◆4月14日(火)の子どもたち
2015年04月15日 水曜日
◆気になるのかな(つぼみ)
どんな会話をしているのでしょうか?
今日もお空は雨模様。涼しい空気が漂っています。でも、一歩保育室に足を踏み入れると子どもたちの体温の熱気・・・なんだか過ごしやすい温かさで子どもたちのやる気があふれている様に感じられます。
気温の差が激しく体調を崩してお休みする子がいたり、元気になって登園してきてくれる子がいたりと最近のつぼみぐみはなかなか全員が集まるのが難しくなってきていますが、園で見せてくれる子どもたちの姿は元気そのもの。涙もあり、笑いもありと笑顔が少しずつ増えてきているのも確かです。笑顔ってやっぱりいいもので、涙の中のほんのわずかな時間でも笑顔が見られると私達大人はこの環境に子どもたちなりの安心感を感じ、保育士の顔も覚えてきてくれているのかなとホッとさせられます。そして嬉しさを感じさせて頂いています。
そんな中、保育士だけではなくお友だちの姿も気になっている?様子も今日は見られました。ラックでごろんと横になっている〇ちゃん。可愛らしい笑顔を見せてくれています。〇ちゃんが乗っているラックを保育士がゆらゆらと揺らしている事に目が留まった△ちゃんが近づいてきました。最初は動くラックに釘付けでしたが、ラックにつかまり立ちをするとそこには〇ちゃんの姿があり、△ちゃんの目は今度は〇ちゃんに釘付けになっています。じーっと見つめながらその足はラックの周りをぐるぐると伝い歩き、〇ちゃんの横や前を行ったり来たり。〇ちゃんもそんな△ちゃんを見つけ、お互い見つめ合う一場面もありました。
「あなたはだあれ?」 「なにしているの?」 と心の声が聞こえてくるようなそんな雰囲気でした。
気になる人や玩具を見つけることによって、目で追ってみたり伝い歩きで動いてみたりと何らかの行動力に繋がっている姿を見ると、良い環境になっているなと感じます。色々な事象に刺激され、すくすく大きくなっていくことが楽しみです。
K・E
お友だちがしていることが気になるね。
◆思いやる心 (ふじ1)
お友だちのお兄さんが来ると大喜び♪
雨の中、元気に登園したふじ1組さん。今日は久しぶりに10人全員が揃いました。
泣いてお母さん、お父さんを追いかける子、泣かずにバイバイ出来た子とそれぞれですが、その後は泣いたり遊んだり、また泣いたりと今日も頑張って過ごしていました。
遊んでいる様子を見ていると、お友だちの存在にも少しずつ慣れてきている子どもたちの姿が見えます。
隣で大泣きしている〇ちゃんを見ていた△君。すると△君は自分が持っていた車の玩具を〇ちゃんに差し出しました。〇ちゃんは、「いまは泣きたいの!」とばかりに顔をそむけ泣き続けていましたが、なおも玩具を渡そうとする△君の優しさが届いたのか、〇ちゃんはそっと受け取っていました。
そして短い間でしたが泣き止み、カタカタトレインを楽しむ姿が・・・
〇ちゃんは△君のおかげで泣き止む事が出来たのです。
以前のブログでもお伝えしましたが、進級児の◎君が、泣いているお友だちの
頭を優しく触っていた事もありました。
こんなに小さな子どもたちですが、思いやる気持ちはしっかりと育っているんだと感じた出来事でした。
今後、更に子ども同士の関わりが密になっていくと思いますが、どんな触れ合いを見せてくれるのか楽しみです!
