◆3月30日(月)の子どもたち
2015年03月31日 火曜日
◆たくさんの喜び(つぼみ)
今日からまた一週間の始まりですね。と思えばつぼみぐみでの生活は今日と明日の2日間のみ。そう考えると今の12人で過ごすのも明日で終わってしまうのですね。クラスが分かれてしまうだけで交流はありますが、気持ち的に少しさみしいです。
気持ちを切り替えて、今日は今年度最後の避難訓練でした。放送がなっても驚かず泣く子もいませんでした。それもこの1年間の成長なんですね。園庭に避難になり、保育士の話をしっかり聞いて靴をはく姿はなんだかたくましく見え、園長先生の話にも耳を傾けて聞いていました。訓練が終わると子どもたちは遊び始めます。そんな中プールの方で〇くんが遊び始めました。すると次から次へと人数が増え、周りをぐるぐるとみんなで回っていました。追いかけて「ばあ!」と驚かしたりしていると子どもたちも真似をしてみたり、たくさんの笑顔を見せてくれました。その一瞬一瞬があって子どもたちが楽しんでいる姿、笑ってる姿を見るとほんとに気持ちがこちらも楽しくなります。日々の子どもたちには本当に感謝です。
目線を変えると□くんが持っていた石や木と会話をしているようでした。そんな姿も本当にかわいくて、どんな姿もかわいいつぼみ組の子どもたちです。
明日が終わったら、一番下のクラスではなく一つお兄さんお姉さんのクラスのふじぐみになります。今後も子どもたちと一緒に楽しい・嬉しい・悲しい・悔しいを感じながら一緒に成長していけたらいいなと感じました。
残りもパワフルかわいいつぼみ12人で楽しく過ごしたいです。
(K.E)
◆はるうらら*。(きく/ふじ)
靴を並べて裸足でレッツゴー☆
3月も最終週。今年度も残り2日となりました。時が過ぎるのは早いものです。・・・っと思っているのは私達大人だけなのでしょうか?子どもたちにとっては今も、4月からもそんなに変化を感じないのかな?どうなのかな?と気になるものです。
今週も元気に始まり、朝のミッキー体操を張り切ってやっていると途中で音楽が切れてしまい、「あれ?」と上を見上げ「ミッキーいなくなっちゃったねー」なんて話していたらサイレンの音。避難訓練の知らせです。
新しいお部屋での初めて避難訓練。すぐにみんな保育士の元へ駆け寄ってきて防災頭巾をかぶりました。「今、ぐらぐらーって地震来たんだよ」と話すと「ぐらぐらってなったの?」「こわいねー」と言いながらお部屋でしばらく静かに待機していました。その後は園庭へ避難しました。今までは出たらすぐ園庭だったのに、今度は階段を降りて園庭へ向かわなくてはなりません。園庭に行ったらみんな各々好きなところへ行ってしまうのではないかと心配していましたが、「きくぐみさんこっちだよー」と呼びかけると、ちゃんと保育士の周りに来て座ってくれたので驚きました。
なんとなく、避難訓練の話も聞いていたりいなかったりするものの、終わるまでちゃんと側にみんないてくれたことに成長を感じました。避難訓練の後はそのまま園庭で遊びました。
今日はポカポカ陽気で、早速靴を脱いで裸足で遊び始める子が何人かいました。脱いだ靴は並べてね。とお願いすると、ちゃんと並べて置いて行きました。今日は植木屋さんが木の剪定をしていて、園庭には大きな葉っぱや枝があって、引きずり出したり、上に乗っかってみたりと大喜びでした。
遊んでいる途中で〇くんが靴を履こうとしてると、◇くんが傍まで持って来てくれました。〇ちゃんが靴を片方なくしてしまうとそれを聞いていた☆ちゃんが「せんせいあったよー」と見つけて持って来てくれました。子どもたちは、自分の物だけでなく、お友達の物まで覚えているのですごいなぁと思いました。いつの間に、私たちの知らない間によく見ているんですね。そして、届てくれる優しい気持ちに嬉しくなります。
あたたかいお天気は、身も心も心地よい気分にさせます。遊びの幅も広がりますね。
裸足で遊んでいた子も多かったので、帰る前にタライにお水を入れて足をちゃぷちゃぷ洗ってさっぱり気分でお部屋に戻りました♪
(K*S)
ブランコ押してあげる♪
避難訓練上手に出来ました!
