◆3月18日(水)の子どもたち
2015年03月19日 木曜日
◆気持ちを伝える(つぼみ)
全員集合!
3月に入ったと思ったらもう、あと1週間とちょっとで4月になってしまいます。つぼみぐみとして生活するのも残りわずか、、、今日は全員出席です。
最近今の環境に慣れて、子どもたちも落ち着いて遊べるようになってきました。お友だち同士の関わりも良く見られるようになり、自分のこともやってみようとする姿もより見られるようになりました。出来るようになったこと、はっきりわかるようになってきたこともたくさんありますが、最近「やって!」「できない!」と大人にすぐ求める姿も見られるようになりました。出来るようになったのに、、、まずはやってみないとわからないのに、、、と思っていしまうことがありますが、子どもたちの中でしっかりとした考え(できるできないの判別)が出来るようになったからなのかなと感じました。しかし、「できない」だけではなく子どもたちが「もっとやってみたい!」と興味を持てるように関わっていきたいなと思いました。
今日は天気が良かったので、地下鉄車庫までお散歩に行きました。子どもたちが自分で靴下、ジャンパー、帽子、靴を履こうとしていたので、全員が準備が出来たのは10:10ごろ。「電車見られるかな?」と出発し、電車を待つこと数分。やっと電車の登場に子どもたち(特に乗り物好きの〇くんと△くん)は大喜び。今日はラッキーなことに3台と車庫から出てきた不思議な電車も見れて大満足の子どもたちでした。
(K.E)
くつはく~!
電車ばいば~い!
◆はるだよ おきてー(きく/ふじ)
はるだよー おきてー
朝のミッキー体操が終わるとお話しが始まるということが分かってきた子ども達。保育者が集まってーと言わずとも子どもたちで判断して椅子に座るなり「集まってだよね?」と確認し合う姿が見られました。
今日は『はるだよ おきて』という紙芝居を見ました。様々な動物や植物に「はるだよ おきて~」と呼びかけて、春が来たらこんな風に変化していくということが描かれている紙芝居でした。こぶしという木に「こぶしさんはるだよ おきて~」と言うとぱっぱっぱっと花が咲き、うれしいはるだね。と終わりました。子ども達はよく聞いてくれて「はるだよ おきて~」と一緒に言ってくれる姿もありました。
読み終わり、「春ってわかるかな?今日はお散歩にいこうと思うのだけど暖かいからジャンパーは着ないで帽子だけかぶってで行こうね。」と伝えました。その後、名前を呼んだり少しお話しをしたりしたのですが、「それでは、お散歩に行きましょう」と言ったところで〇君が「ジャンパーないないだよね。」と一言。しっかり聞いてくれていたんですね~。いろんな話をした中でもしっかり聞いて覚えていてくれたことが嬉しかったです。
さて靴を履いて階段を降りると、ちょうど紙芝居で見たように木に花をつけて咲いている花が見えました。すると△ちゃんは「はるだよー おきてー」とのこと。紙芝居の内容もしっかり覚えていました。お散歩途中にも花が咲いていているのを見つけると「はるだよー おきてー」という子ども達でした。
本町5丁目公園に着きました。大きな石を持ったまま築山を登ったり下りたり、おじいちゃんたちに沢山話を聞いてもらったり、小さな花を見つけては「はるだよー おきてー」と伝えたり・・・公園に忘れ物のボールがありましたので蹴ってみると子どもたちも集まり、サッカーが始まります。始めは手でキャッチしてそのまま持って行ってしまったりもあったのですが、足で蹴るんだよと確認するとどの子も足を意識して蹴るために精一杯走って楽しんでいる姿がありました。
給食の場面では野菜が苦手な☆ちゃん。保育者もあの手この手でいろいろと促してはみるのですがなかなか渋っています。隣にいた★ちゃんが「これ甘いよ、少し食べてみよう?」と肩に腕を回し、至近距離で見つめます。そんな★ちゃんに見守られながらパクリ。「うん。あまいね。」食べることができ、☆ちゃんだけでなく★ちゃんも一緒に喜んでいる姿がありました。