子どもたちを見習って、優しい心が広がっていくような関わりを心掛けていきたいと思いました。
O・Y
廊下でも遊びました
◆登ってすべってくぐって発散中(ふじ2)
ソフトマット満員
今日も雨。今日もお部屋と廊下をつなげて、遊びました。廊下にはボール、トンネル、ソフトマット(スロープ、階段状になっていて、登ったり降りたり滑ったりできるもの)それらを並べておき、身体を動かし遊びました。連日の雨で発散し足りないのか、みんなソフトマットの上にどんどん上がっていき、身体まかせに勢い良くズルーっとすべっていました。ドスンドスンと立って階段を降りていったり、何度も何度も、登って下りて、ソフトマットの上にはたくさん子どもたちが集まり満員で遊んでいました。トンネルの方では、怖がることもなく、みんな喜んで中に入っていき、前の人を追いかけ進んだり、中にはハイハイせずに、中腰に立って頭をつっかえつっかえ渡ろうとする子もいました。横ではボール遊びをしていて、上手にサッカーをしていたり、そのボールをトンネルの中に入れて転がしたり、それぞれが何かを考えながら遊んでいる姿も見られました。また、お友だちが廊下を走っていると、一緒になって目を見合わせ走っていたり、お部屋でも、お友だちが赤ちゃんのお人形をおんぶしていると、私もやってと人形を持ってきたり、お友だちを意識したり、少しずつ関わりも出てきました。また、これから更にお友だちとの関わり遊びが見られるのが楽しみです。(T.Y)
こんにちは
いっしょいっしょ
◆はじめてのお絵描き(ふじ3)
ふじ3組がスタートして、初めてお絵描きをしました。
一斉にではなく、やりたい子が集まって、お絵描きが始まりました。
まず、台紙選びから。
何色かある色画用紙から好きな色を選びます。
普段の遊びを見ていて、色の好みが出てきていたので、子どもたちの選んだ色はだいたいが納得の選択でした。
いよいよクレパスでのお絵描きのスタートです。
2人で1つのクレパスが使えるように机に準備したので、〈クレパスを自分の近くに置きたい〉〈1人で使いたい〉と取り合いから始まったのですが、「一緒にね!!」「ここに置くといいよ!」と繰り返し話していくと、いつの間にか描くことに意識が向いてきました。
なかには、描いている物を説明してくれたり、「ぶどういろ」「みかん」など色をお話してくれる子もいて、ちょっと前の取り合いがウソのような和やかな雰囲気になりました。
1色で描く子、色々な色を使う子、大きく描く子、小さく描く子、強い線・細い線・トントン叩く・・・13人いるふじ3組に13通りの絵が完成しました。
今日のお絵描きを通してびっくりしたのは、お絵描きを嫌がる子がいなかったこと。
手が汚れることや、他の遊びが気になってやらない子がいるのでは・・・と思っていたのですが、みんな誘ってみると、「やる!」ときてくれました。
はじめてのお絵描きで、楽しかったと思ってくれた子がいたら嬉しいです。
これからも、子どもたちは保育園で初めての経験をたくさんしていくので、その1つ1つの経験を楽しんでもらえるような関わりが出来るようにしていきたいと思います。(E.Y)
◆室内あそび(きく)
なんだ?なんだ?
今日は小麦粉粘土をしました。
ふじ組の時の経験していた子どもたちは、積極的に丸めたり伸ばしたりとモチモチな感触を楽しんでいました。
まだあまり経験がなかった◎ちゃんは、なんだ?なんだ?と興味はあり、お友だちが触っているのを傍で見ていました。「やってみる?」と◎ちゃんの傍に小麦粉粘土を置いてみると後ずさりし、見るばかりで手を出そうとしませんでした。今日は、小麦粉粘土に青の色を付けてコネコネしたので、その色の小麦粉粘土も初めてだったこともあってなのか、そもそも小麦粉粘土が苦手だったのか?感触を試すことなく、おままごとで遊び始めました。◇君も、1度は持ってギューッと握ってみたもののすぐに電車遊びに行ってしまいました。残念・・・。小麦粉粘土の楽しみ方を知ってほしかったな~と思ったのですが、それぞれのペースがありますもんね。これから少しずつ触れる機会を増やし楽しめるようになってくれたらと感じました。
一方以前にも何度か経験している子たちは、「丸くしよう」「ヘビつくるよ」「ミニーちゃんつくれるよー」とそれぞれ自分たちの作るものを一生懸命説明しながら小麦粉粘土をサワサワ。ただちぎった切れ端でも「雪だるまできたよ」とどんなものでも子どもの創造力にかかればアート作品に生まれ変わります。▽君は、ちぎっては机に置きを繰り返し、きれいに並べていました。何を作っているの?と聞いてみると「かめだよ」と。▽君のお家にかめいるの?と聞いてみると「ねこがいる」との返答があり、どこでかめみたの?と続けて聞いてみると、「ここにいるよ」と自分の作った作品を指さしていました。どこでカメを見たのかは謎のままになりましたが、▽君の頭の中は、楽しいことでいっぱいということが分かる会話でした。
子どもたちのこれなあに?を引出ながらいろいろな経験をしていけたらと思っています。
(K☆H)
ぎゅー!コネコネ!
