◆2月6日(金)の子どもたち
2015年02月07日 土曜日
◆自信(つぼみ)
うんとこしょ
昨日お話組木の『おおきなかぶ』を見たので今朝は絵本で『おおきなかぶ』を楽しみたいなあと思って用意していました。
いつもより少し長いお話の絵本。絵本として『おおきなかぶ』は初めて読みましたが、昨日と同じ「うんとこしょ どっこいしょ」の部分では保育者のマネをしてカブを抜く動作をしてくれたり、それっぽく言ってくれたりと様々な反応が見られました。
日々のつながりが見られることはおもしろいですね!
さて昨日のみぞれ?で園庭は濡れているのかな?と思い、コンクリートの波羅蜜橋までお散歩に。久しぶりのお散歩カーに子どもたちも少し興奮気味です。道中もさまざまな車を見つけ手を振る子どもたち。道行く人にたくさん「かわいいわねえ」と声を掛けてもらい得意顔で手を振る姿は笑ってしまいます。
波羅蜜橋は少し地面が濡れて、そこに日が当たって輝いていました。お散歩カーから降りた子どもたちが思わず走り出してしまうほど。〇ちゃんがベンチの裏側に回ると☆ちゃんは「おーい」と両手を振っています。気づいた〇ちゃんも「おーい」と両手を振って応え、それから2人は近づいて一緒に奥の方まで走り出しました。するとベンチの上に登り背もたれの部分に腰をかけ2人で座ります。しばらくしてベンチから降りようとするのですが保育者に助けを求めます。「どうやったら降りられるかな?ここで見ているよ。」と伝えるとコックリとうなずき、足を伸ばしてみたり横にずれてみたり。試行錯誤の末、『うしろむきで降りればいいんだ』と気付いたようで慎重に降りることができました。
自分で考えて経験してみることで自信につながっていきます。子どもたちにたくさんの自信をつけてもらいたいと思っています。(kh)
しゃぼんだま気になる
『もっと』が上手に言えるようになりました。
◆初挑戦 (つぼみ ふじ1)
ゆらゆら揺れる橋
今日は和田公園へお散歩に行きました。昨日は雪か雨かの天気でした。和田公園は他の園のお友だちが誰もいなくて、つぼみ・ふじ①くみさんだけ。砂場、遊具、広場を独占して遊べました。そのため、いつも遊具に他園のお友だちがいて遠慮をしていたのか、いつもは砂場にみんな集合して遊び、他園のお友だちのスキをみてすべり台などをしていましたが、今日は真っ先に遊具に行く子がいました。すべり台、シュー、揺れる橋にも挑戦。横のチェーンにつかまりながら、慎重に渡っていました。更に隣には、丸太がぶら下がった、もっとユラユラ揺れる橋があります。どうしてもそこを渡ろうとする〇くんは、初めは保育士と手をつないで少し渡ってもどり。また行こうと手を引くので、試しに一人で渡れるか見守ってみました。もちろんいつでもキャッチできるところで見守りながら。すると、横の木の手すりにつかまりながら、上手にバランスをとり、一歩一歩足をだし、丸太を二つほど渡ることができました。「すごいね~!」と思わず声をかけると、本人も「すごいね~」と。オウム返しの言葉かもしれませんがつぶやいていました。そんな余裕も見せ、〇くんの初チャレンジは終了しました。
いつもより静かな公園で独占して遊べたので、広場で追いかけっこをして走りまわったり、ベンチによじ登ったり、遊具の下に隠れてみたりと、他にもいつも出来ない体験をすることができました。また体力がついたら、いろんなことができますね。楽しみです。(Y.T)
更に揺れる丸太の橋
やっぱり砂場
◆ドロドロ、グチャグチャってなんのこと (ふじ2)
園庭に出ると、昨日の雨と雪で地面はドロドロ状態でした。大人は真っ先に『わ~、今日はズボンが汚れるぞー』と思ってしまうのですが、子どもたちは全く気にさずドロドロの中を走り去っていきます。山の上からもお尻を着いて滑り降りてくる姿は、見事です。車が濡れていようとドカンと座り、すべり台だってドロドロの靴で滑るものだからその泥をお尻で拭き取っていくようなものです。たくましいとしか言い様がありません。靴もドロドロの土の上を歩き回り、グチャグチャになっています。ズボンもやっぱりドロドロが着いて真っ黒になっていきました。『お母さんたち洗濯、大変だろうなあ』という思いが頭を過るのですが、子どもたちは笑顔で楽しんでいます。でも、これが子どもたちの勲章のようなものです。子どもたちにそのドロドロになっている滑り台を滑るようにというお誘いを受けましたが、遠慮させていただきました。汚れることを気にしていては、楽しいことが出来ないですね。子どもたちの偉大さを改めて感じました。 M.k