1階のふじ組では月齢差もまだまだ感じられるために発達の近い子どもたちでクラスを編成していましたが、きく組たんぽぽ組になると月齢はシャッフルになります。そうするとまた遊び方も変わってきたり、子ども達同士のコミュニケ―ションの取り方も少し変わってきているように思います。今まで一人遊びを十分に経験してきた子ども達もだんだんと友だちと一緒に楽しいことをしてみたい、一緒がいいという気持ちが芽生えてきますね。そんな中で子どもたちなりに様々な葛藤も出てくることかと思います。お家の方と一緒に子どもへの関わり方など共有していけたらと思います。(kh)
ちいさいお花みつけたよー
たくさん追いかけました。
◆遊びの発見(たんぽぽ/ふじ)
好きな絵本を見て測定待ち
今日は朝のお話の後、身体測定をしました。朝のお話は体操後、机のところにみんな集まって椅子に座って見ています。最近は紙芝居が見えるところにそれぞれいすを移動して見ていたり、〇くんは、保育士の隣に椅子を置き、保育士と並んで座って満足しています。お話が終わり、身体測定を近くで行ない、みんなはそれぞれ好きな絵本を選んで机でみていました。名前を呼ばなくても、気が付いた子どもたちは、自分から「やる~」と言って服を脱いで測定してもらったりして、次々と測定をし、嫌がる子もなく無事に測定を終えました。
その後は園庭で遊びました。それぞれ好きな遊びを選び、砂遊びでは、大好きなカレーライスを作って何度も食べさせてくれたり。いつもの遊びですが、幼児組さんの遊びに興味を持ってやろうとしたり。〇くんは、鉄棒に縄が結んであり、ブランコをしようとするのですが、縄をブラブラさせてできないと思ってか、仕方なく隣でぶら下がりをして楽しんでいました。ツリーハウスからコンビネーションまでを渡る縄ばしごの所では、その網を下からつかまり、うんていのようにしてぶらさがって歩いている子がいました。また、プールの方では、ひっくり返った小さいプールの所で遊びを発見して遊んでいました。ひっくり返った底面に溝があり、そこにボールを転がし、ボーリングのようにしていたり、穴に葉っぱを入れて「あ、はっぱない」と手品?を見せてくれたり、もちろんいつものように溝にたまった水をシャベルですくってあそんでいたりする子もいますが、それぞれあそびが展開されていました。何でもおもちゃになり、遊びを発見するこどもの目はすごいです。(Y.T)
うんていみたいに
ボールころころ 葉っぱの手品
◆三輪車に乗って(うみグループ/きくたんぽぽ)
よーいドン!
今日も暖かな一日になりました。
いつもは朝の会が終わったら、お部屋でのんびり遊ぶところですが…、〇ちゃんが保育士のところへやってきて、「三輪車にのりたーい!」と言ってきました。
そのリクエストにお応えし、ベランダへ…。
ベランダには三輪車やシーソー、足でこぐ車などいろいろあります。
〇ちゃんははりきって三輪車に乗り込み、スイスイ~っとこぎはじめました。
あまりに上手なのでびっくりです。
初めはこげなかった△君。両足で地面をけって三輪車を走らせていましたが、周りの子たちがスイスイこいでいるのを見て刺激を受けたようです。何度も何度もチャレンジしてこげるようになりました。
三人乗りのシーソーを見つけた□君は、自分が乗った後、お友達を呼んでいます。
三人乗ると、「ぎったん ばっこん」と掛け声をかけながらうまくバランスを取りながらシーソーの揺れを楽しんでいました。
そのあと保育士も片側に乗ってみると…、
バターン!と急に傾いてしまい、思わず「キャー!」と叫ぶこどもたち。
でもそれが面白くなって「もういっかい」「もういっかい」とスリルを味わう子供たちでした。
場所によっては片側車線だったり、次に乗りたいものがあるときは前のものを片付けるなど…、少し声をかけるだけで、ルールを守って遊べている子供たちの理解力に驚きです。何よりスイスイと三輪車をこげるようになった体の発達に、成長を感じます。
そうやってどんどん立派なお兄さんお姉さんになっていくのでしょうね。
これからの成長も楽しみです。
(I.Y)
おっとっと~
こっちだよ。しっかりお姉さんです。
◆
◆夢中になる(そらグループ/きく・たんぽぽ)
ジャンプ!