たくさんのカメ☆
◆「あめだね・・・」(たんぽぽ)
「ゾウさんないてるね~」「なんでないてるのかな~」
本日もお外は雨、天気がすぐれない日が続き、お外が大好きなみんなはちょっぴりがっかりな様子。
今日はちょっぴり雰囲気を変えて3チームに分かれて、園内散歩に出かけました。
行先は未定、子どもたちの気分に任せて行きたい所へ
1チーム目「上と下どっちにいく」と保育者が尋ねると「うえ~」という返事と共に3階へ、行ってみるも中々行く機会のない部屋と雰囲気にドキドキな様子でしたが、お兄さんお姉さんがどんな事をしているのか興味深々で、どんどん部屋の奥へ覗きに行っていました。
階段を降り部屋へと戻る途中、雨に濡れたゾウさんを発見すると〇〇ちゃんが「ぞうさんないてるねぇ~」と話すと△△ちゃんが「ゾウさんなんでないてるんだろうねぇ~」と会話をしているとみんなも気になり、戻って来て外のゾウさんを眺めていました。
2チーム目の子どもたちについていくと、「わぁ~きゃ~」と大喜びしながら、1階のロビーへおさかなさんを見に行きました。
「いた、いた~」と大喜びの●●くんその横では、◎◎くんが水槽に顔がくっついているのも気にせず真剣に水槽の魚の動きを夢中で追いかけていました。
3チーム目もどこへ行くのか追いかけてみると、お友達同士で嬉しそうに手を繋いで向かった先は・・・やっぱり人気者のお魚さんでした。
みんな水槽に近づいて見たいため、場所取り争奪戦になるかと思い見ていたら、ちょっとずつずれて、仲良く並んでみていました。
すると、◆◆くんが隣でみていた▲▲くんに「いた、いた、いた、」と話かけお魚がいたことを知らせるように、笑顔で話しかけていました。
お部屋へ戻るのを嫌がる様子は見られず、ニコニコ笑顔でお部屋へ戻っていくみんな。
子どもたち同士で会話を膨らませたり、やり取りを楽しむ姿にまた新たな発見が見られた楽しい園内散歩でした。
(M・Y)
「おさかなさ~ん」
「いたね」
◆キラキラドーナッツ 2(うみグループ)
キラキラドーナッツ屋さん、毎日子ども達から「先生、キラキラドーナッツ屋さんやろう」と言いに来てくれています。
昨日はどんなドーナッツ屋さんにしたいのか一人一人設計図を描きました。
海外のカラフルなドーナッツやアイスクリームが乗っているドーナッツなどの写真を出して貼ると、「おいしそう」「こんな色のドーナツ本当にあるの?」と言いながら、設計図に描いてあるドーナツは皆カラフルでした。
レジやテーブル、ディスプレイの場所などを考えました。
次は、設計図を見ながら何が必要かを考えました。
昨日はレジ作り。
今日は「あいています」「しまっています」の看板と、おぼん作りをしました。
近所にあるふじみパンのお店を思い出しながら、作っています。
ダンボールカッターを初めて使い、持ち方や動かし方を伝えながら一緒に行いました。
すぐにコツをつかむと、友達と協力してダンボールを押さえてもらいながら切りました。
のりやはさみを使って紙のドーナツ作りもしたり、それぞれの発達に合わせた関わりをしながら、個性豊かな作品が出来あがっていきます。(B・K)
◆クッキーやさん♪ あいてます〇 (にじグループ)
今日は雨が降ってきたのでお部屋で遊びました。
朝の集まりでは、集まりまでに作ったものをたくさん発表してくれました。
それを見て、「〇〇つくりたい!」と言っていた子もいました。
共有の時間がつながっていく瞬間です。
お部屋では最近ブームになっている、粘土を使ったクッキー作り。
いろんな形にくり抜いたり、自分で形を作ったり、お顔を描いたり…とても可愛らしいものができ上がっています。