◆まねっこしてみたよ(たんぽぽ/ふじ)
温かな日差しに包まれ春本番なのか夏なのか分からなくなるほどのいいお天気に恵まれ、園庭へ行きたい気持ちを膨らませる子どもたち。
ミッキー体操は皆のお楽しみ、体操が始まるのを伝えに、保育者が「ミッキー始まるよ」とおままごとをしている子どもたちに声を掛けていると、〇〇君が沢山のご飯の写真がはられているメニューを△△君に広げて見せていました。すると△△君もそのメニューを見て指を指して二人で顔を見合わせ笑っていました。
その後避難訓練があり園庭へ、そのまま遊びだすと、初めは靴下も靴も履いていたのですが、お友だちが脱ぐ姿を見て、脱ぎ裸足で遊んでる様子が見られました。
暖かさに誘われて水道へ集まってくると器用に水道をひねり水遊び開始。
お兄さん・お姉さんたちがやっている様子を見て記憶していた様で、ザルに入れた砂に水を入れてジャージャー洗うのを楽しんでいました。
横のトンネルすべり台でも、お兄さんお姉さんのように縄跳びを持ってきて、木の手すりに結び付けている様子を保育者が観察していると、結んでいた◇◇ちゃんが「みてみてじょうず」と聞いてきたので、「上手だよすごいね~」と返事をするとニコニコでまた結ぶのを楽しんでいました。
お兄さんお姉さんたちが遊ぶ姿を観察し、別の日に思い出してお友だち同士で遊んでいる様子を見かけ、これからたくさんの遊びが広がっていくのを楽しみに感じました。
(M・Y)
◆優しい気持ち(うみ/きく・たんぽぽ)
防災頭巾を被り、園庭に避難しました
今日は、春のようなお天気になりました。「お休みでね、お花見してきたの」と言う子も。きっと、きれいな桜だったことでしょう。園庭のしだれざくらも、とってもきれいに咲いています。
朝の会を終え少ししたころ、避難訓練がありました。幼児クラスのお部屋になってから初めての訓練。地震ということもあり、机の下にあわてて隠れるお兄さんお姉さんの姿を見て、一緒になって机の下に入り込む◎君や△君。どうしてよいかわからずに佇む★ちゃんを机の下に呼んであげるお姉さん。
そんなこんなで、とりあえず無事に避難。避難が解除され、ホッとしたのもつかの間。火事の放送が・・・防災頭巾を被って、園庭へ避難しました。
ちょっぴり大きな防災頭巾。自分たちで上手に抑えながら、きちんと避難ができました。園庭で避難の際の『おかしも』の約束も確認しました。
訓練後は、それぞれが好きな場所で遊びました。
電車で遊んでいた◎君と●君。黒い電車が使いたい◎君は、●君に交渉していました。悩んでいた●君。「これでいい?」と差し出したのは、赤い電車。「それじゃないんだよ」と言われ、「じゃあ、いいよ」とすぐに黒い電車を貸してあげていました。◎君は「ありがとう」としっかりお礼も言っていました。
子供同士で思いを伝えあい、「ありがとう」「どういたしまして」とやり取りまできちんとできる姿に成長を感じます。
園庭ではかたつむりやナメクジを見つけて喜ぶ男児達。給食の音楽が流れた時、どうするかな?と思っていたら、「お部屋は、お友達いないから、おうちに帰してあげるの」と必死で探したカタツムリやナメクジを、元の土に帰してあげていました。「きっと、ママがいいからね」と※君。※君のママへの思いも一緒に伝わってきて暖かい気持ちになりました。
心もからだも確実に成長している子供たち。優しい気持ちがたくさん育っていることがとてもうれしいです。(M.C)
「ナメクジさん、ママのところに帰してあげるの」
◆ピタゴラスイッチ (にじ/きく・たんぽぽ)
朝の会が終わったあと、遊び始めたとたん、ジリリリリ!の音。避難訓練です。幼児グループになってから初めての訓練でしたが、とっても落ち着いている姿に安心しました。上履きを履いての避難も初めて。えっ、このままお外に出ていいの?と戸惑う表情も見られましたが、声をかけるとそのまま外へ。帰りは、玄関でぞうきんの上でトントンして、上履きの裏を綺麗にするところまで上手にできました。
その後、室内、園庭で遊びました。ブロック・積み木ゾーンにいた数人。○くんは、四角の積み木を高くつなげて、そこから押入れの2段目にかけて、長い積み木を繋げて・・・。円柱型の積み木を奥から転がそうとしています。「ピタゴラスイッチみたい!」と声をかけると、本人もそのつもりだったのか、「ピタゴラスイッチ♪」と歌いながら、積み木を転がしました。繋げた積み木の上をころころと転がるイメージだったのでしょうか。実際はなかなか上手くいかず、高く積み上げたところが何度も崩れてしまったり、転がした積み木が別のところへ転がっていってしまったりでしたが、その発想には驚きました。
表面が溝になっていたり、先の部分に穴が空いていて、繋げた上をビー玉を転がして楽しむ積み木があるので、今度はぜひその積み木を提供してみたいと思います。
