無常
2015年01月23日 金曜日
毎日勤務を終え、地元で電車を降り家まで歩く途中に、ほっとする時間があります。
特に晴れの日は最高です。夜空を見上げると星がキラキラ光っていて綺麗で、私の心も癒されます。そしてもう一つ動いる光があり、静かな音と共に遠くに消えて行きます。
この大空は日本中、そして世界中まで繋がっている事を思うと嬉しくなります。その時ふと「この光に乗ったら母の待っ北の故郷へ帰るれる・・・・。最終便かな~」と思ながら、目を開き現実に戻ります。
実は昨日は、知人のMさんとのお別れ、そしてその後、地域の新年会参加と、一日にして悲しみと喜びがあり、頭の切り替えに複雑な日でした。
そんな中、夜空を見上げながら、昨年5月にMさんに「還暦おめでとう!」のお祝いの言葉をかけ「ありがとう!!」の返事と共に、逆に私を気遣ってくれ「無理をしないで、身体にきをつけてね!!」と言ってくれたMさんを思い出し、永遠のお別れに涙が止まらず、その後やっと気持ちを切り替えて新年会と向かいました。
本当に人の命は無常であり、残されたものはその悲しみを乗り越えながら、ご恩を忘れずにこれからも前向きに、今日を、そして今を大切に、自然に生かされていることへの感謝の気持ちを忘れないように・・・・、と心に強く思う一日でした。
園長
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