たまにはね・・・
2015年01月30日 金曜日
ある土曜日の午後、年長の子どもたちがホールで遊動車に乗って遊んでいました。
いつもは、0,1歳児さんが遊んでいる遊動車で3歳以上はほとんど遊ぶ機会がありません。しかし、土曜日で子どもたちも少ないため、「今日は特別に使っていいよ」という事になったようです。
普段遊べないだけに、子どもたちは夢中になって遊んでいます。その中でNちゃんが、遊動車に乗ったまま事務室のドアをノックしました。
「何か御用ですか?」と尋ねると「この車は充電式なの。そして、暗証番号を押して、小さな声で『動け』って言うと走るんだよ。暗証番号はね・・・・・」とこっそり教えてくれ、うれしそうに発進していきました。
0,1歳児さんの遊び方とは明らかに違います。いろいろな想像力を働かせ、より楽しもうとするNちゃんを見て、確かに年齢、発達を考え作られた玩具ですが、時には『対象年齢○歳~□歳』という大人が考えた枠に縛られず、子どもたち自身が遊び方、使い方を決める事も必要だなと感じました。
そのためにも、子どもたちの姿をしっかりと見守る大人の姿勢も大切にしていきたいと思います。
保育主任
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