今日は朝の会で、何をして遊びたいか子どもたちが挙手で発表しました。
もも組、ゆり組の子どもたちに交じって「はーい!」と元気よく手を挙げた〇くん。名前を呼ばれると笑顔で前に出てきました。
「えーっと、今日は△くんと車ごっこして遊びたい!」
座って発表を聞いていた△くんは両手で顔を抑え、照れくさそうにでも嬉しそうにしていました。
朝の会がいつもより少し早めに終わったので、広いスペースへ移動し、皆でミッキー体操を踊りました。きく・たんぽぽ組の時はほぼ毎日踊っていたのですが、久しぶりの嬉しさもあったのか元気いっぱい踊っていました。
園庭へ出ると、朝の会で発表した通り〇くんと△くんは固定車に乗ったり、フラフープの電車に乗ったりと乗りものごっこを楽しんでいました。目的を持って遊びに向かい、実行していることは凄いなと感じました。
毎日子どもたちの姿は違うものですが、中には園庭へ出ても何をして遊ぼうか迷ったり、保育士の近くにいる児もいます。何をして遊ぼうか園庭を一緒に歩いてみたり、倉庫の中へ入って玩具を見てみたりする中で、「あ、これやってみたい!」と挑戦することにした☆ちゃん。
手にしたものは縄跳びでした。縄を自分の足元まで持ってきたらジャンプするということを繰り返し繰り返し伝えると、ゆっくりですが前に一歩ずつ前進しながら跳ぶことができていました。伝えている保育士も熱が入り一緒になって隣でお手本を見せたり、一生懸命挑戦している☆ちゃんの姿に刺激を受けた◇ちゃんも倉庫から縄跳びを取りに行き挑戦していました。
しばらくすると、縄跳びの取っ手の片方を◇ちゃんが持ちもう片方を保育士に渡しました。それを見た☆ちゃんが縄を飛び越え往復を繰り返していました。
縄跳びを十分楽しむと、その場で一度解散。今度は別のお友だちとままごとをしていました。
目指すことを見つける大変さもある中で、保育士も一緒に何がその児にとって夢中になれるか一緒に考えますが、見つけられた時はとても嬉しい気持ちになります。
楽しいこと、夢中になれることをこれからも沢山みつけていけたらいいなと思います。
(K.Y)
皆で体操。
◆
◆ちいさなカメラマンさん*(にじグループ)
今日も日中は暖かくて、園庭ではもう上着もいらず、汗をかいて遊ぶ子もいます。
今日は朝の集まりで発表してくれる子どもたちが前に立ったときに、名前がわかるかクイズしてみました。
きく・たんぽぽ組の子の名前はもうわかっているもも・ゆり組の子どもたちが多かったです。もも・ゆり組の子が前に立ったときに聞いてみると、きく・たんぽぽ組の子でもわかっている姿があり、驚かされました。
みんな、同じ場所にいて遊んでいる中で、関わり合い、コミュニケーションを取っていたのですね。嬉しく思います。
園庭に行くと、あたたかい日差しの中でのびのびと遊んでいます。
ゆり組の〇ちゃんは、あまりお友達とは遊びたくない気持ちだったようで保育士と一緒にいました。
園庭を散歩しているうちに、『春』をたくさん見つけました。
きれいなお花、チューリップが球根だったのが伸びていること、木の上にも花が咲き、小さな花壇もとてもきれいです。
嬉しそうだったので、カメラを少し渡してみると…また嬉しそうに撮っていました。
撮った写真を見てみると、指が入っていたり、花壇を撮るときにはしっかりと〇ちゃんの足もちょこっと入っています。
でも、そこがとても可愛らしいポイントです♪
写真を撮っているうちに、お友達の写真も撮り始め、自分も撮ってもらっていて…可愛いです。
そうやって少しのきっかけで〇ちゃんが笑顔になれ、友達の中に入って遊んでいたことを嬉しく思います。
