりやすいので子どもたちもキャーキャー言いながら走ってしっぽを取りに来ました。
しばらくすると、園庭にぽつりぽつりとしっぽが落ちていました。落ちているしっぽをちゃっかり集めている子もいます。お部屋に帰って着替えるまで無事にしっぽが付いていた子もいます。
しっぽひとつでこんなにも遊びが変わっていくのかと思うと、子どもたちの遊びの感覚や発想は自由自在だなぁと思いました。また、しっぽの日。作りたと思います。
(K*S)
しっぽつけてどこいくのかなー
まるでお猿さん♡
◆おんなじ(たんぽぽ)
縄跳びの行方は・・・?
今日はお休みの子が多く、12人のたんぽぽ組でした。
早めに園庭に出て、園庭で遊んだあとお散歩に行くことにしました。
園庭に出るといつも一番に倉庫に行き、縄跳びを引いて、犬の散歩のようにして遊ぶ〇くん。今日は「せんせいも。」と誘ってくれて一緒に園庭をぐるぐるお散歩しました。トランポリンの裏に△の形をした穴があいています。そこに縄跳びを通してみると、近くにいた☆ちゃんが気付き、走って裏側に回って通ってきた縄跳びを引っ張ります。△の穴は小さいのでお互いに顔を見ることはできないのですが、引っ張ったり緩めたりして縄の行き来を楽しんでいました。そんな風に盛り上がっているとどこからともなく子どもたちは集まり、いくつも縄跳びが集まって子どもたちはそんな絶妙な駆け引きをケラケラしながら楽しんでいる姿がありました。なんだか心理戦?のようで見ているこちらも楽しかったです。
さてお散歩は徒歩チームとお散歩カーチームに分かれて(子どもたちが選択しました)行きました。おべんとう屋さんの前で立ち止まってメニューを見ながら「これがいい」「おいしそうだねえ」と話す子どもたち。
工事中のフェンスの隙間から工事の様子を覗き、お散歩ならではのお楽しみを味わいました。なにより驚いたことは子どもたちが自然と挨拶をしていたことです。行き交う人に「こんにちはー!」と元気よく挨拶をしてくれたので、みんな笑顔で手を振ってくれたり、「こんにちは。かわいいね、えらいね。」と声を掛けてくれました。子どもたちの力で私たちが普段関わることのないような人たちとも話をすることができました。
給食も机をつなげてみんなで食べました。「みんなの顔を見ながら食べるとおいしいね。」というと、食べながら私の話を聞いてくれていたようで「うん、おいしいね!」と4人の子どもたち。同じ気持ちでいられたことに嬉しく思った瞬間でした。(kh)
工事してるねー
みんなでごはん
◆つまみ巻上げ絞め染色(うみぐるーぷ)
助け合いの精神。
新緑が生い茂る中こどもたちは半袖で元気いっぱいに遊んでいます。
園庭では縄跳びやどろ遊び、おにごっこで大きく身体を動かして遊びました。
大きなこいのぼりが園庭に泳いでから男の子たちはいつも見上げては嬉しそうにしっぽを触って喜んでいます。
室内ではもも、ゆり、ひまわり、それぞれのこいのぼりをダイロン染料で着色しました。
こいのぼりの形に切った布を輪ゴムとビー玉を使い、つまんで輪ゴムで絞める作業が1人ではなかなか難しく、◆ちゃんと◎くんが協力して取り組んでいました。
穴を開けたペットボトルに布を入れて穴から青、赤、オレンジ色をスポイトで染色していきます。お友達が染色している間もみんな興味津々です。スポイトで色水を吸い上げ布に落としていく様子が〇〇ちゃん「なんだか薬屋さんみたいだね。」子どもたち「本当だね」こどもたちの視点は想像力豊かで驚きました。
ももゆり組さんはスポイトを使う事がとても楽しく、みんなニコニコです。
ひまわり組さんは順番に色を付けていった後、青と赤を混ぜて紫を作り、大胆に染め上げました。模様を見ながら「僕はここに輪ゴムで留めたんだ。こんな面白い模様になってる。「私はビー玉を使ったからこんな風に色がついたんだわ」とみんなで共有したいと思います
3匹の個性がでているこいのぼりの完成が待ち遠しいです。
(K.S)
力いっぱいスポイトを押して染料を布につけています。
すずしくて過ごしやすいです。