今日は他にもカップケーキ、ペロペロキャンディーなど、作り上げていました。
それを見ていて「ぼくもつくりたい!」と作り始める子もたくさんいます。
またお店屋さんをやる準備をしている子もいたので、話を聞きながらメニューを書いてみると、「あ、ぼくもめにゅーつくる!」と言って書き出す◇くんもいました。
カップケーキ、ペロペロキャンディーにはいろいろな味が。クッキーももちろんあります。
そして、◇くんのメニュー表はボタンになっているようで、四角に囲んでいる中にメニューが書いてあります。「チケットうりば」との記入も。その細かなところまでも工夫されているその発想が素晴らしいですね。隣で書いていた私とは全然違うものができていました。
他にも、お店が開いているか閉じているかわからないためにお客さんが行き来していたので、「へいてんです」「あいてます」の看板も作ってみることにしました。これでわかりやすくなりました。
お店が開く前からも、つい「あじみしてもいいですか?」と見ているだけではいられずに、味見に来るお客さんもいたほどでした。
大人気のクッキー屋さん。これからはまたどんな商品が現れるでしょうか?どんなお店になっていくのかが楽しみになってきました。
雨の日が続き、お部屋での遊びが多くなりつつありますが、一日一日、子どもの姿を大切に見守りながら、より楽しく遊べるよう関わらせていただきたいと思いました。
(H.K)
◆つづいています。(そらグループ)
これも昨日からつづいているカプラタワーです。
今日もあいにくの雨ですが、朝の集まりの時間で昨日遊んでいたことや、朝保育中にやっていたことなどを共有すると子どもたちの目はキラキラと輝きはじめます。
昨日宇宙船を作った3人のひまわり組の男の子たち。
その中の一人の〇くんが朝保育中に小さなレゴブロックで遊んでいました。
ブロックで宇宙船を作ろうとしたようです。それを見ていたのは側で一緒に遊んでいた△くん。作っていくうちに一緒に合体させてみようという話になりそれぞれ作っていたものを合体させて大きな宇宙船が出来あがりました。
何で表現するかは子ども次第。一人ひとりの表現の仕方をしっかりと受け止めていきたいと思いました。
昨日保育者とやった折り紙でのチューリップ作りがとても楽しかったようで、登園するとすぐにチューリップを作りたいと言いに来たもも組の◎ちゃん。
朝保育中に折っていると、それを見ていた周りの子どもたちも次々に「やりたい!」とやってきます。朝の集まりではチューリップを作った子どもたちに前に出てきてもらいみんなに見せました。
こんな共有をしてからの遊びは子どもたちのわくわく感でいっぱいです。
ブロックで作った宇宙船は空を飛ばしている間にうっかり落としてしまい壊れてしまったのですが、すぐに〇くんと△くんで協力して新しい形の宇宙船を作り始めました。
そしてチューリップ作りにはたくさんの子どもたちが集まってきました。
作り方は簡単なのですが、わからないところはわかる子が教えてくれたり、「そうそう。合ってるよ。」と認めあったり。遊びの中で自然と関係が作られているのだなと感じました。出来上がると、嬉しくてもう1回やりたいという子がほとんどです。もっとやってみたいと思えるのは、『やりたい』という思いを実現できているからなのかもしれないなと思いました。
お部屋の中にはたくさんの『つづく・・・』で溢れています。
毎日続いていく子どもたちの姿を見守りながら、発展していけるような素材や環境を提供していける私たちでありたいなと思います。つづく・・・(M.E)
チューリップづくり。
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