カメラは人を笑顔にします。
小さなカメラマンさん、こちらにまで笑顔をありがとうございます。
日々、いろいろな思いを抱く子どもたちですが、無理強いすることなく、でも楽しく笑顔で過ごす時間が増えるよう、見守り、関わらせていただきたいと思います。
(H.K)
探検隊…だそうです。つぼみ組の女の子についていくゆり組さん。なんとも可愛らしいです*
◆うれしい姿 (そらぐるーぷ)
移行期間が始まり早いもので3週目。子ども達もだいぶ新しい環境にもなれてきた様子です。最近では、きく・たんぽぽさんの方が「先生、この音楽が鳴ったらお片付けだよね?」
「なんで、おにいさんたちはまだ遊んでるの?」というと、その声を聞いたおにいさんたちが恥ずかしそうに黙って片づけを始めるといった光景があります。
きく・たんぽぽさんは、おにいさんやおねえさんをじーっと観察し真似ようとするし、もも・ゆりさんたちは、きく・たんぽぽさんに恥ずかしくないような行動をしようとする。そんな姿を見ると、みんな頑張っていて、いろいろな環境の中でこうして成長していくのだなと思いました。
そして、遊びの中でも子ども達の成長がたくさんあります。
朝の集いが終わり、真っ先にラキューの場所に向かって何やら黙々と作り始めた、もも組の○○くん。しばらくして声を掛けると「先生、これ時計の針!」と言って見せてくれてその針を手でくるくると回してくれました。
「先生がいいもの作ってあげる」と空き箱を持ってきて、箱の中に数字を書きました。
すると、何人か集まり、「これが園庭に出られる時間!」「これがおやつの時間!」などと
いいながら楽しそうにおしゃべりしていました。
今までは、空想の世界の物を作ることが多かったのですが、実際にある物を想像したり、見たりしながら作っていることも大きな変化でした。そして、ほんの少し前までは、時間にはあまり意識がなく、保育士のかけ声で行動するといった様子だったのに、行動と時間を結び付けて意識していることも大きな成長を感じ、うれしくなりました。
その後、□□くんが同じように時計の針を作りたくて、○○くんに「どうやって作るか教えて。」と声を掛け「いいよ。」と二人でラキューの机に向かっている姿もまた成長した姿でした。
日々、子どもたちと過ごす中で沢山の成長する姿にふれ、「すごいねー!」と共に喜べることや、感動をたくさんもらっている事を本当に幸せなことだと感じています。 H・T
ぼくにも教えて。
なわとびに挑戦。
◆たのしい! (ひまわりぐみ)
かぶの皮むき♪
今日は、味噌汁作りを行いました。
朝のお集りで今日の活動を子どもたちと共有していきましたが「やったー!」「小学校でも料理するんだよね!」「今日作ったやつ食べれるの?」などと、大喜びです。
子どもたちが行ったのは、だしをとるところから野菜の皮むき、包丁で切るところまで、そして最後に「おいしくなーれー!」と、魔法をかけること…。一つひとつとても真剣に取り組みます。
「◯◯ちゃん皮むくのじょうず!」「みてみて!こんなになっちゃった!」
友だちのことを褒めたり、喜びを共感しあったりと温かい関わりあいがたくさん見られましたが何よりも印象的だったのが子どもたちから出てくる「楽しい!」という言葉、そしてつきることのない笑顔です。
楽しいという気持ちが様々な事への意欲、探求心にもつながります。
子どもが夢中になれる場を保障してあげるということの大切さを改めて感じさせられました。
出きあがった味噌汁は今日の給食で食べました!
また一つ、楽しい思い出ができました。
T.N
むずかしいけどがんばりました!
みんなであじみ♪
Posted in 園のこだわり