◆園庭で遊んだよ(ふじ3)
今日まずは園庭にでて子どもたちが探し始めたのは氷。
氷捜索隊になり、「こっちにいないね」「あったよ」と門の方にある山へ。「つめたいね」と触ってみるみんな。「こっちだよ」とスコップを持って登り氷山を探索。どろどろになっても気にしない〇君。どんどんすべりながらも登り、頂上でスコップで氷取りをしていました。その姿を見た▼君。「僕も」と〇君を模倣して氷山登頂に挑戦。慎重に登るものの途中ですべってしまい手と足をついて、登頂よりも泥で汚れてしまったことにショックを受け下山。「これこれ」と手を見せ、ズボンを指差し困惑気味。手を洗いに行くとニコニコでしたが、まだズボンに泥がついていることが気になり、なかなか遊び込めずにいました。しかし、大好きな車の玩具を見つけると少しずつ遊べていました。これも個性ですね。
サルの置物の頭に砂をかける遊びをしていた◇ちゃん。そこへお友だちも加わり、一緒に砂をかけていました。以前はそこまでで遊びは終わっていましたが、今日は2人でサルの頭に乗った砂に息を「ふー」とかけて砂を落とす遊びに発展していました。バースデーケーキのロウソク消しみたいですね。
◎君はウッドデッキのジャンプが得意。段差があろうがピョンピョンとんでいきます。その姿を見た★ちゃんは私もと挑戦しますが勇気がでず、「できないよ」と一回地面に降りてから次のウッドデッキに乗るを繰り返していました。そこで◎君は「★ちゃんおいで」「こうやるんだよ」と見本を見せ始めてくれました。★ちゃんも真剣にやり方を見ます。「★ちゃんやってごらんよ」と◎君に言われ★ちゃんもチャレンジ。保育士が関わると「できないー」と泣いてしまい援助を求める★ちゃんも「あれ?まだできないよ」と少し照れ笑いで◎君に伝えていました。ホッコリする光景ですね。子ども同士で切磋琢磨する姿。ここで大人が関与してしまったら★ちゃんの意欲、◎君のお友だちを思う心の成長が感じられなかったと思います。子ども同士の関わりを大に・・・。大事な事ですね。
(K☆H)
◆楽しみの広がり(ふじ4)
「あっ!こおり~」
昨日の雪は、積もらずとも子どもたちの心にはしっかりと残っていたようで、園庭に行く準備のときには「ゆきあるよー」「ゆきだるまあそぼー」とウキウキ♪いざ園庭に出てみると、雪はなく、、、でも、雪の寒さのおかげ様で、氷が張っていました。それを見つけると、壊れないようにそーっと持ち、でも、ぎゅっと握りすぎて、手に持っていられた時間は数秒。バリっと壊れてしまい、足元に落ちてしまいました。さぞ、残念がるだろうと思ったら、今度は落ちた氷をバリバリ踏むのが楽しいことをと発見し、地面に張っていた氷を片っ端から踏んで歩くのを楽しんでいました。
手に持っていたのが壊れてしまったことなど、誰も気になんてしていませんでした。
氷が粉々になるって時間が経つと・・・
水になって、辺りは大きな水たまり。水たまりがあると、興奮して、遊び始めるふじ4組。
遊び終わると、「せんせい、みてー。どろんこ」と笑いながら、とても嬉しそうに楽しさを報告に来てくれました。
今日はトランポリンが人気でした。
手を繋ぎ輪を作り、かけ声で『みんなで一斉に大きくジャンプをする』というみんなでタイミングを合わせる遊びをしてみました。『かけ声の前にジャンプはしない』とゆう暗黙のルールは、説明しなくてもなぜか一致。ジャンプのタイミングもバッチリです。そして、こちらが予測してなかったジャンプのあとに『倒れる』というオチも子どもたちの中で加わっていました。そのオチのタイミングもバッチリ合っていたのが可笑しかったです。
子どもたちの中では大きくジャンプすることよりも、そのあとの『オチ』の方が楽しいらしくて、倒れたあとに、互いの顔を見合わせてケラケラ笑っていました。
子どもたちは、こちらが少しのヒントを差し出すだけで、その楽しみを何倍にも広げることのできるプロですね。
e*y
この柱、シャベルで叩くとカンカンなるよ
どろんこ大好き♪
◆少しずつ(きく)
進級に向けて、きく組たんぽぽ組で合同で過ごすことに、少しずつ慣れてきている子どもたち。朝のおやつ、給食を食べる場所、席の違い、隣の席に誰が座るか、午睡の場所も一緒になることで、少々興奮気味であったりもしています。
