卒園式を終えて
2015年03月18日 水曜日
先週の土曜日(14日)、佼成育子園第66回卒園式がおこなわれました。
年長ひまわり組39名が、保護者、来賓の方が見守る中、立派に卒園証書を受け取りました。全員が元気に卒園式を迎えられたこと、大変嬉しく思います。
何よりも保護者の方は、雨の日、風の日そして雪の日も毎日の送迎大変だったと思います。またおじいちゃん、おばあちゃん他、ご家族の協力もあった事と思います。式の最後に子どもたちから保護者への感謝状を贈りましたが、他のご家族の皆さんにも私から感謝状を贈りたい気持ちです。
保護者の中には『姉の入園の時から10年間通いました』という方もいらっしゃいました。皆さま長い間本当にありがとうございました。
今月は震災から4年目を迎えましたが、あの日の3月11日は、年長さんはまだ1歳児、そしてその日は新入園児説明会でした。
地震後は、連絡もつかず余震の中、2~3人の新入園児説明会を行っていました。
通勤電車も止まり、車も渋滞、道路は帰宅の人たちでいっぱいで子どもたちのお迎えもままならない状態でした。子ども達の降園が、最後の数名になった頃、『浜松町から歩いて4時間かかりました』と夜11時に到着されたお父さま、お母さまがいました。
『足は大丈夫ですか?』と尋ねると『途中でスニカーを購入しました』とのこと。なるほど・・・と関心したこと、そして偶然にもご主人に駅で出合い、二人で共に歩くことの心強さが4時間歩き続けるという困難を乗り越えたというお話・・・、昨日の言の様に覚えています。
卒園式後の謝恩会で、その時の事を思い出しながら親しく話しができ、ご夫婦の深い絆に再び感動しました。
思い出は尽きることがありません。
保護者の方のたくさんの心がこもった楽しい会にご招待いただき、職員一同心から感謝申し上げます。ありがとうございました。
本当に卒園する日まで、残りわずかとなりますが、元気いっぱいお友だちと沢山遊んで楽しい思い出を作ってほしいと願っています。
園長
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