◆4月11日(土)の子どもたち
2015年04月13日 月曜日
◆ゆっくりと(ふじ)
土曜保育は、平日に比べると人数も少なくゆったりとしています。
おやつを食べ始めると、泣いていた子どもも泣き止み、遊んでいる途中でウトウトし始め少し仮眠したり、一方では、友達の真似をしては互いの顔を見て笑ったりしていて集中して遊んでいました。
あいにくの雨で室内遊びでしたが、遊びたいものを独占して遊び、満足しているようでした。特にふじ組やつぼみ組などの年齢は、部屋への大人などの人の出入りだけでも敏感に反応して泣いて訴えます。
大人から見れば、そんなことと思うかもしれませんが、子どもたちの目線に立ってみるということは、具体的にいうとそのようなことだと思います。
新しい環境に慣れようと一生懸命な子どもたち。表現方法はさまざまで、いつどんな時にアピールするのかも一人ひとりさまざまです。
目の前で泣いている子どもたち一人ひとりが、少しでも安心できるような環境づくり、心の準備をしながら、来週も楽しく過ごせたらいいなと思います。(T・M)
◆のんびり土曜日(きく・たんぽぽ)
はたらくくるま 歌っています。
今日は4人でのんびり、懐かしの一階保育室で過ごしました。雨のため、ホールで遊動車を出して遊ぶことに。どの車がいいのか一人一人選んでホールに行きました。
「のりものあつまれ~いろんなくるま~♪」とはたらくくるまの歌を歌ってノリノリな子どもたち。しかし今までとは違い「成長したんだな」と思う事もいくつかありました。
まず、ホールの一画に布団の山がありました。誰かしらジャンプして遊ぶだろう、椅子も積み重ねて置いてありました。誰かしら登ろうとするだろう、舞台もカーテンが開いていました。誰かしら上に上がるだろう、遊動車だけではすぐに飽きてしまうだろう、そうなったら次は楽器あそびをしようかな・・・
そんなことを考えながら端に動かすなど、安全に過ごせるよう配慮して様子を見ていましたが、最初から最後までそんな様子はありません。むしろ遊動車での遊び方が今までとは違いました。ただ乗っているだけではなく、「壊れてしまった、汚れてしまった」など、子どもたちなりにストーリーがあり、車をひっくり返して「いまタイヤを直しています、かんかんかん。」「お掃除中です~」などなど子どもたち側からの遊びの発展がいくつもありずーっと遊動車に夢中なまま過ごしました。
「あお!すすめ―」「あか!すとーっぷ」などなど。みんなで笑い合って言葉を楽しみながらの時間となりました。
おしゃべりが得意な子どもたちが、おしゃべりしながら楽しんでいる様子に刺激を受けて、まわりの子どもたちも様子を見ながら真似っこしています。
きく・たんぽぽ組に進級したことで言葉が飛躍的に伸びたり、子どもたち同士刺激を受けながら「一緒に」遊びたいという気持ちが出てきたり・・・。今後も子どもたちの成長していく段階を私たちも一緒に感じ、楽しんでいきます。(kh)
ここに足をのっけるとね・・・ うんうん お話中です
◆自ら学び、成長(幼児グループ)
今日は、雨だったのでお部屋で過ごしました。
ブロック、ロフトでおままごと、造形を行う子や保育者が弾くギターに合わせ歌を楽しむ子など様々…。少人数という普段とは違った環境の中、思い思いの遊びを見つけ楽しみました。
遊びを選択し楽しむ子どもたちですが、「なにやってるの?」「うわーすごいね!」などと、友だちの遊びを覗いてみたり「いーれーてー」と参加したりと、一人で集中して遊ぶ楽しさを感じるだけでなく友だちと遊ぶことの楽しさを思う存分味わっていました。
「あぁ!それいいね!」「じゃあ今度はこうしてみようよ!」
遊びの中で子どもの輪が広がると遊びも次々と広がっていきます。それと同時に子どもたちの笑顔も広がります。
子ども同士の関わりを通し、主体性や探求心が自然とうまれてくる…とても素敵な瞬間でした。
これからも子どもたちの自然な発見、学びを保障できるよう常に子どもを信じる気持ちを大切に温かく見守っていきたいです。
T.N
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