紙芝居を朝の集まりで読もうとすると、自然と集まる子どもたち。紙芝居がちらっと見えると、「あっ、それ知ってる。くまさんとおじいさんが出てくるよね?」と以前読んだことを覚えているようで驚かされます。
休みの友達は?と聞けば、「〇〇くんと〇〇くん」とさらっと答え、友達の認識も出来ていると思うと、本当に素晴らしいなと思う毎日です。登園時の地面の凍結について、転んだりしなかったかどうかの話をすると、すぐに反応をしめして、自転車とママが転んじゃった、など色々な話もしてくれました。
園庭に出ようとすれば、靴の右左を確認したり、身支度も一人ひとりそれぞれのペースでしていきます。ちょっとしたことの環境の変化を感じながら生活をしている子どもたち。なんで、こんなに時間がかかっているのだろう、とか、落ち着かないのはなぜだろう、とか、よくよく考えるとそうか!!と思うことがあります。
3月になれば、移行期間ということで、進級準備が始まり、生活するすべての環境が変化していきます。ロッカー、タオルかけの場所を始め、生活する保育室、トイレの場所など大きな変化です。期待を膨らませると同時に不安も必ずつきものですが、子どものサインに気が付いて、少しでも安心して生活できるようにしていきたいと思います。少しずつ、焦らず、できないことも、困ったことも、不安なことも全部まるごと受け止めて、その時にその子どもにできる精一杯のことができるような関わりを大切にしていきたいと思います。(N・M)
◆お友達を想う優しい気持ち(たんぽぽ)
がんばって~と何本ものロープで引き上げています
積もると思われた雪も、全く残ることなく迎えた今日の晴天。
昨日の帰宅時、どんなお天気だったか朝の会でみんなに聞いてみました。
「雪が降っていたひと?」「はぁい」 「雨だったひと?」「はぁい」とよく思い出しながら手を挙げている子どもたち。
どちらにも手を挙げなかった〇君。「帰る時は、なんにも降ってなかったよ」と教えてくれました。昨日・今日・明日など時間の概念がしっかりと分かるようになるのはまだまだかなぁと思いつつ、一つひとつの関わりの中で丁寧に伝えていきたいなと思います。
朝の会で、「世界のおはなし」という本の中から2つのお話を読みました。読み終わり、「お天気もいいから園庭に行こう」という事に・・・
けれど、「まだ終わっていない」「オオカミのお話がいい」と数名の子が椅子に座ったまま動きませんでした。という事で、他の子どもたちが支度をする中『3匹のこぶた』を読みました。そして、読み終わった途端、「あ~終わったぁ」と◎ちゃん。満足顔で、園庭に行く準備を始めていました。
△君と☆君も同じように支度をはじめ、園庭へ。どうしても、「みんな同じように」「今はおしまいね」となってしまいがちですが、こうやって少し気持ちを汲むだけで満足して、スムーズにできるのだなぁと感じました。
園庭では、鉄棒に縄を括り付けてのブランコが人気。今日は、3人の子どもたちが並んでユラユラ楽しんでいました。交替し、うまく乗ることができずにいた※君。それを見ていた●君。「こうやると乗れるよ」と乗り方をアドバイス。
近くでは、転んでしまったお友達に「いたかった?だいじょうぶ?」と声を掛けたり・・・
困っているお友達を気遣う姿がたくさん見られるようになってきました。
自分だけではなく、お友達と一緒に・・・が楽しくなってきている中、こうやって優しさが育ってきているのは嬉しいです。
築山の所では、縄を使って下にいるお友達を引っ張り上げるという遊びで盛り上がっていました。「たすけて~」と下の方に寝そべる子を縄を使って「もうすこしだよ。頑張れ」と引っ張り頂上へ。
とっても楽しそうでした。まるで、消防士さんの訓練のようでした。
プールのあたりでは、昨日の雨が溜まって出来た氷拾いに夢中の男児たち。手を真っ赤にしながら「ここにもあった~」と小さな氷を集めていました。
まだまだ、保育士の側でべったりじっくり遊びたい子もいますが、お友達と遊ぶ楽しさをたくさん味わっている子もいて、その中でいろいろな経験をしていってほしいなと思います。(M.C)
なかなかうまく乗れなくて・・・お友達のアドバイスで、なんとか乗れました
氷拾いに夢中です
◆みんなで練習しよう! (うみグループ)
今日は、お部屋と園庭で遊びました。
子どもたちは思い思いの遊びを楽しみますが、そのようななか懇談会での発表に向けての取り組みも着々と行われていました。