ブロックをしている◎くんと△くんは、長いブロックを取り合ってケンカ。ペチペチと叩き合い、「もう◎くんきらい!」とお互いに言い合っていたそのすぐ後に、今度は仲良くお話しながら、遊んでいます。それまでは、あまり関わりのなかった二人。関わりが出てきたからこそ、トラブルが起き、そのトラブルで本音で関わるからこそ、関わりがより深まる・・・という子どもの人間関係を改めて見たような気がしました。
(T.M)
避難訓練。 お話をしっかり聞いています。
◆身近な自然の中で(そら/きく・たんぽぽ)
プランターの下が怪しいぞ
朝の会で先週末、園庭でバッタを見つけた話題に「どのへんにいた?」目が輝く子ども達。園庭に出て「どの辺かなー」と花壇を覗き込み、さっそく「見てみて、ありがいたよー」どれどれ見せてと集まる子ども。「てんと虫いるよ-」に今度は築山へ。きく、たんぽぽ組の様子にあっちからこっちから、もも、ゆり組も加わって、てんとう虫観察。「色が黄色いねー」「羽に点々模様があるから、やっぱりてんと虫かな?」と手にのせている、お兄さんの腕に登っていく虫を、自分も触りたくてウズウズしてきた子が順番を競って手を出して来ます。その脇でおっかなびっくりと覗き込む子。今日は、バッタには会えないのかなーと思いながら「この辺どーかな?」と私も手を貸しながら、プランターを避けて見ると出てきた出てきた・・・。子ども達は、かたつむりに、なめくじに歓声を上げながら手に取って、カップに入れて夢中。また一つプランターを避けて見ると。今度は幼虫を見つけて、「カブトムシなんじゃない?」「似てるけど小さくない?」「噛まれるよ」の声に慌てて手を引っ込める子。「なんだこれー」と〇君の見つけたのは、蛹。どーやら、オオスカシバの蛹の様です。以前、うみグループで育てていた蛹に似ています。しばらく観察して、そーっと土の中にかえし、また後で見ようねと言いながら・・・。
身近な自然の中に見つけた発見を、驚き、楽しみ、親しむ子ども達の表情に、こうして日々開放される心の中にかけがえのないものが宿っていることを感じます。(y.N)
◆こおりおに (うみグループ)
今日は暑いくらいにいい天気になりました。
朝の集まりでは、お休みの時なにをしていたか聞いてみました。
「こうえんであそんだ!そのとき○くんや△ちゃんや□くんにもあった!」というと、
「あっあったよね!!」と喜んだり、「☆くんちいってあそんだ!」、「うん!いった!!」などお休みの話は盛り上がりました。
それから今日はなにしてあそぶ?と聞きました。
「ブランコやりたい!」や「ひまわり組のともだちも一緒にこおり鬼やりたい!」
と発表してくれました。
ひまわり組は今日、明日で保育園を卒園になってしまうためたくさん遊ぼうねというと、「じゃこんどは私達がひまわりだね!」と気を引き締める子と「さみしいな」と別れを悲しむ子と様々でした。
朝の集まりを終え、ミッキー体操が流れみんなで体操をしていると、地震の訓練放送が流れました。
子どもたちは保育者の話を聞き、無事机の下に避難する事が出来ました。
そのあとの園庭への避難も上手に行うことができました。
部屋に戻ると、すぐに園庭に行ける時間になり走っていきました。
園庭に行くと、早速ひまわり組の子たちに声を掛けて回りました。
しかし、ひまわり組の子も今やっている遊びに夢中なのか断られてしまいました。
「最初はぼくたちでやってようか」と少し落ち込み気味になってしまいます。
それでも氷鬼が始まると笑顔で逃げ回る姿に安心しました。
しばらくすると、ひまわり組の子から「いれて!」と声が掛かるようになり、気づくと15人ほど集まっていました。
チャイムがなり、部屋に戻る時「あーきょうのこおり鬼は楽しかったな!」という言葉には思わず涙声で答えてしまいました。
ひまわり組と離れるという悲しい気持ちは子どもたちも同じようにある事に気づきました。
今日、明日と最高の思い出を作っていきたいと思います。
(A.Y)
◆シャボン玉(にじぐるーぷ)
年長さん遊んでる〜☆
今日は室内遊び中に実験の話をしていた子どもがおりました。
子ども達と実験の本を見てどんな実験が良いか話し合い、絵の具の実験だったりプラスチックの実験だったりと色んな題材がありましたが今すぐ出来る物は「シャボン玉の実験」という事に決まりました。
そして、実験の準備も一緒にしていきました。
ストローの種類(先の形や細い物)やシャボン玉を飛ばす道具だったりを作成し、形状によって泡の出方が違うことや、吹き方によって(強弱)違うことなど何度もなんども行い感動していました。
石鹸水の作り方は砂糖やメープルシロップを入れると泡が硬いものができるようです。
シャボン玉は300年以上も前から子どもの遊び道具でした。
シャボンはポルトガル語で石鹸という意味といいます。
石鹸が作られたのは今から5000年前の事で、汚れを落とすためではなく肌の病気を治す薬として使われていたそうです。日本に持ち込んでくれたのはポルトガル人かオランダ人といわれています。
今では手ごろに手に入りますが昔は高価なものだった事も話していきました。
色々な物のルーツを知る事で今を知れますね 。
k★y
◆クッピーのともだち(そらグループ)
こおりおにするよー!
