ぼくはおにいちゃん
2015年04月30日 木曜日
園庭の砂場で1歳児のYちゃんが遊んでいます。そこへ、年中児K君がやってきました。この二人は、兄妹です。
妹のYちゃんは、この4月入園したばかりです。お兄ちゃんは、心配で様子を見に来たようです。
その時K君は「ぼく、おにいちゃんなんだ。だから優しくしてあげるんだ。」と笑顔で教えてくれました。
その後、「ちょっと遊んでくる」とそばを離れたものの、すぐに「走ってきたよ」と砂場に戻ってきました。自分も遊びたいけれど、まだ不安な妹を見守ってあげたいという優しさが伝わってきます。
幼児組さんが園庭に遊びに出てくると、周囲を見渡し、自分や友だちの弟、妹を探し、また、兄弟関係にもとらわれず自ら進んで小さい子に声かけをして誘い、いたわって遊ぶ姿があちらこちらで見られます。異年齢の関わりが自然と営まれる環境が普段の生活の中にある事は、本当に大切なことだと思います。
保育主任
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