◆これからも元気に、のびのびと成長を願って…(にじグループ)
今日で4月が終わることを朝の集まりで確認し、新しくもも・ゆり・ひまわり組になってもう1か月が経ったことを伝えると、ひまわり組の子は「はやーい!」と驚いている子もいました。
本当に早く感じます。でも、子どもたちの中では、その1か月での成長、感じること、学んだことがたくさんあったことと思います。そしてそれは、一緒にいる大人も同じです。保護者の方々も、子どもたちから学んだり、成長を感じて喜んだりすることがあったのではないかと思います。どうしても、進級して慣れるまでは、バタバタしてしまいがちですが、そういうところを感じながら、日々過ごしていきたいものだと思わせていただきます。
今日は、こいのぼりを作っていきました。
年齢ごとに一つずつ、合計もも・ゆり・ひまわり組で3つのこいのぼりができることになります。
こいのぼりになる布を、染粉を入れて染めていきます。
はじめは、ひまわり組から行いました。
説明をし、ひまわり組の子どもたちとは、ただ染めるだけではなく、布にビー玉を入れて包み、輪ゴムで縛り、模様がつくように作っていきました。
その後に、小さな穴がたくさん開いた2リットルのペットボトルに詰め、その穴からスポイトを使って、染粉を入れていきます。順番に行っていきました。
(始める前に、洋服が汚れてしまうかもしれないので、汚れてもいい洋服か改めて確認し、準備して行いました。)
始めていくと、どうしても自分がやりたいという子が多くいますので、もめたりもします。でも話し合いながら行っていきました。
赤・青・黄色の色の三原色を使って染めたので、染まる色が混ざりあったりとまたきれいに映ります。
でき上がりを楽しみにしていてください。
そして次にゆり組の子どもたちと行いました。
ゆり組は、布に模様をつけるのは、子どもたちに相談して、輪ゴムをつけたりするのは保育士が手伝いながら行いました。どれくらい模様を付けたいか聞いたところ、3つとの声が多かったので、3つ付けました。
◎くんは「なんかおもしろいにおいする~」と言って染粉を溶かした水の匂いを嗅いでいました。染めるというと、目で見て色を楽しむ感覚がありますが、匂いも感じ取る姿はさすがでした。
もも組はまた明日、行っていこうと思います。
みんなで染めて作るこいのぼりのでき上がりを楽しみにお待ちください。
(H.K)
◆かたつむりの謎が明らかに・・・。(そらグループ)
真剣に読んでます。
先日、「かたつむりの本を持っている。」と教えてくれた〇くん。ご家族の方にもお伝えしたら、なんと本の一部を印刷して持ってきてくださいました。
早速朝の会で皆で見てみることに。そこには以前疑問のままで終わった『卵がいつかえるか?』ということの答えがちゃんと書いてありました。かえる時期は5月~6月。卵を産んでから約1ヶ月だそうです。皆でカレンダーを見ながら「このくらいで産まれるんだ。」と確認しました。(5月中旬にかえる予定です。)
資料の中にはかたつむりを育てるにあたっての注意事項や好きな食べ物も記載されていました。資料と飼育かごを見比べると、土や葉っぱ、石などが足りないということにも気づき、張り切って園庭へ必要な物を探しに行きました。かたつむりは野菜が大好きということも知ったので、給食室から野菜の切れ端も頂いてきました。
頂いた資料はラミネーターにかけて飼育かごの近くに貼りました。子どもたちがすぐに見れる位置に貼ることでお友だちと一緒に見て話しあったり、その場で立ち止まってじっくり考えたりする姿が見られます。
ご家族の方にご協力頂いたことで、子どもたちの興味を引き出し心が動いたこと、とても凄いことだなと感じました。そんな『つながり』を大切にしながら子どもたちの気づきや喜びを共感していきたいなと思いました。
くっぴーとせいりゅうを想い大切に育てながらも、新たな命に出会えることがとても待ち遠しく感じます。
(K.Y)
ご協力ありがとうございました!!
Posted in 園のこだわり