今日はとても気持ちがいい天気ですね。朝の共有の時間では、育子園に来るまでに見た桜の話をしました。濃いピンクや薄いピンク色の桜を見たと言って喜んでいる子どもがいました。みんなでお花見をしても楽しそうですね。土曜保育に来ていた〇くんのバッタを見つけた話を聞くと、子どもたちは驚いて早く園庭に行きたそうな様子でした。
しばらくすると、地震の避難訓練の放送が入りました。落ち着いて放送を聞き、テーブルの下にかくれる子どもたち。その後の放送もよく聞き、無事にみんなで園庭へ避難することができました。
園庭で遊べる時間になると、もも組の子どもたちに氷鬼をやろうと誘われました。しばらくみんなで走りまわっていると、その様子を見ていたゆり組の子どもたちが「いーれーて!」と言ってきました。いつもはもも組の子どもたちが仲間に入れてと頼むことが多かったので、もも組の子どもたちは嬉しそうに「いーいーよ!」と答えていました。やっぱりお兄さんたちはかくれるのが上手くてなかなか見つかりませんでしたが、張り切って探す姿がとてもほほえましかったです。
園庭の一部では業者の人が木を切っていました。もちろん子どもたちは興味津々で見ています。少し離れた小高い山の上に座って作業の様子を見ていた〇くんは、「すごいねー」と感心しています。上を眺めていると、桜が咲いた木を見つけ「せんせい、みて!さくらさいてるよ!」と感激していました。いろんなものを発見し、何を見ても心を動かすことのできる〇くん、素敵だなぁと感じました。
園庭から戻ると、ゆり組の△くんが「くっぴー(カタツムリ)のおともだち、できたよ」と言ってきました。話を聞いてみると、きく・たんぽぽ組の友だちと一緒に探して見つけたようで、名前はどうしようかと早速みんなで相談し合っていました。最近、お家からカタツムリのエサになるものを持ってくる子がいたり、特徴を調べてくる子がいたりと、生き物に対しての思いやりが溢れている子どもたちの姿に感動させられます。今後の子どもたちの姿も見守っていきたいと思います。
(N.M)
◆なにかに役立てよう(ひまわり組)
今日はとっても良い天気に恵まれて、「なんだか夏がきたみたい」と子どもたちはシャツを脱いだり腕まくりをしながら遊んでいました。
園庭に出ると木を伐採していて、たくさんの木の枝がつみあげられていました。
子どもたちはその上に乗ったり、跳ねたり様々な形の枝を見つけて、「魔女の杖みたい!」枝をオールに見立てて「船だよ」と言いながら遊んでいました。
少し危ないなと思いながらも子どもたちの発想力に驚かされながら見守ることにしました。
みんなが乗っかっているうちに、木の枝がつぶれてクッションのようになり、寝ころがる子もいて、そこからお家づくりが始まりました。
ふと、〇くんが「この木どうするんだろう?」と聞いてきたので、「工事のおじさんがもって行ってくれるんじゃないかな?」と答えると「えーせっかく年長さんのお家作ったのに」と残念そうでした。
どんどん木の枝が切られ、それを運ぶ手伝いをする子もいました。
コンビネーションの中に運んだり、木の枝の山に運んだりと二手に分かれていたので、「何かつくってるの?」と聞くと、コンビネーションの中にもお家を作っているようでした。
その中には勉強机もあるそうで、年長さんらしい家づくりになっていました。
△ちゃんは「木さんが切られてかわいそうだから、なにか作って役立てようと思ったんだ!」と作っている理由も話してくれました。
普段から様々な素材に触れながら遊んできた中で、自然や物の大切さも感じていたのだなと嬉しくなりました。
子どもたちから改めて自然や物の大切さを感じることができました。(B・K)
Posted in 園のこだわり