朝のお集まりが終わると「せんせい!〇〇の練習したい!」「〇〇の準備したい!」と、笑顔で期待、やる気に満ち溢れる子どもたち。
懇談会に向けての取り組みも子どもたちのプロジェクトの一つ、遊びの選択の一つとなるよう提供していますが子どもたちの自発的な姿には、日々驚かされ見ているこちらまでワクワクさせられます。
どのようなものにするか…子ども同士話し合ったり実際に練習してみたりと集中して取り組む姿に感心させられますが、なかでも年齢関係なく意見を言ったり種目は違えど、発表という一つの目的に向かって心一つに協力して取り組む姿が印象的でした。
子どもたちに今の気持ちを聞いてみると…
「ママたちにかっこいいところ見せてあげたいんだ!」
「皆でこうやってやるの楽しい!」
などと、嬉しそうに教えてくれました。
様々な思いを胸に取り組む子どもたち…。これからも子ども一人ひとりの気持ちを大切に温かく見守っていきたいです。
T.N
◆富士山ですてきな一体感(にじぐるーぷ)
名前はふっきー団子です。
立春がすぎ待ちに待った春ですね。これから暖かくなるのが待ち遠しいですね。
今日は園庭で女の子グループが泥団子遊びをしていました。
□ちゃん「見てみて!沢山お団子できたよー。」保育士「沢山作れたね。すごいね。何団子なの?」□ちゃん「ふっきーだよ」保育士「ふっきー?どこかの名物なのかな?」。そういう名前のお団子があるのか。どこかの名物のお団子なのか考えてもわかりません。今度は隣の山を作っている△ちゃんに聞いてみました。保育士「山作ってるの?何山を作ってるの?」
△ちゃん「これはね、富士山だよ」□ちゃん「そうだよ。富士山なの。このお団子も富士山から作ったんだよ!」富士山から取った泥から作った泥団子。富士山団子から呼びやすい名前にしてふっきーとなったようです。子どもたちの柔軟な発想に驚き、お団子の名前もユーモアが溢れていてすてきだと思いました。
お団子作りが一段落したのか、4人で熱心に富士山作りを始めています。水をかけて固めたり、他から砂を持ってきて見たりと試行錯誤をしています。保育士「富士山はどこまで大きくするの?」子どもたち「ここまで!!」4人の気持ちが一致しており、「ここまで」の同じところを指し示す子どもたちの気持ちにすてきな一体感を感じました。
いろんなものを通して一体感を感じ、そこから、この遊び楽しかったな。またみんなとしてみたいなと思えるような環境作りや丁寧な関わり合いをしていきたいと思います。
(K.S)
先生「どのぐらい山は高くするの?」子どもたち「このぐらーーーい」
子どもたち「何かいいことがあったらタッチしようね!!今日は4人でタッチ!」
◆あそびかた (そらグループ)
保育士体験のおかあさんと。はっけよ~い。
昨日心配された大雪も降らず、今日も園庭とお部屋に分かれて元気にあそびました。
お部屋では、トランプとUNOが人気で、両方とも紙がボロボロになっていたので今日新しいものを出しました。朝の集まりで、そのことを話すと「やったー!」と大喜びです。
早速、もう一度トランプとUNOの大切な使い方をみんなと話しました。
「やぶらない。らくがきしない。ちゃんと片付ける。」などなど。どうしてそうしなければいけないのかも子どもたちに聞いてみました。
「カードがかわいそうだから。」「使えなくなるから。」「みんなで使うものだから。」
日頃、自分で考え行動している子どもたちですが、ともすると、自分の思いが先行してしまい周りのことを考えることが希薄になりがちなので、「みんなでつかうもの。」という答えが出たときには子どもたちの成長を感じました。
そして、園庭ではとてもユニークな光景を目にしました。
あるゆり組の男の子たちが、フェンスごしに外を通る人に声をかけていました。
何を話しているのかと思ったら、今ブレイクしているお笑いのネタ「ちょっと待って、ちょっと待って、お兄さ~ん♪ラッスンゴレライってなんですの?」と言って声をかけているのです。しばらく見ていたら、外国人のひとがランニングをしながら通りかかると、「ちょっと待って、ちょっと待って、外国人さ~ん♪」とその人に合わせて呼びかけています。
通りかかった見知らぬ人たちも、笑顔で手を振ってくれたり、「なんですの?」とかえしてくれたり、子どもたちは楽しかったようです。
見知らぬ人たちとの、つかの間の交流でした。 H・T
みんなの物
交流中。
Posted in 園のこだわり